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帰れない夜

帰れない夜

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

素晴らしい!
この一言に尽きる。普通の朗読劇ではなく、演劇が主体で朗読はナビ役を担う。

帰れない夜をベースに4作品を、その部屋で読んでるように錯覚させる手法、演出の上手さに感動しました。

「本当にあった怖い話」のような空気感。お勧めの舞台。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

田口ランディ『縁切り神社』の絵馬を提げる白くてピクピク動く無数の手に恐怖を感じるほどの演出の上手さにおののく。田口ランディの作品はどれも好きだが、文脈を乱すことなく丁寧に作りあげた作品だと思う。
お互いに好き同士の男女が自分の本当の気持ちを伝えられなくて、絵馬に書かれた文によって、まっすぐに人を思う心を取り戻す。幽霊になったMOの存在感も恐怖。

小池真理子『生きがい』では事故で亡くしたのは夫と子供だと思っていたのが実は残されたのは夫だった。というどんでん返しが小気味良い。原扶貴子の演技がお見事。

井上夢人『あなたをはなさない』は男に別れを切り出された女が彼と離れまいとした挙句に彼の手と自分の手を瞬間接着剤でくっつけてしまう。怒った男は更に女を詰り離そうとするが女は今度は自分の顔に接着剤をつけて、男の残った手を自分の口と鼻を塞ぐように接着させて自殺を図る。

朱川湊人「昨日公園」最後にこの作品を持ってきたのはやはり巧みなのだ。
遠藤は一度死んだ親友マチの命を助けようと昨日の公園に戻って一生懸命に翻弄するが運命には勝てず、親友を送り出す。大人になった遠藤はふと気付くと今度は息子が自分の為にかつての自分と同じように一生懸命に父の命を助けようと翻弄していた事が分かる。この作品では泣ける!遠藤の苦悩とマチの天真爛漫さにやられる。

やがて、「帰れない夜」に舞台は戻り、「この部屋にいつまでも居たい。」と女が言い出した事によって、この部屋から逃げられなかった男は解放され、女は次の「この部屋に居たい。」と誰かに言わせるまで自分が出られないと知る。

どのストーリーも素晴らしい演出によって見事にまとめられ満足して帰れる作品。他の作品も観たかったがスケジュールが空きがありません。ちょっと悔しいです。

お勧めの舞台。





刻め、我ガ肌ニ君ノ息吹ヲ

刻め、我ガ肌ニ君ノ息吹ヲ

ACTOR’S TRASH ASSH

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/04/01 (水) ~ 2009/04/05 (日)公演終了

満足度★★★

もりだくさん…
ASSH初見、タイトルがまず印象的だったのと好みな内容だったので、楽しみに観劇させていただきました。(客演メンバー主体の「我」ですが)
登場キャラクターが多彩ながらわかりやすいストーリー運びで、テンポもあり、最後まで飽きませんでした。
シアターグリーンも初めてだったのですが、傾斜があり、一番上の席でも見易く、良い空間体験でした。
面白かっただけに、個人的には細部でもうちょい!みたいなところも…既に公演終了しているのですが、以下ネタバレにて。

ネタバレBOX

共に虐げられる運命を背負った、白狐丸とシズカ。この二人の出会いと愛を軸にしたストーリー展開は、面白かった。時代背景等もわかりやすかった。
この鬼伝説を調べる現代の大学生を登場させたのは、常套手段ではありながら観客側に物語を整理させつつみせてくれるという役割を担い、悪くはないのだが…この現代の若者たち側、ハジメも、いじめ(差別)を受けていたという設定は、逆にもりこみ過ぎな感があった。…観る人によってはそれこそが巧い!という観方もあるとは思うが。そして更に「顔なし」なるキャラクターを登場させたのは、冗長過ぎるのではないだろうか?
「一晩経つと、昨日の出来事を忘るる奇病」のシズカと、この顔なし、どうしても最近の既存のメジャーな作品のキャラクターにダブり、せっかくのオリジナリティを損なっているように感じてしまうのは、もったいない。

最後列の席からだと、鳥居が邪魔になって「白髪神社」の文字と狐面が見えなかったのは、ちょっと残念。
背景の流れる文字も、平坦な面ではなかった(カーテン地)ので、部分的に読みづらかったのも残念。文字を流しつつ、登場人物…外道丸あたり?…に、朗々と読み上げて欲しかった。
コルテオ

コルテオ

CIRQUE DU SOLEIL

原宿・新ビッグトップ(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/05/05 (火)公演終了

満足度★★★★★

アートですよね
ものすごく美しい空間美でした!

外道ノ國ニ生マレテ

外道ノ國ニ生マレテ

獏天

ザムザ阿佐谷(東京都)

2009/04/07 (火) ~ 2009/04/13 (月)公演終了

満足度★★★★

二時間半。
ありましたが初日の元気とサービス精神にプラスαだったのかな?内容はあらすじで大体理解でき、展開に驚きはないのでショーとして楽しめます。前半の一時間でお腹いっぱいになるのでもっと大胆に削っても良さそう。でも毎回観てるお客さんはこのくらい観たいのかも。可愛い3人の女優さんにも出番が多く、各場面がながーいです。明日以降短くなるかもしれませんが・・・とにかく男祭りな元気と緑のジャージの彼が忍者みたいに飛び回るっ 熱くて面白かったです。
前半の一時間とこんな熱い人たちいてもいいよね、で★4つ。会場のもっくもくが凄いので気になる方は前方を避けるほうが良いかな。あ、あと靴脱ぎます。

アチャコ

アチャコ

ユニット・トラージ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ベタでメタで、呆けたような笑い顔にされた
ホンネで言ってしまえば、北村想さんの名前とアゴラという場所だから行ったようなものだ。
だから、こちら側としては、かなり好意的な視線で見ていたことが功を奏したような気がする。

功を奏したといったところで、クククという苦笑いと、イヒヒという下品な笑いと、フハッという脱力笑いが微妙にブレンドされて、呆けたような、笑い顔ともなんともつかない顔をして最後まで観ていた、というぐらいのことなのだが。

最初に対決姿勢で身構えると何もかもが気に障り、イヤんなっちゃうかもしれないから、これから観に行く方は、すべてを受け入れる広い心持ちが必要ではないかと思う。

北村想さん、次も期待しちゃう。

ネタバレBOX

前半の「どうなるんだろう」という緊張感を見事に外す、エロ・シモネタと言葉遊び(ダジャレとも言う)の、テンポをズラしたというか、オフビートというか、そんな「あえて笑いを直接取りに行ってない」感がある演出には、ちょっとやられた。
ベタな感じの笑いも、「あえて」ベタな感じにしました、という印象だ。
それは諸刃の刃であり、ひとつ間違えば、「ただのベタな喜劇ですべってます」になる、ぎりぎりのラインだったと思う。
そこを転げ落ちないようにうまく支えられていたと思う(あっ、それは好意的な視線で見てからかもね)。

しかも、なんでもアリで、「これは演劇である」ということを随所に、というか頻繁に交えながら。
タイトルの「アチャコ」さえも、無理矢理、適当な理由を付けてなんとか収めようとする、ということをエピソードにするあたりには笑わされた。結局意味なんてないのだから。

なんでもアリと言いながら、そこはそれ、ムード歌謡風コーラス付きの歌や、珍妙なる踊りまでを入れ込み、寝ている子をそっと揺り起こすような勢いで、ずんずん進む。

それらの按配というか塩梅なんかがお見事だ。

これだけのトンデモをよくぞまとめて見せてくれたなと、また呆けた笑い顔になった。

・・・でもお客さん少なかった。
さとがえり

さとがえり

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

衣装かわいい。
ちゃんと笑える空気にしていくところが、KAKUTA良いわー。
お客さんも、了解しているんですよね。
でも、その了解はとても大切だなあと思いました。

娯楽という言葉が似合う。良い意味で。
コメディーなだけじゃーぁねーんだよって感じが良質です。

ネタバレBOX

俳優さんがみなさん好演されていたのか、バランスよく見ていられました。

ありえないこといっぱいなんですけど、ゆるせるものな。

そこがすごい。

こっくりさんのシーンが妙に好きです。
諫山さんの役が「ちっさくて」おかしい。


ザ ワースト オブ 表現・さわやか

ザ ワースト オブ 表現・さわやか

猫のホテルプレゼンツ 表現・さわやか

シアターブラッツ(東京都)

2009/04/03 (金) ~ 2009/04/10 (金)公演終了

満足度★★★

ワーストだけど
わたし、今まで観たさわやかの中では一番笑ったかも。指定席よりも座布団でかぶりつくほうがお薦め。できればこの規模の劇場でやり続けてほしいけど、次は本多劇場なんですね。。。

ネタバレBOX

残念なのはイケテツさんが1回しか出てこないこと。その分レギュラーメンバーがかなりがんばってますけど。

本多では使えなさそうなネタを集めたらしいですが、競馬とかはぜひやってほしいな。定番・長井大も。

ちなみに山崎春のパン祭ネタは本多向けらしいです。今回はなかった。。。
淫乱斎英泉

淫乱斎英泉

東宝

あうるすぽっと(東京都)

2009/04/02 (木) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★

長かったー。
元々この作品
英泉、長英を一緒描く必要があったのかな?(あと、越後屋も)
この二人が関わった事実を基にしているのかと思ったら
そういうわけでもなさそうだし。 
対照的な存在として?

長いしなんかテンポもいま1つ
ラストの方では完全に思考停止だった。

豪華な出演者、
みんなそれぞれに良かったのに。(山路和弘さん特に)
その良さがいまひとつ生きていないような。

英泉なら英泉、長英なら長英で
話をもっと絞って全体に短くした方が
良かったのでは?

さとがえり

さとがえり

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

女として、人として
昨日の続きに今日があって、今日から続いて明日があるっていう当然のように感じていたことが、覆されてどきっとしました。続いている自分は線で捉えられるけど、それ以外のものはどんなに近くにあってもどんなに遠くにあっても自分と交わる点でしか感じることはできない。ぐさりと痛い部分でもあるけどやさしく示してくれて、哀しいのに元気になりました。

スズナリだから当然指定席かと油断してゆっくり行ったら、自由席。自分的にはいい席で観られたので満足でしたが。

ネタバレBOX

若返ってしまったお母さんに対しての子供たちの反応が、つかず離れずで個性もあり、すごくいい。語り過ぎない桑原さんの脚本をじっくり味わえました。

お母さんが、最後で元に戻ったかも、っていうシーンに笑い泣きしちゃいました。
Dress Omnibus Theater#4

Dress Omnibus Theater#4

DRESS AKIBA HALL

DRESS AKIBA HALL(東京都)

2009/04/07 (火) ~ 2009/04/07 (火)公演終了

満足度★★★

遊ぶ金がほしかった
バナナ学園純情乙女組がよかった。
浅川さんが「ブルマあげてこっ」をやればもっとよかった。

偽伝、ジャンヌ・ダルク

偽伝、ジャンヌ・ダルク

アロッタファジャイナ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/04/07 (火) ~ 2009/04/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

知らないエピソードが沢山
知らないエピソードが沢山。覚えきれない^^;

なんかワタシは好きですね、この作品。
めずらしく星沢山つけちゃいます。

さとがえり

さとがえり

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

新たな出会い
スズナリでお芝居を観たのは今回が初でした。

すごく優しくて包み込むようなお芝居でした。
ゆっくりと時が流れていくんですが、
間延びすることなく細かいところまで
こだわりが見える濃密さが魅力でした。

素直に観れて良かったと思える作品の一つですね。

アチャコ

アチャコ

ユニット・トラージ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

ゆるさと適当さがたまらない。
このゆるさは、しかし好きじゃない人も多いだろうな、といらぬ心配もしつつ。

でもって、ナンセンスっていうのは、こういうもののことをいうのだと思う。言葉を変えると、絶望の、その深さというか。

『こわれゆく女 your eyes only』

『こわれゆく女 your eyes only』

指輪ホテル(YUBIWA Hotel)

イムズホール(福岡県)

2009/04/02 (木) ~ 2009/04/03 (金)公演終了

満足度★★★★★

頭じゃなくて もっと別の場所に響く感じで
既存の演劇とコンテンポラリーダンスの境界線をぶち壊して 
そこに“在る”からだを真摯に見せる舞台作品なように感じて
非常に面白かったです。

口から発せられるコトバが重すぎなくて 
からだが紡ぐコトバと同じ地平に それがあって
バカバカしいけど切実な感じで
でもちゃんと緻密に創られてて
女性のからだでしかできない質感だったけど
かわいいっていうより カッコよくて

たぶん 明確な物語がないと安心出来ない観客は
拒絶反応を示すだろうなあとは 思うのですが
こういう舞台を福岡市内に持ち込んでくれた
羊屋白玉さんに感謝!

さとがえり

さとがえり

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

大満足
設定自体は、ありえない話でしたが、家族との距離、他人との距離間が実に自然に演じられていて、いい作品でした。
これだけのものを見せられると同時上演されている方も気になっていますし、同じ作品「さとがえり」をもう一回みたい気持ちもあります。

7歳の孫にジンを2杯飲ませた祖母

7歳の孫にジンを2杯飲ませた祖母

うさぎ庵

アトリエ春風舎(東京都)

2009/04/02 (木) ~ 2009/04/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

トニー・カーティスの夢
ボストン絞殺魔という映画をご存じですか?
とある、男(トニー・カーティス扮)が次々と女性を絞殺していくのですが、
この男、絞殺しているときは
自分が何者であるのか、自分が何をしているのか、
意識がないんです。
何か夢を見ているような状態なんですね。

つまりは一種の二重人格なのですが、
最後には
その二重の人格が、ひとつになって、
その男に戦慄の瞬間が訪れる、という物語なんですけど、
あたしがいいたいのは、
何もこの芝居がそういう物語なのだということではなく、
見ているあたし自身が
その男になったような気がしたということ。
ただし、訪れた瞬間に見えたのは、
天明留理子さんの美しさ。

桜の舞い散る日の、
真昼の夢のメリークリスマスでしたね。

humming3

humming3

ポかリン記憶舎

cafe MURIWUI(東京都)

2009/03/31 (火) ~ 2009/04/06 (月)公演終了

繋がる時間の重なり感
登場人物の今に、つながる時間のやわらかい印影が
そこはかとなく感じられる・・・。

ここちよく、少しだけ切ない時間に浸されました

ネタバレBOX

何気ないカフェのひとときに
浮かび上がってくる登場人物たちの時間の広がり

ナチュラルで
どこかルーズでちょっと意地悪で・・
でも表層的な具象から広がる登場人物たちの過ごしてきた時間や
これから歩いていく道が
終わってみるとしっかり観る者の心に残っている

タイトルのとおり
それぞれの重なり方や共振の仕方が絶妙で・・・。

板倉チヒロが支配する時間に見事にやられました。
観る側のバランスが崩されるわけではなく、すっとそのまま引きこまれる。
うまいなあと思います。
いいだせなくて

いいだせなくて

カラフル企画

SPACE107(東京都)

2009/04/01 (水) ~ 2009/04/14 (火)公演終了

満足度★★★★

笑った!!
面白い!開演から飛ばしている感じが伝わってきて、役者自身ものってるのが観ていてよくわかる。劇中の物まねシーンも面白いし、ストーリー展開もわかりやすくて、子供でも飽きずに見られそう。ただ、全体を通じてキレが悪い。ダラダラした感じがあり、休憩を入れて2時間40分はちょっと・・・・。もう少し凝縮してもいいのではないか?休憩無しで2時間に収めることも出来ると思うけど。

二時間目は体育

二時間目は体育

渡辺美帆子事務所

【閉館】江古田ストアハウス(東京都)

2009/04/03 (金) ~ 2009/04/05 (日)公演終了

満足度★★★

面白いタイトル
朗読劇、でいいんだと思うけど・・・。
旗揚げ公演にしては6人の女優さんの息がぴったり合っており、かなりの練習量をこなしたんだろうな、と想像が付いた。体育の授業に見立てた更級日記、十分の堪能できた。これからもこういうアイデアで新しい演劇を確立して欲しい。

humming3

humming3

ポかリン記憶舎

cafe MURIWUI(東京都)

2009/03/31 (火) ~ 2009/04/06 (月)公演終了

ばしょさいこう。
カフェ公演て素敵なんだ、と初めて思いました。
何よりも喫茶店の存在自体が素晴らしく、登場人物のこの場所に対する愛情を素直に感じることができました。
ただ、演技とドラマのさじ加減にちょっぴり違和感。
観た回は快晴で、窓からさしこむ明かりが眩しいくらいでした。
雨の日の公演も観たかったなあと。

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