最新の観てきた!クチコミ一覧

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續・河をわたる

續・河をわたる

菅間馬鈴薯堂

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/09/19 (金) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

満足度★★

無題
劇団初見。
セリフの声量が耳に残る。
独特の空気感のあるカンパニー。

ザ・パイロット

ザ・パイロット

劇団朋友

シアターサンモール(東京都)

2008/09/18 (木) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

満足度★★★

名作戯曲。
良い本です、ほんとに。
最初ちょっと演技が濃いかな、と思いましたが、すぐに慣れました。年配の方々の醸し出す空気感が素敵でした。特におばあちゃん。

当日パンフレットにはこの作品に関わる資料が少し載っていてなかなかいい。出典がウィキペディアっていうのはちょっとがっかりでしたが。

ネタバレBOX

星条旗が何度か出てくるんですが、使い方がなかなか印象的でした。
冬のトマト

冬のトマト

虚空旅団

ウイングフィールド(大阪府)

2008/09/19 (金) ~ 2008/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

突き刺さる
関係者で男なので、中々コメントを書きづらいですが、

正直ココまでの仕上がりとは思っていなかった。初日で。

徐々に上っていくだろうと思っていたけれども、沸点がことのほか早かった。
モラルハラスメントと言うシビアなテーマに負けない作品としての魅力が加味されている。


間違いなく社会的意義のある公演である。

演劇と社会問題の密接な関係性を魅せてくれる作品でもある。


ネタバレBOX

主演の得田晃子(水の会)をはじめ役者陣の健闘が光る。

旦那に受けた暴力の起訴申し立てが不受理になったシーンから名曲「あなた」に合わせてのフラメンコのシーンは理屈は分らないが、男の私でも涙を誘う。

作・演出の高橋恵がこの作品に向かう真摯な姿勢が真っ直ぐに出ている。
ネズミ狩り

ネズミ狩り

劇団チャリT企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/16 (火)公演終了

満足度★★

うまいが、うむむ
うまいから、とりあえず、最後までみれる。
役者も個性あるし、演技もうまい。

でもなぁ。
うまいってなんだろう。

難しいテーマでもなぁ。思考停止しちゃなぁ。
テレビドラマだよなぁ

演劇LOVE2008 ~愛の行方3本立て~ 

演劇LOVE2008 ~愛の行方3本立て~ 

東京デスロック

リトルモア地下(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

愛のイベント「夏目LOVE」
6時間ものイベントで人いるのかよ。と思っていたら、なんと満席!
もう、ダメダメな感じが立ちこめる。

「ドン・キ・ホーテ」公開稽古
本編見てないから、だけど、おいおい、という様子。
先行き不安になっていたら、
公開WPすごかったっす。ハイバイ岩井の心理療法のようなロールプレイングでがーんときて、
三条会関の三条会役者たくさんをまぜた、「夏目くんに演出家体験をしてもらおう!」は絶品だった。

最初に見本で関が演出すると、あらあら夏目が三条会風味に…おそろしい演出って。
いざ交代すると、自信なさげな夏目演出を救う三条会大川、立崎、中村、橋口がノリノリで支える。
いいもんみせてもらいました。

夜はぐずぐず企画、歌あり、秘蔵映像あり。
噂を聞いていた「再生」を10分に編集したビデオ(本公演では90分)。
これだけ見りゃ大丈夫の短縮版で、これまたお得。

いい一日だった。

葡萄

葡萄

THE SHAMPOO HAT

ザ・スズナリ(東京都)

2008/09/10 (水) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★

今回も満足
赤堀の脚本は、
変に「犯罪を起こす者」に理解を示さず
またへんに内面描写にこだわりすぎず、
突き放して、淡々と風に、展開していくんだが、
最後に
人間の深淵といったものを
きちんとみせて、突き落としてくれる。
よいです。
今回は、和めるラストのようではあるが、
実は全員に残酷な後日がまっているという
うまい終わり方だった。
大好き!!

真説・多い日も安心

真説・多い日も安心

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2008/08/21 (木) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

あぁこれが神域か
私はここの劇団に入れ込みそうで嫌だ。
なんでこんなに病み付きになるんだろう。

こんなに卑猥な劇なのに。
全然いやらしくない。
いや、すっげぇエロいんだけど嫌な気分にはならない。
ある意味すごくないか?

あの劇場をあそこまで使いこなせる小劇団は中々いないだろう。

ネタバレBOX

中屋敷さんは目立ちたいのか。
あんなに目立つ黒子が出来るのは彼ぐらいだ。

あと一番前じゃなくてよかった。
あの絡まれ具合は死にたくなる。
いや本望ですがね。

それにしても深谷さんはスタイルがいいなぁ。
チャイナ綺麗だった。

玉置さんは相変わらずすばらしい肉体をお持ちだ。
ケツいいなぁケツ。

殺陣すごい。
佐野さんはすごい。
俺を縛れ!

俺を縛れ!

柿喰う客

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/06/18 (水) ~ 2008/06/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

記憶が
まぁ大分前なのでうろ覚えだが。
強く心には残っている。

何が?

と言われればうーん、なのだが。
インパクト。の一言につきる。

はじめてみた小劇団がこれだったからな。
インパクトだけ残る。

ネタバレBOX

全く中身がない話を想像していたがそうでもなかった。
キャラを作っている、という身近な誰にでもある問題を書いた超大作だったんですねわかります。

中屋敷さんは意外に深い。
噛めば噛むほど味がでるでるでーる。

思わず脚本買っちゃったよあははは。
500円だったのが今は1000円らしい。
買っててよかった。
エリザベート

エリザベート

東宝

博多座(福岡県)

2008/09/03 (水) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

涼風エリザ!!
よかったです~。新鮮なエリザベート像でした。
感動して、ぐっときましたぁ。綺麗だし、歌うまー。

エヌ氏の晩餐会

エヌ氏の晩餐会

とくお組

新宿シアタートップス(東京都)

2008/09/18 (木) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

新宿で晩餐会
いや、笑いました!!!
ミステリーの雰囲気を醸し出しつつ、しっかりコメディ!
気持ちよく笑えました〜
平日特典のアフタートークも◎

ネタバレBOX

新宿で新宿の話をし、シアタートップス最後だから(?)最後の晩餐を絡め、と現実とうまくリンクしてて、おぉと思いました。
ラストもパリッと終わってすっきり!
キカヌクスリ

キカヌクスリ

劇団イナダ組

生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)

2008/09/03 (水) ~ 2008/09/06 (土)公演終了

満足度★★★

観ました☆
面白かったですよ!!

ただ、芝居以外で残念だったなぁ~と感じた公演でした。

演劇LOVE2008 ~愛の行方3本立て~ 

演劇LOVE2008 ~愛の行方3本立て~ 

東京デスロック

リトルモア地下(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

倦怠期「CASTAYA」
水の音 唸り音 ときどきJR お腹が鳴る音 咳払い がさごそ ・・・東京デスロック初めて見たが、ハマってしまったかもしれない。

ネタバレBOX

カステーヤ氏からのメッセージで「時計を外したほうが楽しめる」と言われ、素直に外して正解だった。最初の5分ぐらで、「ああ・・」と思い、腹をくくったら楽しくなってきたのだ。
セレブ気どり

セレブ気どり

THEATRE1010

THEATRE1010(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★

シャンパンカクテルかな?
ほりさんの観劇記に惹かれて観に行かせていただきました。まさに、ほりさんが的確に評された通りの作品でした。カクテルパーティーに訪れ、心地よいテンポのスウィング感にすっかり身を任せてしまい、口当たりのいいカクテルを楽しませていただいた気分です。こちらの劇場で観劇させていただく場合は、途中で休憩がある作品しか観たことがなかったのですが、この作品は途中休憩なしで終演まで行なわれ、妥当な上演時間なのですが、時間が過ぎるのが早過ぎるくらいに感じられる程、心地よく酔わせていただきました。しかし、この劇場は夜景を眺めるのに最適な高さにあるのに、なぜバーラウンジが無いのでしょうか?少し未練が残りました。

宅配屋と依頼人

宅配屋と依頼人

ナナハチ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2008/09/18 (木) ~ 2008/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★

面白いストーリー
昔のテレビドラマにあった「必殺仕事人」を思い起こすようなアラスジが気になって観にいきました。内容はたしかに面白いです。現実の世界で実際にあれば商売として成り立ちそうな気もします。ただ、練りこみ(練習)が足りないような場面が多く観られたのは、ちょっと残念です。でも、テレビドラマにしてもおかしくないような話の展開は、けっこう楽しめました。チラシと共通のチケットのデザインもなかなかおしゃれで、気に入ってます。

有栖川有栖シリーズ「不在の証明」

有栖川有栖シリーズ「不在の証明」

劇団P・T企画

大阪木材会館(大阪府)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり近い
前回のスイス時計を観たときも思ったのですが、役者さんとの距離がものすごく近い!
近い故に話しかけられる(笑)まさかアリスに話を振られるとは思ってませんでした・・・。ドキドキ。

内容は、少し強引な感じがしなくもない(前半の出題のシーンでのスカーフの下り)が、やはり綺麗にまとまっているのですごいなと思うばかりです。
各務さんが自分が本を読んだときのイメージとは全く逆の演じ方をされていて、それはそれですごく面白かったです。
火村先生とアリスと警部はあいかわらず素敵でした(笑)

エヌ氏の晩餐会

エヌ氏の晩餐会

とくお組

新宿シアタートップス(東京都)

2008/09/18 (木) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★

ミステリーっぽかったところが好き
会話に引き込まれました!最初は静かに始まって、少しツマンナイのかなと心配しましたが、それが段々にテンションが上がってきて、雰囲気は「8時だョ!全員集合」の舞台っぽかった。(*´∇`*)
ドキッとすることがあったり、面白いボケ・ツッコミありで楽しかったし、笑えました。思いっきりコメディで、会話だけでこんなに表現できて、人を引き込めるなんて、Σ(・口・)驚いたし、こういうの好きですね。

舞踊「嘉島まつり」/江戸みやげ「狐狸狐狸ばなし」

舞踊「嘉島まつり」/江戸みやげ「狐狸狐狸ばなし」

松竹

守山市民ホール 大ホール(滋賀県)

2008/09/15 (月) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

松竹の巡業公演
『狐狸狐狸ばなし』という演目自体初めて観たのですが、あまり面白さが分かりませんでした。
三越劇場で伊之助を演じた松村雄基がとても良かったらしいので、彼だったらどうだったのだろうと考えました。
赤坂ではどんな風に演じられているのだろう、とも。

私のお目当ては一部の舞踊ショーで、甲斐京子の男役はかっこよく、嘉島典俊も立派だったから、満足です。

シャープさんフラットさん

シャープさんフラットさん

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2008/09/15 (月) ~ 2008/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★

うう
よかったです。
ブラックチーム。
ホワイトもみたいです。

ちょっとした夢のはなし〈演劇と映画〉

ちょっとした夢のはなし〈演劇と映画〉

中野成樹+フランケンズ

STスポット(神奈川県)

2008/09/18 (木) ~ 2008/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★

遠き過去に日は落ちて。
なるほど、家族でドライブをするという派手さの欠片もない話だ。
それでも、グッときてしまうのは、自分の過去と共振するからだろうか。
共振というか、既視感というか、心臓が記憶していることを思い出す感じ。
抽象論に終始してしまうが、それこそ普遍性と呼んで差し支えあるまい。

オオカミ男という大学生チームとの仕事ということで少し不安もあった。
だが、何のことはない。確かにそこに家族はあった。

演劇上演後に映画もあるが、こちらもひと味違った視点が感じられて◎。
一粒で二度美味しい仕様になっていると思う。

STで短々とした仕事を観る小一時間は、小さくも確かで幸せな時間だ。

ネタバレBOX

「車から降りなさい」って、怒られたことがある、気がする。
酷く怖かった記憶の一つだ。
ストーリー

ストーリー

劇団やぶさか

スペース・オルタ(神奈川県)

2008/09/14 (日) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

ちょっと荒削りだったけれど・・。
音楽劇と聞いて遥か彼方の道のりを行ってきました。
ストーリーは子猫ナイトの冒険の物語。

以下はネタばれBOXに。。

ネタバレBOX

不思議な力を持つジュールは息子の黒猫ノッテを失ってしまった。
それは心無い人間がノッテを川に投げてしまったからだった。。
ジュールはノッテを助けられなかった事に落胆し後悔して、「神様、あの子を生き返らせてくれたら、自分の命を捧げます。」とお祈りをしました。

ある日、飼い猫の黒猫ナイトは大きな震災にあい、飼い主まみちゃんと逸れてしまいました。そこでジュールと運命的な出会いをしますが、ノッテと同じように額に三日月の模様があったナイトを見てジュールは自分の息子と思い込んでしまいます。

ジュールはナイトの願いどおりまみちゃんの下へ帰る手助けをしますが、無事に帰るまでの間、仲間になった野良猫達の人情なる猫情に触れ合います。ナイト達は遠い東の地からまみちゃんの住む町まで途中、保健所の車に入れられ窮地になったりしますが、その経緯をへてナイトは沢山の事を学び大人になっていきます。

一方、ジュールもナイトや他の猫達と色んな目に遭いながら共に成長します。やがて、ジュールはナイトが自分の息子ノッテではないことを悟りますが、命の連鎖をかみ締め、魂は繋がっている。と思うようになれました。

実はジュールにも前世があり、前世はレインという名の薄幸の白猫だったことや、そのレインを愛したヨルという不思議な力を持つ猫が転生した現在のジュールを陰で支え、力になりながらもずっと傍で見守っていた理由が解ります。

ナイトはノッテではないけれど、ノッテの命は魂は受け継がれ繋がっていると、ジュールは確信します。

そんな折、ナイトは無事にまみちゃんの家に辿りつく事ができました。しかし、そこにまみちゃんはおりません。まみちゃんは亡くなっていましたがまみちゃんの姉がいました。彼女はかつてノッテを川に投げてしまった事を後悔し、ナイトと一緒に暮らす事を誓います。


ピアノの音色と共に上演する音楽劇。
やはり、生のピアノを聴きながらの芝居は癒されますね。
ただ、芝居は全体的に荒削りでした。この手のストーリーも珍しくないベタな物語だと感じました。
それから、歌を歌うシーンが最後にあるのですが、この歌がマズイ。
カラオケで歌ってるような音程です。
仮にもミュージカルを前面に押し出すなら、もっと歌を勉強して欲しい。
むしろ、バックコーラスの方が上手い!というのは、どーゆうことでしょうか?

ここのところ、歌を導入する劇団が多くなりましたが、何処もレッスンしてるのか、すんごく上手です。。

最後、ちょっとがっかりしました。



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