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家族の肖像

家族の肖像

サンプル

アトリエヘリコプター(東京都)

2008/08/22 (金) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★

劇場だけでも見る価値有り
劇場となっているアトリエ?がとても良い感じです。
劇中の客席がまた良い感じにライトが当たって幻想的・・・!?
これだけでも来た甲斐があったってもんだ。

劇内容は、正にフライヤーのイメージ通りって感じでした。
年食ってる方ほど評価が高くなりそうな予感。

ネタバレBOX

これは登場人物の誰かに感情移入して見るのが正しい見方?なんだと思う。
いろいろな「私」になりえる登場人物が登場する。

が、誰にも感情移入できず、なにか波に乗り損ねた感あり。。。

劇中もずーっとセットに感心してました。
アスレチックみたいで、下手したら壊れそうな観客席こそ、最大の見せ物、、、なのかもしれません。
真説・多い日も安心

真説・多い日も安心

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2008/08/21 (木) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★★

捻じ伏せられます
もう、そういうものだから!という潔さがすごい。
数が多いってすごいんだなとも思った。

ネタバレBOX

七味さんが抜群に素敵。とくに、どハナと〆
つまり、あのセリフ一連のテクニックというか、ぶれのなさ
素晴らしい。
殺陣はいまひとつ。

他、印象に残ったのは
やはり劇団員が多い。のが、柿のすごいところか。
由比正雪 ゆいしょうせつ

由比正雪 ゆいしょうせつ

流山児★事務所

本多劇場(東京都)

2008/08/09 (土) ~ 2008/08/12 (火)公演終了

満足度★★★

匿名の英雄
〈原風景〉の演劇化を目指していたのだと思う。過剰な「名付け」にこだわっていた私たちは実は「名付け」によって失われたものにこそ目を凝らすべきなのかもしれない。名付けから滑り落ちることの中に真実がある。名付けや人称にこだわることは滑稽なのだ。無名の中にこそ真実は立ち現れる。だが私たちはそのかすかに見えてきたものにもすぐ「名」を付けたがるのだが(笑)。近代を超える時代劇なのだと思う。スゴイ脚本だ。
だが、この公演が成功したかは疑問だ。時代に抗して観客を巻込むほどのエネルギーが感じられなかった。この40年の日本の歩みはまさに逆向きだったのだから。吹雪をものともせぬ凄まじいばかりの団結力(?)が必要だった。
 

真説・多い日も安心

真説・多い日も安心

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2008/08/21 (木) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★

「俺を縛れ!」の方が
面白かったけど、圧倒されるエネルギーはやはり見る価値あると思う。
七味さんがよかった。

ルドンの黙示

ルドンの黙示

アロッタファジャイナ

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2008/08/20 (水) ~ 2008/08/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

壮大なテーマでしょう。
初めて新国立劇場小劇場に行ったけれど、本当に素晴らしい空間ですね。
とにかくどの席からも見やすい。
前の席の頭が気にならない。あれならメットを被った人が目の前に座っても怒らないです。。


で、芝居。

いあいあ、思っていた以上に素晴らしい作品でした。
この作品はルドンが作り上げた小説が軸になっています。

ルドンの死後、今度はルドンの母親が未完成だったルドンの小説を受け継ぎ、書き続けます。



以下はネタバレBOXに。。




ネタバレBOX

ルドンの死を自分の責任だと感じていた母親もルドン同様、「この世の終わり」をテーマに不幸な小説を書き続けていましたが、精神疾患で入院中に、ある担当医のお陰でその闇から開放されます。

そうして閉ざされた心が開放された母親は「世界の終わり」から「終わらない世界」を書けるようになります。


少年ルドンの小説から母親が書いた小説に沿って演じられた芝居です。

それから、役者の衣装が素敵です。
そしてそして極めつけはかりんさん奏でる二十五弦箏の幻想的な調べと、玉井夕海さんが歌う繊細で透き通るような美しい声です。

この響きを聞いただけでここに来てよかった!と感じさせてくれます。

上演前、この音楽に合わせてキャストが軽快にダンスするシーンがありますが、こちらもひじょうに素晴らしい。
観ていてパラダイスな気持ちになるのでした。。




さて、物語は世界を支配する帝国シハージャと辺境の国ドレ、虐げられる民・カソーミの3者の戦争と『世界の終わり』を書くルドン少年をリンクさせながら進みます。


シハージャの将軍ケアルガ(篠田光亮)は世界を支配する為には殺人という手段を選ばない方法で強大な大国を保って来ました。
ところが、その妹でシハージャの次期女王・マリア(満島ひかり)はそんな兄に疑問を感じ「身分の差のない、分け隔てのない世界」を夢見ます。それに共感するドレ国の家臣イズワル(川口覚)と恋仲になりますが、将軍ケアルガの策略によりイズワルは怪我を負ってしまいます。
その看護に尽力を尽くしたカソーミの族長のマレア(安川結花)とも恋仲になります。


やがて戦争は激化し、ドレと虐げられた現状を打開しようとするカソーミが手を組み、シハージャと全面対決の様相になるも、将軍ケアルガの巧みな罠と策略で暗転します。


一方、マリアは戦争と言う現実の中で可愛い純粋な女性から帝国シハージャの冷酷で残忍な女王へと変貌してしまいますが、その悪魔のような変貌ぶりが美しいです。
残忍な美しさ!
圧巻です!
セリフ回しといい、表情といい、ゾクゾクしました。
実力のアル演技派です。
可愛いだけじゃないです。
素晴らしい女優です。


「人間は一人一人違っているもの、身分の差、生きた環境の差を埋める事は出来ない!」と言い放ち、シハージャへ反乱するものすべてを取り押さえ、秩序を乱すものは処刑するよう命じます。
更に、世界を支配する者は二人もいらない。と将軍ケアルガを殺してしまいます。


場面は変わって・・・ルドン(柳浩太郎)の死後、小説を受け継いだ母親は希望に目覚め「終わらない世界」を書きます。

それによって、死んだはずのカソーミの族長のマレアが生き返りますが、この場面、甦りの演出がとても美しく素敵です。
ライトの演出効果と二十五弦箏と歌が絶妙でした。


場面から他の場面へ移行する展開がスピーディで間がありませんが、逆に間の無い空間の持っていき方が上手いです。
更に、「今はこういう場面です!」といったナビゲーター付きなのでひじょうに分かりやすい。



一つ残念だったのは役柄に見合った年配のキャストが居なかったこと。
重厚さを演出する為にもそれなりのキャストを起用して欲しかった。



ルドンの母親を演じたキャスト・・・ひじょうに素晴らしい演技でした。
地味な演技でしたが表情が素晴らしい。


今回は脇役はいません。
全員のキャストが素晴らしかった。。



物語の密度もルドン少年の『世界の終わり』から時は始まって『終わらない世界』に繋ぐという完成された脚本でした。



本当に素晴らしい舞台を観ました!(^0^)
ブラボーーー!!!




真説・多い日も安心

真説・多い日も安心

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2008/08/21 (木) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★

自由
面白かったー。
笑い通した。
あの自由さには本当に憧れる。
下品なのに下品さだけに頼らず、ちゃんとテクニックで攻めているところが良かった。

でも最初と最後は客に丸投げし過ぎだと思った。

箱庭円舞曲の須貝さんが好きだった。

地獄のKiosk

地獄のKiosk

スパンドレル/レンジ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/08/21 (木) ~ 2008/08/25 (月)公演終了

満足度

よくわからない部分が多すぎて
暗いままでなんとなく進み、大筋が掴めずに終わってしまった。同じようなことを繰り返しているように思えて、時間が長かった。

ネタバレBOX

途中で殺されちゃったのに復活した男の人とか、自分の肉を息子に食べさせて死んだのに生き返ったお母さんのエピソードとか、おどろおどろしいことを挟むのに、結局みんな地上の明るい世界にあこがれるって言う中途半端さ。地下の世界の暗黒面を地獄という形で表すならもっともっと気味悪くてもよかったのに。変に地上を目指しちゃうから、感情とかが見えてしまって何が言いたいのかよくわからなくなってる感じが。
49日後・・・

49日後・・・

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2008/04/12 (土) ~ 2008/05/06 (火)公演終了

満足度

なんだろうね
いまいち理解出来ませんでしたね。

どん底

どん底

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2008/04/06 (日) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

満足度★★★★

凄いねぇ
これだから、KERA作品は外せませんね。

よくちゃんとやるよなぁ、こういう古典。
すげぇ。

空中ブランコ

空中ブランコ

アトリエ・ダンカン

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2008/04/20 (日) ~ 2008/05/05 (月)公演終了

満足度★★

ムムム
原作から、面白さをそぎ落とした感じ、でしたね。

鶴瓶噺 2008

鶴瓶噺 2008

アタリ・パフォーマンス

世田谷パブリックシアター(東京都)

2008/04/17 (木) ~ 2008/04/21 (月)公演終了

満足度★★★

恒例
いつもながらに楽しかったですね。

ミュージカル「SEMPO」

ミュージカル「SEMPO」

ライズ・プロデュース

新国立劇場 中劇場(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/22 (火)公演終了

満足度★★★★

難しかったでしょうね
題材は素晴らしい、が為に、
ちゃんと演出、演技しないといけない。
そういうプレッシャーがあったはずです。

よく頑張ったってカンジですね。

尋常人間ゼロ

尋常人間ゼロ

吉本興業

本多劇場(東京都)

2008/03/28 (金) ~ 2008/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★

おぉ
なかなか面白いですな。
ネームバリューだけでダメな演劇に比べれば数段良いです。

燻し銀河

燻し銀河

ネルケプランニング

天王洲 銀河劇場(東京都)

2008/03/26 (水) ~ 2008/03/30 (日)公演終了

満足度

不明
何がしたかったんだ??

幕末純情伝

幕末純情伝

松竹

新橋演舞場(東京都)

2008/08/13 (水) ~ 2008/08/27 (水)公演終了

満足度★★★

微妙・・・
つか作品は初見なのでこれが本領発揮の作品なのか
分かりませんが、
う~ん、、消化不良だな。。

新橋演舞場でやるような作品には思えません。
せいぜいグローブ座かな。

何が言いたかったのか?となると
メッセージ性は感じられます。
が、そこにこの幕末という背景や坂本竜馬などの人物が
必要だったのか、というと微妙ですね。
あと、演劇単体として見てもパワー不足の感が否めません。
あぁ、何かやってるな程度で、役者が楽しんでやっている、打ちこんでいるという感触が得られませんでした。

演技、演出が浅いというか。。


時間:80分、25分休憩、80分

ネタバレBOX

最後、垂れ幕が降りて来て、そこにはフランス革命の絵が。
でなぜか長淵剛の「乾杯」が流れ
最後の最後に菅野よう子の「Tank!」をミュージックにダンスです。

何が魅せたかったのかな?
スウィング!

スウィング!

テレビ朝日

Bunkamuraオーチャードホール(東京都)

2008/08/12 (火) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度

浅薄で古くさいレビュー
古くさいジャズを古くさいままに古くさい踊りと古くさい設定で前半50分、後半50分というレビュー。1930年代の音楽を取り上げるについても、振付けをもっと現代風にしてみるとか、いろんな工夫の仕方はあったろうに。さすがにダンサーや歌手たちも、その古くささを知っているのだろう。熱い気持ちは伝わってこない。前から20列目くらいまでで観ないと、全く価値のない浅薄なレビューでがっかりしました。客席もお年寄りが多い。ブロードウェイの観客の多くは60歳以上の人だと考えるとこの企画もうなずけるけれどね。

仮想したい顔

仮想したい顔

村田堂本舗

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/08/21 (木) ~ 2008/08/24 (日)公演終了

うーん
話の流れが少しわかり辛かったような気がします。もうちょいどうにかできたんじゃないかなあ~とか偉そうに思いました。
でも役者さんが個性ある魅力的な方々ばかりでした。学生であの役者さんたちが集まるのはすごいと思います。

赤い褌

赤い褌

ハイブリッド渾沌

サブテレニアン(東京都)

2008/08/22 (金) ~ 2008/08/25 (月)公演終了

満足度★★

やや宗教的な
赤い褌で繋がれた姉弟、なのに弟の帰りを待つ姉。
そこに訪れる、なにか過去を持っている来訪者達。

観てるとちゃんと途中で話の仕組みが判ってきますが
逆にそこからが長くて、ちょっと中弛みするのがつらい。

劇中で差し込まれる象徴的なダンスがあるのですが
それがちょっとコンバットのヲバ芸に酷似していて‥

チョコチップ殺人事件

チョコチップ殺人事件

TRY&ERROR

中野スタジオあくとれ(東京都)

2008/08/08 (金) ~ 2008/08/10 (日)公演終了

コメディーではないような…
脚本に甘い!と感じるところが多くてわたしはあんまり楽しめませんでした。
旗揚げ公演ということで次回へ期待したいと思います。

ボクコネ

ボクコネ

タカハ劇団

駅前劇場(東京都)

2008/08/14 (木) ~ 2008/08/17 (日)公演終了

満足度★★★★

初の劇団です
ところどころでの投げっぱなしのエピソード、急すぎる展開に多少戸惑いましたが次回公演も見に行きたいと思うくらい面白かったです。
開演までのあの空間は客として飽きることなくワクワクドキドキ感が増幅されてよかったです。

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