最新の観てきた!クチコミ一覧

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CROSS ARTS PUZZLE

CROSS ARTS PUZZLE

KAYAKU PROJECT

千種文化小劇場(愛知県)

2008/11/27 (木) ~ 2008/11/27 (木)公演終了

満足度★★★★★

the other night,another world
モダンダンスや映像、音楽など、幻想的で、刺激的な夜でした。見られてよかったです。夏頃にも第2弾があるとか。。。今からとても楽しみです。

にんげん

にんげん

劇団 兄貴の子供

明石スタジオ(東京都)

2009/04/03 (金) ~ 2009/04/05 (日)公演終了

満足度★★★★

もっと楽しみになった
2回目から見てますが、今回はそれらと少し違いました。
その違いによって「あぁーこういう事もやるんだなー」と、劇団にも、見る人にも、幅が広がったんじゃないかなーと、生意気ながら思いました。
好きなお話でした。
春にこういう話を見れて良かったです。

ネタバレBOX

タイムカードを股間にスコスコする田中を見て苦笑しながら「変態」と山田さんが言った時、山田さんはもしかしたらちょっと救われたんじゃないかなぁーと思った。
最後の山本と山田のツーショットは2人の心情を考えると少し切なかったけど、最後にかかった曲によって気持ち良い終わり心地になった。
凡凡凡

凡凡凡

演劇ユニット思考動物

【閉館】江古田ストアハウス(東京都)

2009/04/08 (水) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★

確かに日常の今の風景
初見!どこにでもあるような、日常の出来事を仕事、家族、仲間という視点から描いた作品。

以下はネタバレBOXにて。。

ネタバレBOX

あなたにとって仕事って何ですか?
あなたにとって家族って何ですか?
上記の語り掛けに役者が短編的に綴っていく芝居。
仕事場の風景や、田舎での農業体験、畑で働く人、バーの風景、老人介護福祉施設などをテーマに社会と個人の微妙な位置関係を描く。

作品自体は大きな感動や大きな笑いはない。だけれど、「あるある、うんうん、職場ってそんな感じ。家族と自分の関わり方もそんな感じだよなぁ。田舎のばあちゃんもあんな感じ!」なんて妙に納得する芝居。

西田夏奈子はひじょうに歌が上手い。
更に三村タエ役の演技は見もの。本当におばあさんかと思ったくらい。顔の表情や足の動き、話し方、腰の曲がり具合、完璧です。
田中役で実家に帰る事になった理由のセリフは思わず、涙が出る。
都会で暮らしバイトに明け暮れてるうちに実家の母は年老いて気弱になってくる。このまま東京に居る意味は?とか、将来は?などと考えると定職も無く東京に居る意味が何なのか分からなくなってくるのだと思う。

現代の抱えてる問題点を柔らかく表現した舞台だと思う。

アチャコ

アチャコ

ユニット・トラージ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★

本の良さ
久しぶりに「北村想作品」を観て来ました。
北村さんの本は、高校時代にはまりました
「寿歌」は一生読んでいくな〜と思うくらいの作品

招待にてお邪魔をしたのに、ごめんなさい、
正直 ココ何年で見た作品の中で一番好きになれませんでした。
ココからはネタバレになります。

ネタバレBOX

本はいいのです。
今回はチラシコメントにもありましたが、とにかく下世話な性の話ばかり
でも、それが北村さんの言葉で書かれると
なんとも不思議な匂いの喜劇に変換されるのです。

お話は、大御所だけど売れないポルノ作家とその弟子達、
そして編集者でもある愛人のアダルト喜劇。
出てくる言葉は、ほぼTV禁止のワードばかり
変な擬音語と昭和の匂いのする独特の言い回しのセリフ
演劇界の風刺(唐十郎さんネタ)や自虐ネタも入って
北村ワールド全開の本、
この人の言葉の掛け合いのセンスは、私をドキドキさせます
例えるなら隠語が沢山入った語り歌みたいな(わかりづらいな)

なのに今回は、それをひとつも生かせない演出と演技だったと思います。

僕は役者ではないので、あまり役者の演技について文句を言う事はありませんが
噛むは、噛み合わないわ
でも一人一人の個性は強いので、妙な白け感がでてしまうし
さらに演出は
すっ飛んだ北村作品の世界をなんでこんなにコンパクトに平凡にしちゃうんだろうと悲しかった
もしこれらが狙いだと言うなら 私には伝わりませんでした

2時間の上演中
ひたすらセリフだけを追っていました。

ごめんなさい、珍しく酷評です
にんげん

にんげん

劇団 兄貴の子供

明石スタジオ(東京都)

2009/04/03 (金) ~ 2009/04/05 (日)公演終了

何とも・・・
何とも不思議な世界観がありました。

45歳の地図

45歳の地図

劇団宇宙キャンパス

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2009/04/02 (木) ~ 2009/04/06 (月)公演終了

満足度★★★★

直球♪
宇宙キャンパスらしいストレートなハートフルなお話でした♪
やっぱりオープニングカッコいい〜!
特別なドラマはなくても、見終わった後、ほんのちょっぴり心暖まる…そんなお話でしたねo(^-^)o

個性的な役者さん揃いで…飽きずに観れました♪

うそつき【公演終了! ありがとうございました!】

うそつき【公演終了! ありがとうございました!】

ルスバンズ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/04/08 (水) ~ 2009/04/13 (月)公演終了

乱舞らない。けど、
舞わずしての乱れ。物語である。人々の思いが入り乱れて物語が紡がれている。視覚的にも色々と楽しめます。役者にばかり目を向けると勿体無い箇所もあったり。博物館に来た子供みたいに、行儀正しくしないであちこちに目を向けたほうがいいんじゃないかな。ひょっとこ乱舞とは別の実験場としての意味合いは充分に果たしているから、それが楽しみな方にはオススメ。同時に「ひょっとこ?何それ?」な方にもオススメ。
アンケートには「密度がありました」って書いたんだけど、よくよく考えたら違かった。内容には説明不足な余白部分も結構あります。でもそれが疑問や違和感でなく、こちらの想像力で上手く補われた。そうさせるだけの前提条件がちゃんと書かれていたからこそ出来た事。
今日が初日。更に良くなるはず。もしかしたら楽日までまだ直しを入れて、変わっていく場面があるかもしれません。それに関しては留まってルスバンしなくていいのだし。

ネタバレBOX

金沢涼恵さんの存在の説得力。演じている彼女からは個人的にいつも非現実な印象を受けていました。役者がおもちゃみたいな扱いになるクロムモリブデンならではの部分もあり。その分、エレファントだと明かされたラストで「人間じゃなかった」というのが妙に難なく受け入れられました。とはいえ、スランプとナイルの関係はもうちょっと書かれていても良かったかも。
清水宏の炎の演劇部!!!

清水宏の炎の演劇部!!!

演劇企画製作集団TWIN-BEAT

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/05 (日)公演終了

「清水宏の炎の演劇部!!!」を観てきた
清水宏さんはマジですげっす!!
日比谷野音のチケットも買っちゃいました。

ネタバレBOX

下北でやる「ミュージシャン」としてのライブも、行きてーっ!
って、これ別にネタバレBOX全然関係ない話だった。

色んなコーナー、どれも好きだけど、
最後にやるよくわからない時間が一番好きだ。
ギターが盲導犬になって沼にはまって行った姿が忘れられない。

や、ほんと、勉強になります!
空気をコントロールする力が瞬発力ありすぎで半端ない。
鳥のまなざし

鳥のまなざし

ポかリン記憶舎

シアタートラム(東京都)

2008/11/27 (木) ~ 2008/11/30 (日)公演終了

「鳥のまなざし」を観てきた
今更ながらの感想ですみません。
序盤から役者さんの「体」で一気に世界観に引き込まれました。

ネタバレBOX

役者全員の体が羽根のようだったりとくにかく空気が気持ちいいったらない。
あー舞台でしか感じられない感覚だなぁと、ポかリン記憶舎を満喫。
次もいきたいよう!といつも思うのです。
HIGHWAY

HIGHWAY

SQUASH(劇団スカッシュ)

サンモールスタジオ(東京都)

2009/04/03 (金) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

「HIGHWAY」を観てきた
ぐっときたよ!

たくさんではないけど何度か観ていて、個人的には今回のが一番好き!

ネタバレBOX

最初は断片だからまだよくわからなくて
前半はちょっとたるいかな?っと思いきや、
最後はワクワクしたー!

こことここが繋がって…と想像しながら
くっそう、まんまと想像してるぜ!と思っていたが、
やっぱり想像は止められず。

ミナちゃんに何度もアタックしている時に
・・・これは・・・!!ミナちゃん落ちる!!!と思ったあたしは、結構ハマって観てたんだと思う。・・・そしてあたしも頑張ろう、と思ったw

ラストにみんなが笑顔で交差している姿が印象的。
世の中って楽しいことがいっぱいだ~って思った。
さとがえり

さとがえり

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

初KAKUTA!
この劇団(今回の作品)、最高でした。

ストーリーはごく普通だったにもかかわらず(奇をてらった部分はない、という意味)、幕開けから最後まで、観ていて演出に無駄が一切無い(というか、むしろ細かいことも手を抜かずに一生懸命演じているのが伝わってきた)感じがして、すべての場面が台本に書かれた(あるいは演出家の)計算どおりに進行している印象だった。

こんな舞台(劇団)は、今まで見たことがなく、ほんとに感心した。
あるいは今回だけなのかも知れないけど・・・。でも、平日の14時の回なのに、場内はぎっしりとお客が入っていたから、それなりの実力を持っている劇団として広く認知されているということなのかもしれない。

もう一度(次回作を)観てから、贔屓にするか、判断したいと思う。

帰れない夜

帰れない夜

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

いいだせなくて

いいだせなくて

カラフル企画

SPACE107(東京都)

2009/04/01 (水) ~ 2009/04/14 (火)公演終了

満足度★★

古いんです
チケットプレゼントで拝見しました。
ありがとうございました。

ずいぶん昔ですが、脚本・演出の園田氏の作品に触れたことがあるぶん、
期待が大きすぎたのかもしれません。

目指す客層は、どのあたりだったのでしょうか。
笑わせ方が、コント55号とかドリフを髣髴とさせられました。
そうした古きよき笑いを舞台上に蘇らせようとするのであれば、それはそれでいいんですが、現代ならではの情報をうまく取り入れないと、ただ古くさいだけだと思うんです。

以下はネタばれで。

ネタバレBOX

過食、ストーカー、ホームレス、、と設定は様々でも、描き方や解決への持って行き方が安易です。たまたま見たドキュメンタリーの中身をそのまま使いました、みたいな。
登場人物を半分に減らし、もっとじっくり描くべきだったんじゃないでしょうか。
ストーカーの場合、他者って言っても家族と家族以外の他者ってまるで違うはずなのに、一緒くたにして無理やり丸く収めてる気がして、萎えました。

あと、作家の自己愛。
旗揚げ公演と言っても、ここまで自己愛を隠さないのはどうなのかなと。


余談なんですが、
舞台上の人物であれ、実在の人物であれ、「そんな簡単に幸せに(もしくは不幸せに)なってたまるか」というのが、TVドラマよりも舞台や本に自分を向かわせている要因のひとつなのだなと、今日はっきりわかりました。
刻め、我ガ肌ニ君ノ息吹ヲ

刻め、我ガ肌ニ君ノ息吹ヲ

ACTOR’S TRASH ASSH

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/04/01 (水) ~ 2009/04/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

まつだ壱岱という作家、演出家。
ダブルギャストの『我』と『刻』を両方観ました。役者さんが違うので変わってくるのは当然としても、きっちり演じるひとにあわせてキャラクター、演出を変えていて、それは役者さんも嬉しいだろうし、両方を観る側にとってもお得感がありました。ASSHは何度も観ていますがいつも思い、今回確信したのはまつだ壱岱というひとは現実社会で生きることの苦しみ、つらさ、悲しみを深く知っている、あるいは経験して深く傷ついた経験があるのではないかということ。ただそれをそのまま舞台に上げるような野暮なことはけっしてしない。だって傷ついた事がないひと絶望したことがないひとなどいないから。それを忘れてしまうのか、引きずるのか、糧にできるかだ。(以外にやってしまう表現者もいるのだ。ブログにリストカットの写真を載せる「わたしってかわいそうでしょ」みたいな悪趣味を)まつだ壱代はその心の闇を素晴らしいエンターテイメントに昇華できている。今回の作品の構成の素晴らしさ。いつも以上にうまく、すっきりとした空間の使い方。そして物語!初の時代劇ということでどうなるかと思いきや、演者さんの殺陣や所作、軽やかで晴れやかな動きで引き込まれた。これも観るたびに思うのだけどASSHの芝居に出る役者さんはみんな美しいのです。不思議だけどひとり残らずキラキラしている。いったいどんな稽古をしてるのだろう。自分がいかに良く見えるかという傲慢さが誰にも見えない。この物語のために、しっかりと役を生きている。(これも結構いるもので、醜いものですよ)物語は大団円とはなりません。登場人物のセリフにもありましたが、お手軽なハッピーエンドではないけどめっちゃ悪くもないエンディング。それはやはり現実を知っているから。かといって突き放したままになんかにしない。できないんだと思います。優しいです。おためごかしの上っ面の優しさじゃない。そんなのすぐにバレる。ラストにはちゃんとスタートラインに立たせます。そして見る側が登場人物の行く先を想像したくなる!なんだろうこの清々しさ。劇場を出る時に胸に小さな「おみやげ」をもたせてくれる。それは観たひとそれぞれ違うものだろう。「おみやけ」をもらったことにいつ気が付くのかも。最後、ヒロインの元に桜の花びらがひらひらと舞ってきます。現実に戻るために外に出ると本当に桜がひらひら降ってきました。心憎い演出です。

帰れない夜

帰れない夜

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

素晴らしい!
この一言に尽きる。普通の朗読劇ではなく、演劇が主体で朗読はナビ役を担う。

帰れない夜をベースに4作品を、その部屋で読んでるように錯覚させる手法、演出の上手さに感動しました。

「本当にあった怖い話」のような空気感。お勧めの舞台。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

田口ランディ『縁切り神社』の絵馬を提げる白くてピクピク動く無数の手に恐怖を感じるほどの演出の上手さにおののく。田口ランディの作品はどれも好きだが、文脈を乱すことなく丁寧に作りあげた作品だと思う。
お互いに好き同士の男女が自分の本当の気持ちを伝えられなくて、絵馬に書かれた文によって、まっすぐに人を思う心を取り戻す。幽霊になったMOの存在感も恐怖。

小池真理子『生きがい』では事故で亡くしたのは夫と子供だと思っていたのが実は残されたのは夫だった。というどんでん返しが小気味良い。原扶貴子の演技がお見事。

井上夢人『あなたをはなさない』は男に別れを切り出された女が彼と離れまいとした挙句に彼の手と自分の手を瞬間接着剤でくっつけてしまう。怒った男は更に女を詰り離そうとするが女は今度は自分の顔に接着剤をつけて、男の残った手を自分の口と鼻を塞ぐように接着させて自殺を図る。

朱川湊人「昨日公園」最後にこの作品を持ってきたのはやはり巧みなのだ。
遠藤は一度死んだ親友マチの命を助けようと昨日の公園に戻って一生懸命に翻弄するが運命には勝てず、親友を送り出す。大人になった遠藤はふと気付くと今度は息子が自分の為にかつての自分と同じように一生懸命に父の命を助けようと翻弄していた事が分かる。この作品では泣ける!遠藤の苦悩とマチの天真爛漫さにやられる。

やがて、「帰れない夜」に舞台は戻り、「この部屋にいつまでも居たい。」と女が言い出した事によって、この部屋から逃げられなかった男は解放され、女は次の「この部屋に居たい。」と誰かに言わせるまで自分が出られないと知る。

どのストーリーも素晴らしい演出によって見事にまとめられ満足して帰れる作品。他の作品も観たかったがスケジュールが空きがありません。ちょっと悔しいです。

お勧めの舞台。





刻め、我ガ肌ニ君ノ息吹ヲ

刻め、我ガ肌ニ君ノ息吹ヲ

ACTOR’S TRASH ASSH

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/04/01 (水) ~ 2009/04/05 (日)公演終了

満足度★★★

もりだくさん…
ASSH初見、タイトルがまず印象的だったのと好みな内容だったので、楽しみに観劇させていただきました。(客演メンバー主体の「我」ですが)
登場キャラクターが多彩ながらわかりやすいストーリー運びで、テンポもあり、最後まで飽きませんでした。
シアターグリーンも初めてだったのですが、傾斜があり、一番上の席でも見易く、良い空間体験でした。
面白かっただけに、個人的には細部でもうちょい!みたいなところも…既に公演終了しているのですが、以下ネタバレにて。

ネタバレBOX

共に虐げられる運命を背負った、白狐丸とシズカ。この二人の出会いと愛を軸にしたストーリー展開は、面白かった。時代背景等もわかりやすかった。
この鬼伝説を調べる現代の大学生を登場させたのは、常套手段ではありながら観客側に物語を整理させつつみせてくれるという役割を担い、悪くはないのだが…この現代の若者たち側、ハジメも、いじめ(差別)を受けていたという設定は、逆にもりこみ過ぎな感があった。…観る人によってはそれこそが巧い!という観方もあるとは思うが。そして更に「顔なし」なるキャラクターを登場させたのは、冗長過ぎるのではないだろうか?
「一晩経つと、昨日の出来事を忘るる奇病」のシズカと、この顔なし、どうしても最近の既存のメジャーな作品のキャラクターにダブり、せっかくのオリジナリティを損なっているように感じてしまうのは、もったいない。

最後列の席からだと、鳥居が邪魔になって「白髪神社」の文字と狐面が見えなかったのは、ちょっと残念。
背景の流れる文字も、平坦な面ではなかった(カーテン地)ので、部分的に読みづらかったのも残念。文字を流しつつ、登場人物…外道丸あたり?…に、朗々と読み上げて欲しかった。
コルテオ

コルテオ

CIRQUE DU SOLEIL

原宿・新ビッグトップ(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/05/05 (火)公演終了

満足度★★★★★

アートですよね
ものすごく美しい空間美でした!

外道ノ國ニ生マレテ

外道ノ國ニ生マレテ

獏天

ザムザ阿佐谷(東京都)

2009/04/07 (火) ~ 2009/04/13 (月)公演終了

満足度★★★★

二時間半。
ありましたが初日の元気とサービス精神にプラスαだったのかな?内容はあらすじで大体理解でき、展開に驚きはないのでショーとして楽しめます。前半の一時間でお腹いっぱいになるのでもっと大胆に削っても良さそう。でも毎回観てるお客さんはこのくらい観たいのかも。可愛い3人の女優さんにも出番が多く、各場面がながーいです。明日以降短くなるかもしれませんが・・・とにかく男祭りな元気と緑のジャージの彼が忍者みたいに飛び回るっ 熱くて面白かったです。
前半の一時間とこんな熱い人たちいてもいいよね、で★4つ。会場のもっくもくが凄いので気になる方は前方を避けるほうが良いかな。あ、あと靴脱ぎます。

アチャコ

アチャコ

ユニット・トラージ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ベタでメタで、呆けたような笑い顔にされた
ホンネで言ってしまえば、北村想さんの名前とアゴラという場所だから行ったようなものだ。
だから、こちら側としては、かなり好意的な視線で見ていたことが功を奏したような気がする。

功を奏したといったところで、クククという苦笑いと、イヒヒという下品な笑いと、フハッという脱力笑いが微妙にブレンドされて、呆けたような、笑い顔ともなんともつかない顔をして最後まで観ていた、というぐらいのことなのだが。

最初に対決姿勢で身構えると何もかもが気に障り、イヤんなっちゃうかもしれないから、これから観に行く方は、すべてを受け入れる広い心持ちが必要ではないかと思う。

北村想さん、次も期待しちゃう。

ネタバレBOX

前半の「どうなるんだろう」という緊張感を見事に外す、エロ・シモネタと言葉遊び(ダジャレとも言う)の、テンポをズラしたというか、オフビートというか、そんな「あえて笑いを直接取りに行ってない」感がある演出には、ちょっとやられた。
ベタな感じの笑いも、「あえて」ベタな感じにしました、という印象だ。
それは諸刃の刃であり、ひとつ間違えば、「ただのベタな喜劇ですべってます」になる、ぎりぎりのラインだったと思う。
そこを転げ落ちないようにうまく支えられていたと思う(あっ、それは好意的な視線で見てからかもね)。

しかも、なんでもアリで、「これは演劇である」ということを随所に、というか頻繁に交えながら。
タイトルの「アチャコ」さえも、無理矢理、適当な理由を付けてなんとか収めようとする、ということをエピソードにするあたりには笑わされた。結局意味なんてないのだから。

なんでもアリと言いながら、そこはそれ、ムード歌謡風コーラス付きの歌や、珍妙なる踊りまでを入れ込み、寝ている子をそっと揺り起こすような勢いで、ずんずん進む。

それらの按配というか塩梅なんかがお見事だ。

これだけのトンデモをよくぞまとめて見せてくれたなと、また呆けた笑い顔になった。

・・・でもお客さん少なかった。
さとがえり

さとがえり

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2009/04/04 (土) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

衣装かわいい。
ちゃんと笑える空気にしていくところが、KAKUTA良いわー。
お客さんも、了解しているんですよね。
でも、その了解はとても大切だなあと思いました。

娯楽という言葉が似合う。良い意味で。
コメディーなだけじゃーぁねーんだよって感じが良質です。

ネタバレBOX

俳優さんがみなさん好演されていたのか、バランスよく見ていられました。

ありえないこといっぱいなんですけど、ゆるせるものな。

そこがすごい。

こっくりさんのシーンが妙に好きです。
諫山さんの役が「ちっさくて」おかしい。


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