
CASSIS
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2009/05/21 (木) ~ 2009/05/27 (水)公演終了
満足度★★★★★
期待は裏切らないですね。
今回はオープニングからキタキタ!!という感じで期待値が相当上がった状態で始まりました。
途中やや退屈する場面がありましたが、最後はお得意の派手かつスピード感あふれる演出で楽しめました!
ただ今回はあんまりスカッとはできませんでしたが、犬と串の新たな一面を観た気がして、もっと好きになりました。あっあと勉強になりました。

通過
サンプル
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2009/05/15 (金) ~ 2009/05/24 (日)公演終了
過程と家庭。
始まりと終わりが曖昧な物語。劇構成が曖昧なのではなく、人々の行いの始点と終点が混沌に満ちていて理由や結果が明確ではない。過程だけが描かれた物語。確かに日常の中で、初めは曖昧だった理由や結果が後から付いて来る時がある。その状況下での行動の是非は自分でも判断のしようがない。あの煮え切らない気持ちをずっと抱かせられる作品でした。
自分が観た回では隣の席に外国の方がいて、笑うツボが同じだったのが印象的でした。勿論サンプルですから爆笑ではなく苦笑に近いもの。爆笑するにはセンスが関わるでしょうが、苦笑は「人として」の部分が関わるかと。国が違ってもそこは一緒だったみたいですね。

熊/結婚申し込み
劇団 アントンクルー
福岡女学院大学(福岡県)
2009/05/14 (木) ~ 2009/05/23 (土)公演終了
満足度★★★★
戯曲でシンプルに笑わせる。
チエホフの結婚申し込み、熊、面白かったです。
私は結婚申し込みが好きでした。
シンプルな言葉のやり取りの喜劇。
普段の生活の中にも、遭遇するような、
見栄の張り合いだったり、売り言葉に買い言葉だったりという場面を
面白くカリカチュアしてあり、楽しい。
ことばのやりとりや繰り返しの面白さ、
脚本で笑わせる、ということを舞台上でシンプルに
表現している舞台で好感が持てました。
一番印象に残っているシーンは、
プロポーズしにきたイヴァンがナターリャと会う場面。
イヴァンの緊張と動揺、ナターリャの恥じらい(イヴァンへの好意が伝わる)
が生むぎこちない空気。
そこがあるからこそ、その後の言い争いとラストシーンの円満さが生きてくるなあと思いました。

時間屋
『和』 -NAGOMI-Company
荻窪小劇場(東京都)
2009/05/22 (金) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

CASSIS
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2009/05/21 (木) ~ 2009/05/27 (水)公演終了

トランス
青の靴下と鳩と太陽☆PROJECTS
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2009/05/22 (金) ~ 2009/05/26 (火)公演終了
満足度★★★★
やられました。
さすが・・・って感じでした。
で、なるほど・・・って感じでもありました。
鴻上尚史さん、すごいですね。
物語に翻弄されました。

関数ドミノ
イキウメ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2009/05/08 (金) ~ 2009/05/24 (日)公演終了
満足度★★★★
こう思ってしまうことあるよね~
ドミノ幻想、共感しました。
みんな大なり小なり、考えてしまうことではないでしょうか。
そんな身近なところから出発し、引き込まれました。
後半になるにつれ、スリルを増し、目が離せない構成が面白かったです。
最後の終わり方は、あんまり好みではなかった。
やっぱ、ドミノあったんだ~。

成れの果て
elePHANTMoon
サンモールスタジオ(東京都)
2009/05/21 (木) ~ 2009/05/26 (火)公演終了

CASSIS
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2009/05/21 (木) ~ 2009/05/27 (水)公演終了
満足度★★★★★
やっぱり最高!
お疲れさまですー!毒のあるメルヘンさがたまらなかったです!役者さんがたの眩しさがすごくうらやましかった!
これからも期待してます!
そして
犬と串、愛してます!

CASSIS
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2009/05/21 (木) ~ 2009/05/27 (水)公演終了
満足度★★★★★
カシスかカオスか
鍛えた肉体と若い勢いが潔い。
下ろし立ての尖ったHえんぴつ、青いりんご、軽妙な千鳥足といった感じがとてもcuteだ。
笑いと娯楽にひかりを当てた既視感的違和感とピンクレディUFOに遭遇したような感激を与えてくれる。
舞台美術は甘く切なく、照明はクールでスタニング、そして音楽がスウィートポテト。
少し足りなくなったのが貪欲さ?

愛のルーシー
北京蝶々
OFF OFFシアター(東京都)
2009/05/20 (水) ~ 2009/05/26 (火)公演終了
満足度★★★★
閉塞感もきちんと
舞台の裏側にあることになっているバイオスフィアの諸施設までが
しっかりとイメージできるところに
この劇団の表現力の精緻さを感じて・・・。
ビターなラブストーリーとしても、環境のことについても、
いつもの「北京蝶々」らしく
いろんなことを感じさせたり考えさせる力を持った舞台でありました。

成れの果て
elePHANTMoon
サンモールスタジオ(東京都)
2009/05/21 (木) ~ 2009/05/26 (火)公演終了
満足度★★★★★
自分にとっては極限なくらいリアルな舞台
当日キャンセル待ちでの入場で見切れ席だったのですが、まるで不満はなく。
もっとも、最前列観劇の知人の話を聞くと、さらに良かったような雰囲気は漂ってましたが。
ちっ(笑)。
とにかく、丁寧な作りで、
男女問わず、すべての登場人物が違和感なくそこに存在している、
というのはけっこう凄いことで。
ほんとに珍しく、脚本をこうしたらいいのに、ということがまるで思い浮かばない舞台でした。
正直いえば、あまりに生々しすぎて、ちょっと苦手な系統の作品でもあるのですが、
なんだろう、視ている世界が一緒な感じで、これはかなり癖になりそうです。
つねに半歩踏み込んだ会話がいいんですよね☆
いやあ、好きな台詞やシーン、多すぎ!
![ボン・ボヤージュ[次回は10月番外公演!!!]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/952/stage9520_1.gif)
ボン・ボヤージュ[次回は10月番外公演!!!]
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
駅前劇場(東京都)
2009/05/23 (土) ~ 2009/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★
情感豊かな作品に仕上がってます
前作とはかなり違うアプローチですが、意外なほど質の高い舞台に仕上がっていたと思います。観て楽しい舞台であると同時に、胸の深いところに感動が残る、そんな作品でした。

Back Stage -舞台ヴァージョン-
LEMON LIVE
駅前劇場(東京都)
2009/05/13 (水) ~ 2009/05/18 (月)公演終了
満足度★★★★
スピード感のある舞台です
ドタバタコメディには必須のスピード感と切れが、初めから終わりまで途切れることなく、全く退屈する場面がありませんでした。

愛のルーシー
北京蝶々
OFF OFFシアター(東京都)
2009/05/20 (水) ~ 2009/05/26 (火)公演終了
満足度★★★★
設定が秀逸
2回目の北京蝶々。
前作が新型インフルエンザで大変な事になる話で、現実世界が今まさにそんな状況。
まあ豚だったから良かったのだけど。
そんな事もあって、北京蝶々の作る作品は決して現実から飛躍してない、という事が身に染みたため、今回の作品はどのようなものを提示してくれるのか、楽しみに見に行きました。
結果、やはり期待は裏切らない作品だったと思います。

通過
サンプル
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2009/05/15 (金) ~ 2009/05/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
へんなことが起こっている
めっちゃくちゃに面白かった。
どんどん変なことが起こる。
なぜあれについていけるのだろうかと、観劇後にびっくりした。
変なことが次々と。
そして、それが全部本当にそこで起きているので疑う間もなくついていっちゃうと最終的にとんでもないことになる。
すごい。演劇おもしろい。
![ボン・ボヤージュ[次回は10月番外公演!!!]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/952/stage9520_1.gif)
ボン・ボヤージュ[次回は10月番外公演!!!]
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
駅前劇場(東京都)
2009/05/23 (土) ~ 2009/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★
新鮮。新機軸もおもしろい
新鮮。どたばたコメディ路線をあえて封印した新機軸も意欲作。
おもしろいです。これはお薦め。
伏線も含め、謎が解けていくのが楽しい。

SUBLIMINAL
発電NOTE
テアトロ ド ソーニョ(東京都)
2009/05/23 (土) ~ 2009/05/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
すごっ
ものすごくおしゃれな空間。
ダンス、とか表現、とか一言で片付けられない、「空間」。
頭も心もスッキリ。間の笑い?の部分もとても好感がもてる。
決して明るい雰囲気ではないけれど、好感が持てる舞台でした。
主宰の人柄か、踊ってる人たちの雰囲気か…
世のダンスの舞台が全部こうなのだとしたら、
観に行かないのはとても損してるかもしれないと思いました。
題名通り、いろんなものをサブリミナルされました。
小さな劇場でこっそり上演された感じだったけど、
超得した気分とともに、もったいない気がしました。

Little Eyolf―ちいさなエイヨルフ―
shelf
atelier SENTIO(東京都)
2009/05/20 (水) ~ 2009/05/25 (月)公演終了
満足度★★★★
ツエ ガ ウイ タ
充実した身体から発せられる言葉は
なんというか、朗読のようなのに、実を伴っている・・・。
物語を見せられているのではない感じですね。
他の方がご指摘のように、ストーリーを知っているかどうかで
受け取れるものがかなり違いそう。

CASSIS
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2009/05/21 (木) ~ 2009/05/27 (水)公演終了
満足度★★★★★
若さだけじゃない、才能を感じた。
明るく面白いファンタジー仕立ての中に、毒を盛りこんだり、人生の矛盾をついたり、そして青春のやるせなさやはかなさまで盛り込んで、これでもかこれでもかという盛りだくさんのデコレーションケーキである。
完成した芝居や、優等生的な芝居を求める方にはお奨めしない。しかし、荒削りでも胸にささるするどい感性に触れたいと思う方、将来大化けするかもしれない若い才能にいち早く接したいと思う方、必見である。