最新の観てきた!クチコミ一覧

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『昼間流星群』

『昼間流星群』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

ザ・ポケット(東京都)

2009/11/05 (木) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

始まりは
8割世界はこれで二回目になるが、今回もワンシチュエーションコメディ。
大方の予想をいい意味で裏切られ、作品に集中できたのはとても嬉しかった。

ネタバレBOX

ワンシチュエーションコメディは、いかにお客の集中力を切らさない構成とストーリー展開にするかが、鍵だ。そういう意味ではとても個性的な役者が揃っていて、ストーリーに色付けをしていた。

ただ、個人的には本が面白いだけに、やや演出が物足りない感じをした。
あ、終わりと始まりの流れ星は好きだけど。


次回に期待。
白キ肌ノケモノ【満員御礼!次回は三月!】公演写真up中!

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ACTOR’S TRASH ASSH

笹塚ファクトリー(東京都)

2009/11/14 (土) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★

初見だけど。
かなり面白かったです。キャストに加えて、ストーリとか構成が個人的にはツボでした。次回も期待。

ネタバレBOX

無理のないストーリー構成と展開。そんでもって、チラシをみて一見若そうな子が多かったものの、キャスティングが◎

おかげで、無理なく舞台に集中できました。

15 Minutes Made Volume7

15 Minutes Made Volume7

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/11/12 (木) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度★★★

多種多様で楽しかったです。
Vol.2以来の観劇でした。
ゲキバカは、話しはどうあれ楽しいパフォーマンスお疲れまです。
こゆびさんは、お得意?ファンタジーがいい話で上手く完結。
モエプロは、劇団らしい作品を15分で今回もしっかり好演。
(偏見なければ、ベタの王道を笑いながら楽しめる。)
国分寺大人倶楽部さん、いい雰囲気でチョイエロ展開は意外性低いケド
役者さんは合ってましたね。
夜ふかしの会、15分で色々楽しめた30代前後にはハマルねたですね。
主催さんの劇団は、まあ好みではない話しだったので特になし
色とりどり見てれ気軽に楽しめる企画でした。
モエプロさんをみんなで見に行きましょう!

大逃亡

大逃亡

ショーGEKI

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2009/11/11 (水) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度★★★

途中からだけど・・
30分ほど見逃したものの、結構楽しめる展開でした。
10周年を飾るに相応しい見応え十分の作品。

途中からなので、評価は控えめにしてありますw

いらない里

いらない里

ホチキス

吉祥寺シアター(東京都)

2009/11/07 (土) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★

最初フライヤーを見たとき、『いらない星』って読んでいた
前作『アルバトロス』もそれなりに楽しめたのだが、その前の『おわりのいろは』が好みだった私にとって、今回の『いらない里』は、まさにど真ん中!
奥行きと広がりがあっていい舞台だったと思う。

ホチキスは、不思議とプラスチック的な印象がいつもしてしまう。
土とか汗とか埃の感覚がない。
つるっとしていて、手触りがいい感じでもある。
今回の物語も、演出も演技も手際がよく、すっときれいに進行していく。

ネタバレBOX

コストカットする側だった自分が、コストカットで辞めさせられ、コストカットで廃止される天文観測所を守るという物語。
とはいえ、そんなに深刻な話でもなく、「なんだ、一市民の親子が趣味にしていることを、市の財政で支えるのかよ」とも思いつつも、なんとなくそこに突っ込ませることもなく、「思い入れ」とか「思い出」みたいなもので、廃止回避に躍起に(あるいは意固地に)なる。
現実的に考えれば、実に甘い話だけど、リアルで深刻な財政難やコストカットの話ではないし。

そして、なにはともあれ、小玉さんだ。
彼女の強烈なキャラと怪演は、毎回ほとんど同じとも言えるのだが(笑)、なぜか普通に演じている他の役者から浮きすぎることもなく、また、邪魔することもないという、非常に希有な存在だ。小玉オン・ステージの独り舞台にならない、嫌みさがないところがいいのだ。演出の巧みさもあるのだろうか。
これはもう何と言うか・・・言葉が思い浮かばないので、ま、そういうことだ。

さらに、初めと終わりの歌の雰囲気はよかった。ニコニコしながら観てしまった。
この歌に表れているように、役者全員のハーモニーが巧みで、物語に集中できるのが、ホチキスの良さでもあると思う。

また、ホチキスは、3作しか観ていないのだか、今回のように大きな劇場でも、前回のようにやや小さい劇場でも、セットの作り方と見せ方、使い方がウマイなあといつも感心してしまう。

それと、不思議なのは、フライヤー。
前回の『アルバトロス』は、舞台内容そのまんまだったのだが、前々回と今回のフライヤーのイラストがどうも舞台の印象と異なって見えてしまう。

特に今回は、「田舎」がテーマのように見えていて、実はそうでもなく、東京の郊外の設定でも成り立つような内容だったし、イラストの土着的な、かつ、着物姿が淫靡な雰囲気まで醸し出していたのだが、そういう要素はなかった。

そもそも説明文にあるような「田舎」への想いは、それほど強くなかったように思えるのだが。
主人公にとって故郷を象徴するのは、妹だけであり、親が話の中心に出てこないからそれへの磁力みたいなものが働かず、最後に人に還っていくというような感覚がないのは少し残念。
最初のほうに書いた「プラスチック的印象」は、そういうことにも起因するのかもしれない。

タイトルの『いらない里』の「里」は「星」によく似ている文字だけど、結局そんな話の展開になるとは。
沼

劇団 兄貴の子供

OFF OFFシアター(東京都)

2009/11/12 (木) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度★★

勢いだけでは・・・
勢いだけでは笑いはとれないですね。学園祭余興の延長線上のネタといったところか?僕には一つも笑えなかった。残念。

錦繍 KINSHU

錦繍 KINSHU

ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2009/11/04 (水) ~ 2009/11/13 (金)公演終了

満足度★★★★

小島聖さん、凄い!
他の出演者もレベルが高すぎ!
むしろ、個人的には鹿賀さんが一番イマイチ。。。
イマイチというか、59歳という実年齢で30~40代の役を演じていることに
最後まで違和感があった。別に悪いところがあったわけではない。
(逆に59歳の鹿賀さんが回想シーンで中学生を演じてたのは面白かったが)
それくらい、他の役者さんの演技が凄かった。

舞台装置は、半円形の幕と箱イスのみ。
小道具も、郵便の封書のみ。
音楽は尺八の生演奏とモーツアルトの曲のみ。
出番でない人も舞台上で見ているという
なんか小劇場っぽい演出。
演出が海外の人ということも影響してんのかな?

それに照明もかなり細かく設定されているようで影も幻想的。

話のストーリーが
それほど好みでなかった以外は満点に近いかな?

- JUN AI CODE -

- JUN AI CODE -

ATTENTION, PLEASE!

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/10/22 (木) ~ 2009/10/27 (火)公演終了

満足度★★★

純愛
内容がかなり興味あったので期待大で見に行かせて頂きました。
記憶喪失の男性を取り巻く場面と、ゴーギャンの絵を買わされる場面(兄弟)との繋がりが弱いかなぁと思いました。
テーマがでか過ぎか盛り込み過ぎかで、数時間の舞台に収まりきらなかったのかなぁとも感じました。
記憶喪失の男性にはもっとどん底を見て欲しかったです。。
でも、泣きながら見ました。
当たり前だと思っても、どうしても出来ないことがある。それは自分の意思とは関係なしに。本当は誰だってそうしたいのに…。泣き叫ぶジュンに泣かされました。

東京裁判

東京裁判

パラドックス定数

pit北/区域(東京都)

2009/11/13 (金) ~ 2009/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

絶対に観にいくべき
ホントに凄い。
2年前の初演の時すごかったというここで見て知ってたが
期待以上だった。

ここ最近、若手の有名な劇作家の作品結構見たけど
この野木さんっていう人の作品は、
とびぬけて高密度な芝居だと思う。
出てる役者の人もそれに負けないくらい熱いし。

たぶん、もう一度観にいくと思う。


観にいく際は、ウィキぺディアでもなんでもいいや
東京裁判についてかんたんに調べていった方がすんなり入っていけるかな。

あの人の世界

あの人の世界

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/11/06 (金) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度★★★

わけ分からん。でも、観てて意外とあきない。
わけ分からん。でも、観てて意外とあきない。

なんなんだろ、
まさに松井さんの妄想、脳内映像を具現化したような舞台。

ほぼストーリーはなし。これでも過去の作品よりは分かりやすいとか。
分かりにくい舞台は観てるとスゲー疲れるが、
これはほとんど疲れなし。
公演時間も1時間50分くらいだが短く感じた。
アフタートークで言ってたが
松井さんは「自分では宝塚のような舞台を作ったつもり」だって
どこが!

出演者の中ではホームレスドクター役の
古屋隆太さん面白かった。
あと、無機質な舞台美術もかっこいい。

誰しも持ってる妄想とか、見た夢とかを
こうして具体化して、みんなの前で発表できるなんて
ある意味、とても幸せなことかも。

ピチチ5プロデュース「サボテンとバントライン」

ピチチ5プロデュース「サボテンとバントライン」

こどもの城 青山円形劇場/ネルケプランニング

青山円形劇場(東京都)

2009/10/30 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

中盤のストーリー展開はすごい
同じ青山円形劇場、作演出は同じ福原さん、主演が宮崎あおいさんの
『その夜明け、嘘。』より面白かった。

特に中盤のストーリー展開はすごいなあと思った、
前半のグダグダした展開もあの展開への布石だったのかな?
要さんも体を張った演技?
要さんって一応2枚目なのに、ドラマとかいつも変な役ばっかやってるイメージが。。。

あえて言えば
主人公の閉塞感みたいのがいま1つ伝わってこなかった のと
終盤(終わり方)にいま1つ何か足りないような。

わが星

わが星

ままごと

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/10/08 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

思わず
観て来たを忘れるくらい 良かった。
地球に生まれてよかった。

今年一番わくわくした開演前で
今年一番スキップしたくなった終演後でした

「幻探偵」「幻探偵2」

「幻探偵」「幻探偵2」

オルガンヴィトー

不思議地底窟 青の奇蹟(東京都)

2009/11/14 (土) ~ 2009/12/27 (日)公演終了

満足度★★★★

幻探偵Ⅱ初日
 水いっぱい♪どの席も間近で迫力あり。
 
 「幻探偵」は2008年の公演を見てますが、Ⅰ、Ⅱそれぞれ読みきりになってるので、どちらを先に見てもOKです。

ネタバレBOX

 副題のとおり、Ⅰは祟りの話で不気味で奇怪、Ⅱは"不幸な姉弟の悲しくもロマンチックな物語といった感じ。

 強姦シーン、エロかったです。

 
HAMLET

HAMLET

明治大学シェイクスピアプロジェクト

アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)

2009/11/12 (木) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

学生とプロのコラボ~とても素晴らしい舞台でした!
「社会に開かれた大学としての文化発信」の一環として行っている企画だそうだが、想像していた以上に素晴らしい公演でした。しかも入場無料。
少子化を見据え、学生集めの宣伝も兼ねてるんでしょうけれど、
無料カンパ制にしたら、みなさんそれなりにお金を払うのでは、と思いました。
こんな大きな劇場でプロのスタッフに支えられ、公演できるなんて学生たちにとっても素晴らしい想い出になるでしょう。今年で6回目だそうで、校友会報にもお知らせがなく、家族に明大OBがいるのに、全然知らなかった。
知ってたら全部観たかったので悔しい。
シェイクスピアファンのこりっち読者にはぜひおススメします。
来年は「夏の夜の夢」だそうです。

嬉しかったのは、まず、会場に入ると、中世のステキな舞台衣装を着た人たちがいる。ロビーパフォーマンスですって。もう芝居は始まっているのだ。彼らは劇中で旅役者を演じている学生たちのパントマイムグループ(nani-sole氏の指導を受けている)。
上階へ行く長いエスカレーターに乗っていると、階下へ行くエレベーターに乗った彼らが人形のように微動だにせず、すべるようにすれ違っていく。
夢のような光景。まさにシェイクスピアの世界にタイムスリップしたような。
途中階にも別の役者が貴族の扮装で乾杯の場面を演じていたり、街灯を手にした道化がロビーの椅子にすわり、あたりを伺っていたりする。特にすばらしかったのは、「鏡の間の決闘場面」と題して、黒と白の騎士がパントマイムでフェンシングを行っている場面でした。
これらのパフォーマンスは劇中で演じられるものとは別の内容なので
す。劇場に入ると、客席の間も、パントマイムの俳優が優雅に動き回っていました。
いやがうえにも期待感が高まっていく・・・・。

ネタバレBOX

学生たちの公演ですがプロスタッフと一緒に作り上げているのです。
衣装デザインは「エリザベート」などでお馴染みの朝月真次郎氏。生地のパタンナーには文化女子大の学生が協力。音楽はピアノ、ヴィオラをプロの演奏家が生演奏し、心理の微妙な揺れも表現。行軍などを表わす録音音楽は明大吹奏楽部が担当。フェンシング部や歌舞伎研究会も協力しており、プロだけでなく、大学も枠も越え、学生が学生を指導するという方式も好ましい。
そして、この劇は、既成台本を使うのでなく、学生たちが「コラプターズ」という翻訳班を作って、原語から翻訳して一から台本を作り上げていく。シェイクスピアの言葉だけでなく、「タメ」だの「マジ」「シカト」「自主休講」などの学生言葉も交え、学生俳優が考えた意訳やギャグも取り入れられている。
コラプターズの訳は松岡和子や小田島雄志も高く評価しているそうで
会場にはその台本の制作過程も展示されています。

男女混合のトリプル、Wキャストで、私が観た回は女ハムレットと男オフィーリア版でした。女性が男役というと宝塚を連想するが、これは違った。
鈴木由里は小柄で、いわゆる男役としての見た目のカッコよさはない。
しかし巧い!口跡が良く、膨大なセリフを暗記するだけでも大変なのに、心に響くようなセリフを言う。ハムレットという青年の存在が心に染みてくるようだ。
これまで私が観たプロの俳優は苦悩する複雑な青年で役にあまり共感できなかったが、鈴木ハムレットは身近に感じた。暗いだけでなく、小生意気で
小粋で、近年の社会的事件にもあった母の再婚相手を殺してしまう
中学生にも共通する危うさがある。
「悪いハートはポロリと捨てちゃって清い心でお生きなさい」とガートルードを突き放したときの表情に浮かんだ虚無が印象的。クローディアス(薄平広樹)は声もよく、プロ並みの演技で学生とは思えない。父の亡霊(正木拓也)の威圧感、ポローニアス(米澤望は1年生!)の軽妙洒脱さも忘れがたい。端役では墓掘りの草野峻平が光る(ご贔屓劇団「声きも」所属)。ガートルード(加藤舞)は美しいが滑舌が悪く、演技はイマイチ。王妃というより港町のスナックのママみたいだ。ハムレットが詰問し、衣装の黒のフリルスカート部分が脱げ、赤のミニドレス状態になることで娼婦の面が強調されるのが面白い。ガートルードと義弟の結婚発表のシーンはハンドマイクを使ってコンサート風で若者らしい演出。男オフィーリア(川名幸宏)は思ったより平凡で印象が薄かった。シェイクスピア時代の女形として演じたのかもしれないが、性の反転の妙味を出してもよかったのでは。オフィーリアが摘むハーブの花々に風船を使ったのもアイディア(花の色と同じ)。ハムレットが仕組んだ劇中劇がパントマイムの役者によって「人形ぶり」で演じられる。操り人形だが、義太夫調の語りに載せ、歌舞伎の「き」=拍子木を使い、よく言われるところの近松とシェイクスピアの共通点を思わせた。
なるべくノーカット上演が監修の原田大二郎特別招聘教授のモットーだそうだが、「ハムレット」は長すぎてイギリス使節のくだりがカットされた。
そのため、王冠を宅配便のお兄さんが届けるのだが、周囲の学生からは
「何で宅配便なの?意味わかんない」の声が。短いセリフを入れたほうが親切だったかもしれない。
舞台美術はプロの林いずみ(夢工房)。舞台下手奥のファイバー状の吊り物が操り人形の糸のようでもあり、オフィーリアが掴まえようとした柳の枝のようにも見え、印象に残った。
舞台美術と言えば、日大芸術学部の卒業公演では学生案がコンペにより決められている。プロ一任でなく、学生のプランをプロがアドバイスする形で作ってもよいのでは。
カットしたとは言え、休憩15分を挟み、3時間30分。見応えがありました。
私はシェイクスピアものは「シェイクスピアって面白い」と思わせたら成功だと
思っているので、その意味ではこの公演は大成功だと思う。長く続けてほしい企画です。
クラムド キッチン

クラムド キッチン

ぐる~ぷSTING

ザ・ポケット(東京都)

2009/11/11 (水) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度

安心して観れます。
役者さんが皆さん好演していて安心して最後まで観れますが、自分には合いませんでした。

シガラミズム

シガラミズム

エレクトリック・モンキー・パレード

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/11/11 (水) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★

インパクトがありました。でも・・・
チラシの絵のようにインパクトがありました。

ネタバレBOX

話は良く出来ていてよかったのですが、もっとそれぞれの人間関係に「何かあるのかな?怪しいなぁ!」と思わせる演出がもっと欲しかったです。なんとなく話が淡々と進んでいく感じがして残念でした。途中で少し眠たくなってしまいました。
でも最後の修羅場の場面は凄かったです。ダダオの血だらけの姿が昔映画で観た「サスペリア」の最後の方に出で来る女性の姿を思い出させてとても怖かったです。
役者さん達はみなさん良かったです。特にキリヒト役の役者さんが好演していてとても怖かったです。
あと自分的に最後は妄想オチでは無く、キリヒトが全てを失って叫ぶシーンでシモンが出てきて「何が幸せと言うのでしょか?」と観客に問いかけて終わる方がよかったと思います。
観劇した後何をもって幸せと言うのか?と考えた時キリヒトみたいな修羅場を経験したことが無いことが幸せだなぁと思いました。
15 Minutes Made Volume7

15 Minutes Made Volume7

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/11/12 (木) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度★★★

それぞれを
楽しめたが、中でもゲキバカ、こゆび侍、夜ふかしの会が良かったな。

いらない里

いらない里

ホチキス

吉祥寺シアター(東京都)

2009/11/07 (土) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度★★★

初見
小玉さんという女優の評判を聞いて滑り込みで観劇したが、残念ながら自分の好みとは合わなかった。作品自体、引き付けるパワーはあるのだが、ストーリーにもう一頑張りしてほしい。
村上さんと玉置さんが良かった。

結婚なんて、そのうちできると思ってた。

結婚なんて、そのうちできると思ってた。

ぺんぎん堂

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2009/11/13 (金) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

私の話?
かなり身につまされるほどリアルでした。
「これ、わかる」というのが結構あり、共感。
次回も期待!

もうなにもしたくない

もうなにもしたくない

タイタニックゴジラ

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2009/11/12 (木) ~ 2009/11/16 (月)公演終了

たいへんだなあと思った
 電波少年か、あるいは、リアルタイム・無編集の「かえれま10」だなあと思った。
 ただし、緻密に稽古は積んでいるらしいし、実際つんでいるのだろう。
 生かされているかどうかは、ちょっと疑問だったが、彼らがガチだったという事は知っておいて損ではない。ふざけ半分で何もしていないわけではないし、その証拠に、セットが異様に凝っている。
 それらを含め、たいへんだなあとおもった。

ネタバレBOX

 どういう公演かというと、10時間くらい、3人の役者が舞台上に居て、ずっといらいらしている、というかんじだ。
 脚本はないようだ。設定も、とりあえずありのままの三人(無論、策は練っているので、「素」か「演技」かは分からないが)という感じらしい。
 場所は、早稲田大学の稽古場を、けっこうな忠実度で模した空間(美術にはかなり力を入れている)。
 後方にときどきスライドで文字が出て、おそらく演出で主宰の高木健(ろりえなどでおなじみの役者)が文字を照射している。それは演出からの指示(なのか?)であったり、現状にたいするツッコミであったり、いろいろだ。
 観客席は入退場自由で、ケータイ電話だけ電源を切れ、という感じだった。
 僕は1時間ほどしか見なかったが、二時間半ごとに音楽が鳴って、休憩というか、リフレッシュタイムに入るみたいだ。
 そして役者は二日目の時点でほぼ限界だった。聞けば、かなりハードな稽古場だったらしく、精神的に追い詰められていくような現場だったらしい。そんな役者が、この時点で役20時間、舞台上に、何のよりどころも無く、観客に存在をさらしているという。後ろの照射される文字は「あと29時間」の文字が。
 ポツドールがかつて「セミドキュメント」という手法で舞台上に役者を追い詰めた、という話を聞いているが、今回のこれはその手法を、もう一歩、間違った方向に推し進めた印象。

 こういうやり口の演劇は、今はきっとバカにされるだろうとも思うが、それは今の演劇をやる環境(チケットを買って劇場に観客が足を運ぶ)にこの形式が合ってないだけで、今後大いに発展する可能性がある。
 とはいえ、馬鹿にされるだろうし、実際僕も、こいつらはばかだと思った。なんてばか者なのだ。何が悲しくて、10時間も舞台上に居なければならないのだ。
 採算だって合わないだろうし、そもそもあのチラシは何だ。宣伝のやり方も、公演のやり口も、非合理的この上ない。
 そのうえ、やっている事は、かなり過酷だ。そしておそらくこの形式の都合上、たとえ観客が誰一人居なくても三人は舞台上で演技せざるを得ない。

 こんなばかばかしいことが、あるかってんだと思いつつ、そんなばかを目の当たりにしたのは私にとって大きな喜びでもあった。とにかく、この公演を考えた奴を含め全員ばかなのだ。

 そしてここから私も、考えなくてはならない。演劇の形式についてだ。いい加減私たちは「お客さんにチケットを買ってもらって劇場に時間通りに来てもらう」という事に疑問を持つべきなのではないか? 「脚本通りにしゃべる役者たち」にたいして、形式から考え直してみるべきなのではないか?

 今回、これらの疑問に対して、あまりにばか正直に立ち向かってしまって自爆してしまってる気がするんだけれど、この失敗作(これはほめ言葉である)に対して、ばーかばーかと笑ったり無視したり無かった事にするんではなくて、かれらのばか正直なアレを、けっこう真正面から受け止めてみることが、わりと必要なのではないかと思ったりなんだりだ。

 とはいえ、絶対にこういう公演に関わりたくないと思ったし、絶対に真似はしたくないなあと思ったりだ。

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