最新の観てきた!クチコミ一覧

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アーリー・myラブ

アーリー・myラブ

座”K2T3

ぽんプラザホール(福岡県)

2009/08/20 (木) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

満足度★★

客が入ればいいってこと?
2パターンに色分けされた本編、毎回異なるゲスト。
少なくとも2回以上は観てくださいよという主催者側の皮算用を浮かべてしまうのは私だけか。

ネタバレBOX

本来ロングラン公演とは1本の作品が長期に渡って熟成されていくべきものだと思うが、この公演、AパターンとBパターンでは配役がガラリと(内容も若干ながら)違うようだ。
実質2本の別作品を交互にやっているようなもので、初回から千秋楽に向けての双方の変化は微々たるものではなかったのか。
これだけの公演スケジュールをこなしたエネルギーには感服するが、肝心の作品性に関しては疑問が残る。

※私が鑑賞したのはBパターンだったので、それのみの感想になります。

全4話の短いエピソードが連なる構成。
概ね2~4名の少人数で進行する。
(この方が稽古を組み立てやすかったのかな)

基本的にはどのエピソードもピンクレディーの「UFO」が流れた途端に現代の人物たちが一時的に過去へタイムスリップし(ちなみになぜ「UFO」がきっかけなのかについては最後まで一切触れられない)、当時の自分の身に起こった出来事を振り返るといった流れ。
登場人物数も含め、それぞれの話のテンプレートがかなり似通っており、一人一人がいちいちノスタルジックな感傷に浸っていく過程は、次第に飽きがくる。
そのテのワンパターンは水戸黄門か特撮ヒーロー戦隊もので充分だ。

セットだけは凄かった。
小学校の教室をほぼ完璧に再現している。
ただ、どのエピソードも肝心な部分が「教室の窓の外で起こっていること」に向いてしまうので、役者の演技を活かしはしても、逆に活かされることはない。そこが勿体無く感じた。

ゲストの風三等星、面白かったのに、明らかな出トチリがあったのが残念。
一発勝負でそれは痛い。

もう一つのパターンも観てはみたかったが、どうしても時間が作れず断念した。
悪趣味

悪趣味

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

最高に悪趣味

初見でしたが、あまりの悪趣味さにぞくぞくしました。

ネタバレBOX


開始前に流れるBGM, 諸注意のアナウンスから手の込んだ演出だな~ と思い期待が高まりました。
オープニングが最高にカッコ良くて、一気にひきこまれました。
この一瞬は、ひきこまれたという表現では生易しいくらい、洗脳に近い強いインパクトでした。

ネタが 演出が いちいち悪趣味で悪趣味で面白くて最高で、

特にリスカが井戸に消えるとき、マリオの効果音が流れた所はめちゃくちゃ面白かったです。公演中に客席から拍手がおこるのを初めて見ました。


PPTでフルエのホクロの話について「敢えて回収していないネタ」と話していたのもすごく印象的でした。

勢いのある展開の裏側には緻密な計算があったのかということと
それを さも、自分の好みでやっちゃった~ みたいなノリで語る中屋敷さんに
なんだか、ただならぬ物を感じました。




早く次も観たいなぁ。
狭き門より入れ

狭き門より入れ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2009/08/17 (月) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

現実の世界とダブってしまいました
世界の更新ってなあに?

新型インフルエンザが蔓延しはじめましたが
これも世界の更新のはじめかも

コンビニエンスストア舞台にこんな劇ができるなんて すごいですね。
休憩なしでしたが しっかり観れました。

わるくち草原の見はり塔【女性編】

わるくち草原の見はり塔【女性編】

ロハ下ル

青山円形劇場(東京都)

2009/09/03 (木) ~ 2009/09/09 (水)公演終了

満足度★★★

長いなぁ
後半見えてきてからが。

トラベリング・オン・ザ・シャーレ

トラベリング・オン・ザ・シャーレ

カムヰヤッセン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/09/02 (水) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★

確かによい
飽きずに見続けさせる何かがあるが役者が弱い。

ジェーン・エア

ジェーン・エア

松竹

日生劇場(東京都)

2009/09/02 (水) ~ 2009/09/29 (火)公演終了

満足度★★★★

松さん よかったです
名作がどんなミュージカルになるのか楽しみでした。

松さん、家庭教師役の黒い制服姿だけでしたが、気品あふれていて
安心して観れました。

久しぶりに、心がキュンとしました。

ネタバレBOX

内容ではありませんが、舞台両脇になんで観客席があるのかわかりません。
あの客席がなければ、もっと違った舞台が見れたのではと思います。

前の方も書いていましたが、観客がどうしても目線にはいってしまい
舞台に集中しにくいとおもいました。
ZED【12月31日で公演終了】

ZED【12月31日で公演終了】

CIRQUE DU SOLEIL

舞浜アンフィシアター(千葉県)

2008/10/01 (水) ~ 2011/12/31 (土)公演終了

満足度★★★★★

最高の演技でした

シルクド・ソレイユ専用劇場ということもあって どの席でもそれなりに見やすいのではと思います。
私の席はかなり後ろのほうですが、おおきな演技はすべて目に入り、とてもよくわかりました。

言葉も説明もなく、ときおり話される言語も意味不明でしたが、演技がすべてをカバーしてくれて、大きなため息と歓声をあげている自分がいました。

自分の体をここまで綺麗に表現できる人たちって。。。。。。

本当に素晴らしかったです。

ジェーン・エア

ジェーン・エア

松竹

日生劇場(東京都)

2009/09/02 (水) ~ 2009/09/29 (火)公演終了

満足度★★★★

普通に良かった
ストーリーは名作なので、人生哲学ありの悲劇で良かったです。
俳優さんたちも無難にいいです。松たか子の歌唱力も普通に良い…。
つまりは若干無難です。
ずばぬけてる俳優もいないし、あっと言わせる演出もない。
名作のストーリーを追うにはいいかな、と。

難点は、ステージ上になぜか客席を入れちゃってるので、どうしてもマスクしてるお客さんとか見えちゃってシラケるww
3方向に客がいるため、キャストもあちこち見なくちゃいけなくて、主たる客席のほうにお尻を向けてる時間が長い。
なんか変な感じでした。

音楽劇「サマーハウスの夢」

音楽劇「サマーハウスの夢」

俳優座劇場

俳優座劇場(東京都)

2009/08/27 (木) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

アラン・エイクボーンの才能に感服
大して期待もなく、畠中さん目当てで行きました。
最初は、普通のストレートプレイ風で、会話のテンポもイマイチで、これは眠りそうと思っているうち、話は予想をどんどん外れ、ついでに舞台もスピードアップ。素敵な音楽ファンタジー劇に、ちょっとホロッとしたり。
思わぬ収穫満載の舞台でした。
それにしても、あの喜劇作家エイクボーンが、こんな音楽劇も物していたとは!改めて、彼の才能に脱帽しました。
久しぶりに聴いたほのかさんの歌声、昔と変わらず、愛らしくて、素敵でした。


狭き門より入れ

狭き門より入れ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2009/08/17 (月) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

前川作品、大好き!
前川さんの作品は、イキウメでも、他の劇団への書き下ろしでも、とにかく期待外れがないので、大好きです。
蔵之介さんの、瘤取り爺さんの話のたとえ、そういうちょっとしたところに、前川さんの知性と教養が感じられ、観劇中、いろいろ楽しめる要素ばかりで、ワクワクしました。
キャスト全員、その前川ワールドを、上手に体現されていて、何もかも満足度100%の舞台でした。
テレビでしか拝見していない中尾さんの名演技にも、感心しました。

[リゾーム的]なM

[リゾーム的]なM

Dance Company BABY-Q

AI・HALL(兵庫県)

2009/08/28 (金) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

観ました。
8月29日19:30の回

わるくち草原の見張り塔【男性編】

わるくち草原の見張り塔【男性編】

ロハ下ル

青山円形劇場(東京都)

2009/09/03 (木) ~ 2009/09/09 (水)公演終了

観ました
観ました。

skc 『サンタのはし』 全国22都市公演

skc 『サンタのはし』 全国22都市公演

全国たび周りユニットskc

こった創作空間(東京都)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/05 (土)公演終了

満足度★★★

ゆるい喜劇
泉谷又次郎 とマゴの樅(もみ)の、説明に載ってるとおりの小屋での会話劇。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


祖父はパチンコ屋駐車場管理をしていたが社長の奥さんをただのパチンコ好きのばーさんと思い込んで暴言を吐きクビになってしまう。
そんな祖父の一人暮らしをを心配してマゴの樅(もみ)が遊びに来た。 じーちゃんを説得して自宅に連れ戻そうとするも、抵抗するじじい。笑

じじいのゆるいコミカルさが楽しいが全体的な物語が長すぎて中盤は飽きる。爆笑はない。もっと時間を短縮して内容の濃い笑いが欲しかったところ。
全部、アドリブなのだろうか・・?ヤラセ無し。ってあるから・・。
だとしたら、きちんと脚本して練りこんだ完成品をみせて欲しかった。

舞台の完成度が高ければ高いほど満足するのだから・・。

サラマンドラの虹

サラマンドラの虹

Jungle Bell Theater

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/09/02 (水) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

とうもろこし(花豆)から始まったロマン
まさに壮大なファンタジー歴史ロマン!といった感!
マヤ文明、トルテカ文明、アステカ文明などの古代文明を背景にアステカ神話を織り交ぜながら神々が深く信仰されていた時代のメキシコでの物語り。

以下はネタばれBOXにて。。


ネタバレBOX

ひじょうに良く出来た物語でした。
古代文明の遺跡という神秘的な題材にケツァルコアトル(羽毛ある蛇・白い大蛇)と呼ばれる三大文明で信仰された神の名前をモチーフにかつてのメキシコで君臨していた王族とそれより以前に君臨していた星読みの王族との間での争いが主軸。
凶暴な王族に追われた星読みの王族は、神殿に隠れて暮らすようになる。

一方で考古学者鳴海はその神殿を発見したが、再びそこを訪れる事が出来なかった。神殿を撮った3枚の写真だけが証拠だったが、学会で発表すると、捏造だと疑われて失意のうちに命を落としてしまう。鳴海の汚名を晴らそうと立ち上がった考古学者の巨勢と鳴海の娘・響子は3枚の写真を頼りに神殿を探す旅に出る。

もう一つの物語として、リゾート開発社長の半崎修平は、兄・修造が遭難した船の行方を追っていた。

上記の王族の争いと神殿探しと修造の歴史的背景をリンクさせながら、ファンタジーの世界を魅せる。生贄を嫌った神は山椒魚に化身して水に隠れて逃げ込んだとされるショロトル(アステカ神話での宵の明星の神)の話と舞台セットの大蛇をウーパールーパー(メキシコのサラマンドラ)の説話に載せて、物語は散りばめた伏線を少しずつ拾うかのように収束していく。
セットは簡単な大蛇のみの質素なものだったが、川の先の地底湖にあった神殿の風景や、石版の先にある船の景色や、サラマンドラが見えた大海原、古代遺跡の数々が容易に想像できて、脚本の素晴らしさに圧倒された。

最後は修造とヤム(虹の天女)が手を繋いでさつきが丘で一緒にとうもろこしを見ていた場面を想像させ伏線を繋げる。

その風景はまるで宮崎アニメを観てるかのような美しいシーンだったのです。コミカルな部分も存分にあり笑わせる。観て納得のいく舞台です。

壺中天公演 向雲太郎「遊機体」

壺中天公演 向雲太郎「遊機体」

大駱駝艦

大駱駝艦・壺中天(東京都)

2009/09/03 (木) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

表現って
とても観ていて気持ちよく、心地よく、ハッとさせられ、関心させられ…すごく得るものたくさんな公演でした。何をもって「表現」というのか?あ~まみれたい~。

悪趣味

悪趣味

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

柿喰う客「悪趣味」
柿喰う客の代表作になると感じた。ネタバレBOXにて

ネタバレBOX

アフタートークで中屋敷氏が「これで引退してもいい」と言った言葉に象徴されていると思うのだが、脚本・演出・俳優が互いに負けずに高いレベルで戦っていて、見ごたえのある素敵な作品だと感じた。2008年1月の「サバンナの掟」は物足りなかったが、今回はシアタートラムという空間を、堂々とねじ伏せたな、と。
舞台美術が助けている面もあるが、俳優陣の、舞台に立つ力・存在力が一つレベルを超えたなとも感じた。これからの多方面での活躍に期待したい。
若干、照明について何箇所かで「ほかにベターな光の当て方があるのでは?」と思うことがあった。
悪趣味

悪趣味

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

ファンになりました。
初めて拝見させて頂きましたが、面白いですねー。人気があるのにも大納得です。

「こんな装置で役者一杯出てこられるのか?」なーんて開演前にした余計な心配はどこへやら。むしろ、今まで観たトラムのどんな芝居よりも舞台が広く見えました。お見事。

演出・俳優・スタッフワーク、どれをとってもクオリティが高く、息があってる!こんなにぶっ飛んだ内容なのに、必要以上に不快感を感じさせないのは、その完成度のなせる技でしょうか?

全配役シャッフルの「乱痴気」でしたっけ?かなりふざけた企画なのに、これならかなり魅力ある見せ物になりそう。時間が許せば是非足を運びたいです。

個人的に終盤の展開にもうひとスパイス欲しかったのと、「昔のがもっと面白かった」なんて声を耳にしたのが、次回公演でのさらなる満足感への期待になります。

おそらく行けないとは思いますが三重でもがんばって欲しいです(笑)。

あ、素敵な俳優陣の中、深谷さんと玉置さんのお二人が特に魅力的に感じました。

ミラノ・スカラ座「アイーダ」

ミラノ・スカラ座「アイーダ」

公益財団法人日本舞台芸術振興会

NHKホール(東京都)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/11 (金)公演終了

満足度★★★★★

豪華絢爛とはこのことだ。
舞台作品で世界で最もゴージャスな究極の体験をさせてもらいました。オーケストラや歌手に不満がないわけではありませんし、特等席でなくても5万円以上するチケット代もアレレですが、まあ、それを上回る世界最高峰の4時間でした。

グロテスク

グロテスク

国分寺大人倶楽部

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/09/02 (水) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★

不思議な吸引力
グロテスクなはずのやりとりを、非常にうまく見せていると思いました。
そのため、観劇しているときの印象も悪いものではなく、不快な気分にはなりませんでした。

ネタバレBOX

後半に向けて、個々の感傷に焦点を当てていくシーンは、脚本として急ぎすぎていて、雑だと感じてしまいましたが、リアルなやりとりの中からそっと切なさを引き出す、不思議な吸引力のある劇団だなと思いました。
トラベリング・オン・ザ・シャーレ

トラベリング・オン・ザ・シャーレ

カムヰヤッセン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/09/02 (水) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★

丁寧な演出
見せ方がとてもうまく、最後まで安心して話についていくことができました。
物語を丁寧に立ち上げているとは思ったのですが、物語の枠組みにきっちりと作品が収まってしまったように感じました。
前作のほどの吸引力が感じられず、残念でした。

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