
合唱舞踊劇「ヨハネ受難曲」
O.F.C.
すみだトリフォニーホール(東京都)
2009/07/04 (土) ~ 2009/07/05 (日)公演終了
満足度★★★
たまにはクラシック
バレエと合唱と管弦楽の合体をめざす、O.F.C.という団体の公演。バレエの振付は今年77歳になる超ベテラン、佐多達枝が以前からずっと担当している。
彼女の振付作品を見るのは3年前の「庭園」以来これが5回目。作品の内容も、カーテンコールで見かけるその姿も、実年齢よりはずいぶん若々しい。先日のさいたまゴールドシアターだけじゃないね、元気なお年寄りは。
バッハの「ヨハネ受難曲」は演奏時間が2時間ほどの大作。佐多とコンビを組んでいる河内連太という人が台本を書いたらしいので、バッハの曲をそのまま演奏したのではないようだが、それでも上演時間は2時間くらいあった。
このホールはクラシックのコンサート専用で、普段はダンスや芝居はやらないのだが、今回はステージの手前側にオーケストラ・ピットを設け、残りのステージの後方に合唱団が並び、オケピとコーラスに挟まれた中央部分が踊り場になっていた。かなり狭い上、手前に傾斜のある八百屋舞台なのでダンサーたちは大変だったと思うが、大したトラブルもなく無事に終わった。
以前、「ヨハネ受難曲」をコンサートで聞いたときは歌詞の意味が字幕で映写された。コーラスとソロからなるこの曲はオペラに近い形式だし、歌詞の内容も聖書に基づいたドラマチックなものなので、その意味がわからないと面白さが半減する。しかし今回の公演では、演奏のほかにダンスが加わるので、これに字幕を付けるとそちらに気をとられて肝心のダンスが目に入らなくなる。だから字幕はつかなかった。
見ている途中では字幕があればと思う瞬間もあったが、それでも歌詞の内容をダンサーの動きがある程度補足してくれたので、字幕も踊りもなしで聞くよりはだいぶましだった。
バレエと演奏、どちらに重点を置くかは客の興味次第だろう。私自身はダンスが主、演奏が従で、基本的にはコンサートを聞きに行ったというよりもバレエ公演を見に行ったという印象が強い。
ダンサーはキリスト役と13人の弟子がメイン。コーラス隊の一部が群集として振りをこなす場面もあった。20列目という座席ではダンサーの顔はオペラグラスなしではなかなかわからないし、私はメガネが邪魔なので基本的にオペラグラスは使わない。余談だけど、オペラグラスを使いたいがためにメガネからコンタクトレンズに替えたという人を私は知っている。
それでもいちばんの目当てだった井上バレエ団の島田衣子は、目を凝らして捜すまでもなく、動きのよさで自然と目にとまった。
あとで調べたら、ヨハネ受難曲よりもさらに長い、同じくバッハ作曲の「マタイ受難曲」もすでにバレエ化されているという。しかし、生きている間に見る機会はたぶんないだろうなあ。

かもめ
百景社
つくば市豊里ゆかりの森 特設野外劇場(茨城県)
2009/07/03 (金) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

スメル
キリンバズウカ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了
満足度★★★★
いい役者が揃ってますから
落ち着いてゆったりじっくり観ました。黒岩さんの侘び寂び、浦井さんのキャンキャンする箇所とかもうたまらなく良いのです。自分としては全国各地で芸術が重んじられ、東京に文化が集中し過ぎない時代が来たなら良い水の違う土地へ移動したいのが本音。この人口密度は異常。コンビニ密度も異常。そんなこんな頭をよぎる。その辺りも書くというのをなんかで聞いていたので楽しみにしていました。チラシから想像する母子以外の流れも初心者にも問題なく楽しめ、視点は自由に観られる芝居。作家のバランス感覚◎。役者の息づかいも◎。1時間40分。次も期待。

スカパンの悪だくみ
SPAC・静岡県舞台芸術センター
静岡芸術劇場(静岡県)
2009/07/04 (土) ~ 2009/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
子供から大人まで楽しめる作品でした!
前日の世田谷パブリックシアターでのミラノ・ピッコロ座「アルレッキーノ」に続いて、今日は静岡で同じヨーロッパの仮面喜劇、テアトロ・マランドロの「スカパンの悪だくみ」を観劇。
そしてこちらも、期待を裏切らず素晴らしかった!!
観客を飽きさせないスピーディーな展開、エネルギッシュな演技、歌に踊りといった楽しい要素と、第1級の娯楽作品といった感があります。また個人的には、唐組の芝居の、非日常を演じきることでリアルに反転する、というような創作姿勢に通ずるものを感じました。

ひばりの大事な布【満員御礼!ありがとうございました】
ろりえ
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2009/07/01 (水) ~ 2009/07/06 (月)公演終了
満足度★★★★
物語がしっかりと収束して
前回公演に続いて2回目
物語がきちんと収束していて、テーマにも
しっかりとした説得力がありました。
猥雑な部分も多かったのですが
男女(?)間のもう一言があれば、あるいはもう一歩踏み出せばという話には
まっとうな力を感じたことでした。

プロペラ「ヴェニスの商人」「夏の夜の夢」
東京芸術劇場
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2009/07/02 (木) ~ 2009/07/12 (日)公演終了
これこそシェイクスピア
トレバーナン、ピーターブルック、ジョンケアード、木野花、加納幸和、そして、蜷川幸雄。内外の数々の演出家でいろんなマナツを見て来たのだが、日本では見て美しい蜷川版が何と行っても多くの人の心をとらえているのだと思う。このエドワードホールの演出のそれは、シェイクスピアの台本に立ち戻り、役者間と役者と客席との間で作られるコミュニケーションによって作られる空気をものすごく大切にし、それによって人々の心を動かした。肉体をものすごく使うし、そして、英語の美しい発音、台詞回しを楽しんだ。
シンプルな舞台、白人以外も多い男だけの出演者、繰り出されるギャグ…。こういう部分を見ていると、とても現代的に思えるのかもしれないが、私には現代の王道をいっていると思った。ヘンテコな読み替えをしない演出。シェイクスピアを敬愛し、作品を他の人の解釈に委ねず向き合って、作り上げたからこそ生まれた濃密感があったように思う。シェイクスピアの時代も今日の舞台のようにシンプルな舞台で、男の役者だけで演じられたわけなのだから。

ミラノ・ピッコロ座「アルレッキーノ〜二人の主人を一度にもつと」
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2009/07/03 (金) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

死チュエーションコメディ
アガリスクエンターテイメント
こった創作空間(東京都)
2009/07/02 (木) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

志村魂4
アトリエ・ダンカン
天王洲 銀河劇場(東京都)
2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了
満足度★★★★
勉強になります
志村けんさんとダチョウ倶楽部のあの間。勉強になります。すごく鳥肌ものです。来年も行くのでしょうね。。。いまや、生で志村さんのステージを観ることができるのはこの時くらいですものね。ありがとうございました。

カーニバルマニア
BABY EINSTEIN
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2009/07/02 (木) ~ 2009/07/05 (日)公演終了
満足度★★
観てきた。
まさにやりたいことを好きなようにやってみましたっていう感じ(台本すらなさそう‥)。にもかかわらず役者たちは皆それぞれ生き生きと演じていて、内容が難解なわりにはそこそこ楽しめたような。
とはいえ、お客さんの中には、初めて舞台を観る人や年に1、2回しか観ない人たちもいると思うので、そういう人たちにも楽しんでもらえるようにもっとわかり易く丁寧に作ったほうが良かったと思う。

ロボット
劇団三年物語
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

ひばりの大事な布【満員御礼!ありがとうございました】
ろりえ
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2009/07/01 (水) ~ 2009/07/06 (月)公演終了

ズレ違い
around31 IceCream
中野スタジオあくとれ(東京都)
2009/07/03 (金) ~ 2009/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★
おもしろウルル・・・
タイトル通り、ほっとさせたり、笑わせたり、なかなか滋味でした。大阪出身の僕は、センチな演劇好きなんで。

プロペラ「ヴェニスの商人」「夏の夜の夢」
東京芸術劇場
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2009/07/02 (木) ~ 2009/07/12 (日)公演終了
新芸術監督肝入り
男優ばかりで演じられるという珍しさと以外に
観るものはなかったように思う。
否、身体表現のみを使った今公演のようなシンプルかつ力強い作品が
シェークスピアの時代の演劇そのものなのかもしれない。
みなさん指摘されている通り、イヤホンガイドは問題あり。
本公演を招聘した野田新芸術監督の
ポスターが溢れた東京芸術劇場は、
そんなに自己変革したいのだろうか…。

ひばりの大事な布【満員御礼!ありがとうございました】
ろりえ
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2009/07/01 (水) ~ 2009/07/06 (月)公演終了
満足度★★★★
壮大なパワーに魅力。
若さとエネルギーに圧倒された。また随所にきらめく感性を感じた。
しかし、現状はまだまだ荒削り。作品全体にまとまり感はない。しかし、小さくまとまる必要はない。この荒削りな部分に大きな伸びしろを感じた。
暗闇の中から灯りがともり、みんなのかけ声とともに門を押し戻すところは、感動して鳥肌が立った。また最後の踊りは、この劇団のパワーを感じた。将来が楽しみだ。

緑果テシナク
kanikuso
アイピット目白(東京都)
2009/07/01 (水) ~ 2009/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
全ての役者がいきいきと
初見の劇団だがとても面白かった。若手からベテランまで様々な役者が登場していたのだが、演出家がそれぞれにあった役をしっかりと設定していて、舞台上で魅力的だった。
人情喜劇にSFを盛り込んだ内容で、誰でも楽しめる。
主役の才勝 誠司が、中年男の悲哀を前向きに演じていたのが好感が持てた。

ひばりの大事な布【満員御礼!ありがとうございました】
ろりえ
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2009/07/01 (水) ~ 2009/07/06 (月)公演終了

ひばりの大事な布【満員御礼!ありがとうございました】
ろりえ
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2009/07/01 (水) ~ 2009/07/06 (月)公演終了

7の椅子 5
7の椅子
荻窪メガバックスシアター(東京都)
2009/07/01 (水) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

騎士ウォーカー
無頼組合
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2009/07/03 (金) ~ 2009/07/06 (月)公演終了
満足度★★★
いい味出てました
腰の据わった役者さんが揃っていて、劇団特有のいい味が出ていて、
じっくりお芝居を楽しめました。
半ばあたりで少し眠くなりましたが、後半の盛り上がりは さすがです。
ただ、私の観劇姿勢が浅いのか タイトルと内容の関係性が最後まで判りませんでした。