最新の観てきた!クチコミ一覧

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夕暮れ放課後ひみつきち

夕暮れ放課後ひみつきち

ペテカン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

うわ、最後泣けた
ぼくはのほほんとした高校生活を送ってたもんだから
なにか必死な目標があって夢破れた感じがわかんない。
でも「ぼくがこの立場だったら」と想像できる作品です。

甲子園で歌えなかった校歌を唱和するラストはいいです。
うるるときました。

とける

とける

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2008/11/13 (木) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★

融合感のない人間関係
初見でした。

登場人物、それぞれ自分勝手に生きて動いている感じ。
故に反目しあい、協調しない距離感のある人間関係。
このあたりがおもしろくて目が離せませんでした。

連作ということで、ちょと心配でしたが本作だけでも充分
楽しめる内容になってました。

ZOKKYののぞき部屋コレクションPart3

ZOKKYののぞき部屋コレクションPart3

ZOKKY

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/11/19 (水) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★

bプロ
「乳が出て幸せ」
演技してる遠藤さんをこんなに近くで見たのは初めて。
なんだかのぞき穴エリアの演出が凝ってきたなぁと実感。

「ブラジャーに乗って」
なんでしょうね‥ ラストあたりのチープな感じもたまらないです。

「欲棒という名のすごい棒」
なんでしょうね‥ ああ、これはちょっとエロいな、と。

なにはともあれ、出演者の皆さん、小林さん、おつかれさまでした!

ネタバレBOX

おもしろいんですけど、なにか少し偏りが見えてきたような。

初見の時、「ダッチ」で外まで聞こえてくるエロい声と音、
実際に観たときの想像以上のくだらなさとのギャップに
これはすごいおもしろい!と思いましたが、最近は
「エロそうでエロい」と、ちょっと普通になってきた気がします。

これは慣れてきてるのか?人間は順応する生き物だな。

今回はaプロが観れなくて残念でした。
ツキミ金魚

ツキミ金魚

ミクロドロップ

西鉄ホール(福岡県)

2008/11/23 (日) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★

うーん・・・
台詞で語られている言葉をきちんと聞いていればストーリーを追っていけるし理解もできるんだけど、体と言葉の違和感を感じる部分が・・・
切なくていい話だったのに。
やっぱり「女性」を描いていたことに少し安心。

ワーニャ伯父さん

ワーニャ伯父さん

地点

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/11/22 (土) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★

好きかと聞かれると
好きか嫌いかでいうと、こういう表現は好きじゃない。
だけど、表現としてかなり完成度が高かったと思う。
美術がとても美しかった。

中嶋正人

中嶋正人

studio salt

相鉄本多劇場(神奈川県)

2008/11/22 (土) ~ 2008/11/30 (日)公演終了

そつない感じ
暗転の使い方がかなり気になったけれど、横浜という地域密着の劇団でありながら、動員数があるという力強さには頷ける。

ネタバレBOX

見せる転換と暗転中の転換に差をつける意図がわからなかった。
というのも、僕が個人的に暗転にうるさいだけかもしれないけれど。
MOTHER

MOTHER

劇団青年座

紀伊國屋ホール(東京都)

2008/11/21 (金) ~ 2008/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

お恥ずかしい観劇記ですが・・・
観劇させて頂きました。この作品は真っ向勝負のもので、直球一本を絶妙のコントロールで投げ分ける正統派と呼ぶべき作品でした。が、正直なところ自分には正統派の作品の観劇記を書ける能力はありません。観劇中に思っていたことは「面白い!」「笑っちゃう!」「さすが!」の3つのみでした。観劇記の文章を書こうにも、どのような文章を書いても文末には先の3つの言葉のいずれかで結んだ文章をひたすら繰り返すのみになってしまいそうです。お恥ずかしながら観劇記を書こうにも、抜群にコントロールされた剛速球の前に、何も出来ずに見逃しの三振状態です。普段いかにぼんやり観劇しているか、明らかになってしまいます。この作品の主要登場人物はいずれも名を知られた文豪・思想家ばかり!作品を読まれていない方でも十分過ぎるほど楽しめますが、作品を読まれた方ならば「あの作者が!・・・」とニンマリしてしまいます。個人的にもっとも笑ってしまったのは、戦後の文壇で重鎮として活躍し「門弟三千人」と謳われた佐藤春夫でした。あの佐藤春夫ですら、この作中の豪華な顔ぶれの前では一番の下っ端。生前のいかにも文学者の風貌をした顔を思い浮かべては、その立ち居振る舞いだけで笑ってしまいました。今回はなんともお恥ずかしい限りの観劇記ぽいものでしかないのですが、大目にみてください。

鳥人図鑑

鳥人図鑑

劇団 虚仮華紙

BABACHOPシアター(東京都)

2008/11/23 (日) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

そうくるのか。
旗揚げ公演で受けた強烈な衝撃は今でもまだ残っている。第二回公演は場所が岐阜だったので断念したものの、念の為に行きの電車を調べていた。そして、今回。当初はタナトスを考慮に入れていたらしく、舞台スペースがそれ相応になるのは初期段階から決まっていた様子。旗揚げがあれだけ広い場所だったので何かしらの理由があるのだろうとは思ったけれど、いざ当日に舞台美術の畳を目にした時点で少し解けました。
今やってくれて良かったというのがまず正直な感想。これが劇団として名も在り方も知られた安定期に入っていたならハイリスクな公演だった気がする。個人的にはそもそも演出の面で評価しているので、成生さんの引き出しの中身を更に観られたのは良かった。しかし残念ながらこれはかなりファン心理に偏った見方。脚本的には散漫な印象があって、物語の到達が何処に向かっているのかよく分からなかった。初見で思い入れのない人からしたら手放しで面白い芝居とは言い難かったかもしれない。そういう自分も神馬さんの脚本は手放しで好きとは言えないけど『鳥人間という言葉が気持ち悪くて好き』なんてセンスには惹かれます。

ネタバレBOX

気になる点は脚本に何処まで指定があったか。フックが台詞を口にする大分前から登場しているのとか、子供を人形にしているのとか、儀式の中身とか。この辺りは演出で作られたと予想しているのだけど。
とける

とける

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2008/11/13 (木) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

星5こです
満足しました!
前作「役に立たないオマエ」がこちらの劇団の初観劇でしたが、今回の連作すごくたのしかったです。

次の公演も見たいです!

座礁

座礁

天辺塔

まちづくり市民交流プラザ(広島県)

2008/11/23 (日) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

志が感じられる好感触な
2時間超の舞台を走りきった熱のある舞台でした。ただいろんな題材やキーワードが交錯していて複雑で、分かりにくくなってしまっているのがもったいなく感じました。20〜30分くらい短縮する作業をするならば、そこにさまざまな問題点が浮き上がってくるのではと思います。オリジナリティも凝縮していくのではないかと。

ニコルと月

ニコルと月

劇団さかあがり

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2008/11/22 (土) ~ 2008/11/23 (日)公演終了

満足度★★★

題材は好き
テーマは好き。
題材も好きです。
でも、機能していない気がする。
パーツがあるんだけど、くっついてない、という感じで。

暗転が多く、話が上手く転がっていかない。全体的に、丁寧すぎるシナリオ。
どこかバッサリ切って、話を飛躍させる構成を、工夫するべきかと。
クローカが何者なのかとか、謎に対する答えは、ハッキリさせるべきだとおもう。

演技の種類の違いも、ちょっと気になってしまった。


でも伏線とかは面白い方向に張ってある。
あの月のセットも好き。
なにより社会人の方が、こういうテーマのをやるんだってことに、非常に興味がわいた。
洗練されたものになっていくよう、頑張ってほしいなと思いました。(すみません偉そうで・・・)
劇団としての高感度は、とても高かったです。

機械と音楽

機械と音楽

風琴工房

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/11/06 (木) ~ 2008/11/17 (月)公演終了

満足度★★★★

綺麗でした
美しい空間と素敵な役者さんと生演奏と照明!スタッフさんの気遣いが素敵でした。のど飴とマスク、ありがたかったです。

ネタバレBOX

映像が写されるのですが、気を抜いていると読み逃してしまう…ロシアに対しての知識が全くなかったので、勉強してからきたほうが良かったかも。
客演の方がとてもよかったです。
鹿 金

鹿 金

少年かしこ

OFF OFFシアター(東京都)

2008/11/19 (水) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★

「作りもの」なのか「本物としての作りもの」なのか
役者の芝居が、ひじょーに気になる・・・。
妙に人と人との距離が近い。
普通、現実の世界では、知らない人の体にあんなに触ったりとか、しないと思う。

「作りもの」としての演技か、「リアル」を追及した演技なのか。
どちらにも取れないから、何だか話の流れにリアリティーを感じない。
でも、それがあくまで、小説の中の話として、リアリティーを持たないものなのか。
だったらもっともっと あからさまにしてほしい。

とかそんなこと考えてしまった自分は、きっとイマイチ物語に入っていけなかった。
特に演技面での細かい部分に、とても目が行ってしまった。
どちらかに、統一するべきかと感じた。

ネタバレBOX

ラストのオチは、好き。
希望があってよかった。
あの「救急車ーーー!!」という叫び、聞きたかった。
すてるたび(公演終了)

すてるたび(公演終了)

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/11/25 (火)公演終了

連勤と連勤の狭間に
観るには何だか心地よい夢のお話。

ワーニャ伯父さん

ワーニャ伯父さん

地点

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/11/22 (土) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

こりゃ、すごい。
いやー、堪能した。
独特の発語法は、以前見たときよりも控えめになっていたとのこと。
その発語法も含めて、ワーニャ伯父さんの、エッセンスを見事に凝縮して、観客に届けていた。

ネタバレBOX

難解なのかも知れないが、ここまでの芸術性を備えれば、日頃芝居を見ない人にもいいんじゃないだろうか。
すてるたび(公演終了)

すてるたび(公演終了)

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/11/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

笑いながら(悪)夢を巡るたび
夢というのは、いろんな記憶が予期せずにやってくる。例えば、トイレに座っていると思っていたら教室の自分席だったとか、ずっと話をしていたのは、カトウくんかと思っていたら、サトウさんだったとか、一見脈絡なく空間や時間をネジ曲げながら続いていく。
熱っぽいときの夢だったりすると、それは速く目の回るような回転のようなときもある。

そんなことを観ながらフト思ったりした。自分にとっての悪夢は、他人から見れば、結構笑えたりするのではないかとも。

弟の(悪)夢のような体験は、観客からの視線だと笑ってしまう。本人は、全身に汗をかき必死なのに。
もがいてももがいてもどうにもならないような夢、暗い穴に落ちてくような夢なのに、笑ってしまう。
弟の(悪)夢の原因は、一体なんだったのだろうか。

他人が巡る(悪)夢を、爆笑しながら一緒に進むたびだった。たまに弟に同化して、やけに息苦しいときもあったりするのだが。

でも、汗をたくさんかいて目覚めれば、熱はひいているかもしれない。

五反田団は、これからもずっと観ていこうと雨の中思った。

ネタバレBOX

シンプルな舞台美術だからこそ見事にイメージが膨らむ。

黒い大きなタロウが出てきたあたりと、海の水が満ちてくるあたりは悪夢の絶頂期であった。

「海の中」から始まって、海で終わるサークルは出来過ぎのような気がしたし、ラストの台詞も、想定内だったような気がしないでもないが、悪夢は続かず目覚めたのだと、勝手に解釈した。
怪人21面相

怪人21面相

パラドックス定数

SPACE EDGE(東京都)

2008/11/21 (金) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

想像以上の興奮(笑)
『少しは想像しろよ。興奮する話だろう。』
 
 
チラシに刷り込まれた言葉、まさに、その通り。
 
実録からここまで遊べる想像力こそ野木作品の魅力だと思います。
 
自分にとってはドストライクっていうんですか、
大好きだ、この劇団。

ネタバレBOX

パラ定、野木さんの作品を観るようになってまだ数作目ですが
今まで観たモノで個人的な好みからハズレた事が無いという
ものすごい確率で面白がらせてくれる劇団。

今回は「38℃」を観たハコでの観劇でした。
ハコといっても倉庫のようなものスゴク癖のある場所。
とはいえ癖のある場所を使われるのはお得意ですよね。
ココでの上演を設定しての台本なのかと思わせるくらい
チェスの話でも乱歩の話でも場所に合った演出をされてましたから。

実際にあった事件をこんな風に再構築してフィクションにするなんて
毎回ホント、その作品のチカラに唸ります。

眼鏡男子、好物なんですが
眼鏡無しでも良かったですね、ナンテ余計なことも思いつつ
次回作のチラシ探しちゃいました。
友達

友達

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2008/11/11 (火) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

あぁ、安部公房!!!
始まるまで音楽や照明にワクワクしていた自分。
蓋を開けてみたら後悔しました。

そうだった、そもそも「安部公房」が自分に合っていないのだった。

かつて深夜のTVで観た「砂の女」の映画しかり。
数作品の文庫本で読んだ時でもそうでした。

どうしてコレほどという位の居心地の悪さったら無い、
非常に苦手な世界観。
そこが彼の作家のウリだし、面白さなのだろうと解るけど
自分はソコが堪らなく駄目なのだ。

そんな基本的なコト、忘れてた自分のうっかりさ加減に心底ガッカリ。
はぁ・・・。

出演者はやたらと豪華で達者な方々なのに正視出来ない気持ち悪さ。

何だかどうしたかったんだか、自分ってば(苦笑;)

ネタバレBOX

原作も戯曲も読んでいないので解らないけど
役者が皆さん客に向かって話しかけてくる。
目なんて合おうモノなら目配せされてしまい
更には意見まで求められる始末。

演出だとしたら苦手なタイプ、
コチラに向かって台詞を投げられる度に
うわ~~~どうなの、コレって感じで
とにかく居心地悪かった。

前から2列目のセンターなんて良い席で
正視出来ていない客っていうのも我ながらどうかと思うが
いっそ眠れたら良かったのにって失礼にも程があるけど
もうひたすら我慢したというのが本音。

あくまでも私、個人の感想ですが
苦しかった・・・・・・・・・
失われた時間を求めて

失われた時間を求めて

阿佐ヶ谷スパイダース

ベニサン・ピット(東京都)

2008/05/08 (木) ~ 2008/05/27 (火)公演終了

TV放映
観劇後、何と書いて良いのか全く解らなかったのでコメントしませんでした。


ここぞとばかりにTVでの放映で再見しました。



しかし・・・・・・・・・やっぱり解ったとはいえません。

観劇中、ひたすらアレコレ想いを巡らせた挙げ句
ただただ感じることしか出来なかった。


自分のチカラ不足かもしれない。
でも、敢えてソレでも良しとしたい。
そんな想いになりました。



すてるたび(公演終了)

すてるたび(公演終了)

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/11/25 (火)公演終了

満足度★★★

わからなさ程度が
妙に心地よくできあがってますよね。ファンタジーでもありホラーでもあり、人間ドラマにも見える。退屈する部分もあるけど、それはその時の気分やとらえ方による。今日はつまらなく感じても明日観たらわくわくしそうな気もしちゃうのが魅力。いや、今日つまらなかったわけじゃないんだけど。

ネタバレBOX

役者さんたちの妙な間の取り方と、椅子4つだけのセットと、脚本のちぐはぐさがやっぱりおもしろい。黒田大輔さんのとぼけ方が絶妙だから次々と展開される場面が見所になる。

照明の暗さがそそるんだけど、眠気を誘うことも。物語に突き放されちゃうとね、次に寄り添えるまでの間に。

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