最新の観てきた!クチコミ一覧

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夕暮れ放課後ひみつきち

夕暮れ放課後ひみつきち

ペテカン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

ペテカンらしくて
安心して楽しめました。世代的にに通じる範囲は狭まるだろうけど、絶妙なくすぐりが笑えます。生きていくって大切なことなんだな、みたいなまっすぐな気持ちになれる。

ネタバレBOX

物語的にはあらすじに書かれているそのままで、あんまりふくらんだ感じがしないのが少し物足りない気はします。でもその分、劇団員たちが演じる高校生と現在がとっても際立って見えて、年を重ねるってこういうことだねって苦笑いしながら受け入れていけるパワーを与えてくれます。

そこそこ年を取った現在、出会って思い出話に花を咲かせるシーンにせず、、剛健に高校の校歌を熱唱する大人たちとして見せられ、うっかり涙が流れてしまいました。

そんな大人たちに流されはしないけどちゃんとその生き方を認めている、将来に悩む高校生役の谷部聖子さんがとってもいい雰囲気でした。
ミュージカル「音」

ミュージカル「音」

劇団天才ホテル

新宿村LIVE(東京都)

2008/11/14 (金) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

素晴らしかった!
佐々木姉妹ってあんなに歌が上手かった?マジびっくりですわ。東京ネジでの公演を観た時はあまり、インパクトがなかったのよね~。
それから、芝居も・・。劇団四季の出身じゃあないはずの佐々木姉妹(いいのよね?四季とは無関係なのよね?)が歌といい、表情といい、四季バリバリでした!
プチミュージカル!素敵でした。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

死島に居る音楽しか聞こえない少女の姉と音島に居る音楽だけが一切聞こえなくなってしまった妹の物語。

舞台には大きな本が置いてあります。
その本の1ページずつをめくって「レミちゃん家」「死島の地下」「歌風呂場女風呂」「死島の森」「薬屋さんの家」「革命」「クラゲの世界」と場面のタイトルを説明する仕組み。

ナビ役は元劇団四季の神谷憲司。
フラット役にディズニーシーのダンサー(現在ミスティックリズム公演中)の森政治を起用し、SOUL GIRLにも元四季の役者を歌わせるという夢のようなコラボで、それどころか今回は更に佐々木姉妹の歌の上手さも発見しちゃったというワタクシにとっては最高のプレゼンテーションだっての!(^0^)

冒頭、妹が音島に漂着するまでのシーンが物凄く夢がある。
ワタクシ、最初からニコニコ。
次から次へと登場する役者にもニコニコ。
要はちょっと子供じみたこうゆう芝居が好き。って事。
実際に小学生が見に来ていたけれど、小学生にも受け入れられる楽しいお芝居です。

この物語はただのノー天気な独裁者の王様が描かれてる芝居じゃあない。
なぜ、王はクラゲを主食にしていたか?何故、この国では音楽しか聞こえなくなってしまったのか?それらの全ての原因はクラゲにあったことが判明します。

苦悩する孤独な王とその王の苦悩の原因を知っていた薬屋。
その人間関係の縮図が絶妙に絡み合い、見応えのアル芝居でした。

王の苦悩するシーンがちょっとだけ中だるみ的に長く感じたけれど他のシーンはお好みの舞台でした。

うーーん。舞台っていいね。観てるとその年齢まで戻れる。(笑)

そう、こうやって色んな世界を想像する為に足を運ぶのだ。


串田戯場「隅田川続俤 法界坊」

串田戯場「隅田川続俤 法界坊」

松竹

金龍山 浅草寺(東京都)

2008/11/01 (土) ~ 2008/11/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

文句なしのエンターテイメント
本編の面白さもさることながら、あの小屋で見る楽しさ♪
案内嬢じゃなく、お茶子さんが居るっていうのも雰囲気あっていいな。お大尽席、桜席、羅漢席の存在もいかにも芝居小屋といった風情で楽しい。

歌舞伎座では絶対に見られないであろう亀蔵さんの怪演が脳裏に焼き付いた(笑)

機械と音楽

機械と音楽

風琴工房

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/11/06 (木) ~ 2008/11/17 (月)公演終了

満足度★★

美しい
美しいスタッフワークの数々にまず魅了されました。
ここは王子?三茶じゃなくて?という雰囲気に。
色をラインで使う舞台美術、照明が恰好良いです。

客演男優陣が其々に素敵で、観惚れてしまいました。


ネタバレBOX

でも、こうして時間をおいて思いますに、
視覚に訴える演劇だったなあと。
あ、聴覚にも記憶があるけれども。

だけども、何か、そうじゃない部分にも訴えて欲しいという気はします。
夕暮れ放課後ひみつきち

夕暮れ放課後ひみつきち

ペテカン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

すごく良かった
なんだろう、いつものペテカンって言うより少し前のペテカン?過去の作品の集大成みたいな感じでした。
苦くて痛くて切ない、大人のドラマなんだけど、高校生や若い子にも観てもらいたい作品です。
是非もう一度みたい!

ザブザブ波止場

ザブザブ波止場

劇団道学先生

新宿シアタートップス(東京都)

2008/11/05 (水) ~ 2008/11/19 (水)公演終了

満足度★★★★

カラっと猥雑のすばらしさ
台本もおもしろいのですが
それをカラっと演じ切る役者がすばらしい。

オーソドックスな喜劇ではあるのですが
細かいセンスがすごくよいのです。

ネタバレBOX

ゆるやかな伏線がドラマの興味をつなぎ
猥雑な会話に明るさがあって・・・

漁労の事務所に流れる時間が緻密で
女優陣の演技が実はとても繊細で・・・

そういう中での漁師役や警官役の役者たちの演技が
本当に映える

劇中の歌も効果的で・・・

たっぷり楽しませていただきました
森のゴムドン SPECIAL EDITION

森のゴムドン SPECIAL EDITION

売込隊ビーム

小劇場 楽園(東京都)

2008/11/14 (金) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

死ぬほど笑った!(^0^)
元来、コメディ好きである。
何も考えずお気楽極楽で鑑賞できるからだ。
だからといって、コメディを見下げているわけではない。コメディほど高尚なものはない、なんて思っちゃってるからだ。人を笑わすことがどんなに大変な事か・・・かつ、どんなにエネルギーを消耗するかもわかっちゃってる。

元来、笑い上戸でもある。
まあ、笑っていれば世の中はどーにかなる。なんつって考えてる楽天家でもある。

そのコメディ好きで笑い上戸のワタクシはマジで本日、殺されるかと思ったくらい、ヤヴぁカッタお話!

以下はネタばれBOXにて。。


ネタバレBOX

なんとゴムドンシリーズは11年前に初演を上演してから続いてるってんだから、どうやら日本人を笑わせながら殺してしまう腹づもりなのかもしれない。

ゴムドンとは妖精らしいが、性格は気儘で遊び好きでいい加減で、その上不思議な合言葉を発するとその場に居た人が死んでしまうという厄介極まりない極悪人・・もとい、極悪妖精なのだったら、なのなのだ!

つまりだ、森の中に住んでいる可笑しな妖精たちとこの森にキャンプに来たカップルの物語だった。

何が可笑しいって登場妖精たちだ。ファンキーな妖精のキャラ立てがひじょうに面白い!(^0^)

人魚姫の格好で登場したサシミ様のなんとも妖しげなナリとは別に、ふざけた仕草がバカバカしい。
兎の格好をしたアネモネの森の妖精たちの前での態度とニンゲンと二人だけになった時のギャップがすんごくいい。

更に、アネモネ同様全身タイツで登場するカブレラも・・・もう、笑うほかないんだよねー(^0^)

しかしだ!そんなナリだけでは当然のお約束ながら笑えるはずはない。でしょ?諸君!
んじゃ一体何が面白かったん?ってことだけれど、それは言葉だ。会話のキャッチをしながらのセリフ回しが、巧みでハマル。

なんとも噛みあわない言葉や微妙な言い方がとにかく面白い!

流石は難波のど根性蛙なのである!
関西の劇団と聞いただけで、「笑わせてナンボでしょう?」なんつってワタクシなど、期待に胸をこれでもかって膨らませていくわけだから、ふふ、とか、くすっ、とか、あはっ!くらいじゃあ、納得できないゾっ。ってな気持ちで挑むわけだ。
そんな挑戦にまんまと観客は白いフラッグ振って「もう、カンベンしてよー。」って涙を流しながら笑う。笑う。わらう。

もう、これだけ笑わせてくれたら満点でしょね。。

それにしても、ゴムドンの三谷は初演の時が21歳。それから11年経ってるのに、可愛い妖精なのだ。イケル。40までイケルよ、三谷!(^0^)

脚本家の横山は「誰が何と言おうと自分で腹を抱えて笑える作品なのである。自画自賛した上、他人にこの笑いを理解せよと強要し「面白かった」と感想を述べるまで帰さない。」と言っているが、本当にその通りなのである。

すてるたび(公演終了)

すてるたび(公演終了)

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/11/25 (火)公演終了

満足度★★★★

各駅停車のたび
いろいろな考え方のできる、うつらうつら夢見ながら観ることのできる演劇。なんか素敵で詩的。なっとくなセリフがちりばめられていて、ガタンガタンゴトンゴトンピタピタ…ときこえてくるような、温泉旅行へ行きたくなるような、、、観て良かったです。初めての五反田団でした。

接触

接触

世田谷シルク

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

際立つ関係性
交互に語られる2つのストーリーと、散りばめられたいくつもの一人芝居が、いくつかのモチーフやキーワードでゆるやかにつながっていく。

触れること・香りが呼び覚ます記憶、色・音・語られなかった言葉など、五感を通して感じられる様々な形の出会いと別れ。二人芝居だからこそ、人と人との関係性が際立つのだろうか。

刺激的な、そのくせどこかしっとりした印象を残す芝居だった。

赤シャツ

赤シャツ

劇団青年座

紀伊國屋ホール(東京都)

2008/11/12 (水) ~ 2008/11/18 (火)公演終了

満足度★★★★

大道??
とても楽しかったです。あの文学作品が頭の中をよぎります。あの赤シャツ先生が主役な舞台。とても切なくてあたたかくて、ウワサは大きく広がるものだし、正そうとすればするほどマイナスに。ラストーシーンが泣けました。よかったなぁ。

テキサス芝刈機

テキサス芝刈機

クロムモリブデン

AI・HALL(兵庫県)

2008/11/14 (金) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★★

笑みがこぼれる感じ
関西から東京に拠点を移したカンパニーが、こうして元気にがんばってるのを観れるのは、心から嬉しい。

ヒキガネ2008

ヒキガネ2008

はぶ談戯

萬劇場(東京都)

2008/11/12 (水) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

ここまで行くと、清々しい!
話の筋が「と゜う」と言うものではなく、理屈抜きで楽しんだもの勝ちの作品。
個性派揃いの出演者陣を“よくぞここまで魅せたな”っと感心しきり。

カラオケミュージカルと言うだけあって、歌も満載。
無理やり入れてる感じはなく話の邪魔にならないし、聞いて懐かし曲が
次々に出てくると言う意味でも楽しめた。

接触

接触

世田谷シルク

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★★

2本軸
ルデコのキャパを上手く利用したものだったと思う。
オムニバスといえばオムニバスだし、全てを包括しているような印象もあり。
それぞれに見せられる【接触】に、いつのまにか心が揺れていく。



ネタバレBOX

「けいせい反魂香」、そしてオリジナルの「絵本」を織り交ぜながらの展開。
展開が早いが故にもう少し、登場人物が分かりやすいものがあれば
良かったように思いました。
すてるたび(公演終了)

すてるたび(公演終了)

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/11/25 (火)公演終了

満足度★★★

おもしろかったのですが‥
自分なりに深層心理を読解をしながら観てましたが、
前半楽しめたけど、付き合い続けるのはちょっとつらく‥

黒田さんは、ハイバイ「ポンポンお前の自意識に‥2007年」と
同じテイスト。本当にこの手のキャラクターの作り方うまいなー

電車は血で走る

電車は血で走る

劇団鹿殺し

青山円形劇場(東京都)

2008/10/29 (水) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

満足。
2003年から観ている鹿殺し。
芝居中に、芝居とは違う点で感傷に浸らせてしまうのは、芝居として如何なものか?とは思いはするものの、今まで何のメッセージもなかったことに不満でもあったので、なんだか納得感があった。

無理やり感傷を引き剥がした感想を考えると、文句なしに『鹿殺し』で満足。

前半の弾けっぷりに置いてけぼりにされるところとか、
半ばに思いっきり暗い気持ちにさせられるところとか、
後半でいつのまにか清々しい気持ちになっているところとか。

鹿殺しのパターンと言ってしまえばそれまでだけど、今まで見てきた中で一番好きかもしれない。

劇中劇の弾けっぷりはとても良かった(思わずちっちゃく一緒に踊ってみたり♪)

鹿殺しは見るたびに作り方が繊細になっていく気がします。

前回見たサロメはとても大きな会場だったので、鹿の良いところである繊細さが伝わらなくて、非常に不満だった。

青山円形劇場は、本当にちょうどいい空間だったと思います。

とにかく、関西からの往復の新幹線代を考えても見てよかった!!!!

まんまるレールウェイ

まんまるレールウェイ

春の日ボタン

劇場MOMO(東京都)

2008/11/12 (水) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★

きついなぁ
前向きキャラばかりで、唯一、近藤美月で目先を変えられのが救い。

世界の誰より、私は遅い。

世界の誰より、私は遅い。

チャリカルキ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2008/11/12 (水) ~ 2008/11/18 (火)公演終了

満足度★★★★

九里さんがいいですね
再演だったのですね。3話の最後まで、気が抜けない、なるほどねぇー。

ヒキガネ2008

ヒキガネ2008

はぶ談戯

萬劇場(東京都)

2008/11/12 (水) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

期待通りでした
役者さんの動きや、勢いに見応えがあり、期待通りでした。
タップやカラオケなどの味付けと、空間的な隠し味もあり、
楽しめました。
雰囲気もよく出ていました。
こういった前向きなお芝居は、観ていても気持ちが良かったです。
オールラウンドなお芝居より、徹底された方向性のあるお芝居の方が
尖がっていて見応えがあります。
さらに、魅せ場を伸ばして行って欲しいと思ってます。

片恋。

片恋。

劇団ジュークスペース

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/11/12 (水) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

これはおもろいね
ジュークスペースはここ2作あたってます。

おはなしの展開にひねりはないけど
細部の部品がいいんです。

作・演は大岩紙から大岩美智子になったんですね。

次の公演も楽しみです。

玉ノ井家のエンゲル係数

玉ノ井家のエンゲル係数

劇団ぎゃ。

青年センター ワンコイン実験シアター(福岡県)

2008/11/14 (金) ~ 2008/11/15 (土)公演終了

満足度★★★★★

盛り上がっていました。
千秋楽、見ました。
人がすごく多くてびっくりしました。
それから、中村さんがあんなにたくさん出ていたのをはじめてみました。
すごく上手くてびっくりしました(失礼)・・・

ネタバレBOX

舞台セットがとてもかわいかったです。
椅子とテーブルがレトロで好きでした。
その後ろのほうにダンボールが一面に積んでありました。

話の内容も大変好みでした。
脚本を買ってしまいました。
ラストはキレイに裏切られました。二段オチ??おおー。

500円であれだけのものが見られるなんて感激です。
また見に行きますヾ(´▽`*)ゝ

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