愛のルーシー 公演情報 北京蝶々「愛のルーシー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    閉塞感もきちんと
    舞台の裏側にあることになっているバイオスフィアの諸施設までが
    しっかりとイメージできるところに
    この劇団の表現力の精緻さを感じて・・・。

    ビターなラブストーリーとしても、環境のことについても、
    いつもの「北京蝶々」らしく
    いろんなことを感じさせたり考えさせる力を持った舞台でありました。


    ネタバレBOX

    バイオスフィアの内部を観察している研究員が
    なかに入っていくところでやわらかく深くぞくっときました。

    バイオスフィアの中の閉塞した現実ですら
    外側の環境の悪化の中では
    シェルターの役割を果たすことになるという近未来の設定が
    真綿で締め付けるような感触の恐怖にかわって・・・。

    現代の環境のマクロ的な視座のなかで集約化された人間模様を
    緻密に描いていく。このテイストは
    やはり北京蝶々ならではだと思うのです。

    でも、そんななかでも、男女間の普遍的な関係が
    逞しく動いていく姿が緻密に描かれていて、
    そちらもたっぷりと見ごたえがあって・・・。


    コマツ企画から客演の本井さん大好演。帯金、鈴木の安定した演技、岡安の演ずるキャラクターから垣間見えるある種の普遍性、さらには白井が絶妙に演じる周りの見えなさ・・・。森田の不思議な実存感・・・。などなど

    下世話さの風味をいかして地球規模の真理をさらっと切り取って・・・。、うまいなぁと思うのです。

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    2009/05/26 03:14

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