最新の観てきた!クチコミ一覧

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アンジェラ

アンジェラ

BB団

ウッディシアター中目黒(東京都)

2009/06/19 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★

ポップで若々しく生まれ変わった感じ
Z団による初演(05年11月、@SPACE107)をコンパクトに刈り込んで、ポップで若々しく(!?)生まれ変わった感じ。
また、今回のアンジェラ役の森林永理奈も決して悪くはないのだが、初演時にZ団メンバーのサポートを受けつつ、ストーリーをグイグイ引っ張っていた柳沢なな(当時18歳・初舞台)の力量は大したモノだったなと今さらながら気付く。
さらに、他のキャストに関して初演版を思い出したり思い出せなかったり(爆)もしつつ、「記憶の虫干し」的な楽しみ方もする。

イヌ物語

イヌ物語

劇団サーカス劇場

シアター711(東京都)

2009/06/24 (水) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

満足度★★

赤澤ムックの存在感
過去のサーカス劇場で、脚本に流されずに
これだけのエネルギーを体現した女優さんはいなかった。
脚本家・清末さんとの非常にいい出会いだ。

しかし作品としては
赤澤さんと金崎さんという女優二人の対決も
もりあがりきらず、ひどく不完全燃焼。

『Tepes』

『Tepes』

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

ザムザ阿佐谷(東京都)

2009/06/26 (金) ~ 2009/06/30 (火)公演終了

満足度★★★★★

ネタがコア?過ぎ?
4話に分かれてオムニバス?
でも繋がりがある・・・
時間と空間が入り混じる?
難しかったけど人のさまざまな感情を感じられる良い芝居でした。
でも、内容が一般的じゃないかも・・・そこがいいのかもしれませんがね!!次回作、楽しみにしています。

セインツ・オブ・練馬

セインツ・オブ・練馬

ロハ下ル

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/07/01 (水) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

満足度★★★★

タイトルに説得力
“セインツ”の中身?仕事?は移ろうけど、
最初から最後までセインツ・オブ・練馬の物語で
追いやすくてよかった。

役者さんのバランスと、ポジションの取り方が非常にうまく、
かなりカチッとした安定感があって(スタッフワークにも、もちろん)
さすが山中さん、おもしろかったです。

神様とその他の変種

神様とその他の変種

ナイロン100℃

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2009/05/30 (土) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

感動!
恥ずかしながら初めてケラさんの舞台を観ました。

くだらなくてかみ合わない会話の応酬で、物語はいったいどこへ進むんだろうと思いながら、それでも引き込まれ、最後は感動でした。

途中も散々笑わせてもらい、大満足です。

「HELLの季節」プラス実写版一人芝居

「HELLの季節」プラス実写版一人芝居

バカダミアン

ぽんプラザホール(福岡県)

2009/06/27 (土) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★

役者さんが
ひたすらに役者さんがうまいな~、と。
たたみかけるような情報量のセリフに圧倒されました。

玉ノ井家のエンゲル係数(公演終了しました!)

玉ノ井家のエンゲル係数(公演終了しました!)

劇団ぎゃ。

ColaboCafe HAKATA(福岡県)

2009/06/27 (土) ~ 2009/06/29 (月)公演終了

満足度★★★★

会場が
会場ごと物語の世界観になっていたので、物語にどっぷり浸ることができました。面白かったです♪

15 MINUTES MADE  VOLUME6

15 MINUTES MADE VOLUME6

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★

小粒な印象
どの団体も既に見たことがあるのですが、それぞれが存分に個性を発揮できていなかったような気がして残念でした。
それぞれの個性をもっと突き詰めて考えて、強烈な15分にしてほしかったです。

シリタガールの旅

シリタガールの旅

本能中枢劇団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/06/20 (土) ~ 2009/06/27 (土)公演終了

満足度★★★★

恋をする
小学生でなくては考えつかないようなことを、大人が舞台化したような印象。
ゆるいとかくだらないだけではくくれない唯一感を感じられるかどうかが、この作品を理解できるかどうかの境目なのだろうなと思います。

私は、アンビバレンスなことを常に成立させ続けているというワクワクのせいで、この作品、恋におちました。

空耳タワー

空耳タワー

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/06/16 (火) ~ 2009/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

ドキドキしました
不思議なアトラクションに迷い込んだような楽しさを味わうことが出来ました。
初めは話にのっかりづらく、なんだかうまいこと煙に巻かれて楽しまされたような気もするのですが、突き抜けたラストシーンにただもう興奮しっぱなしでした。

スメル

スメル

キリンバズウカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

秀才のつくった傑作
現在の小劇場の代表作のようだなと感じました。
ずば抜けて何かがすごいというわけではないのだけれど、丁寧に作られているシーンの重なりに、きっとこの作品は秀才が命を削ってつくった舞台なのだろうなと想像させられ、いとおしくなりました。

芍麗鳥(シャックリ)

芍麗鳥(シャックリ)

乞局

駅前劇場(東京都)

2009/06/17 (水) ~ 2009/06/22 (月)公演終了

満足度★★★

必死でついて行く
話について行くのが必死で、どこを見たらいいのか、焦点を絞りきれないままラストまで。
奇天烈な設定・演出なので、例えば「死んでいるという演技が本当に死んでいるのか、そうでないのか」ということまで考えてしまい、衝撃や感動が半歩遅れて届くという不思議体験をしました。

GOOD DESIGN GIRL LOVES ART!

GOOD DESIGN GIRL LOVES ART!

NICE STALKER

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/06/30 (火) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

満足度★★★★

不確かさを愛せるかどうか
Bバージョン観劇。
うっとりするような台詞回しが多く、好意的に見ることができました。

作者のフェティシズムが存分に反映された舞台なので、それを嗜好できるかどうかが分かれ目なのだろうなと思います。
好みでない人に対しても開かれた作品であったらなと、好みだっただけに残念にも思いました。

イヌ物語

イヌ物語

劇団サーカス劇場

シアター711(東京都)

2009/06/24 (水) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

満足度★★★

圧倒されたかった
演出のしようとしていることと、脚本の世界とが、乖離しているように感じた。

作家、演出家、それぞれの視点を持ち寄って世界の有り様を提示していることに一定の理解は示せるが、本音を言えば、合同だからこそ生まれ得る、圧倒的なパワーが見たかった。

ひばりの大事な布【満員御礼!ありがとうございました】

ひばりの大事な布【満員御礼!ありがとうございました】

ろりえ

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2009/07/01 (水) ~ 2009/07/06 (月)公演終了

満足度★★★

若いってすごいなあ
思いついたことを全部乗せしたんじゃないかと思うほど
よくばりな演出。どなたかも感想に書かれてましたが
悪ふざけと技巧の紙一重を感じました。

しかしこの脚本はすごい。よほどいい加減に作ったか、
思案に思案を重ねて思考が1巡以上したのか。
末恐ろしいものを感じました。

合唱舞踊劇「ヨハネ受難曲」

合唱舞踊劇「ヨハネ受難曲」

O.F.C.

すみだトリフォニーホール(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

満足度★★★

たまにはクラシック
バレエと合唱と管弦楽の合体をめざす、O.F.C.という団体の公演。バレエの振付は今年77歳になる超ベテラン、佐多達枝が以前からずっと担当している。
彼女の振付作品を見るのは3年前の「庭園」以来これが5回目。作品の内容も、カーテンコールで見かけるその姿も、実年齢よりはずいぶん若々しい。先日のさいたまゴールドシアターだけじゃないね、元気なお年寄りは。
バッハの「ヨハネ受難曲」は演奏時間が2時間ほどの大作。佐多とコンビを組んでいる河内連太という人が台本を書いたらしいので、バッハの曲をそのまま演奏したのではないようだが、それでも上演時間は2時間くらいあった。
このホールはクラシックのコンサート専用で、普段はダンスや芝居はやらないのだが、今回はステージの手前側にオーケストラ・ピットを設け、残りのステージの後方に合唱団が並び、オケピとコーラスに挟まれた中央部分が踊り場になっていた。かなり狭い上、手前に傾斜のある八百屋舞台なのでダンサーたちは大変だったと思うが、大したトラブルもなく無事に終わった。
以前、「ヨハネ受難曲」をコンサートで聞いたときは歌詞の意味が字幕で映写された。コーラスとソロからなるこの曲はオペラに近い形式だし、歌詞の内容も聖書に基づいたドラマチックなものなので、その意味がわからないと面白さが半減する。しかし今回の公演では、演奏のほかにダンスが加わるので、これに字幕を付けるとそちらに気をとられて肝心のダンスが目に入らなくなる。だから字幕はつかなかった。
見ている途中では字幕があればと思う瞬間もあったが、それでも歌詞の内容をダンサーの動きがある程度補足してくれたので、字幕も踊りもなしで聞くよりはだいぶましだった。
バレエと演奏、どちらに重点を置くかは客の興味次第だろう。私自身はダンスが主、演奏が従で、基本的にはコンサートを聞きに行ったというよりもバレエ公演を見に行ったという印象が強い。
ダンサーはキリスト役と13人の弟子がメイン。コーラス隊の一部が群集として振りをこなす場面もあった。20列目という座席ではダンサーの顔はオペラグラスなしではなかなかわからないし、私はメガネが邪魔なので基本的にオペラグラスは使わない。余談だけど、オペラグラスを使いたいがためにメガネからコンタクトレンズに替えたという人を私は知っている。
それでもいちばんの目当てだった井上バレエ団の島田衣子は、目を凝らして捜すまでもなく、動きのよさで自然と目にとまった。
あとで調べたら、ヨハネ受難曲よりもさらに長い、同じくバッハ作曲の「マタイ受難曲」もすでにバレエ化されているという。しかし、生きている間に見る機会はたぶんないだろうなあ。

かもめ

かもめ

百景社

つくば市豊里ゆかりの森 特設野外劇場(茨城県)

2009/07/03 (金) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

場の力
『かもめ』の、よくは分からないけど、何となくは分かる気がするな〜という感覚が肌にシックリきた気がしました。

ネタバレBOX

劇中劇は劇場(野外しかも森の中!)もあいまって呪術的?な趣。

釣りをしている男の後ろ姿は此処でしか観れない代物でした。
スメル

スメル

キリンバズウカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

いい役者が揃ってますから
落ち着いてゆったりじっくり観ました。黒岩さんの侘び寂び、浦井さんのキャンキャンする箇所とかもうたまらなく良いのです。自分としては全国各地で芸術が重んじられ、東京に文化が集中し過ぎない時代が来たなら良い水の違う土地へ移動したいのが本音。この人口密度は異常。コンビニ密度も異常。そんなこんな頭をよぎる。その辺りも書くというのをなんかで聞いていたので楽しみにしていました。チラシから想像する母子以外の流れも初心者にも問題なく楽しめ、視点は自由に観られる芝居。作家のバランス感覚◎。役者の息づかいも◎。1時間40分。次も期待。

スカパンの悪だくみ

スカパンの悪だくみ

SPAC・静岡県舞台芸術センター

静岡芸術劇場(静岡県)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

子供から大人まで楽しめる作品でした!
前日の世田谷パブリックシアターでのミラノ・ピッコロ座「アルレッキーノ」に続いて、今日は静岡で同じヨーロッパの仮面喜劇、テアトロ・マランドロの「スカパンの悪だくみ」を観劇。
そしてこちらも、期待を裏切らず素晴らしかった!!
観客を飽きさせないスピーディーな展開、エネルギッシュな演技、歌に踊りといった楽しい要素と、第1級の娯楽作品といった感があります。また個人的には、唐組の芝居の、非日常を演じきることでリアルに反転する、というような創作姿勢に通ずるものを感じました。

ひばりの大事な布【満員御礼!ありがとうございました】

ひばりの大事な布【満員御礼!ありがとうございました】

ろりえ

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2009/07/01 (水) ~ 2009/07/06 (月)公演終了

満足度★★★★

物語がしっかりと収束して
前回公演に続いて2回目

物語がきちんと収束していて、テーマにも
しっかりとした説得力がありました。

猥雑な部分も多かったのですが
男女(?)間のもう一言があれば、あるいはもう一歩踏み出せばという話には
まっとうな力を感じたことでした。

ネタバレBOX

よしんば、それがデフォルメされたものであっても
個々の女優の芝居力が
不思議なリアリティを作り出していて・・・
多少強引な物語の運びはあるものの
男優たちの演じるあいまいさとのマッチングにも旨さを感じました。

適度な荒業と客いじりも、とても好ましくて・・・。

いろんな意味で、前回公演からかなり進化しているような気がします。

余談ですが・・・・。
前回の冒頭といい、今回の客出しといい
ここのダンスからは
麻薬的ななにかがやってきます。
役者は凄く体力を消耗しそうなダンスなのですけれどね・・・。
観ている方は確実にハマります。

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