
中野ブロンディーズ
ネルケプランニング
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2008/12/20 (土) ~ 2008/12/25 (木)公演終了
満足度★★★★
AKINA本人に非はないが…
3月上演版とほぼ同様ながら主人公を演ずるAKINAが全出演者中一番小柄というのが今回の大きなネック。演技力・歌唱力・実績とも初演の杉本有美より明らかに優位なのに、序盤のミュージカル風場面では周囲のダンサーに文字通り埋もれてしまうなど、少なくとも初演を観ている身にとってはなにか物足りない、な感じ。
そこがちょっとひっかかったとはいえ、あるキッカケから知り合ってチアリーディング大会に参加することになった「寄せ集め」メンバーが、ピンチを乗り越えて友情さえ育むストーリーに、ラストで見せるチアリーディングも加えて結果的には満足。

日本語がなくなる日
北京蝶々
OFF・OFFシアター(東京都)
2008/12/23 (火) ~ 2008/12/29 (月)公演終了
満足度★★★
まさに笑える「復活の日」
周囲の状況は緊迫しているのに起こる事象はコミカルという、相反するものが同居しつつ不思議なハーモニーを奏でている感じ?
そんな中に「現状の出生率が続けば西暦3000年には日本人は29名になってしまう」とか「ヘブライ語はたった1家族から復活した」なんてトリビアも組み込みつつ迎える「日本語がなくなる(かもしれない)日」、映画『感染列島』の予告を何度も観ており、観劇当日の朝ワイドで出生率低下に関する話題を扱っていたりもしたのでちょっぴりナマナマしく感じつつの楽しく観る。
ただ、事前に「復活の日」がベースという情報が行き渡ってしまっていたのがちょっと残念。「南極?ウイルス?それってもしかして…?」なサプライズがあった方が良かったのではあるまいか?(…って、イマドキそんなに知名度が高くないのか?>「復活の日」)

あれから
キューブ
世田谷パブリックシアター(東京都)
2008/12/13 (土) ~ 2008/12/28 (日)公演終了
満足度★★★★
“晩年の”ケラ作品そのもの
紛れもなく“晩年の”ケラ作品そのもの。以前得意だったナンセンス風味やかみ合わない会話などはなりをひそめたものの、笑いも交えつつ「雨降って地固まる」な、妻同士が高校時代の友人である2組の夫婦とその周辺の人々をしっとりと描いて鮮やか。
また、2組の夫婦に余貴美子・渡辺いっけい、高橋ひとみ・高橋克実を据え、小劇場系のベテランや萩原聖人などに加えて主に映画・ドラマで活躍している柄本佑、金井勇太を起用したキャスティングも的確で◎。
かくて、ケラ作品としては普通な(笑)15分の休憩込み3時間の長丁場もその長さを感じず。

火男の火
TUFF STUFF
シアターアプル(東京都)
2008/12/20 (土) ~ 2008/12/22 (月)公演終了
満足度★★★
ちょっと重め
盗賊団の一員である主人公を描いた物語、骨太でオトコ臭く『七人の侍』の野伏せり達を中心に据えたスピンアウトものを作ったらこんな感じか? が、やはりアウトローが主人公なだけにハッピーエンドというワケには行かず、観終わって残るものはちょっと重め。

そのどちらかは笑わない
電動夏子安置システム
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2008/12/18 (木) ~ 2008/12/21 (日)公演終了
満足度★★★★
単品で十分に通ずる面白さ
今回の三部作の1、2作目である『笑うフレゴリ』、『笑う通訳』を同時上演している劇場の楽屋という設定で繰り広げられる物語、『フレゴリ』は観たが『通訳』はコマがなくて観ていないのがネックになるかと思いきや、そんなことは全くなく、単品で十分に通ずる面白さ。
開演時刻になっても来ない役者がいたり、楽屋内での盗難事件があったり、他の役者に対する嫌がらせがあったり、劇団内恋愛事情があったりしつつ、とうとう殺人まで起きてしまったところで時間が巻き戻り、その後は同じ時間を何度も繰り返すというシカケ。
普通こういうプロットだと、繰り返す同じ時間の中で最初と同じ結果にならないようあれこれ試みて苦労するのは主人公1人だけ(発砲の『ジャスキス・デス』とか)かあるいはもう1人いる(クロカミの『ノモレスワ』とか)くらいだというのに、本作は数人が事態を把握しているのがユニークなところ。

天の空一つに見える
髙山植物園
アトリエ春風舎(東京都)
2009/01/23 (金) ~ 2009/02/01 (日)公演終了
満足度★
わかりませんでした
最初劇場に入ってみたら、舞台に土俵がありそこで相撲の稽古をしていました。
そして行事の人がおたまと霧吹きを持って相撲の行事をしていました。
それを見てとても感じが出ているなぁと思いました。

はるヲうるひと
ちからわざ
新宿シアタートップス(東京都)
2009/01/20 (火) ~ 2009/01/25 (日)公演終了
満足度★★★
それなりに
ぼく個人の期待が高かった分、並の上くらいの印象。
20年くらい前の五社英雄監督作品を思わせるような作品でした。
それぞれの役所、みんな過去を持っていまがあるはずなのに
そのあたりを感じさせる描写が少なくて残念。
しかし今藤さんはよかった。佐藤寛子さんは綺麗。
二朗さんは顔でかい

Play#2 「ソヴァージュばあさん / 月並みなはなし」
4x1h project
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2009/01/23 (金) ~ 2009/01/30 (金)公演終了
満足度★★★
ソヴァージュばあさん
これは短編より長編で観たい作品。
個性的な出演者が揃ったのに、ちょっと活かしきれなかったような、
そんな感じを受けました。

Play#2 「ソヴァージュばあさん / 月並みなはなし」
4x1h project
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2009/01/23 (金) ~ 2009/01/30 (金)公演終了
満足度★★★
月並みなはなし
中屋敷さんの手に掛かると、ここまで芝居が変わるのかと。
合体ロボみたいです。パーツは戦闘機だけどロボットになった的な。
むしろいつもの柿公演より楽しめたかも。

ROPPONGI NIGHTS 2009
LIVES(ライヴズ)
吉祥寺シアター(東京都)
2009/01/22 (木) ~ 2009/01/25 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった
初めて行った吉祥寺シアターで、その立派なハコに感心。舞台は安心して見られた。ストレートな内容で、わかりやすく、面白く、楽しめた。ただ、最初のシーンで役者たちの声が聞こえにくかったのが少しだけ気になった。だんだん慣れてきたが、通常の小劇場とは音の反響具合が微妙に異なるのか。
舞台に奥行きと幅があるため、演技する役者の立ち位置が前後左右と移動するために見るのに適切な椅子は、中央の真ん中あたりかな。でないと、場面によっては見えない演技もあるのだ。

はるヲうるひと
ちからわざ
新宿シアタートップス(東京都)
2009/01/20 (火) ~ 2009/01/25 (日)公演終了
満足度★
がっかり度大。
役者陣に期待しちゃっただけになぁ。置屋の女優さんは個性豊かでよかったですが。時間がもったいなかった。作者の書きたい作品は客の観たい作品につながるとは限らず、っていうのを顕著に感じました。

パンク侍、斬られて候
wat mayhem
本多劇場(東京都)
2009/01/20 (火) ~ 2009/02/01 (日)公演終了
満足度★★★
悪いところは特にない
原作読んではないんだけど、すごくおもしろい話なんだろうなって思います。だけど。。。それと部分部分がおもしろいだけかな。どこもつまらない部分はないし、むしろ笑ったりは忙しいくらいなんだけど。だけど高評価するほどの何かを掴めませんでした。

片手の鳴る音
サスペンデッズ
シアタートラム(東京都)
2009/01/24 (土) ~ 2009/01/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
本日13:00/17:00のみ
最小限のセリフで心の機微を余すことなく伝えてくれる。2,500円なんて信じられない完成度。

パイパー
NODA・MAP
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2009/01/04 (日) ~ 2009/02/28 (土)公演終了
満足度★★
パイパーを観た
今年の初観劇…つまんなかった
キルが面白かったから期待したのに
テーマ的に松尾スズキっぽくて
だったら松尾スズキが書いた方が断然面白いって!
テーマや題材の段階でコケちゃってたのかも…
舞台芸術としての体はなしていたけど
オレが観たいのはそんなんじゃないし
橋爪功に平幹二朗みたいな芝居させるのもったいないって
あの人は飄々とした芝居の第一人者なんだから
そういう点ではオレの大好きな池田成志系だったか?
宮沢りえがいつの間にか舞台向きの声になってて驚いた
役柄の為かもしれないけど大変身してた
オレは前の方が好きだったかな
『これ芝居です』『芝居やってます』みたいな台詞回しも
演出であり意図してやってるんだろうけど
今時なんだかな~って感じ
松たか子が「ラ・マンチャ」以来で違和感を感じた
大倉孝ニだけ余り演出されてなく見えたけど
他がガチガチに固められてたから面白いのに浮いちゃってた
サモアリ小松座長も十分活かされてなくスンゴクもったいな~
野田得意の言葉遊びも以前に比べ冴えてなく
客席のリアクションも薄かったなぁ
これなら新作より旧作の再演やった方がいいと思った
得意なテーマに戻ってまた面白い作品を作って欲しい!
関係ないけど、昨日新感線の「蜉蝣峠」一般販売
25分くらいで全公演売り切れだった…
観たいけど、先行販売の時行かないつもりだったから
ま、いっか
溜まってるDVD観よっと
DVDばっか観てる新年のスタート…

パイパー
NODA・MAP
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2009/01/04 (日) ~ 2009/02/28 (土)公演終了
満足度★★★★
宮沢りえが素敵だった。
松たか子が上手いのはわかっていたが、宮沢りえがあんなに上手くなっているとは知らなかった。映画で賞を取ったり、テレビで評価されても、さほどと思っていなかったが、今日の芝居は見事だった。
最後の方で、宮沢りえと松たか子の掛け合いの長台詞があるが、心に残る名場面だった。

ブラジル
ラッパ屋
紀伊國屋ホール(東京都)
2009/01/17 (土) ~ 2009/01/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
ブラジル
ラッパ屋はいつも上質な大人の楽しめる芝居を提供してくれる。ハートフルコメディと言うとありきたりな感じがするが、見た人全員が色々なことを考えさせられて、でも芝居が終わったときにちょっと幸せな気分で帰れるという素敵な劇団だ。

Play#2 「ソヴァージュばあさん / 月並みなはなし」
4x1h project
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2009/01/23 (金) ~ 2009/01/30 (金)公演終了
満足度★★★★
「面白い」
二つの話を休憩を挟んで観る形の公演。両方とも新作ではなく以前別の団体で行われたことのある脚本だったようなのですが、私はどちらも観ていなかったので、新鮮なものとして楽しませていただきました。
公演後のトークも含め、とてもいい時間を過ごせたと思います。「面白い」と言った方が正しいかもしれない。
脚本や演出・台詞など「お芝居」に対する真摯な姿勢を感じ取ることが出来ました。今後の4x1h projectに期待です。

深沢ハイツ302
ルドビコ★
サンモールスタジオ(東京都)
2009/01/23 (金) ~ 2009/02/01 (日)公演終了
満足度★★★★
もう一度観たい
物理の話だがコメディ要素が盛り沢山で、楽しめた。脇を固めている役者がいい味を出しており、小技がいたるところに効いていて、最後まであっという間でした。2度3度見ると、また違った楽しみ方ができそうな内容でした。

ROPPONGI NIGHTS 2009
LIVES(ライヴズ)
吉祥寺シアター(東京都)
2009/01/22 (木) ~ 2009/01/25 (日)公演終了
満足度★★★★
小粋な一夜を過ごしませんか?
観劇させて頂きました。この作品はダンディズムコメディーとのことでしたが、小粋な笑いと舞台でした!舞台セットと流れる音楽からは、今日は元ジャズオタクになってしまいますが、本作品はスタンダードな作品とも呼びたくなってしまいます。突拍子のない笑いを取ろうとすることなく、極めて誠実なコメディーに仕上げられていましたが、それだけに誤魔化し様の無いセンスと実力が浮き上がってくることになり、こちらの劇団のレベルが一目で明らかになってしまうのが、面白くも怖くもあるスタンダード作品の魅力だと思いますが・・・良い点も目にすれば、悪い点とは言いきれない、こちらの劇団にとってはちょっと困ってしまうだろう点も見えましたが・・・やはり、こちらの劇団の現時点での最大の魅力は年配の役者さんたちの「小粋な笑い」でしょう!観劇に訪れていらっしゃった客層の年代の方々にとって、そして自分にとっても非常に懐かしくも親しみを感じてしまう「笑いの感覚」に無条件で心を許してしまいます!自分としても久しぶりに味わうことが出来た「笑い」でした!おそらくコメディー作品を上演する劇団は数あれど、この「笑いの感覚」を今でも味わうつもりならばこちらの劇団を選択するしかないでしょう!それだけに年配の方々は「この笑い」を味わうためにほぼ固定とも呼んでも差し支えないほど、こちらの劇団の公演が行なわれれば最優先で公演会場に足を運ばれることかと思えてしまいます。しかし、その客層の年齢層の高さが客席から観させて頂いていると、何とも言えない困った点にも思えてしまいます。若い役者さんたちの笑いの感覚は、ちょっとこの年代の方々からすると微妙にずれたものに映っているようにも見受けられました。年配の方でも普段から色々な劇団の公演を訪れられる方なら受け入れられるだけの「笑いの感覚」を身に付けられているかもしれませんが、普段は演劇鑑賞をされていない方々にとっては少し持ち合わせていらっしゃらないかなぁ、との印象を受けました。しかも、その年代の方々が客席に多いため「笑いの連鎖反応」と言ったものを客席に起こることが少し期待できそうに無いため、困ってしまうのではないかとも思えます。「笑いの感覚」が二つ持てればいいのですが、ある意味で非常に難しいことと思えますが、もし出来たのならば非常に興味深そうなことが起きそうにも思えますが・・・あまり無責任なことも言えません。こちらの劇団でしか味わうことの出来ない笑いが、こちらの劇団にとってのハードルをうれしくもあり、少し困ってしまう高さに上げているように思えてしまいます。自分の見ていた限りでは若い役者さんたちに何ら演技力に問題は見つかりませんでしたが、ただやはりこちらの劇団の公演に集まられる年代層を相手にすると若い役者さんたちの「笑いの感覚」は少々分が悪いようにも思えます。なんとなく自分が観劇させて頂いた限りではこちらの劇団の方々も若干気がつかれているのか、若い役者さんたちで物語を創り上げていき、要所を年配の役者さんたちがしめていたようにも映りました。こちらの劇団ならではの問題でしょうが、この点が客席から観させて頂いていると浮き上がっていたようにも思えました。今回はスタンダードな物語に「洒落た小粋な笑い」を楽しませていただきましたが、星の評価にすると非常に悩みますが、やはり自分もまた久しぶりに味わうことの出来た「ダンディーな笑い」に個人的な満足感を加算させていただきます。次回公演は「スタンダードナンバー」か「オリジナルナンバー」か、また「小粋に楽しみ」に行かせて頂きます!

伝記
サンプル
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/01/15 (木) ~ 2009/01/25 (日)公演終了