最新の観てきた!クチコミ一覧

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サマーゴーサマー

サマーゴーサマー

あひるなんちゃら

OFF・OFFシアター(東京都)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/24 (月)公演終了

満足度★★★

じつは、あひるではなく、
白鳥なんじゃね? と思った。この緩さをだすために、どんだけ水面下で足を動かしているんだろう、みたいなことを。いや、そんなものはまるで表にはあらわれていないのだけど(笑)。

ネタバレBOX

あと、二度ほど泣かされてしまったのは内緒☆
ああ、間違った勝手な見方というがいいよ!

でも、冷静に物語振り返ると、切なくね?
男どものほとんどが、ひとりの女性のことが好きなのに、彼女は映画を人に観てもらうことに一番夢中で、だけどその大切な映画館は失われてしまうかもしれないんだよ?
反重力エンピツ

反重力エンピツ

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

成れの果て
説明からは全く想像のつかない学生運動の話でした。約40年前の学生運動がノスタルジアと化している今日この頃ですが、そういう世相に対する痛烈な批判を含むものと受け取りました(あくまで個人的な意見です)。性格がひん曲がってる私には小気味良いお芝居。50〜60代の人を誘って見に行くべきでした。

ネタバレBOX

かつて理想に燃えて戦った世代が社会や経済を動かす中心になって久しいですが、その成れの果てが現代です。学生運動をネタに理想も語られず、内ゲバや過激な活動に走っていって自滅した不条理も語られず、現代のただただていたらくな集団の情けない様がさしたるクライマックスもなく黙々と語られているこの作品は、まさに現代を映す鏡。ノスタルジアでもなく「今の若い連中は...」という文句でもなく、まずは自己批判。
反重力エンピツ

反重力エンピツ

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

おおー
チラシのあおりにドキリとしました。いつもよりトゲトゲしい様子でしたので。


あくまで私見ですが、劇団名変わってから一番面白いんじゃないかと思います。
話題を消化しきって、オチまで辿り着いた感じ。
前作好きな方も期待して見ていいと思います。外れません。

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人

DULL-COLORED POP

新宿シアターモリエール(東京都)

2009/08/14 (金) ~ 2009/08/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

濃厚。
うーんと、おおあたりっ。
普段小劇場だけしか足を運ばないヒトにはどんなだったか知らないけどねー。

なんか現実に戻ってくるのタイヘンだったわ。

残念ながらDULL-COLORED POPという演劇集団は「同じことは2度やらない」っぽいのでコレは伝説の舞台になっちゃうんだろうなー。

といいつつ、ちょっぴりてゆーかすごーく再演に期待だ。

ネタバレBOX

上演時間2時間15分(途中休憩10分)の二幕劇。

舞台は17世紀フランス、実在した殺人鬼マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人を描いたストレート・プレイ。ということで全てのキャストがきっちりとドレスをまとい、高々と髪を結い、あるいはキュロットで、あるいはサン・キュロットで舞台を歩きます。

圧倒されるのは紡ぎだされる台詞の数々。

「おとうさま、おとうさま。ああ、なんていうことかしら。私の心は悲しみとおののきで張り裂けそうですわ」
「いいや、今は悠長に嘆き悲しんでいる場合じゃない、早く神父様を・・・父上が息を引き取るその前に、最後の告白を聞いていただかなくては」
「まあ、なんてことをアンリ!パメラ、パメラちょっと来てちょうだい」
「いやいや、君だってそうとうにお盛んだそうじゃないか。ああん、ゴオダン・ドサントクロワ?」

とまあ、全編がこんな調子(セリフはイメージです)。

色とりどりの薔薇のような絹のような、古い葡萄酒のような言葉たち。

特に主人公のちょっとカンの狂った調子の高音と後半で対立する死んだ主人公の弟の妻(つまり未亡人。仲村みうに似ててちょっとドキドキした)のよく響くエロティックな低音のバランスがすごく心地よい。
この二人だけが正規のメンバーらしいけど、さもありなんって感じ。

あと、大塚秀記氏演じる「主人公の良人(侯爵)」と原田紀行氏演じる「侯爵の遊び仲間で主人公の愛人」、「侯爵の愛人」達の場面がイカニモな退廃貴族とそのとりまきを演じていてものすごく秀逸でした!

・・・20代の頃、六本木の俳優座で、銀座の日生劇場で味わったあの「新劇」そのものといった濃厚なコトバに圧倒され、目の前がくらくらします。

一方で、セットはモリエールのギャラリーや楽屋口をフル活用しての簡素な構成。たぶんカミシモの出ハケとギャラリーからの階段以外には、テーブルと数脚の椅子だけという、このシンプルな舞台セットと衣装や芝居とのギャップを敢えて作り出し、しかも不自然に見えないように、さらには二階ギャラリーから一階の舞台までの高低差を存分に生かした演出と照明はまさに小劇場のもの。

うーんとね、小劇場で「同ジヨウナちゃれんじ」を見た記憶としては98年の惑星ピスタチオ「大切なバカンス」@新宿・紀伊國屋ホールぐらいかな?故(!)平和堂ミラノさんの作品で夏のフランスの田舎を舞台にした万華鏡のようなお話だったな。

・・・いや実は、もうひとつこういったバランスで組み立てられている舞台があるのを知っているような気がする。

東宝ミュージカルだ・・・ただし唄わないけどww

「エリザベート」や「レ・ミゼラブル」の虚構と惑溺と省略をそのまま新宿の小さな芝居小屋に濃縮してのけたそんな舞台。てゆか、実はところどころで「あ、コレ『マリー・アントワネット』で見たぞ」的な絵には出くわしたんだ。

でも、アレ(帝国劇場)をココ(シアターモリエール)でやっちまえるってのは並大抵の力量じゃないよー。

最初はどこから「ふつうの小劇場芝居」に戻るんだろうと思いつつ、20分も経つ頃「ああ、コレずーっとこのまま行くんだ」と気付いた時の衝撃。そして休憩を挟んで二幕という小劇場ではありえない構成に「狂気を帯びた本気さ加減」を感じつつ酔いしれた2時間15分。
なんか現実に戻ってくるのタイヘンだったわ。
レストラン ル・デコ

レストラン ル・デコ

角角ストロガのフ×elePHANTMoon×犬と串

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/08/18 (火) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

満足度★★★

3劇団顔見世興行
3劇団による30分三本勝負の顔見世興行という趣向。
今までのこれらの3劇団を見たことのない人には、一度で、その劇団の特徴を理解できるので、お得なのでは!?

ネタバレBOX

個人的には、角角ストロガのフが出色。
あらゆる動物の「皮」を食べることが辞められなくなる人々のはなし。最初は病気が治り、健康になるといわれた「皮」であるが、そのジツは、常習性賀強く、凶暴性を増し、さらには奇病を発症という始末。
タイトルの「食皮族」ではなく、「食皮俗」となっており、”食皮”が”俗”であることを暗示している。
ブラックコメディーとして、十分楽しみことができた。

犬と串は、人型をした「大根」を擬人化するというナンセンスコメディー。残念ながら、面白みを理解することができなかった。

elePHANTMoonは、最愛の息子を事故で失った女が精神を病み、今でも、息子が生きていると信じ、ミルク缶を息子として抱き続けるシリアスな物語。ストーリーはリアリティを感じさせるものの、どこかで見聞きしたような感じがして、イマイチ、入り込むことができなかった。


サマーゴーサマー

サマーゴーサマー

あひるなんちゃら

OFF・OFFシアター(東京都)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/24 (月)公演終了

満足度★★★

これは好みの問題かと
物語に深い意味はない。ふるい、言い換えればどーでもいいような物語なのだ。
だからこの芝居を観て感動するとか、涙が出るとか、生きる気力を貰ったとか、大爆笑したとか、そういった類ではないのだ。

以下はねたばれBOXにて。。

ネタバレBOX

映画館を経営しているアダチは映画のチケットを売りながら夏休みの宿題をしている。甥っ子の宿題だ。しかし、アダチは中々宿題が終わらない。
「ああ、夏が終わらなければいいのに・・。」そんなアダチの独り言が効いたのか効かなかったのか、それから夏は終わらなくて秋が来ない。

相変わらず寂れた映画館にはこれまたどーでもいいような人たちが休憩しに集まってくる。彼らは暇だから集まってくるが決して映画は観ようとしない。
暇つぶしに集まって来る人たちのどーでもいい日常を描いた作品だが、観たからどーってことないし、観なかったからどーってことない作品だった。

劇中、指で扇風機の廻ってる羽を止めるパフォーマンスがあったけれど、危ないからちっさい頭した大人はマネしないでね。
反重力エンピツ

反重力エンピツ

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

満足度★★★

演出家不在
この世で一番重いものの答えには、納得でした。

ネタバレBOX

楽しめましたが、期待していたよりも小さくまとまっていて残念でした。

演出家が、この物語によって何を見せたいのかに焦点を絞り切れていないように感じました。物語において見るべきポイントがはっきりしないため、最後までぼんやり見てしまいました。ラストで衝撃を与えたいのかなと思いましたので、逆算して、物語の導入から中盤を、もっと丁寧に導いていただけたらなと思います。
後半にかけて、脚本家が望む展開にするために、都合良く登場人物を動かしているだけという印象が強くなりました。登場人物の持ってくる情報によって状況をひっくり返していくのであれば、もっと俳優の体に説得力が必要なのではないかなとも思います。
マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人

DULL-COLORED POP

新宿シアターモリエール(東京都)

2009/08/14 (金) ~ 2009/08/17 (月)公演終了

台本販売
「観てきた!」の用法から外れてしまって心苦しいのですが、
公演ロビーにて行っていた台本販売、三日目以降の実施だったため、
買い逃したというお客様が多くいらっしゃいました。
ここで告知させて下さいませ。
今回、期間限定でネット通販台本販売を行います。
よろしければ是非お申し込み下さいませ。

詳細:
http://stage.corich.jp/bbs/detail.php?sure_id=1567&sv=

ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

少年社中

あうるすぽっと(東京都)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

考えた二時間半
同期の劇団
劇団としてまだ育っているのが
伝わる。
キャスティング、よいと思います。

反重力エンピツ

反重力エンピツ

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★

時代の抜け殻をしなやかに
劇団初見。

物語の今に織り込まれた
時代の形骸がすごくナチュラルで
その変容のおもしろさだけで
十分に楽しめて・・・。

しかも、観終わって意外な感触が残って・・・。

しっかりと作品の展開に惹きこまれました。

ネタバレBOX

学生運動独特のにおいが
時代祭のように残されているなかで
今の描き方に歪みが感じられない・・・。

思想とかロジックの重さが
歯止めをすっとばすのではなく
もっと自然な思いが
カジュアルにさえ思える質感で
カレーパーティのスタートスイッチを押すところに
ぞくっときました。

世界で一番重いもの、
あるいは世界にとって一番重いものが
今にすっとマッチして・・・。

友寄総市浪の時代のすくいとり方に
瞠目しました。

役者も個性にあふれ
とても魅力的でありました。


反重力エンピツ

反重力エンピツ

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

This is 58
第二回公演以外は旗揚げから観ていて、彼らの得意な戦法は分かっているつもり。それでも絶対ラストまでにこちらの読みを裏切ってくる。だから安心して裏切られてしまう。絶叫系アトラクションにも似ています。死なないって分かってるんだけどて、つい行ってスッキリする。観た後の爽快感もそれにかなり似ています。今回も彼らの得意な戦法で仕掛けているので、未見の方には是非ともオススメします。これが国道五十八号戦線。丸出し国道五十八号戦線。
ナイスキャラ、多数。これも彼らの特徴ですが、客演役者を輝かせるのが上手い。それは劇団員が物語をしっかり進める役をこなせるからです。今回は学生運動の話ですが、知識がなくともちゃんと楽しめます。特定の説明役がいるというよりはそれぞれがしらっといつの間にか自然に語ってくれるので、観ていてするっと入って来ます。簡単な話じゃないんだけど、簡単に感じさせるので肩を張らずに観られます。勉強の教え方が上手い家庭教師みたいな。この例え、通じるかな。
彼らは今回から四回連続でシアターサンモールでの公演。戦場はしばらくこの場所になります。その意味でまずは足場作りの今回はミッションクリア。まさかこれから防戦するはずはない。五公演目で更に大きな劇場に打って出る事を期待。期待、です。
ちなみに挟み舞台なのでどちら側の席が良いか気になるでしょうが、どちらでも大丈夫です。見えない楽しさもあります。

ネタバレBOX

靴下が左右で違うのに気付いてツボりました。
反重力エンピツ

反重力エンピツ

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきた!
面白かった♪どちらかというとストーリーの面白さというよりキャストの魅力でより楽しめた感じ。場面転換の仕方なんかとっても上手い。

ネタバレBOX

学生運動ネタを現在の設定でやるのは、さすがにちょっと苦しいかなぁと感じながら観てたけど、最後で納得。
ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

少年社中

あうるすぽっと(東京都)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

意外に正攻法で勝負!
 ジュリエットが実は男だったという設定で繰り広げられるロミオとジュリエット。ジュリエットが男だったなんて、少々の理由をつけてもこじつけにしかならず、ドタバタ喜劇にでもするつもりかと思って観たが、意外と正攻法。真正面からシェイクスピアに向き合った作品に仕上がった。

 ジュリエットが男だった理由も違和感を感じなかったし、それにも関わらず、ロミオとジュリエットの間には、(ホモとかそういうことではなく)確かな愛が感じられた。

 ロミオ訳の森大が芸達者で、小技でたくさん笑わせてくれたが、それでも主旋律である悲劇性は、失われることなく、観客の胸を打った。

 男としてのジュリエットだったが、演じた鈴木拡樹の美しさにも驚かされた。さすが少年社中という出来である。

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人

DULL-COLORED POP

新宿シアターモリエール(東京都)

2009/08/14 (金) ~ 2009/08/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

東京
ラストシーン。

近年まれに見る美しさだった。

これほどに言葉が乱反射し、サイケデリックと言ってもいいほどプリズムとヘドロを織り成すスクリプトなのに、最後の最後で黙った。
言葉を持つ人間が黙ると、こういうことが起こるんだな。

日蝕を見た気分だよ。

ネタバレBOX

企画自体、狂気の沙汰だし。
バカだなー。と思っていた。
谷氏はバカではない。キチガイだ。御前試合に全裸で赴く阿呆だ。

この作品は中世の再現でも現代の隠喩でもない。
ただの物語だ。

パリだとかそういうものを無下にして、世界をナタで真っ二つに断ったようなラストシーンは、谷氏の原風景のひとつであろう、東京を映していた。

こうも鮮やかに原風景を見せ付けられると嫉妬の念にかられる。
これが物語というものだ。
反重力エンピツ

反重力エンピツ

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

そんな遅筆だとは
最後の最後までまでみいってしまった。すべてが腑に落ちるできです。某劇団主宰がゲストのPPTも楽しかった。

ロイヤルサマーディナーショー

ロイヤルサマーディナーショー

OSK日本歌劇団

奈良ロイヤルホテル (奈良県)

2009/08/15 (土) ~ 2009/08/15 (土)公演終了

満足度★★★★

朝香櫻子絶好調!
ディナーショーだけど、ステージがかなり広く作ってあって、ダンスもたくさん、着替えもたくさん、盛り沢山に見せてくれた。

朝香櫻子のヒロインっぷりと、ビシバシと正確に決まる筋肉質なダンスが際だっていた。

SONG for you

SONG for you

OSK日本歌劇団

いかるがホール(奈良県)

2009/07/26 (日) ~ 2009/07/26 (日)公演終了

満足度★★★

アグレッシブ
一回きりの公演なのに色々な試みや工夫があり、出演者もいきいきしていて良かった。

野外パフォーマンス『果物夜曲』 *入場無料

野外パフォーマンス『果物夜曲』 *入場無料

FUKAIPRODUCE羽衣

東京芸術劇場 アトリウム前広場(東京都)

2009/08/11 (火) ~ 2009/08/16 (日)公演終了

満足度★★★

もったいなかった
開演前の深井さんらのサービス精神が、気分を盛り立ててくれた。
が、始まってみると、音楽のボリュームが大きすぎて、歌声が聞き取りづらい。
野外であるから、ただでさえ歌声には不利な状況。空気に声が呑み込まれていくなら仕方がないが、味方同士でせめぎあっているように見えた。
だからもう少しバランスをというか、音楽が歌声に対して、優しくあって欲しかった。

サマーゴーサマー

サマーゴーサマー

あひるなんちゃら

OFF・OFFシアター(東京都)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/24 (月)公演終了

満足度★★★★

ゆるい中にこだわり
肩の力を抜いて見られて、小さく笑って、70分。
アンケートの作りも、ゆるいんだけどこだわりを感じて、それに星1つ追加。

喜劇向きの役者とそうでもない役者の差が、結構くっきりと出てしまうのは仕方のないことか。喜劇って難しい。

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人

DULL-COLORED POP

新宿シアターモリエール(東京都)

2009/08/14 (金) ~ 2009/08/17 (月)公演終了

満足度★★★★

アプローチ

作者が対象をどう見つめるかで、こうした物語の雰囲気はずいぶん変わってくると思う。
「こんな恐ろしい女がいたんですよみなさん。信じられますか?」といったような、捕獲したモンスターを見世物とするようなアプローチではなかったと思う。
主人公のやっていることは恐ろしいが、それをまったく理解できないかというとそういうわけではない。作者の見つめる目、想像力がフィルターの役割をしていたからかもしれない。

少なくない登場人物に、不自然さを感じさせずにきっちりと見せ場を与えているバランス感覚はすばらしいと思った。
役者は芸達者な人々がそろっていて、その火花やアンサンブルだけでも見る楽しみがあったが、のみならず、のびのびした台詞の力も感じた。「びびった」、などの現代的台詞などは好き嫌いが分かれるかもしれないが、気にならなかった。

不思議と、性欲を刺激される物語だった。

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