
ドンコの大冒険
劇団スタンド・バイ
劇場MOMO(東京都)
2008/11/18 (火) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
アドベンチャーでない冒険物語
面白い台詞がちりばめられてはいるが、演出に一体感と勢いが無く、
物語が散漫な印象を受けた。
衣裳のセンスも良くなかった。
舞台奥全面の襖を使ったセットの使い方は、面白かった。
ドンコ役の主役女優さんの頑張りに拍手。

友達
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2008/11/11 (火) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
体調不良でした(私が)
自身の体調不良を、芝居を見ながら痛感させられた。
いつものごとく、集中力を要し、「読み解く」ことを求められる芝居。
自分の責任ですが、間が悪いことに疲れていたので、良いも悪いも評価できません。
素人は、こんな感想で済むから、ラクでいいです。
皮肉でなく、チェルフィッシュについて、あれこれ書ける人に感心します。
周囲の理論武装によって、岡田利規氏が「旗手」たりえている部分もあると思いますが、
新たな気付きを与えてくれるので、それはそれで為になります。(何度も書きますが、皮肉でなく)

黄金の猿
劇団桟敷童子
ベニサン・ピット(東京都)
2008/11/21 (金) ~ 2008/12/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
堪能しました
マイノリティの悲哀の物語に冒険活劇の要素が加わり、エンターテイメントとしても秀逸。
涙に笑いにアクションに、いろんなものがいっぱいつまってました。
赤と青の色使いが綺麗。
95分+休憩10分+50分。

ツキミ金魚
ミクロドロップ
西鉄ホール(福岡県)
2008/11/23 (日) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★
イタイ話だったけど
それなりに消化されていていい感じに仕上がっていた。
切ないままに終わらずに、ハッピーエンドだったのは
ほっとはしたが、作者の言いたかったことは
十分に伝わったのだろうか。

歓喜の歌
(有)パン・プランニング
前進座劇場(東京都)
2008/11/22 (土) ~ 2008/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑いが止まらない
ストーリー展開が面白くて、
あっという間に時間が過ぎてしまいました!
笑いすぎてしまったくらいです。
最後のシーンがまた余韻が残ってとても印象的でした!

いまさらキスシーン(玉置玲央一人芝居)
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/11/19 (水) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

いきなりベッドシーン(七味まゆ味一人芝居)
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/11/19 (水) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★
柿か、牛丼か。
はやい、やすい、うまい。
スピーディなセリフ回しとストーリー
チープにみえてディープなテーマ(この言い回し自体がチープか)
もちろん七味さんは、うまい。
だが、もう一段深まった七味さんを見たい。
七味さんが七味さんを超えたところを見てみたい。
逆にそういう部分を見れるかと思って
ひとり芝居に期待した部分が大きかった。
そう思って観た感想は
「七味さんが早口でハイテンションですごい!」
そんなお芝居。七味さん以外は出てこない。当たり前だけど。

怪人21面相
パラドックス定数
SPACE EDGE(東京都)
2008/11/21 (金) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★
怪しさ満点
怪人21面相は出てきません。
とある犯罪グループの隠れ家でのやりとりの芝居です。
劇場がほんと、ぷれはぶ小屋で怪しさ満点。
終始薄暗い中で、他では味わえない独特の雰囲気が出ていました。
どうやら本当にあった事件がネタみたいだけれども、、、
ごめんなさい。全然知りません。
・史実の事件を知っている。
・前作「3億円事件」を観ている。
この2点が、本作品を楽しむことのできる一つの条件になっている気がします。

クレームにスマイル
ニットキャップシアター
ギア専用劇場(京都府)
2008/11/20 (木) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★
心地よく、おもしろかった
笑わせてもらったし、観終わってあたたかい気持ちになれました。
「劇団員だけの公演」は、ニットキャップシアターの新しい局面を見せてもらえた気がします。

アルカリ
壁ノ花団
アトリエ劇研(京都府)
2008/11/20 (木) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

夕暮れ放課後ひみつきち
ペテカン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2008/11/15 (土) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★
ストーリーを可とするか不可とするか
役者さんたちの個々の芝居はとってもよかったと思います。
脚本は個人的に、面白そうなんだけど不完全燃焼、って感じ。

どんまい マインド
Doris & Orega Collection
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2008/11/11 (火) ~ 2008/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★
ゆる〜い♪
演出の山田氏のブログにあったとおり「ゆる〜い」コメディでした。
何気に女優さんが豪華かも。
男子では中丸さんがお茶目でした。

中嶋正人
studio salt
相鉄本多劇場(神奈川県)
2008/11/22 (土) ~ 2008/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
思ったほど重くなく、思う以上に懐が深い
アウトラインを読んで想像したような重さはなかったのですが、その重さでは決して表現できないものがこの作品にはありました。
べたな言い方ですが本当に良いお芝居だと思います。

ヌンチャクトカレフ鉈鉄球
芝居流通センターデス電所
青山円形劇場(東京都)
2008/11/13 (木) ~ 2008/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★
中谷さんかわいい
中谷嬢、演技・表情・セリフ、全ての輪郭がはっきりしてる。やはり大きな劇場で芝居できる人は違うなあと思いました。
三姉妹のはなしは面白い。白い舞台の上で三姉妹が向かい合うラストは幽玄の趣きで好き。

怪人21面相
パラドックス定数
SPACE EDGE(東京都)
2008/11/21 (金) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
緊迫した二時間
すべては作者の想像である目の前の出来事が、実際の事件の真相に思えてきます。
先行特典はグリコのお菓子、「どくなし たべても あんぜん」って書いてあったけど、大丈夫かな(笑)

歌謡シアター『ラムネ』~夢の途中編~
アミューズ
あうるすぽっと(東京都)
2008/11/16 (日) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
大満足
年代的にストライクなので、ある意味「三丁目の夕日」よりもはるかにノスタルジーを感じます。
ベタな青春モノだけど、そこがいい。
選曲素敵。歌える曲ばかりで一緒に歌いたくなるのを我慢♪
キャストが全員歌ウマなのがうれしい。(主要キャストが歌イマイチな大作ミュージカルに、爪のあかを煎じて飲ませてあげてください)

月の輝く夜に
コマ・プロダクション
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2008/11/22 (土) ~ 2008/11/29 (土)公演終了
満足度★★★
マナー違反が多い
当たり前だが、小劇場のそれとはやっぱり違うなあ、とシミジミ。舞台の大きさ、セットの豪華さ、客数の多さ、出演俳優・・・・etc。ただ、全体を通じて展開がスローテンポな前半とあっという間に話が進む後半ではバランスが悪いというか、消化不良というか、なんとも違和感が残ったストーリー展開でした。公演中に携帯を取り出してメールを打っているオバハンが前にいたため、その光が気になってしかたがなかった。年配客が多いため、観劇マナーに違反するやからが多いのもあきれた点といえる。若者が多い小劇場のほうが加過去の経験上、マナーはいいと思う。

月の輝く夜に
コマ・プロダクション
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2008/11/22 (土) ~ 2008/11/29 (土)公演終了
満足度★★★
観てきました
大地真央さんは魅力的な女優さんだなと。オーラ持っていますよね。個人的には上篠さんの演技が好きでした。以下詳しくはネタばれにて。

昭和島ウォーカー
パルコ・プロデュース
東京グローブ座(東京都)
2008/11/02 (日) ~ 2008/11/23 (日)公演終了
満足度★★★★
笑いながら学ぶ生産管理の基礎
普通に(ちょっと豪華な)ヨーロッパ企画だった。
「インテル」は観てないのだが、ここまで美術などにお金をかけずに、チープな感じでもこの面白さは変わらないのでは、とも思った。
内容的には、「5S」だの「マジメ」だのといった生産管理や品質管理にかかわるような用語説明が、実に丁寧にされていて、このまま生産現場用の研修ビデオになるのではないかと思ったほど。そう思いながら観ているとちょっと苦笑してしまった。
そんな内容だったが、お客さん(ファン・・たぶんジャニーズの)のなんと温かいこと! 楽しむつもりでやってきて、きちんと笑ってくれる。一緒に観ているこちらも、肩の力を抜いてそんな温かい波に乗ることができれば、普通に笑える(爆笑ではなくて)のだ。
そんな、あくまでもヨーロッパ企画の舞台として観た。

怪人21面相
パラドックス定数
SPACE EDGE(東京都)
2008/11/21 (金) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
シアトリカルなライブ
久しぶりに本当にすごい芝居を観た。
ここまでそれぞれの人物像を骨太に書くことは並大抵のことではない。
熱い語り口にこちらまでが翻弄されていく。
しかもあのスペースをひとつも隠しもせず、全て舞台に仕立て上げたことでまた感動。
完璧に話と場所がマッチ。
グリコ森永事件は個人的に気になる事件で、
過去の三億円・東京裁判と比べると、知識はかなりあったので、
それも重なり非常に見やすかった。
うん、今回ので個人的に事前知識が必要だと認識。
次からはもっと予備知識を詰め込んでから見に行こう。