おにいちゃんが、きた。
KOP
千種文化小劇場(愛知県)
2008/10/04 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった!
久しぶりだったけど、面白かったです!
まだ公演があるので、詳しいことはネタバレに書きますけど。
私にはわかりやすくて、面白かったです。
ネタバレBOX
劇場の使い方も、千種文化を利用した使い方になってて面白かったし、KOPの役者さんは派手なところはないけれど(すみませんでも誉め言葉です)演技がしっかりしてて、安心して観ていられます。上手な役者さんが多いと思います。客演の役者さんもよかった~。個人的にはロボット役の女の子がかわいい役をかわいくそのままに演じてて、好きでした。お父さんもおにいちゃんも妹も、そして乳母として家にやってきた人も、どれも愛すべき人達だったと思いました。このメッセージを劇団の方が見てくれるかどうかわかりませんが、本当に面白かったです。次回も楽しみに観にいける劇団が増えました!ありがとうございました。
cash!
劇団なのぐらむ
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2008/09/30 (火) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★
プロットは面白い
STORYが薄いわりには、
役者さんが沢山出て来て、散漫な印象。
STAR MAN
KAKUTA
青山円形劇場(東京都)
2008/09/27 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★
気持ち悪い男に共感
本作品で決してかっこいいとは言えない役である星次にとても親近感を感じました。
コメディ部分もあるけれど、フライヤーのようにかわいい印象は一切なく、シリアスでどんよりしている感じ。
この円形劇場は初めてでしたがいいですね。外れ席が出づらそう。
ネタバレBOX
いきなり話がそれるが、
その後にみた「容疑者Xの献身」の石神と星次の行動原理というか性質が非常に似ていてとても不思議な気分に。最近、こういう行動原理に共感できる人間が増えているのは間違いなく、作品としてもこうやって出てくるんだなぁと妙に感心させられました。
星次に、石神に共感できたなら、両作品とも楽しめるに違いないと思います。
こういう作品でも、お約束のようにコメディ部分があったりするが、個人的には必要ないと思います。もっとずっしりどんよりを魅せて欲しかったな。
星次役は今思うとなかなかの怪演だった。物語の肝なんだし、もっと出番増やしてよかったのでは。
暴れて嫌になる夜の連続
毛皮族
新宿シアタートップス(東京都)
2008/09/27 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★
初見でしたが‥
知名度故にハードルを上げすぎていたせいか
正直「こんな感じか」程度の感想しか持てず‥
お目当ての役者さんを見物に行くならいいけど
脚本・装置・演出のどれもに欠点が目に付いて
後半、上演時間の長さばかりが気になりました。
向いてなかっただけかも。インパクトはあります。
長男
文月堂
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2008/10/02 (木) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
長男ってそうなんだよなあ
観ていて、共感できる内容に、長男の悲哀を実感できました。コメディとしても面白く、途中からの心に刺さる現実的なシーンも思わず引き込まれました。時間の経過が気にならず、あっという間に2時間経過!!ほんとに面白かった。初見だった文月堂、だが次回作にも期待もてそうです。お気に入りの劇団になりました。
ネタバレBOX
主宰の三谷さんがとても美人で、それだけでも見る価値あり。言い争いの場面では、臨場感のある立ち回りではあるものの、ちょっとセリフが聞きにくいのが気になった。熱演ゆえというのはわかるが・・・・。泉ピン子張りの迫力ある食堂のおかみは、存在感たっぷりで華を添えていた。
冬物語
TYPES - タイプス -
光が丘IMAホール(東京都)
2008/10/04 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
感動した。
感動した。シェイクスピアで、初めて感動した。『冬物語』ってのは、そゆ作品だったのでした。
さわってみたら、かたかった
アタシト、
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2008/10/03 (金) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
可笑しくてよい
アイドルを目指して集まった三人、、、。
年齢詐称ネタがあったり、そこここに笑いの種が埋め込まれていて、可笑しくて、ちょっとゆるめで、良いです。
長男
文月堂
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2008/10/02 (木) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
見応えありました
久々に人情を感じさせるお芝居でした。
日本の原風景を感じさせる内容で、観劇後に心が暖かく清清しくなりました。
このお芝居を観ていて感じたのは、それぞれの立ち位置なりに、「皆で幸せになろう」、とする気概がベースにあるということでした。
最近観たお芝居の中では、最も見応えのあるお芝居でした。
次回作にも期待したいです。
長男
文月堂
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2008/10/02 (木) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
見た目若いですなぁ
「家」というのはまだまだ普遍的テーマなのだと改めて思った。川原さん、三谷さんがとても素敵です、あ、辻川さんも。
World's Wing 翼 Premium 2008
松竹
日生劇場(東京都)
2008/10/03 (金) ~ 2008/10/28 (火)公演終了
満足度★★★★
素敵でした!
去年に引き続き今年も観劇。芝居とパフォーマンス、歌や踊り素晴らしかったです。切れのあるダンスはさすがでした。
エケロテクル讃歌 ~ the ReBirth Forest ~
儚組
ザ・ポケット(東京都)
2008/10/01 (水) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★
解りづらいストーリー
たぶん、これは察するところ、この森は自殺した死人が住んでる森なのだと思う。
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
死のうと思って森をさ迷い歩いていた若い女性・カエデが鬱蒼とした森の奥に迷い込んだ。
一人ぼっちで死ぬのは寒くて、ひもじくて怖くてみじめだったから、とうとう死ねずにふるえていました。
そこへ森の宿り人・ナエギが現れカエデに色々話しかけて仲良くなります。
同時期、強盗の四人組が、追っ手をのがれて森へ入りこみました。 彼らは逃げながらも大金を持ったばかりに仲間を疑い殺しあう結果になってしまいます。
その森で起こった出来事を、とある福祉施設にいた車椅子の老婦人がナレーターとして物語の中のカエデの気持ちを語ります。
つまり、老婦人はかつてのカエデのようです。
カエデは臆病な自分を嫌い、生きている意味がない。と日々、感じていました。生きている意味がないから終わらせる事が出来る。と思い込み、更に誰からも必要とされなきゃ、生きている価値もない・・・と。
しかし、カエデは森の中で沢山の事を経験し、森は焼かれ、いざ死んでしまう。というときに、初めて「生きたい。生きて帰らなくちゃいけない。帰って今までの私を背負って生きなければ・・・。」と考えを新たにします。
「私は臆病でうそつきな人間だったんだ。」カエデは自覚します。
こうしてカエデは生きる意味を見つめなおし、明日への希望を掴みます。
全体的に物語の表現が解りづらい。
衣装とセットにもっと工夫が必要かと思う。演出も。
作家って自分で作ってるから、物語全体の流れを解ってるけれど、観客は2時間で全てを把握しなければならない。
ファンタジーを作るにしても、観客を置き去りにした舞台の表現でなく、観客に解り易く説得する。という形をとって貰いたい。
作家は、観客の「良く解らなかった。」という言葉を聴くほど辛い事はないのだから。
笑福亭鶴瓶落語会
デンナーシステムズ
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2008/10/01 (水) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★
ふぅ
開演してから30分ほど鶴瓶の一人喋り。
鶴瓶噺ですな。
で他の方に一席やってもらい、鶴瓶が一席。
中入りして最後鶴瓶が一席。
計2時間30分。
話自体は、まぁまぁ、かなぁ。
とびきり面白いというわけではないが
そこそこは笑える感じ。
シャープさんフラットさん
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2008/09/15 (月) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
【ホワイト】
よかったです。 素直にストーリーも。
映像の入り方が美しかったです。
世界をどんどん拡げて、あるいは塗り込めて、印象にのこりました。
ネタバレBOX
窓に映る雨や雷や、美しく咲き誇る花たちや、真っ白な壁や。
遠く遠くの彼方から、一本に続く自分の通って来た道や。
もの悲しくて救いがなくて。 でも終わらない。
生きて行くって辛く悲しいなぁ。
とはいえ、観た後にそれでも生きていたいと思うから不思議。
ブラックチームも観ましたが、私は圧倒的にホワイトが好み。
美果の煙への想い。仕方のない間違い。切なくて胸が痛みます。
動転
コマツ企画
新宿シアターモリエール(東京都)
2008/10/02 (木) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
どこからだったの
とにかく企画が面白く。終わったかなと思った後がメインというか。
ああ、ここまでが・・・そっかーと。
SHAMAN-BOY~小角伝~
スーパーグラップラー
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2008/10/01 (水) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
キラキラ華やか O(≧▽≦)O
カッコイイ音楽から、意外性のある和み系の音楽まで使って、
歌まで唄って踊って、パフォーマンスが素晴らしかった!
最後には「もう終わって残念、
次回も、このキャラクター達に別物語で会いたいな」
と思わせてくれるものになっていて、とても良かった。
こういう大活劇は、大好きだなあと思った。
ネタバレBOX
一番大好きなシーンは最後の決戦シーン!
ゾクゾクって感じに始まってカッコ良かった!
笑いのボケ&ツッコミが面白くて、
大体が漫才ペアを組んで会話をしている感じ。
平安なのにラップ音楽だったり、スター俳優に声援贈ったりなど、
お笑いみたいな面白い設定が盛りだくさんで、なのに劇的な設定も有りで、
どのキャラクターも面白くて、おもいっきり楽しめた。
始まりから、昔話をするところで、
踊りをして登場する2人の神、イザナギとイザナミの踊り、
足運びが、カッコイイ。
時代劇、舞踊を観ている感じと、ダンスを観ている感じが混ざって
速攻で、雰囲気に引き込まれました。
おやじくさい役小角が良かったし、
色んなキャラクターがいたけど、みんなが二面性を
明るいのと暗いのを持っていて、それを上手く舞台で魅せてくれて
カッコイイと思った。
北枕動物園へようこそ
K.B.S.Project
池袋GEKIBA(東京都)
2008/09/30 (火) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
生々しかった(-ω-;)
精一杯働こうとする女の子がいっぱいイッパイでよかったけど、
戦争の暗い、女性が虐げられる生々しい描写が強く印象に残ってしまい、
ラストは楽しかったという感想ではなかった。ただ、覚悟の迫力は凄くあった。
動物を大切に想っているシーンは盛り上がっていたのに、
あと一歩のイイところで、
(((;゚Д゚)))コワイ印象になってしまう感じだった。
女優さんにカワイイ方が多く、観ていて華やかだった。
ネタバレBOX
良かったのは、動物園の園長さんのおじさんが雰囲気良かったし、
ラストシーンで「戦い」に向かう青年が歌を唄う覚悟のシーンが
熱く引き込まれた。
こっけいで笑いを引き込ませる感じが少なく、
笑いのポイントが引いてしまっていた感じがして、残念。
ジョークが下ネタだったので、ちょっとついていけなかった( ´△`)
おもしろくなる場所は色々あったので、
異様な不気味さが所々に見えていたことで、
あまり笑えなかったのかな?と思った。
戦争について考えさせられる演劇だったけど、
戦争が悪いからっていって幸せがなさすぎるのも、悲しい。
Wax & Wane ~ワックス・アンド・ウェイン~
劇団Turbo
駅前劇場(東京都)
2008/10/03 (金) ~ 2008/10/07 (火)公演終了
満足度★★★★★
Turboはどこへ行く?
昼の回を観た。面白い。2時間後に夜の回も観る。詳しくはネタバレへ。
ネタバレBOX
本当にネタバレなので、お読みになる方は要注意。
まさか今回、「献体」がテーマになっているとは驚きでした。職業シリーズでいろいろな職業をモチーフにしつつも、人間愛を笑いと感動で楽しませてくれたTURBOが今回挑むのは、いってみれば究極の愛かも知れません。今回はわざとなのか、ホームドラマを髣髴させるごとくの展開にかなり重点を置いている気がしたのも、先述したようなテーマだからなのか?前回公演のような極端な個性をもったキャラクターはそれほどなく(もちろん、しっかりしたキャラの登場人物たちではありますが)大勢の人間が舞台上に現れて大討論会になるシーンが多く、かなりの難易度に挑んだ気がしました。
相変わらずテンポがよく、落語のようなせりふ回しは心地よくて、見ていて飽きたりはまったくしません。主人公の頑固じいさんに果たして共感できるかどうかでしょうか。昔気質の夫に尽くす妻、文句ひとついわず靴下を履かせてあげるシーンは、それだけなのに感動的です。死後に自分の体を献体にするという遺言?からその家族のどたばたが始まりますが、やはり主軸は頑固爺さんなので、一歩間違うと誰にも共感できなくなる気もしました。毎回印象的なダンスシーンが今回は割りと控えめで少し寂しかったな。最後のお月見のシーンはほんとTURBOらしい。
ほとんど毎度おなじみに顔ぶれですが、若手が若干入れ替わってしまったのかな?山崎あかねさんはここでもかなりすばらしく、怪演されてました。わが子とセットの女優さんなんてほかに見たことありませんぞ。個人的にはガッキーこと鈴木育美さんがつぼ。柚木麗子さんは寄席のときとは変わって関西弁のがらっぱち姉さんだし、なんと古屋直樹さんは神様じゃない!でも笑えました。
職業シリーズとして考えれば今回は陶芸家ということになるのかな。でも、それよりも家族の話から人間愛について訴求してきているので、どんどん加速してる気がします。期待半分、不安半分というのが正直なところです。
暴れて嫌になる夜の連続
毛皮族
新宿シアタートップス(東京都)
2008/09/27 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★
裸族!
毛皮族は初見だった。観る前に評価が割れたので、不思議だったが観たら納得した。
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
舞台の前列を男性客で占めた客席は観る前から想像がついた。
大抵、むさい男が前列に張り付いて普段なら死んだような濁った目を爛々と輝かせ、今にも涎をこぼしそうになる状況を何とか我慢して、ハアハアしながら待ちわびている状況は「裸族!」これしかない。
ただ裸族を観る為だけにここに来た。と考えたくはないが、いつもと客層が違う事はバカでも感じるのだった。
物語はとある教師が婚約者所有の船に乗って婚前旅行をきめこむ手はずだった。
ところが教え子の11歳の子供たちが学生運動ならぬ全学連のように船を乗っ取り組織化していくのだった。。
全体の前半部分は霧島(江本純子でいいのだろうか?役柄とキャスト表の合せがないから良く解らない)の壮絶なセリフ回しなどは本当に素晴らしい!
よくもあれだけ長いセリフを早口でしゃべれるもんだ!(圧巻!)
全学連のリーダーらしく、総括!と随所にちりばめ拳を振るう。
中盤になって霧島が何のためらいもなく一瞬、脱いだ!(驚)
その後のストーリーの展開はもうはちゃめちゃで、パタリロを観ている感覚。
ぶっ飛んだ内容でもはやストーリーなんか、どうでもいい感じだ。
そして後半、小学生の全学連は分裂し暴走を始める。
終盤、アラビアンナイトの様相で役者全員が上半身裸でショーを始める。
要するに、キャバレーみたいなもんだ。さすがに女だからキャバレーには入った事がないが、まあ、大差ないだろうと思う。
何の躊躇いもなく大胆に脱ぐ脱ぎっぷりは本当にキャバレーだった。
勿論、客だしの時も露なお姿で・・。
客席の殆どが男性客という理由は、色を売りにした劇団だったからだ。
しかし・・・前半部分の物語の進み方や、展開はコメディともパロディともとれるが内容はしっかり見応えがある。
だから、ちゃんと芝居として見せる本を書けばいいのに・・。と思った。
今回の総括は☆☆☆だが、共産主義のセリフのくだり部分は☆☆☆☆☆を付けたい。
暴走ものは柿で十分なのだ!
ba-mu ku-hen
演劇ユニットP-5
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2008/10/02 (木) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
計算されたシチュエーション
あちこちにちりばめられたシチュエーションの軸がわかりやすくて
観客は置き去りにならない
リズムよく、時にスピーディーに展開するのに楽についていける
だから会場全体で笑いが起こり、みんな楽しんでいたと思います。
きっと舞台の役者さん自身もめいっぱい楽しんでいたんじゃないかしら!?
魅力的な役者さんもいっぱい♪
素直に楽しめました♪
面白かった〜☆
ネタバレBOX
フライヤーにヒントはあったけれど、観てからあらためて
「ba-mu ku-hen」ってな〜るほど。。。
って思わせてくれて、作品の深さを感じられました。
計算されているのに複雑でなく
単純そうに見えて深い
ホント、楽しかったんです。
カウンセラーさんの巧みなセリフ(暗示)に私もかかっていましたし(笑)
シャープさんフラットさん
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2008/09/15 (月) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★★
両方拝見
副題のとおり、ラストの雰囲気がたしかに白と黒。ほぼ同じ話なのに面白いなあ。
自分的には、悪魔に魂売り渡したよーなブラックが好み。
ただ、一般観客の立場としては、現役劇作家の苦悩を見せられても困ってしまう(虚実あるだろうけど)…っていうのはある。なので★ひとつマイナス。
ネタバレBOX
ホワイト NHKドラマ
ブラック 民放ドラマ
って感じでした。