
雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2009/05/06 (水) ~ 2009/05/30 (土)公演終了
満足度★★
コクーンの未来に絶望
お金払ってたら激怒モンだったと思う。
本当に清水邦夫が書いたか謎なくらい、脚本がひどい。半分はロミジュリの引用だし。
とにかく要らない役が多すぎる。舞台が煩雑。一人一人の役の重要性がなさすぎるとも言える。ウエンツとか実際要らない役じゃないか?鞠谷友子はもっといいポジションで使われるべき。あと彼女にPAは不要だと思う。(音響はSE含め全体的にショボい)
あと、頑張れば2時間にできるはず。
見所は鳳蘭のオーラとカーテンコールの選曲。
去年からコクーンではいいのを観てない。

黄金時代(仮)
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2007/06/01 (金) ~ 2007/06/18 (月)公演終了
満足度★★★★
随分と前になりますが・・・
劇団 始発列車の今回差し迫っている公演の「観たい!」に書き込ませていただいた内容から、少し自分が観劇させて頂いてきた劇団の過去の公演を眺めさせていただいていましたら、こちらの劇団は随分と前に観劇させて頂いていた事に今さらながら気がつきました。そして、誰もこの公演の「観てきた!」に書き込みをされていなかったので、少し記憶が薄らいでいる部分がありますがやはりよく覚えてもおりますので、簡単に観劇記を書かせていただきます。この公演はあらすじに書かれている通り、殺人を犯してしまった者たちが捕まり、その理由として共通してこれもあらすじ通り「風が吹いていた・・・」の一言だけで人を殺していたことが次第に明らかになっていく物語でした。こちらの劇場は非常に狭い上に舞台と呼ぶよりも席から続く平面に緑の草に模した物が敷かれ、その上にただ一つ使い古されたバスタブが有るだけの、ある意味で舞台と座席が共有空間になったスペースとでも言いたくなるものでした。ただ、それだけにまだ荒さが目立つ部分が多岐にわたるとも言えなくも無い所がかえって、我が身の内面に迫ってくるものが感じられました。こちらの劇団の前回公演「蟻のごちそう」を観劇された方が観ていられたら、全く当時は別で非常に分かりやすい正統的ともいえそうな演技で大胆な解釈の物語と舞台演出をしていた、全く別の劇団と思うことでしょう(事実、自分はこちらの劇団の事を調べ直して驚いてしまいました!)。当時は西洋的な物語や哲学観を日本的な宗教観により解釈した作品にも思えましたが、記憶が少し甘くなってしまっている部分もありますが、当時の自分は確かカミュの異邦人の不条理観的なものを輪廻転生的なものか古くからの記憶も脈々と遺伝され受け継がれていくと言った解釈で表した物語なのかなぁ~、とも帰り道の間に思ったりもしていました。しかし、前回公演を観劇させて頂いた自分としては、当時はまだ少し荒削りの観もあったけれども役者さんたちの演技を体感することの出来る狭い空間がむしろ密度の濃い物語に押し広げていた気がします。すでにかなりの時間が経過しているにもかかわらず、今だほとんど物語を覚えていますから、当時から当サイトを知っていれば、間違いなく星4つの評価を与えていたと思います。当時の経験からですと、こちらの劇団は狭いスペースになればなるほど密度の濃い物語を観る者に与え、今ならば当時よりもさらに力量を増した演技力を持っていますから、今回の座席数限定の公演はかなりのお買い得公演になることだと思います!でも、もし観劇された方の肌に合わなかったら「ごめんなさい」の一言で許してくださいね!!

バンダラコンチャ ソロアルバム公演「相思双愛」
バンダ・ラ・コンチャン
紀伊國屋ホール(東京都)
2009/05/09 (土) ~ 2009/05/16 (土)公演終了
満足度★★★★
交互に進行する二つの原作・二人の脚本家・二つの愛の話。
ダンダンブエノの近藤芳正さんがまた新しいことを始めました。
新たな劇団バンダラコンチャ第一回公演です。
なんと二つの原作を二人の作家に依頼、
一人の演出家で一本の芝居に構成するという面白い試み。
ひとつは、横光利一「春は馬車に乗って」を
ペンギンプルペイルパイルズの倉持裕の本で。
戦前、病床の妻と作家の口論と愛の日々。
夫に対してわがままを言ったり、文句を言ったり
喧嘩をしながらも愛情を感じさせる、
妻を演じる坂井真紀さんの演技が光ってます。
もう一つは重松清「四十回のまばたき」より、
イキウメの前川知大さんの本。
こちらは現代、翻訳家の男と、まるで冬眠のような病気を持つ、
亡くなった妻の妹の「出産」をめぐる騒動。
こちらは姉妹二役を演じる辺見えみりさんの
奔放さがいとおしい。
そして、榎木孝明さんのこれまでのイメージと異なる
豪放で味のある作家も面白い。
ペンギンプルペイルパイルズの倉持裕も、
イキウメの前川知大さんも、
最近必ず観ている好きな作家さんです。
両方の物語の「夫」である近藤芳正さんは、
神経質な、繊細な、優しい夫を演じています。
やりたい芝居を自らプロデュースしている
近藤さんのスタンスを応援したくなります。

朝霞と夕霞と夜のおやすみ(ご来場ありがとうございました)
FUKAIPRODUCE羽衣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/05/09 (土) ~ 2009/05/20 (水)公演終了
満足度★★★
妙ージカル初体験
チケットプレゼントで観ました。ありがとうございました。
星3つなのは、可もなく不可もなくという意味ではなくて、ものすごく気に入ったところとあれっ?ってところの波が激しかったのです。

ばってん
劇団てあとろ50’
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2009/05/07 (木) ~ 2009/05/10 (日)公演終了
満足度★★★
もったいない
自分の中で、かなりハードルを上げた状態で期待して観に行った分、「期待通り」・「期待以上」と、「期待外れ」が分かれた内容だったように思う。以下、ネタばれにて

音楽とリーディングの夕べ「二十三夜」
ポかリン記憶舎
イギリス館(横浜市指定文化財)(神奈川県)
2009/05/07 (木) ~ 2009/05/08 (金)公演終了
満足度★★★★★
雨の似合う
東京で虹を見て横浜で雨。この雨の静かな音とバイオリンとピアノが
よくなじんでいました。いつも晴ればかりがよいわけではないのです。
静かに雨の音を聞きながら思い出す。人それぞれに。
不安に立っていた人がバイオリンとともに地面に根を下ろした瞬間が
ああ、雨が似合うなあと思ったのです。

朝霞と夕霞と夜のおやすみ(ご来場ありがとうございました)
FUKAIPRODUCE羽衣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/05/09 (土) ~ 2009/05/20 (水)公演終了
どこまでも。
突き抜けた卑猥さと熱エネルギー。
もう少し抑えればアーティスティックなエンターテイメントになるところを、(おそらく)敢えてそうしない所にこだわりと個性を感じました。
もうちょっとだけ短いと尚よかったなあ、と。
でも観れて良かった。心から思います。
もっかい観たい。

関数ドミノ
イキウメ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2009/05/08 (金) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

PerformenⅣ~Inferno~
電動夏子安置システム
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/05/07 (木) ~ 2009/05/12 (火)公演終了

音楽とリーディングの夕べ「二十三夜」
ポかリン記憶舎
イギリス館(横浜市指定文化財)(神奈川県)
2009/05/07 (木) ~ 2009/05/08 (金)公演終了
満足度★★★★
濃厚な時間と空間
音楽とリーディングをたっぷりと堪能した。
この世に母のない人はいない。
生きていても亡くなっていても、好きでも嫌いでも、
客席の誰もが母を想ったことだろう。
ピアノとヴァイオリンと空間が奏でる旋律に
胸の奥が軋んだり、満たされたりする。
いつもと変わらぬ日常の60分だけが切り取られ、
濃厚な時間の流れとなった。
起きていて夢を見たのだった。

学芸会レーベル♥KR-14【中屋敷法仁】
キレなかった14才♥りたーんず
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/04/20 (月) ~ 2009/05/05 (火)公演終了

さよならね。
みやしろ演劇パーティ/平原演劇祭プロデュース
取手市立福祉会館(茨城県)
2009/05/10 (日) ~ 2009/05/10 (日)公演終了
満足度★★★★
60年代
筑豊炭鉱の大労働争議の一部を指揮、加担していた詩人・革命家「谷川雁」は、争議の敗北・解体後、東京に戻って、さる企業の取締役として、今度は資本家の一員として労働者にあたることになった。
さらに十数年後、ラボ・パーティという子供のための文化活動を組織。分裂を経て「ものがたり文化の会」を発足。黒姫山に拠点を移すなど、活動を広げていたが、1995年に死去。
活動は、日本各地のテューターたちにより、継続されていった、というのが今までの状況ね。

トライアルE
笛田宇一郎演劇事務所
フリースペース・カンバス(東京都)
2009/05/07 (木) ~ 2009/05/10 (日)公演終了

学芸会レーベル♥KR-14【中屋敷法仁】
キレなかった14才♥りたーんず
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/04/20 (月) ~ 2009/05/05 (火)公演終了
キレなかった14才りたーんず 『学芸会レーベル』を観た
前から気になって観たいと思っていた柿食う客主宰中屋敷氏の作品。
夢の遊眠社!ってのがオレのとにかくの印象。
演出した明確な色を持った演技。
好き嫌いがはっきり分かれるんだろうな~。
周りのファンと思しき客達はホント楽しそうだった。
オレは嫌いじゃないけど、後半正直お腹一杯になってしまった。
クラブを思わせる爆音の音響は好感もてた。
オレの前の舞台と幼稚園、バトルという点だけ被っていたが、
全く異質な作品で気にならなかった。

R2C2〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜【6月14日千秋楽】
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2009/04/27 (月) ~ 2009/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★
『R2C2』を観た
くんく、好きなことやり倒して楽しそうだな~。
近藤公園器用だなー、芝居上手いだけじゃなく出来ることがドンドン増えてる。
ロック大好きだし、WhoのTommyも好きだからもちろんおもろかった。
B-Tもね。
ただ起承転結じゃないけど、物語の展開のタイミングが悪かったと思う。
あの展開をもっと前に起こしていたら、とか思う部分があった。
多分、前回の自分自身の舞台にも中だるみという同じ点があったからだろう。
※作演はもちろん気づいてたが、時間的に修正できなかった。
あの位の出演者になると、くんくも任せちゃってるのかな?
あと客のレベルが低かった~。
前にも言ったけど皆川猿時が出てきただけで、笑うなよ!話すなよ!
もちろん皆川猿時はおもろいよ!でも何かやって見せてくれたのを笑えよ!バカ!
その点で言うと、くんくが客に対して間口を広げた気がして残念な気がした。
テレビドラマでファンになった多くの若い女性客がドン引きしてた『ウーマンリブ先生』か
くだらなおもしろさ満載の『七人は僕の恋人』みたいに何かとはげしいモノが良かった。
パルコだから?
パルコの芝居好きだったし外れないけど、
放送禁止コードみたいな演劇的刺激禁止コードがある気がしてきてる。

朝霞と夕霞と夜のおやすみ(ご来場ありがとうございました)
FUKAIPRODUCE羽衣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/05/09 (土) ~ 2009/05/20 (水)公演終了
満足度★★★
エロと狂気
相変わらずのイッチャッテル舞台。よくやるよ。(苦笑!)
毎度の事ながら、「HOTEL SeaSide」でのあっは~ん!うっふ~ん!あり!(苦笑!)
以下はネタばれBOXにて。。

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】
劇団四季
四季劇場 [春](東京都)
2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了
満足度★★★★
年を重ねるごとに…
年を重ねるごとに、なにか深い意味性を感じるステージに見えてきて…。今回は2人の娘たちを連れて観にいってきた。1ヶ月以上前から劇団四季版の「ライオンキング」サントラを車で聞き倒しながら備えてきただけあって、知った曲のオンパレードで楽しめた様子。前代未聞のロングランにもかかわらず、変わらぬキャストも目につき、違った意味での感動が味わえた。
相も変らぬ出来の良さに感服しました。本当に楽しい舞台鑑賞でした。また行きたいです。

グァラニー ~時間がいっぱい♥KR-14【神里雄大】
キレなかった14才♥りたーんず
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/04/17 (金) ~ 2009/05/05 (火)公演終了
キレなかった14才りたーんず『グァラニー ~時間がいっぱい』を観た
事前情報ほとんどなしに観たが面白かった。
話のベースは主宰の自叙伝で、
異質に対する排他と異質自身の排他されてる感を楽しく魅せていた。
衣装をスクリーンに変えるアイディアも良かった。
正直とかく映像が流れる芝居が多い今、映像に飽き飽きしていたが、
背景映像とシンプルなマイムのシーンがすごく良かった。
映像のポップな軽さと役者の楽しげな表情がマッチしてたからかな。
あと高須賀千江子さんと上田遥さんという2人の女優さんが素敵だった。
2人とも綺麗系だが、
みじめな状況でツバを飛ばしながら必死な形相としゃべりで、
元の容姿を忘れる位よかった。(本心からの褒め言葉なんで誤解せぬよう)
もしかして有名なお2人かもしれないけど、オレは初めて。
いい役者さんってまだまだ一杯いるんだ、と思った。

神様とその他の変種
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2009/04/17 (金) ~ 2009/05/17 (日)公演終了
満足度★★★★
ケラリーノ・サンドロヴィッチ流サイコ・ミステリー?犬山イヌコ大倉孝二凄い!
いよいよケラさんの待ちに待った「ナイロン100℃公演」です。
ギャグを交えながらもシリアス、神様といじめを題材にミステリー調で
物語は進展します。
そして、意外な真相が明らかになり、泣ける展開になったかと思えば、
一転、まったく違った結末を迎えます。
この意外な展開だけでも十分面白いのですが、
もちろん一筋縄には、いきません。
最近のケラさんの公演では、パンフレットのインタビューに
毎回あるように、ウェルメイドに話がうまく収束するいい話が
多かったり、その反面でたらめな無意味な話にいきそうだったり
常にその間を行き来しながら書いているように感じます。
今回も、普通にまとめることもできそうな話ですが、
もちろんそうはならなくて、ナンセンスギャグをはさんで
別の高み?を目指して転がり始めます。
この辺が、さすがというか、味というか…面白いところです。
それにしても、犬山さんは難しい微妙な役を本当にうまく
演じられていて、凄い。
また、みのすけさん、峯村リエさん、山崎さんも芸達者です。
大好きな水野美紀さんは、手堅く好演。
山内圭哉さんは、いつもの勢いのある役ではなくて、
ダメな役。情けなさ加減がイイです。
そして!大倉孝二さん。変わらぬ大倉ワールド。
出てくると、一気に「持って行ってしまう」。
もっともっと観たい!!
人数の少ない座組みで「大倉ワールド」に存分に浸りたいです!

R2C2〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜【6月14日千秋楽】
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2009/04/27 (月) ~ 2009/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
クドカン最高!そしてkyon2
クドカンって、、すごい!!文句なしにおもしろい!!
阿部サダヲ氏最強!!意外性が観れて感激の松田龍平氏!
もちろん大人計画の俳優さんも最高!
そしてkyon2。←詳細はひみつ。
2列目で観たのですが迫力あって細部まで手抜きなし、
笑いのセンスも私は“ウーマンリヴシリーズ”より好き!
観劇後は、みんなハンバーグが食べたくなる舞台でした。
この舞台を観たら“メタルマクベス”がもう一度観たくなりました。