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CLASSICS vol.2

CLASSICS vol.2

AND ENDLESS

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2008/12/12 (金) ~ 2008/12/25 (木)公演終了

満足度★★★★

期待してみる?
今日、コーネリアと鬼が島、両方見た。個人的には鬼が島の方が好きかな。
新しいアンドレに出会いたいなら鬼が島、いつものアンドレならコーネリアだろうか。昨日『あれから』を観たのだけれど、そんなに遜色ないといったら、ケラさんに失礼かwでも、ひけを取らない面白さがあった。

今回は期待してもいいかも。

ネタバレBOX

相変わらずの休憩10分の3時間上演だが、開演は定刻だった。
これだけで伝わる人にはきっと解る^^;

疲れを感じる前に、終わったのでいつも以上に余韻に浸れる時間が楽しめる。
あれから

あれから

キューブ

世田谷パブリックシアター(東京都)

2008/12/13 (土) ~ 2008/12/28 (日)公演終了

満足度★★★★

これから。
縁あって、ケラマップを初めて観た。
今年も、もう年末になるが今年イチオシの面白い作品だと思う。ただ、俺にとってはタイムリーでない事だけ。俺が、これから数十年後にこの作品を観た時に初めて自分の中でしか感じる事が出来ない感情に出会える、そんな作品でした。
今の俺にはただ見ごたえのある面白い名作でしかないのが、少し残念。

ネタバレBOX

一幕はメインキャストのバックボーンとお互いの人間関係。
二幕はそこから3ヵ月後の話。

始まりは、二人の高校の頃同級生ミラとニチカの出会いから。
実に30年ぶりに出会った二人は、用事そっちのけでお互いの昔話に花を咲かせ、お互いが過ぎてきた『あれから』を語り合う。


ミラはカメラマンの亭主を夫と生活を送る中で、彼への愛情が冷めていく自分に嫌気を感じつつも、助手と肉体関係を築く。一方、夫は自分の写真に興味を持たなくなった妻より、若い女と肉体関係を重ねる。

ニチカは『玩具』メーカーの社長をしている夫の妻として、お金に困らない生活を送るが、自分の中で孤独や淋しさが日々蓄積されていく時間を過ごす。

そんな二組の中年夫婦に訪れる結末とは・・。
夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

キティフィルム

ステラボール(Stellar Ball)(東京都)

2008/12/16 (火) ~ 2008/12/26 (金)公演終了

満足度★★

小松がへた!
この物語ってガネーシャが主役でしょう?
なのに小松の演技が観てられないほどへた。

久しぶりに観ました。大根役者!

以下はねたばれBOXに。。

ネタバレBOX

脚本と演出は奈良橋陽子、舞台美術・映像デザインは、宝塚のNEVER SAY GOODBYEや東宝エリザ、モーツァルトなどの映像も手がけた奥秀太郎。振付は慎吾ママのおはロックなど多数の振付を手がける香瑠鼓。と、豪華メンバーなのに、その良さがはじけちゃったのか、芝居というよりショーと化してた。

たまにあるんだよねー、小説から映画や舞台を作るとき、本の全てを表現する事なんて出来ないから、部分的に抽出する。そこから批判を繰り返して出来上がったものが、原本と違ったものになってるということが。


ガネーシャがゲンの心の奥底にある願望や本音を語るときの語り口調も小松は棒読み。
オーディションのシーンもしらける。

むしろ、伊沢(兼崎健太郎)や堀(倉沢学)、バーのマスターの3人のコネタが笑える!(^0^)

これで8000円はぼったくりですわ!(・・)


SUPER JACKPOT

SUPER JACKPOT

演劇ユニット・リッチ

劇場バイタス(東京都)

2008/12/20 (土) ~ 2008/12/21 (日)公演終了

満足度★★★

山口奈緒子さんでてます
くすりとしますな

ネタバレBOX

ラサプリネタまでみれるとは
そのどちらかは笑わない

そのどちらかは笑わない

電動夏子安置システム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/12/18 (木) ~ 2008/12/21 (日)公演終了

最終章
トナカイがクリティカルヒット。

劇団きららの「星の王子さま」

劇団きららの「星の王子さま」

劇団きらら

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/12/20 (土) ~ 2008/12/21 (日)公演終了

わりと忠実に
思った以上に原作に忠実だった気がします。気がします、というのは、原作読んだんだけどあんまり覚えてなくて。装置・衣裳・照明・音楽・役者の動き等をひっくるめて、とにかく、美しい舞台。

スナック寒月~ひろしの店の作り方

スナック寒月~ひろしの店の作り方

フラクタル

サンモールスタジオ(東京都)

2008/12/17 (水) ~ 2008/12/21 (日)公演終了

満足度★★★

素舞台で
飽きそうで飽きない微妙な線を行っているように思える

今日も、ふつう。

今日も、ふつう。

アロッタファジャイナ

新宿シアターモリエール(東京都)

2008/12/10 (水) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

ふつう。って どうなのよ?
人はそれぞれの世界で色々な何かを背負い生きている。
その歯車がある出来事をきっかけに絡み合い、すれ違いそして狂い始める。

「ふつうだよ。」
「ふつうじゃない。」
「ふつうだからこそ、危ない。」
「ふつうに結婚してふつうに幸せになれるとでも思ったのか?」
「ふつうに暮らしていきたいのならそれも良い。」

登場人物が口にする其々の「ふつう。」
その「ふつう。」がストーリーの展開と共に刺激ある痛みに、
そして爛れたエロスと変わっていく。


何もせず、何も云わずただ過していく事、生きていく事が「ふつう。」なのか?
否。
それは「ふつう。」じゃなくて「無難。」なのだ。

「ふつう。」とは本気で、残酷であり、痛くもあり、美しくもあり、哀しくもあり、憐れでもあり、
厭らしくもあり、爛れているのである。

「ふつう。」の不思議で重く深い意味を考えさせられた舞台だった。




ネタバレBOX

登場人物の彼是が何故か気になってしまい勝手に想像してみました(笑)

先ずは登場人物の名前。
ご存知の通り其々色が鏤められています。
結構凝ってますよネ。

何故か黄色だけがダブっています(黄久馬・黄衣路)
闇の世界に生きる男に透き通る(透)
蔵ではなくて臓(青臓)
暗い紫と云うよりも試案や思案にかけてるのかも(紫暗)
アルプスの少女?(灰児)
その儘水商売(水世)
オイラは青臓の臓が好きです(^^;

澄川紅緒。
女子文化学院3年。
日本文学党々員。
紅緒が江ノ島桜だった事について。
無理が有るんじゃないかと云う意見もある様ですが、
目や耳が不自由な人の殺人事件や証言になるストーリーがある位なので
オイラはありかな?そう思います。
奇病の影響か?
自分よりも生まれてくる弟を大事にされると思い
両親に対して寂しさとそして憎悪が芽生える。
そんな時1人遊びを覚え期せずして澄川橙二郎と運命の出会いを果たす。
橙二郎に自分を与え続け両親に見つかったのも彼女の計画だったのかもしれない。
そんな想像をもしちゃいます。
4人の女子高生の中で絶対に処女だと思っていたのにネ!

澄川橙二郎。
殺人者にして児童溺愛のド変態男。
でも10年もの間、紅緒が記憶を無くしているからとは云え、
自分の性癖をどうやって隠し通してきたんだろう?

島田虹子。
虹プロ社長。
考えによっては今回のストーリーで一番「ふつう。」じゃない人。
所属タレント3人とマネージャー1人が殺人事件を起こしたり巻き込まれたり、
遡って元彼は殺人者でその体験をモチーフに書いた小説を幼馴染に盗用されるも
弱みとして握り強請り紛いの行い。
そのせいで命迄狙われる事になるんだから!
でもしぶとく生きているんだろうねきっと。

寺内茶々。
虹プロマネージャー。
ブランド気分で付き合い結婚迄考えたエリートサラリーマンとの関係に疑問を感じ、
出した答えが喫茶店のマスターとの恋。
そのマスターは痴漢行為でドロップアウトした元エリート官僚。
男を見る目が有ると云うか何と云うかある意味凄腕な女性。
「女は秘密~ブスを隠し~」冒頭では不細工だったのが
中盤から後半にかけて、美しく見えてきた。
一途な思いがそうさせたのかな。
大島黄久馬さんが出所する迄待っていて欲しい。

沢渡紺美。
虹プロ所属タレント。
別に売れても売れなくてもどうでも良い~みたいな女の子。
意外と純情。
彼氏(宮崎黒介)の怪我が重傷じゃない事を祈ってます。
「Water World」のチイママとして頑張って下さい。

大島緑。
澄川橙二郎のフィアンセ。
実は喫茶店ドトオル店長・大島黄久馬の妹。
橙二郎と知り合って一月で結婚を決意する。
それ迄の生活は身体を売って生計を立てていたらしい(本人談)。
橙二郎と知り合うきっかけ、ツタヤエピソードも強ち冗談じゃないのかも。
松沼青臓の命令により動いていたと思われるが、
青臓と何時、何処で知り合ったのかは不明。
身体を売った時の客の1人か?
でも青臓は3年もの間刑務所暮らしをしていた筈だし・・・。
青臓の腕の中で死ねたのは本望か。

松沼青臓。
磯田河北組 若頭預かり客人。
元は江ノ島家に出入りする酒屋だった。
10年前の江ノ島一家惨殺事件に巻き込まれ新婚早々の妻を失う。
自分も瀕死の重傷を負うが奇跡的に一命を取り止め、
真犯人・澄川橙二郎への復讐を誓う。
10年もの間に闇の世界に身を投じ殺し屋となる。
自分とそして妻の無念を晴らす為に生き延びるも
闇の世界で人を殺すとは何とも皮肉である。
然も復讐の一歩手前でドジを踏み大島緑を失い、澄川兄弟に逃げられてしまう。
若頭 尾上透の命により島田虹子の殺しを請け負うも、
この状況じゃ恐らく果たせなかっただろう。
っとなると今度は自分の命が危ない!気をつけろ~!!

尾上透。
磯田河北組 若頭。
この中りを牛耳っている組の若頭である尾上は常に冷静であり、
恩や義理を大切にする男である。
自分の思う通りに仕事をやってのける青臓に対する労いや
引退後の身の振り方のアドバイスからも想像できる。
っがもしも島田虹子の件が失敗に終わった場合、容赦なく青臓の命を狙うだろう。
自分の面子にかけてである。

大島黄久馬。
純喫茶ドトオル店長。
国交省の元エリート官僚。
自らの痴漢行為により家族が崩壊。
両親を失い妹・緑からも毛嫌いされる毎日。
元捜査一課の刑事だとか何とか云って
バイトの女子高生時田紫暗の持ち込んだ一通の手紙の内容と
10年前の江ノ島一家惨殺事件との酷似を示唆。
解決とはいかない迄も糸口の様なヒントを多々与える。
しかし寺内茶々の目の前で
彼女の婚約者藤原銀太の侮辱にぶち切れて殺してしまう。
茶々がずっと待っていてくれる事を祈ってます。

島村水世。
スナック「Water World」のママ。
舞台の設定的には尾上 透の情婦なのかな?
島田虹子との腐れ縁を断ち切りたい辻村黄衣路に融資先を紹介をしたり、
殺しを依頼する彼女達を平然と見ていられる!!
当に裏の世界の女・・・。
劇中挿入歌「女は秘密」を地でいってるなぁ。

藤原銀太。
国土交通省 国土計画局係長。
「今日も、ふつう。」に登場する人物の中で尤も解り易いキャラクター。
エリート官僚意識を強く持とうとするも、
2流(3流)大學出のコンプレックスに打ち勝てずにいる。
唯一見下し目線で付き合っていた婚約者、寺内茶々にも愛想をつかされる。
その上、茶々が選んだ男が嘗てはエリート官僚で痴漢行為に由り
ドロップアウトした、しがないチンチクリンな野郎。
もしかしたら近い将来の自分を垣間見たのかもしれない。
罵詈雑言を浴びせ貶すも逆切れされて・・・・・合掌。

篠原赤矢。
澄川ねじ製作所 従業員。
虹プロ所属タレント。
島田虹子の子犬。
そんな優柔不断な性格じゃあ役者としても成功しないし
桃花ちゃんに振られるのも虹子社長にも捨てられるのは当然。
あの時、桃花ちゃんとの関係をはっきりすべきだったネ。
例え別れたとしても吹っ切れて却って役者に集中出来たかも。
灰児と揉みあって刺された時の断末魔の痙攣!!
迫真の演技でしたヨ!ってあれは演技じゃなかったんですネ!!

生田白貴。
澄川ねじ製作所 従業員。
中卒。
テンションテンションハイテンション~~!
So~~~~~~~スウィ~~~~~~~ツ!!
世の中So~んなに甘くなあ~~~~~い!!!
その場の雰囲気で思わず嘘ついちゃったんだから、
イッツ・ジョ~クタ~~イムみたいな乗りでやり過ごせなかったのかなぁ。
ところで白貴君!
探し当てたのは紺美ちゃんのお家?それとも黒介のお家??
探偵の仕事の方が向いているかもヨ。

猪瀬灰児。
芸能界に憧れて東京にやってきた青年。
赤矢の紹介で澄川ねじ製作所に勤め始める。
何かと赤矢に世話になりつつも赤矢の素性と云うか
本性を見抜く辺りは鋭い。
虹子社長が赤矢と桃花の関係を気付いているにも関らず、
「俺の彼女です!」っていきなりのキス!!かなり強かですネ。
役者としては君の方が成功する可能性があるかも。
桃花ちゃんも靡いてくれるし主役の座も手に入れる事が出来ました。
一番の収穫は事故?とは云え人を殺す事が出来た事。
何物にも代え難い貴重な経験をしましたネ。
この経験を仕事に活かして頑張って下さい。
尤も仕事が有ればの話ですが・・。

宮崎黒介。
チンピラ。
青臓の引退を撤回させる尾上からの殺しの命令に息巻く黒介。
黒介「何故なんですか?俺~尾上さんに聴いてきます!!」
青臓「おめぇ~上なめてんじゃあねぇぞ~!!!」
青臓が尾上の胸の内を、闇の世界に生きる者のタブーを話すこのシーンに
何故かはまりました。
演出の松枝さんはスナック「Water World」で青臓の顔色を盗み見る様な黒介の表情が
お気に入りだそうです。
怪我が回復したら紺美ちゃんと幸せになって欲しいです。
もしかしたら青臓の不始末の尻拭いを自ら進んでするのかもしれない!!
尾上透の片腕となれるか??
その為には捨てなければならないモノが多すぎるけど。

辻村黄衣路。
ミステリー作家。
超?売れっ子の作家さんもデビューのきっかけとなった作品は何と盗作だった!
盗作と云うより勝手に自分の作品として応募しちゃっただけなんだけど・・。
でも10年前の当時、世間を騒がせていたという江ノ島一家惨殺事件。
それに酷似している内容の「江川家の憂鬱」を最初に読んだ時
何か疑問を感じなかったのでしょうか?
鋭い観察力が必要とされる作家、それもミステリー作家なのだから・・。
その後の作品が映画化される(予定)位なんだから才能はあるのでしょう。
それだけに島田虹子に強請られるのが我慢ならなかった。
虹子が殺された場合、水世ママや尾上透から何も無ければ良いですネ。
でも、女子高生の君嶋黄金ちゃんを可愛がったりするのは、
虹子社長と同じレベルですヨ。
早く黄金ちゃんを一人立ちさせないと今度は彼女が・・・・!!

彩音桃花。
女子文化学院3年。
日本文学党々首。総裁。リーダー。
リーダーと云うわりには作家志望なわけでもない。
冒頭で本人曰く、
「ふつうに卒業して」
「ふつうに大學に進学して」
「ふつうに結婚して」
でもその望み?をあっさり叶えちゃった!
紅緒の死後、何年か経ったクリスマスイヴの再会。
一人結婚して主婦してた。
「ふつう。」の定義は難しいけど「ふつう。」に幸せみたいだネ。
因みに旦那さんってどんな人??

君嶋黄金。
女子文化学院3年。
日本文学党々員。
作家志望であり、後輩の時田紫暗と共に作品を書いては投稿するも落選の一途。
そんな彼女が江ノ島桜からの手紙を武器に近づいたのが、
ミステリー作家、辻村黄衣路である。
思わぬ展開で黄衣路に取り入る事が出来た黄金ではあったが、
しかし、敵も然るもの。当然!只と云うわけではないのである。
「江川家の憂鬱」の秘密と引き換えに黄衣路が出した条件とは
黄金の身体である。
「絶対に裏切らない」
「あたしの女になるって事よ。」
紫暗に「彼氏を作らないと」ってな突っ込みをいれられるのだから、
黄金も当然処女である。
男よりも先に女を知る体験をする。
しかし彼女は躊躇せずにその関係を受け入れるのである。
自分の夢の為に。
これが彼女の「ふつう。」なのか。
然も絶対に裏切らないって云って
日本文学党の面々にはぶっちゃけてるんだよネ(秘密の関係以外は。)
そのお蔭で事件の真相を知る為の京都行きに繋がるのだから凄い。
紅緒の死後三人で再会したクリスマスイヴ。
辻村黄衣路に未だ付いていて書かせて貰っているなんて
云ってたけどどそろそろ一本立ちしないとネ。
才能は紫暗ちゃん並にあると思うよ!
遅咲きかもしれないからそれ迄はもっと色んな体験を「ふつう。」にして下さい。

時田紫暗。
女子文化学院2年。
日本文学党次期党首。総裁。リーダー。
そもそも冒頭での彼女の発言がユニークである。
紫暗「私達の作品が駄目なのは、「ふつう。」過ぎるからですヨ!」
「「ふつう。」じゃない体験を沢山して得た経験を元に作品を書く。」
「それはお金を出しても欲しい情報として売れるんです。」
紅緒「例えば人を殺すとか・・・?」
黄金「作品を書く情報が欲しい位で人を殺すか~?」
紅緒「例えばの話ヨ」
   「例えば私達女子高生が100人の男と寝るとか??」
これだけ話しが盛り上がるのだから紫暗は目の付け所が違う。
作家としての才能は4人の中で一番だと思う。
そして事件の幕開け。
日本文学党の其々の「ふつう。」
ネジ工場の其々の「ふつう。」
芸能事務所の其々の「ふつう。」
闇の世界の其々の「ふつう。」
謎の人物たちの其々の「ふつう。」
全ての「ふつう。」が様々な終わりを告げる時、
それは、
紅緒(桜)が兄橙二郎との世界を終わらせる時。
その最期を見届けた紫暗。
紅緒が紫暗を選んだ事の意味はあまりにも大きい。
紅緒の死後、クリスマスイヴに再会した時の会話。
黄金の「2人の死を止めなかったのか?」の問いに対し、
「紅緒さんのあんな笑顔をみたら、」
「それもありかなって思ったんです。」
これが時田紫暗の「ふつう。」なのである。

紅緒は兄橙二郎との「FOREVR MINE」を紫暗に託します。
それを確かに受け取った紫暗は「ふつう。」では得られない経験として作品にします。
その作品は見事、直木賞に輝く事となります。

その作品名は



「今日も、ふつう。」



以上、誠に勝手で無責任な想像で申し訳ありませんm(  )m





















劇団きららの「星の王子さま」

劇団きららの「星の王子さま」

劇団きらら

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/12/20 (土) ~ 2008/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★

きららの新境地
いやー、すっごくよかった。
わけもなく、なけた。

ネタバレBOX

ちょっと見る人を選ぶかもしれない。
30%くらいの人は、あわないかもしれない。
君の心臓の鼓動が聞こえる場所

君の心臓の鼓動が聞こえる場所

演劇集団キャラメルボックス

道新ホール(北海道)

2008/11/01 (土) ~ 2008/11/04 (火)公演終了

満足度★★★★

観ました☆
ラストのシーンでは涙 なしではみれない状態になりながら観ました。

東京でもう一度観たかったです。

死の泉

死の泉

Studio Life(劇団スタジオライフ)

天王洲 銀河劇場(東京都)

2008/11/28 (金) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

観ました☆
ワルキューレ版を観劇!!

気がつけば、話にのめりこんでいて3時間があっという間でした。
別キャストでもう一度見たかった!!

『和装ニホヘト』12/3筑前りょう太アフタートーク

『和装ニホヘト』12/3筑前りょう太アフタートーク

グレコローマンスタイル

シアターアプル(東京都)

2008/12/09 (火) ~ 2008/12/12 (金)公演終了

満足度★★★

観ました☆
初の劇団だったので、ちょっと残念な事もありましたが
話は面白いかったと・・・


『 LOVE LETTERS 』2008 Christmas Special

『 LOVE LETTERS 』2008 Christmas Special

パルコ・プロデュース

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2008/12/09 (火) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★

観ました☆
音尾さん&りょうさん ペアで!!

片方だけがよくてもダメな作品でして・・・
感情表現が豊かになるほど
対相手が気になってしまう・・・ちょっとがっかりでした。

饒舌な秘密

饒舌な秘密

WANDERING PARTY

五條楽園歌舞練場(京都府)

2009/01/24 (土) ~ 2009/02/01 (日)公演終了

声が良かった
演出が特殊で最初はやや入りにくかったですが、徐々に役者の声が心地良くなりました。
全編通して台詞にリズムがあり歌のようです。
ラストほんとに歌ってましたが(苦笑)
寂れた歌舞練場の雰囲気と合っていたと思います。
映像とラストの衣装に違和感がありましたがあえてなのか?
もうちょっとエンターテイメント性があったほうが好きですが、1月の公演でどう変わるのか興味あり。
多分観にいくと思います。

愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも~

愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも~

フジテレビジョン

新宿コマ劇場(東京都)

2008/12/02 (火) ~ 2008/12/22 (月)公演終了

満足度★★★★

コマ劇場らしさをもっと使ってほしかった
面白かったことは面白かったのですが、もうちょっとショー場面があった方が好みだなあというのと、せっかくのコマ劇場なので、いろんな機能をもっと生かせるとよかったのに、最後についたちょっとだけのショーで、3段の丸いセリを使うだけなのがもったいなかったなと思いました。

あれから

あれから

キューブ

世田谷パブリックシアター(東京都)

2008/12/13 (土) ~ 2008/12/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

観るべき☆
爆笑が起こりまくるわけだけど、同時に、激しく泣きたくなる気持ちもあふれてきます。ケラさん、やっぱすごいなあと思わされました。観に行ってない人はぜひ行くべきです。

ネタバレBOX

とくに僕がキュンキュンしたのは、主筋ではないのですが、赤堀雅秋さん演じる弟と渡辺いっけいさん演じる兄とのシーンです。赤堀さん素敵過ぎる。「立川ドライブ」はありきたりな話で「は?何ゆえこんなので評価されてるの?」と思った僕ですが、役者としての赤堀さんはかなり好きかも。いや赤堀さんというよりも、ピピという人物が僕が好きな人物なのかもしれないけど、赤堀さんがそれをうまく演じていた。「馬鹿」がマイブームになりそうなぐらい。
雨と猫といくつかの嘘

雨と猫といくつかの嘘

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2008/12/17 (水) ~ 2008/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

バランスが絶妙で演劇らしい作品。
前作とは一転、シンプルなセットで様々な演劇的手法を取り入れた多彩な表現に泣き笑いの匙加減が見事な話が紡がれてて満足度高し。73分。

ネタバレBOX

還暦を迎えた"風太郎"の色々な時代の誕生日を描いている。決して順風満帆で幸せじゃないどころか、かなり波瀾万丈の家族模様を描いているのにしんみりとした後味の良さだけが残る。

"たま"のシーンのリプレイがかなり効いてて秀逸。自分達が勝手に思っていること、やってること、そしてそれを他の目から見た真実。それらがギャップあっても成立している現実のありようは何か考えさせられるようで。

六人の役者陣の巧みな役柄や年齢の変化は無駄に舞台に人を上げる芝居よりもよっぽど個々のキャラが際だち、味を出している。

個人的には"鉄平"の結婚式ってどんなのだったのかがすごく気になるところである。





自分も最後に誰かにちゃんと泣いてもらえるような幸せな人生を送りたいなぁ、なんてしみじみと思った。良作。
『鱈。』の(は)

『鱈。』の(は)

Hula-Hooper

7th FLOOR(東京都)

2008/12/18 (木) ~ 2008/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★

菊川さんの声に魅せられ
初日だからか3時間超。いつ終わるかスリリングだった。妹キャラが素敵。

雨と猫といくつかの嘘

雨と猫といくつかの嘘

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2008/12/17 (水) ~ 2008/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

忙しい年末にじっくりと。
ほっこり温かく、つややかなお芝居。良質、と言う言葉はこういう作品のためにあるんだろうと思っちゃう。あっさりとしながらもずっしり響く。

ネタバレBOX

還暦を迎えた男の誕生日。雨の季節の誕生日。いくつになっても誕生日って無条件に自分も周りも幸せにしてくれる魔法の日なんだな。

子供のころの誕生日、親の顔が暗くても望みどおりのプレゼントじゃなくても幸せ。娘が生まれ、息子の命も宿っていて家族が揃ってるだけで幸せ。

そして還暦。一人ぼっちで迎えてもやっぱり気にかけてくれてる家族はいるんだなって。ぎこちなくてもその思いだけで幸せ。

雨の日にもう一回観たいな。
Blue Man Group IN TOKYO

Blue Man Group IN TOKYO

Blue Man Group

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2007/12/01 (土) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

満足度★★★

期待すすぎたのかもしれません・・・
席が遠かったのもあり、よく見えず残念、、、
特にネタバレではないですが、感想はネタバレBOXに入れておきます。

ネタバレBOX

SOPHIAの松岡さんがかなり推していたので、期待していたのですが、
期待しすぎちゃったみたいです。。。

ブルーマンは知っての通り3人なんですが、
あたしが残念に思ったのは、音を重ねすぎな所です。
折角のリズム感も重ねすぎては生でやってる意味がありません。
多少ズレていてもわかりませんから。

それから、笑わせようというのはわかるのですが、オーソドックスすぎて引いてしまうこと多々。。
米国生まれのブルーマンは日本人にはなかなか受け入れるのに時間がかかる気がします。
みんなで声を合わせたり、振りをしたりする所もあるんですが、恥ずかしがりやの日本人はダメですね。。なかなか自信を持って出来ませんから、、

チケット代が高い割りに、時間は短いし、私が行った回は高校生の芸術干渉と被っており、高校生がタダで観ていると言うことを考えると(実際にはタダなのかは知りませんが)、なんだか損した気分が否めませんでした。

ですが・・・
なかなかこういうエンターテイメントは観れないと思うので、一回行ってみると良いと思います!
どんな事をするのかは知らずに行った方が楽しめると思うので、予めムービーなどを見るのはおすすめしません。

そして、行くならポンチョシートか1ケタ列で!
せっかく行くなら良い席で観ましょう!あたしみたいに文字が見えないとかダメダメです。




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