乱舞らない。けど、
舞わずしての乱れ。物語である。人々の思いが入り乱れて物語が紡がれている。視覚的にも色々と楽しめます。役者にばかり目を向けると勿体無い箇所もあったり。博物館に来た子供みたいに、行儀正しくしないであちこちに目を向けたほうがいいんじゃないかな。ひょっとこ乱舞とは別の実験場としての意味合いは充分に果たしているから、それが楽しみな方にはオススメ。同時に「ひょっとこ?何それ?」な方にもオススメ。
アンケートには「密度がありました」って書いたんだけど、よくよく考えたら違かった。内容には説明不足な余白部分も結構あります。でもそれが疑問や違和感でなく、こちらの想像力で上手く補われた。そうさせるだけの前提条件がちゃんと書かれていたからこそ出来た事。
今日が初日。更に良くなるはず。もしかしたら楽日までまだ直しを入れて、変わっていく場面があるかもしれません。それに関しては留まってルスバンしなくていいのだし。