最新の観てきた!クチコミ一覧

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丹青の千両みかん

丹青の千両みかん

深川とっくり座

江東区深川江戸資料館小劇場(東京都)

2009/05/29 (金) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

みかんが食べたくなりました(#^.^#)
歌あり、ダンスあり、大勢の出演者がにぎやかに演じていました。
衣装、着付けや舞台セットなど、全ての面で行き届いていて、安心して楽しく拝見しました。
ただ長かったです。
もう少し、ギューっとまとめてもよかったのでは…。
それから、役者陣の力量に若干ばらつきがあるように思いました。
おまつさん、いきいきとしていて愛らしかったです(^_-)-☆

JUMON(反転)/便所の落書き屋さん【満員御礼で終了】『観て来た!』に全レス中!(ただいま1/3)

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MU

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/05/26 (火) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★

初見です。
「便所の~」が面白かった。清水那保さんカワイイ! 小林タクシーさんの声を聞くと「エリクシールの味わい」が甦ります。 時々聞こえる電車の音が気になった。

陰獣 INSIDE BEAST

陰獣 INSIDE BEAST

metro

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2009/01/22 (木) ~ 2009/01/27 (火)公演終了

満足度★★★★

女優魂を見た
制作から、舞台装置造りから、何から何まで女優二人が先頭にたって行った公演。その熱意が伝わった。

パイパー

パイパー

NODA・MAP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2009/01/04 (日) ~ 2009/02/28 (土)公演終了

満足度★★★★

宮沢りえのうまさにびっくり。
松たか子が上手いのはとっくにわかっていたが、宮沢りえがあそこまで上手くなっているとは思わなかった。二人が並んで長ゼリを掛け合いでしゃべっていたシーンは名シーン。

ブラジル

ブラジル

ラッパ屋

ABCホール (大阪府)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

誰にでも薦められる上質のエンターテイメント
ラッパ屋は、ほぼ同じメンバーで25年間活動を続けている貴重な劇団。オープニングからラストシーンまで、面白くてセンスがいい。上質なコメディを楽しみたいならお薦めだ。

JUMON(反転)/便所の落書き屋さん【満員御礼で終了】『観て来た!』に全レス中!(ただいま1/3)

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MU

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/05/26 (火) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

まだまだ終わらないで欲しい
やっぱり、やっぱり魅力的!!

「観てきた」なんか見て様子うかがってるる場合じゃない。

行こう

トワイライツ

トワイライツ

モダンスイマーズ

西鉄ホール(福岡県)

2009/05/30 (土) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

これは観るべきでしょ
戯曲といい、役者といい、ものすごいレベル。
地元演劇人はみんな見てほしい。
モダンスイマーズなんて知らなかったし、
「何?このチケット代の高さ?」と
いぶかしく思ってたけど、4000円。高くない。むしろ安い!!!
話しの作り方もおもしろかった。

ネタバレBOX

主演女優さん(鶴田真由)は有名らしいけど知らない。
でもいい演技をする女優さんだった。
薫役の三人のうち、小学生で株やってた人(ありえない)は
すごくマッチョでステキだった。

あ~~・・・やっぱり東京とは差があるなー
SURROUNDED ALWAYS

SURROUNDED ALWAYS

年年有魚

新宿眼科画廊(東京都)

2009/05/27 (水) ~ 2009/06/09 (火)公演終了

満足度★★★

多くの要素で紡ぐ、見る/見られるという関係
少人数のスペースだから、どこかの家庭がそのまま再現されているようで、でも壁に展示されている作品によって、それがどこでもない「ここ」になっている。不思議な空間だった。

青年団を思わせる、時間の超越がないリニアなワン・シチュエーションの作品
でかつ、いわゆる「劇的」なセリフがない作品。そのためすっと作品に入っていける。

お互いに理解してもらいたいのだが、その表現が歪な夫婦。つまり相手を見たいし、相手に見てほしい。この相互的な感情を、見る/見られるという直接的もしくは間接的な要素で表現している。

ネタバレBOX

タイトルの「SURROUNDED ALWAYS」の意味が明確に分かるのは、弟がリビングにつけられた監視カメラを発見する時だが、誰かに見られたい、もしくは何かにつつまれたいと欲する妻の動機と、妻の結婚の動機は、エンディングの理由だけでは分かりにくい。妻の結婚の動機は誰にとっても不可解なまま終わる。作者には分からせるつもりはないのか知れないが、見る者が想像できる範囲を、これでは制限してしまう。
おばあちゃんがつくったセーター=個人性から、普通のセーター=個人性の消滅へ。結婚=夫の視線という個人性から、デッサンのモデル=不特定多数からの視線(ただ田中の視線は個人性はあるものだが)へ。この経緯を普通にとらえるならば、結婚に意味は見いだせない。結婚によって誰かから見られることは多くなっているはずなのに、デッサンのモデルを始める妻。夫自身もなぜ妻が自分と結婚したのか、わかっていない。この不可解さが夫に監視カメラを買わせる。そして見る者にも不可解さは残る。監視カメラを買うほど、この夫婦には様々な意味でのコミュニケーションは存在しないのか。もし存在するならば、それでもヌードを含むデッサンのモデルを始める妻の見られたいという欲望は、どれほど強いのか。

いろいろと疑問が生じるし、その疑問は作品の中の要素だけでは解消されることはない。そのことはこの作品では、深さにつながるのではなく、不親切さに近いのではないかと思う。
JUMON(反転)/便所の落書き屋さん【満員御礼で終了】『観て来た!』に全レス中!(ただいま1/3)

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MU

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/05/26 (火) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★

すべてが笑いで終わらない
佐々木さんがもう、こんな役が似合って似合って。

SURROUNDED ALWAYS

SURROUNDED ALWAYS

年年有魚

新宿眼科画廊(東京都)

2009/05/27 (水) ~ 2009/06/09 (火)公演終了

満足度★★★★

アクセントとしてもすごい
トツカユミコ、松下チヨコ(松下ロボ改め)がすごく面白い、ここでしか見られないよなぁ。

新・五月晴れの青い空

新・五月晴れの青い空

劇団 浪漫狂

俳優座劇場(東京都)

2009/05/27 (水) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

理屈抜きで楽しめました
思わず笑ってしまうように、台詞にパワーと熱気を感じました。キャラも可笑しく
劇場が沸いてました。
泣き笑いの人情芝居を観ていて、ふと 子供のときに父によく連れてもらった
松竹新喜劇の寛美さんのお芝居が重なっていました。この味は、ぜひ大切にして欲しいものです。
次作にも期待したいです。

NOT BAD HOLIDAY

NOT BAD HOLIDAY

劇団競泳水着

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/05/19 (火) ~ 2009/05/26 (火)公演終了

満足度★★★

確かに面白い。
まあ、わかりやすくて面白いです。
そういう感じです。

ボン・ボヤージュ[次回は10月番外公演!!!]

ボン・ボヤージュ[次回は10月番外公演!!!]

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

駅前劇場(東京都)

2009/05/23 (土) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

キラッキラッ!のシーンにグッとくる。
仕上がりが粗いのが気になったのだけど、

ネタバレBOX

二人の母と娘とのバースデーパーティーのシーンが、
その先に確実に悲劇が存在することを自覚しつつ、
それでも、目一杯短い時間を楽しもうとする姿が、
キラッキラッに輝いていて素晴らしく良い。
一月三日、木村家の人々

一月三日、木村家の人々

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/05/23 (土) ~ 2009/06/02 (火)公演終了

満足度★★★★★

デスロック的でないが、デスロック的でもある。
ま、二騎の会ですから、違っていて当然なのですが、脚本、演出、俳優とどれもが相当にハイレベルな会話劇。
当然もう1回観に行きます!

ネタバレBOX

俳優にとてつもない負荷をかけない演出は、最近のデスロック的ではないけれど、目の前俳優がいて演技をするコトの面白さを、観客席の作り方から、俳優同士の目線のやり取りや距離感まで、物凄く細かく計算されているのは、とてもデスロック的でシビレます。
その受話器はロバの耳

その受話器はロバの耳

劇団青年座

本多劇場(東京都)

2009/05/23 (土) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★

お客様相談室がテレクラ?
パラダイスなリゾート気分での~んびり仕事をしていた社員が社のヒット商品「なきまめちゃん」の苦情の電話から巻き起こる騒動劇。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

なきまめちゃんに有害物質が含まれていた事から、お客様相談室は苦情の電話の嵐となる。それに対応していた社員は社の体制を不満に思い、人間関係がギクシャクしてしまう。
新たに室長として任命された稲本は不倫相手の部下・後藤を伴って入島し、挙句に既に相談室で働いていた同期の新見とも関係をもってしまう。相談室とは名ばかりで社員はテレクラのように社の電話を利用して男と会っていた事がばれてしまう。
何もない島で起こったコメディ。既婚者の室長は2人と不倫するし、現地採用の既婚女性社員はここの電話で男を作りやはり不倫している。もう一人の独身女性社員はかかってきた電話をきっかけに色んな男に会いまくる。
なんじゃーこりゃー!!の世界!

それでもコメディ色が濃いなら楽しめるが、それ程笑える箇所はない。
まあ、ゆるゆるとのんびり観られる芝居だが、そこにはドキドキ、ワクワク、泣き笑いはない。

物語としては弱い。

JUMON(反転)/便所の落書き屋さん【満員御礼で終了】『観て来た!』に全レス中!(ただいま1/3)

JUMON(反転)/便所の落書き屋さん【満員御礼で終了】『観て来た!』に全レス中!(ただいま1/3)

MU

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/05/26 (火) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

ためらいの倫理
テーマを、シンプルにするどくしぼりきった公演なのに、強い残響を残す多声的な印象。要するに内容が濃い。
そして、その詰め込んでいるのに、暑苦しさをまったくかんじさせない良さは、セリフの切り詰め具合とクールな演出の妙による。
まさにハセガワアユム氏の真骨頂が発揮されている公演。

ネタバレBOX

『ためらいの倫理学』(内田樹)という本があって、帰路、公演を思い返していると、ふとそのタイトルが浮かんだ。
今、アマゾンでその紹介文を読むと「ためらい、逡巡するという叡智―原理主義や二元論と決別する「正しい」日本のおじさんの道を提案する。」(抜粋引用)とある。

この公演は愛をストレートにクチにしながら、なぜこうもドライで切ないのか。
登場人物はいう。
「それでもいい」。
「それでも」という前提つきのGOサイン。
ただやみくもな直情ではなく、考え、逡巡して、選択をする。
そして、その得た結論に迷いはない。
同じ迷わなさでも最初から決めてかかる原理主義や「all or nothing」の二元論とは、複雑さを備えている分、強度が違う。
そして、そのアンビバレンスを包括しているから、切ないのだ。

ためらいの倫理を備えた21世紀の公演。
主人公は、もう「こわいんだ」と言わない。
その先に何があるかわからなくても。

わからないその先を、私もまたためらいながら、見続けていきたいと思う。
LongForm Project 3

LongForm Project 3

LongForm Project

しもきた空間リバティ(東京都)

2009/05/29 (金) ~ 2009/05/29 (金)公演終了

満足度★★★★

ロングフォーム!!!
観劇させて頂きました。この日の夜はインプロ公演で、しかもタイトル通りの1作品だいたい40分から50分のロングフォーム作品2作品の公演でした!前回観劇させて頂いた際には立ち見がかなり出るほどでしたが、今回はチケット制限されていたのかそこまでには至りませんでしたが、それでも満席の公演となりました!インプロ2作品は、最初の作品は普通にお題を頂いて創り上げる作品でしたが、2作品目はお客さんが最初の作品の登場人物の脇役の中から気になる人物を一人指名してその話を創り上げていくスピンオフ作品でした。しかし、この日最初に頂いた「お題」は難しものでした。その「お題」をもとにさまざまな話や動作表現を1話の中に繰り広げ交差させて完結させることが、もっとも基本的なこちらのインプロ公演のルールですが、難しい「お題」のせいか、それとも作品の創り上げ方の方針が変わったのか、前回よりも話と話の間を紡ぐ動作表現が少し多かった気がしました。そのためか出来上がった作品はいい意味でストーリー重視のシブ目の作品となりましたが、それでも随所に「笑い」が溢れる2作品となりました!ただ、観劇させて頂いている際に思ったのですがやはり独自色が強く、どのような構成で話を創り上げていくルールなのか知っていない上に「笑い」のツボがずれてしまうと、1作品40分ほどの作品は少し、楽しみどころを知らずに終わってしまうかもしれないかなぁ~、とも思えました。インプロ公演の中でもこちらはかなり独自色の強いルールと作品構成展開ですから、意外と合う人と合わない人がハッキリ分かれるかもしれない公演かもしれません。今回の作品の評価は、自分の場合はこの公演に嵌っている者のですから当然楽しめたので、このような評価になっております。ですが「お題」のせいか、前回観劇させて頂いた時よりも、声量に張りが合ったようにも思えました。ほぼ半年ぶりのこの日の公演でしたが、やはり深みに嵌ってしまっている自分としては、待ちに待った公演でした!それだけに楽しい夜になりました!!

雨がやんだら

雨がやんだら

裏路地Musica

湾岸劇場博多扇貝(福岡県)

2009/05/28 (木) ~ 2009/05/30 (土)公演終了

満足度★★★

アサオカユキジ
「雨がやんだら」ときたらこの人しかない。
それを意識して作ってるのかな?
役者が実年齢よりもはるかに違う役をやるおもしろさがあった。
主題は見えにくいがエコ?自我?コミュニケーション?
いろいろ想像をふくらませた。

ネタバレBOX

地味なストーリーだけど、退屈しない70分だった。
観客は演劇関係者以外に背広の男性が多かったんだけど、
主催の団体が演劇だけをやっているのでは
ないからなのかな?
ラストシーンはおおおお・・・っと思った。
泊、

泊、

スクエア

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/05/22 (金) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★

面白いなぁ、次回も観たくなったぞ、スクエア!
きっちりと作り込まれているコメディ。

役者は、息もぴったりで、当たり前なのかもしれないが、姿勢や視線、手の動きまでその人物になり切っていた。そうそう、そういう人って、いるいるって感じなのだ。
少々戯画化されたキャラクターながら、見事。
いいテンポで進み、ラストへのテンポアップの速度もいいし、まったく飽きのこない舞台。

ネタバレBOX

高校の国語の教師たちが、冬休みを利用して、勉強会と、さらに自分のところの女生徒と付き合っているという噂がある教師から本当のところを聞き出そうとする温泉旅行。

徐々に、全員が教師であり、かつ国語を担当していることが明らかになっていきつつ、それぞれの心も笑いの中で見えてくるのが楽しい。
国語の先生だけど、なんとなくの関西のイントネーションもいい。

一番驚いたのは、かなり適当な教師たちなのでは、と思っていたのだが、実際に模擬講義を始めてみると、実際は、生徒を教えることに誇りと大いなるこだわりを持っていたことだ。

そのあたりから、ちゃらんぽらんだったり、家庭教師のアルバイトをしていたりする教師たちへの、こちらの見方が変わってくる。
教師たちの真摯な苦悩のコメディだったのだ。

最後まで引っ張った、生徒と付き合っているのではないのか、というのも、教師としての誠実な気持ちからの誤解であることがわかるのだが、ある程度想像のつくラストとともに、さらりとしすぎていたような気もする。もっとコッテコテのラストでもよかったかな。

しかし、先生っていうのは、やっぱりこんなにまじめな人たちなんだろうなぁ、としみじみ思った。
その真摯な姿勢が生徒だった私たちに、少しでも伝われば、学生生活はちょっとは変わったのかもしれない。

現職の教師の人たちが観たらどんな感想を持つのだろうかな、なんて思ったり。
一月三日、木村家の人々

一月三日、木村家の人々

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/05/23 (土) ~ 2009/06/02 (火)公演終了

満足度★★★★★

今日、と言っても1月3日なんだけど、木村さんちにおじゃましました
介護は、先の話ではない、明日、いや今日の話なのだ。
いちいち自分の身に振り返りながら観ていると、いろんなことが脳裏をよぎり、考え込むことしきりであった。
そして、笑ったけど、涙腺を強く刺激された。

多田さんの演出だから、何か仕掛けてくるのではないかと思っていたら、ある一点を除き、かなりストレートだったと思う。
その一点が見事なのだが。

ネタバレBOX

実際に、介護は、私の年齢では、まさに今日の話だ。
友人に仕事を辞めて介護をしている者もいる。自分の親と配偶者の親の4人を看ている者もいる。
彼らを傍目で見ながらも、あまり本気で考えてこなかった、というより現実逃避してきたことなのだが、目前にそれはある。

「家族」「家族愛」という言葉は、便利で万能で、光圀の印籠だ。それを言われたら何も言い返せない。
だけど、現実はその耳に優しく美しい言葉の先にある。

舞台は、客入れのときから微妙に始まっていた。役者さんが、出てきてセッティングするときに、軽く会釈をしたりするのだ。
多田さんも、前説で「あけましておめでとう」の挨拶と真冬の衣装で現れたりする。
また、劇中でも、あきらかに、我々観客に語りかけていたりというように、観客がそこにいることを強く意識させる。

こうなると、よく知らないご近所の木村さんちにお邪魔したら、ご家族が集まってきて、家族間のごたごたを聞かされるはめになってしまった私たち、という雰囲気になってくる。
ピンポーンピンポーンとしつこく鳴るのチャイムは、なんかそわそわしてしまう。すでに家の中にいる気持ちになっている。
帰るに帰れないし、何よりご近所の木村さんちの家庭の事情もよく知らないので、話の中に割って入ることなぞできないのだ。

しかし、この構図は、単に面白いから、というより、介護を巡る家族の話、つまり介護を巡る家族のバトルは、木村家の茶の間だけのことなのではなく、今、そこに居合わせ、そこにいることを意識させられている、私たちの茶の間での話題でもあるのだ、ということを強烈に印象づけているように思えた。
役者の視線は、私たちをその場に縛り付ける強力な力として作用するのだ。
ここが、演出家の仕掛けだっような気がしたのだ。

実体験の重さが込められていると思われる、台詞と登場人物のキャラクターの妙、例えば、直接の家族ではない、いとこやホストの登場による、それぞれの家族との距離感から発せられる台詞は実に見事だった。

中でも「大晦日にも元旦にも来なかった・・・」はかなりキツイ言葉だ。何度も何度も繰り返し叫ぶその言葉は、全身を貫いた。

言いたいことを全部吐き出して、すっきりした後の、少し未来があるラストには救われる想いがした。ただし、明日は我が身であるのだから、そんなにきれいにまとまりはしないのだろう。堂々巡りで結論が出ない、「ゴール」のない、本当は考えたくもない話。
「今日1日だけがんばればいい、そしてまた明日も1日がんばればいい・・」ここに大きなヒントがあり、それを受け取ることができた。

冒頭の、「ダンシング・オールナイト」の歌は、サビの部分だけのしつこい繰り返しは、なんかわかる気がした。

あ、そうそう、今回の照明は、こまかい色の追加やライトの数、角度の微調整などがあったようで、一見、平面的なお茶の間なのだが、よく見ているとシーンの様子ごとに合わせ、細かくニュアンスを変えて、表情を出していたのは、うまいなぁと思った。

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