
寸劇役者に花束を-秋の唄2008-
LIVES(ライヴズ)
笹塚ファクトリー(東京都)
2008/10/08 (水) ~ 2008/10/13 (月)公演終了
満足度★★★★
Livesのファンです
LIVESさんを初めてみたのは、本多劇場のE-1でした。
衝撃でした。今も昔も、アレだけ笑わしてくれた演劇は他にありません。
それから、私はLivesのファンになりました。

贋作 舞姫
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2008/11/05 (水) ~ 2008/11/08 (土)公演終了
満足度★★★★★
エキス姉さんに惚れました。
女の人の足って、人によってあんなに表情が違うものなのね、と感心しながら観てました。原作の舞姫にはいろいろ文句を言いたい部分があったのですが、そんなストレスがこの「贋作」で解消(笑)思い切り笑って思い切りエキサイトできる、そして「舞姫」もデュマの「椿姫」も、森鴎外の伝記まで?読んだ気になってしまう、エロいのに文学的な作品でした。でも、何より私はエキスというキャラに惚れました(^-^;)どの踊り子さん達よりも、どの男性キャラよりも存在がシンボリックで素敵でした☆ヴィクトリア座に行ってエキス姉さんに会いたいです。かなり本気で惚れてます 笑

蟻のごちそう~The Feast of the Ants
劇団夢現舎
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2008/11/08 (土) ~ 2008/11/09 (日)公演終了
満足度★★★
なるほどなぁって
海外の演劇祭向けに作られた作品って感じ。開演前の役者さんが醸し出していた雰囲気や上演中の芝居の上手さはさすがであると思うが,海外では日本的なものとして好評であろうが,日本では・・・ましてや英語での翻訳は興ざめ。面白う話とは思ったが,響かなかった。

邪沈(ヨコチン)
乞局
笹塚ファクトリー(東京都)
2008/11/06 (木) ~ 2008/11/10 (月)公演終了

蟻のごちそう~The Feast of the Ants
劇団夢現舎
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2008/11/08 (土) ~ 2008/11/09 (日)公演終了
満足度★★★
海外と日本
演出はとても楽しく、雰囲気づくりはしっかりと出来ていて感心。
始まる前のあのおどろおどろしい空気。
そしてあのオープニング。
しかし自分はあのオープニングやうたい文句なので、相当、度肝を抜かれるようなものだと思っていたから、ちょっと面食らってしまった。
結構淡々としている所が多く、そこも想像とは全然違ってしまったし。
きっと事前の情報で、期待が違う方向に半端なく膨らみすぎてしまったんだと思う。
でも役者さんはなかなかステキで味が出ている方が多かった。

邪沈(ヨコチン)
乞局
笹塚ファクトリー(東京都)
2008/11/06 (木) ~ 2008/11/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
よこしまでした
初めて観ましたがとても楽しめました。
登場人物のかけあいがテンポよく、ギスギスした空気が面白かったです。
最後の土下座もツボでした。
次回も観に行きたいです。

昭和スキャンティ
弾丸MAMAER
あうるすぽっと(東京都)
2008/11/06 (木) ~ 2008/11/10 (月)公演終了
満足度★★★
千秋楽を拝見
大分期間が開いて2度目の弾丸MAMER.。
商業演劇のようでした。舞台がとてもきれい。女性たちの衣装も華やかですばらしい。
笑えるシーンはしっかり笑えて、泣けるシーンはまったく泣けませんでした。

ライオンキング【福岡】
劇団四季
キャナルシティ劇場(福岡県)
2008/01/06 (日) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
すごい
友人が出演してることもあり、ずっと気になってはいたものの、ミュージカルが少し苦手な私はなかなか行く機会をもたず・・・
しかし、行ってよかった。
ほんとに観て良かったと思う。
正直ストーリー的には胸打つものはあまりなかったが、お客を楽しませるというところの見せ方には感動した。
子供から大人まで楽しめるものだと思った。

機械と音楽
風琴工房
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/11/06 (木) ~ 2008/11/17 (月)公演終了
満足度★★★
ちがう世界に・・・
舞台空間・美術がとても良かった。
引き込まれていく芝居でした。ロシアの歴史をもっと知っていれば・・・・とは思いましたが。
劇団の役者さん達の滑舌が気になりました・・・客演の方達がとても良い分。

SHOUT!!
S×Sプロデュース
新宿村LIVE(東京都)
2008/10/21 (火) ~ 2008/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
社会派エンタテインメント
核燃料再処理場の本稼働反対運動を支援するために東京や福井から青森県のある村(町?)を訪れたメンバーと現地の人々、それに県側(国側?)の人々を描いた「社会派エンタテインメント」。
題材が題材だけにカタくなったり小難しくなったりしそうなところ、全くそんなことはなく、むしろ後半なんて『十二人の怒れる男』 の終盤、どんどん真相に近づいて行く時のワクワク感に似たモノまであって。
またこれが、ひたすら処理場を否定するのではなく、賛成はしないがそれに頼らざるを得ない地域住民の状況なども説き、その上で原子力発電に依存しなくても済む方法があることを示唆しており、説得力あり。
もちろん示唆された方法は費用面の問題もあるだろうし、劇中でも語られる弊害(と言っていいのか?)もあり、そう簡単に移行できることではないのだろうが、そういう手段もあるよ、と教えてくれて眼からウロコ状態。
そこに、やみくもに反対するのではなく「受け止め、考えて、提案する」ことが大切であり(=まんまこの芝居のスタイル)、「任せておいて人のせいにする」なんてのもイケナイと、かなり耳が痛いことまで言ってのけるんだもの。

ファミリア
30-DELUX
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2008/10/16 (木) ~ 2008/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★
スピード感あふれる殺陣満載
内容は居合道場の後継者問題で、腕の立つ師範代と師範のダメ息子という基本設定はほとんどお約束ながら、題材が題材だけにスピード感あふれる殺陣満載。
また、師範役が沢木順だけに冒頭など歌いながらの殺陣で、もうこれだけでも観た甲斐アリ。
さらに後半の「天下一武道会」では中国風やタイ風アレンジの加わった殺陣まで見せてくれて、これも面白い。
これに加えて居合道場を写実的に表現した装置も見事。
これが11月の新国立劇場のバージョンでは四方が客席となり、装置なしになるというのだから、どんな見せ方をしてくれるのか、これまた期待。

友達
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2008/11/11 (火) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★
場面転換のかっこ良さに涙が出そうになる
スタッフワーク、俳優の存在感などなど、全てが洗練。めちゃくちゃかっこ良かったです。2時間20分は少々長めでしたが、戯曲「友達」がすごく好きになりました。

幕末・明治・高橋お伝
劇集団黒門町
萬劇場(東京都)
2008/11/06 (木) ~ 2008/11/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
一人の男によって流されたお伝
とにかく正統なお芝居。役者の面々も、かなりの年配の方から若い方までを起用し、その年代の情景を綿密に表現していました。ひじょうに素晴らしい!
以下はネタばれBOXにて。。

ツクモガミ
劇団三年物語
ザ・ポケット(東京都)
2008/11/07 (金) ~ 2008/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★
ずっと観たかった劇団の一つでした
この劇団が立ち上げた頃、チラシなどをみてものすごいことを考えるものだなあと感心していたのを思い出します。
一度観てみようと思いつつ、なかなか時期が合いませんでした。
今回よくやく観られました。

お座布団
東京バーリトゥード・ストリッパーズ
銀座小劇場(東京都)
2008/11/06 (木) ~ 2008/11/10 (月)公演終了
満足度★★★
久々の銀小
とても小さな小屋ですが、一幕ものには向いているのではないかと思います。
こちらの劇団でも一部屋を丁寧に作っていました。
冒頭の映像が大分乱れていましたが、他の部分は割合かちっとしていて○。
ほろりとくる人情もの。
キャラクター同士の係わり合い方がとても心地よい。
もう少しまとまってくるとさらに○だと思いました。

機械と音楽
風琴工房
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/11/06 (木) ~ 2008/11/17 (月)公演終了
満足度★★★★
風琴工房という様式美。
なんて趣味の良い構築なんだろう。
荘厳さを身に受ける観劇体験でした。
作り手の真摯さを感じます。
舞台よりは映画を観ている感覚で、感情移入はし難かった。
瀟洒な建造物を仰ぎ見て嘆息を溢す様な。内観は見えない。
そこに好き嫌いはある気がします。
美術系の友人に教えたい劇団さんだなぁ。

テキサス芝刈機
クロムモリブデン
青山円形劇場(東京都)
2008/11/06 (木) ~ 2008/11/09 (日)公演終了
満足度★★★★
痴漢はいけないな
なぜいけないかと言うと、さわやかじゃない行為だからだと思う。
しかし、ラストのさわやかすぎる電車の車内はかえって不気味だなあ(笑)

蓮杖日記~カモンクロフネ ハイチーズ~
BQMAP
シアターサンモール(東京都)
2008/11/05 (水) ~ 2008/11/09 (日)公演終了
満足度★★★★
久しぶりのBQMAP
幕末青春モノ。ホントに青春!って感じだった。暗転使わず早い場面転換で15年(かな?)を一気に見せる。
高瀬さんの男役かっこよし。
題材が写真なだけにアクション少なめはちょっぴり残念。

邪沈(ヨコチン)
乞局
笹塚ファクトリー(東京都)
2008/11/06 (木) ~ 2008/11/10 (月)公演終了

あなたと私のやわらかな棘
ジェットラグ
新宿シアタートップス(東京都)
2008/10/17 (金) ~ 2008/10/26 (日)公演終了
満足度★★★
「2時間サスペンス」系
夫がありながらも同棲していた相手を「殺したかったから」という理由で殺した人妻とその取調べにあたる2人の刑事を中心に、被疑者の夫や被害者の前妻らを絡めて描いた「2時間サスペンス」系。
被疑者は本当に殺人を犯したのか?でなければ真犯人は誰か?という狭義のサスペンスから、被疑者のみならず複数の人物が(被害者以外に対するものも含む)殺意を持っている(どころか露わにする)ことが示され、広義のサスペンスに転ずるあたりが巧い。