最新の観てきた!クチコミ一覧

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モスラを待って

モスラを待って

あうるすぽっと

あうるすぽっと(東京都)

2009/11/27 (金) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

満足度★★★

秀逸でした。
演出部に友人がいたので観てきました。
拠点が関西でなかなか会う機会もないので観に行ってきました。
楽しんで観れました。

ネタバレBOX

気持ちいいくらい俳優さんが舞台上を汚していてよかったです。
掃除がきっと大変。
ラストのモスラの粉?が降ってくるのがシンプルだけど良かったです。
僕自身が地方出身のせいか方言って標準語より感情が伝わりやすい気がしました。
Open Se・Se・Maっ! は、魔法の呪文

Open Se・Se・Maっ! は、魔法の呪文

OtoOpresents/鳥屋

Quarter Studio(クォータースタジオ)(宮城県)

2009/11/21 (土) ~ 2009/11/22 (日)公演終了

いろとりどりでした
小さな空間に(劇場に)必死な3人が、必死にいる様が面白いと思いました。
とてもわかりやすく、小ネタがチョコチョコあったりと舞台と観客が近いので表情やしぐさの一つ一つが笑えました。小さい子が大人と同じように観ていたので、よけいにそう思えました。
ゆっくりゆったり笑いあり、アットホームな感じでした。

「翼をくださいっ!さらばYS-11」全国ツアー

「翼をくださいっ!さらばYS-11」全国ツアー

ギンギラ太陽's

日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)(宮城県)

2009/09/29 (火) ~ 2009/09/30 (水)公演終了

満足度★★★★★

たのしかった~
今まで福岡のことはおろか(九州にあるってことぐらい)、
飛行機のこと(全日空、日本航空、JASくらいでしょうか)
さえ知らなかったのですが、福岡や飛行機に、少し、詳しくなりました。

それだけではないのですが、私も何かかぶりたい!と思っていました。

あと、開演前に写真を撮れ!と突然言われてびっくりしてしまい、
はじめて引っ込み思案な私にになってしまいました。

その嘘に、リボンを

その嘘に、リボンを

ビビプロ

シアター風姿花伝(東京都)

2009/11/27 (金) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

満足度★★★

推理劇、
サスペンス物とはちょっと違うような。

ネタバレBOX

桜香が狙われることもないし。犯人が独白とは!?

ところで、最初のシーンでリズムを大切にしていることが分かりました。

事情聴取のシーンが次々に展開されていく手法も良かったと思います。

しかし、途中で失敗したようにして、アドリブ的に役者同士で打ち合わせをするようなことって必要ありますか?

逆にリズムが悪くなったと思いました。
社会派すけべい

社会派すけべい

毛皮族

駅前劇場(東京都)

2009/11/19 (木) ~ 2009/12/01 (火)公演終了

満足度★★★★

毛皮族初観劇
全体的にいまいちポカンとした印象を受けたのは、大部分は世代の問題だろうと思う
80年代の終わりから90年代にかけてってこんな感じだったのかな

ネタバレBOX

産まれてみやバブリーな雰囲気の面影すらなかった自分には、ボディコン、ハイレグ、でっかいケータイ、アイドル、田舎リゾート・・・露骨に90年代を象徴するものごとに「あったあった」と共感ができないのが致命的だった。無念。
ボディコンをナマで観れたのは嬉しい。
おっぱいと破壊が渾然一体となった暴力的なカタルシスもたまらない。

けれど不況の中でシニカルに育った眼から見ると、舞台をわざわざ「現代」にしなくてもよかったんじゃないかという感が大きい。年月の経過による色恋ざたの絡みの他に、20年という歳月はあまり生かされてないように感じた。
「現代」にするのなら、平成不況を経たリゾート開発計画の無惨な現状みたいな、90年的な雰囲気を相対化した視点があってもいいんじゃないだろうか。
フォト・ロマンス(ラビア・ムルエ、リナ・サーネー)

フォト・ロマンス(ラビア・ムルエ、リナ・サーネー)

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/11/26 (木) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

観ました
やはり、僕はラビア・ムルエの作品が好きだ。彼らがレバノン出身ということは重要な要素の一つだとは思うけれど、なぜ好きかと言えば、その要素を抜きにしても演劇的に面白いから。

浅草ロック五・一四

浅草ロック五・一四

劇団森

早稲田大学学生会館(東京都)

2009/11/26 (木) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

満足度★★★

浅草ロック五・一四
浅草の祭の日に起きたとある刑務所のお話。

ネタバレBOX

何となく中途半端な印象を受けた。

ワイワイガヤガヤしたシーンも、アングラっぽいシーンも中途半端な印象。

役者が歌ったりするが、ロックと呼べるほど激しくない………


また終盤にホテルのセットをつくり、そこをカメラで映像を映し出すという演出があったが、せっかく映像までつかっているのに、ホテル内は普通の会話だし、他の役者は放置だった。

映像つかうなら、血しぶきぐらいあげたら良かったと思うし、あの個室ならもっとガンガン行って欲しかった。

役者のみなさんは精一杯やっていたのに演出のツメが甘い印象を受けてしまった。

もうひと工夫あればさらに面白くなると思いました。


次の作品に期待します。
カッパのへースケ(仮)

カッパのへースケ(仮)

ワワフラミンゴ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/11/24 (火) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

微妙なずれの作り方
ちょっと見過ごしてしまいそうな、常ならぬ微妙なずれや感覚が
繊細にのしのしと伝わってきます。

感性を静かに寝かせて
その上澄みを供するような時間。
なにか自然に見入ってしまいました。

ネタバレBOX

ただの思いつきをそのままに演じているように見えて
実は事象にある種のバイアスが
細かくかかっているような・・・・。
あるいは、ちょっとずらした事象が
時間のスパイスになっているような。
舞台というかその空間上微かな浸透圧がうまれ
見る側の時間にほんの少しの色を付けていく感じ。

前半の戦いのしぐさのシークエンスは
後半に素敵に広がる。

きゅうりで計られる休憩の時間も、
そう刻まれるとちょっと楽しい。

とある国の歌・・・。
見る側が意識をするほど重くなくて
しかも心地よい・・。

説教という名前の感覚を作り出すゲーム、
質問という形式でちょいと絞り出す虚実のボーダーのような感覚。

一時間にも満たない公演なのですが、
常ならぬひとときにすっと染められて。

「骨のない男」同様に、
何かひかれてしまうのです。


こちらはお試し
最後の料理人

最後の料理人

味わい堂々

OFF OFFシアター(東京都)

2009/11/26 (木) ~ 2009/11/30 (月)公演終了

満足度★★★

作家が描いたおとぎ話
おとぎ話というにはファンタジーでもないし、ましてや、赤頭巾ちゃんや白雪姫や、とんがり帽子の7人の小人や、はたまた、白馬に乗った王子さまなんて登場しないのだっ!

だから、おとぎ話にはちと、遠いが、それでも作家はおとぎ話といいはるのだった。(苦笑!

以下はネタばれBOXにて。。


ネタバレBOX

ちなみに白馬に乗った王子さまは、中々見つからないと思う。だって白馬自体、あまり見かけないよね。王子を見つけるより白馬を見つけるほうがムズイ・・・。

その昔、作家は母から聞かされていた「伝説の料理人」というおとぎ話の中のキャラクター、おかあさんを探す為にとある喫茶店を訪れる。そこには見た目もまんま、おっかさ~~ん!と叫びたくなるような、味噌汁の香りのするおかか(喫茶店の女主人)が居た。

その喫茶店には出会い系サイトにハマル婦人、折鶴ばかりを作る女、嘘ばかりついて現実から逃避する女、万引き常習犯の喫茶店バイトの女、言葉の発音がオカシイ女・・・、と全員が満たされない女たちが集っている。

と、同時にこの物語を書いてる作家・たまこ自身も満たされていない。かつて、「母の作る料理を食べると幸せになるぞー。」と言っていた母は、たまこが幼い時に何処かへ行ってしまったのだった。

そんな闇を抱えた女たちがおかかの作ったオムレツを食べて満たされたい。と願う物語だったが、それを明るくダークに表現してたと思う。大きな笑いこそなかったが、それぞれの登場人物のキャラクターが個性的だった為に救われた。
始まりの映像が素敵だったなぁ。誰が作ったんでしょうか?あの言葉のない映像が延々と続けばいいのに。と心から思っていたのでした。

お家に帰ってオムライス作ろう!っと♪


華々しき一族/お婿さんの学校

華々しき一族/お婿さんの学校

ハイリンド

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/11/18 (水) ~ 2009/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

セットと内容
まず入ったときに目に付いたセットはとっても可愛らしいレゴブロックの大きいもので「あれこんなイメージの紹介文だったっけか・・・」と思いましたが、いざはじまるとなかなか古風なもので、でもなぜかセットとも微妙にマッチして面白かったです。
楽しませていただきました。

カッパのへースケ(仮)

カッパのへースケ(仮)

ワワフラミンゴ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/11/24 (火) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

乾かせないもの【御来場有難うございました】

乾かせないもの【御来場有難うございました】

机上風景

タイニイアリス(東京都)

2009/11/26 (木) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい舞台
7人の女たちそれぞれの待つ想い。張り出された集会所と洗濯紐だけのシンプルな舞台の中、女たちは気丈に生き続ける。

ネタバレBOX

キャストそれぞれがいい色を出しており、しっかりと世界が形成されていた。キリヤの人間臭さが更に感動を煽る。
待つことしか出来ないことの辛さを、終演後考えながら家路につく。
派手な演出・演技はないが、そこには確かに家族を待ち続ける女たちの美しい姿があった。
いい舞台だった。

オープニングがとても美しく、思わず泣きそうになってしまった。
再会【ご来場ありがとうございました】

再会【ご来場ありがとうございました】

はらぺこペンギン!

シアター711(東京都)

2009/11/26 (木) ~ 2009/11/30 (月)公演終了

満足度★★★★

「らしい」
短編集ですが、久々にぺこペン「らしい」作品が観れました。
やっぱり、これが好きなんです。

エンディングがとてもすき。

『新熱海殺人事件』『ロマンス』『鬼~贋大江山奇譚』

『新熱海殺人事件』『ロマンス』『鬼~贋大江山奇譚』

北区つかこうへい劇団

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2009/11/19 (木) ~ 2009/11/23 (月)公演終了

満足度★★★

『鬼~贋大江山奇譚』スピーディで勢いはある
演出がスピーディ、演技には気迫があり、勢いがあった。

物語も面白さはある。
ただし、納得はできない。

ネタバレBOX

鬼と呼ばれる民がいた。それを都では退治するとい名目で次々と滅ぼしていた。
その中の生き残りの鬼の女、伊吹は、都の信綱に助けられ、100人鬼を殺せば人になれると言われ、鬼退治を続けていた。伊吹は信綱に惹かれていて、「人」になりたいと思っているのだ。

一方、かつて鬼退治で勇名を馳せた、信綱の昔の友、虎造は、無辜の民を殺戮することに嫌気をさし、自らが「鬼」となって、大江山で鬼の生き残りたちと徒党を組み、都を脅かしていた。
伊吹は、都の命により大江山の鬼退治に出かけるのだが、伊吹は虎造に見初められ、退治できずに戻ってきてしまう。
大江山の鬼たちを退治することを迫る都と大江山の虎造に挟まれた伊吹は悩む。
自分が鬼退治をするのは、「人」となって信綱のもとへ行くことなのだが、討たれる鬼の気持ちもわかるからだ。

戦いに勝った者たちが、「人」であり、負けた者たちは「鬼」と呼ばれ退治されるという歴史ロマン的なストーリーに、鬼の女、伊吹を巡る恋愛が絡むストーリーで、なかなか面白いと思う。

そんな話だが、前半は正直退屈してしまった。しかし、後半、鬼と都が対峙するあたりから、ぐっと面白くなってきた。

国の統一の名のもとに、都の周囲の人々を「鬼」と呼び征服してきた。
征服した側にとっては、統一した国づくりというのが、「正義」であり、征服された側にとっては、一方的に攻められ、その復讐が「正義」となる。

ここに、正義の名のもとの「暴力の連鎖」がある。

征服された側の生き残りたちは、徒党を組み、都を脅かす。都の人を襲い金品などを奪ったりするのだ。彼らにとっては、それは復讐であり、自らの行動には正当性があると思っている。復讐することが正義だからだ。
一方、都としては、住民を守るために彼らを排除しなくてはならない。しかし、最初は彼らの殲滅を目論んでいたのだが、途中からは、首領の首1つでよいとする。つまり、徒党を解散すればよいというのだ。
いったんそれで話は収まったのだが、鬼たちはやはり納得できず、再度都に反抗をする。

ここでポイントなのは、「鬼」として都のために働いた伊吹は、鬼退治の功績として「人」と扱われ、都に取り立てられているのだが、大江山の「鬼」虎造の愛を受け入れることで、再び都に立ち向かうことになるのだ。

このことは、つまり、愛によって、「暴力の連鎖」を「断ち切る」のではなく、また「繋いだ」ということなのだ。しかも、これが続くことを高らかに宣言する。
このストーリーは現代の映し鏡のようなのだが、単にそうであることを見せているだけで、どうあるべきなのか、のようなものや、解決を提示してくれない。問題提起というわけではなく、「暴力の連鎖」を宣言する伊吹の姿はまるでヒーローのようで、それを賞賛しているようにしか見えない。
ここは見ていて、すっきりしない、気持ちがよくないのだ。

また、細かいことだが、登場人物には、女性が2人出ている。そこで「美」「醜」(あるいは年増)という2軸の、ありがちな手法で笑いを取ろうとする。
美しくない、あるいは年齢が高いほうの女性を笑い者にするという手法だ。
もう、そういう設定はいいんじゃないかと思う。ストーリーに重さがあるだけに、そういう方法で笑いを取ろうとするのは、まったく楽しめない。
男性である私がそう思うのだが、女性の目からはどうなのであろうか(とは言うものの実際は、女性の観客はそれなりに笑っていたのだが・・・)。

殺陣はとてもいい。動きもキレも素晴らしいと思った。
しかし、ダンスシーンが何回かあるのだが、下手というより雑に見えた。
舞台が狭いからのびのびできないからか? 手足やフリの順番をただ追っているように見えてしまった。
いずれにしても、これは印象が悪い。殺陣ぐらいのレベルであればいうことなかったのだが。

劇中、レベッカや広瀬香美などの歌が流れる。それは、それほど悪くはないのだが、時代劇的な内容で「ロマンスの神様」で踊られるのは、ちょっと苦笑してしまった。

また、殺陣のところに流れる音楽のボリュームが大きすぎるのと、殺陣がいいのにその音楽があまりにもワンパターンで、せっかくの殺陣を殺してしまったように感じた。
さらに、殺陣中の台詞のときに、忙しなく音楽のボリュームをいちいち下げるのだが、音楽と生の声の台詞の音のレベルが違いすぎて、台詞が貧弱に聞こえてしまうのが、残念。

役者たちは力みのようなものがあったのだが、好演だったと思う。特に主人公の伊吹の面構えというか、目の感じはなかなか印象的。主人公を張っているという気迫を感じた。

これは公演自体とは直接関係ないのだが、観客の多くは、出演者の家族や知り合いが多いようで、温かい雰囲気だったのだが、関係者の知り合いらしき子ども連れを見かけた。その中で、終始、子どもと母親がしゃべったり、子どもが立ったり座ったり、動いたりという家族がいて、舞台への集中を妨げてしまった(ちょうど視線の端にその姿が入るし、声は意外とよく聞こえてしまう)。
子どもと見たい気持ちはわかるが、発表会ではなく、一般客もいるのだから、劇団側として前もって考慮してほしいなあと切に思う。
クリスパ♡

クリスパ♡

劇団娯楽天国

TACCS1179(東京都)

2009/11/26 (木) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

クリスマス・イブに観たかったかな
感動(爆笑が)ひとしおだったかも。結婚式の参列者気分まで味わえました。これで引き出物があったら最高でしたね(^^)。なかなか、バイト君やお爺さんも、いい味出していました。とてもよく出来た舞台セットと、スキの無い衣装が、良く合っていました。キャラクターよく、らしく動いていました。楽しかった。

ネタバレBOX

オープニングの入場後、幕が開いて・・・・。
よく、ほんっとに良く出来てた銭湯のセットに驚かされました。
見事です!「銭湯 亀湯」

新婦の2面性に、ラストの子持ち発言。
いかにも鴨葱な新郎の、意外な逃げ腰理由。
迫力満点で登場した、闇金さんの純朴さ。
何かあるんじゃないかなぁ、と思っていたホームレスさんのオチ。

中盤ドタバタして、どう風呂敷たたむのか。見ものでしたが。
見事にまとめましたね。感じからすると、34丁目の奇跡みたいでした。
12月24日の夜が、一番忙しい、赤い服着たおじいさん。
神父さまの、ベルベット地みたいな赤い衣装は、綺麗でした。

お風呂場での声のエコーや、いかにもな銭湯での小物類。
6月廃業で、カレンダー6月のままで、壁に貼ってある入浴料金や、
廃業のお知らせ。細かく、よく出来ていました。

演技に関しては、性格を上手に表現されており。
あーいるいるこういうタイプ。と納得させられました。
じーちゃんの、緑のジャージと赤い靴下、奥様のセレブっぽい服。
など文句出ないです。
が、ちとリハーサルの新婦ネタが、引っ張りすぎたかな?
も少し短くまとめても良いと思われました。
これと後半、空調が寒く感じられたのと。自由席の狭さで、
星一つマイナスです。
欲望貴族

欲望貴族

角角ストロガのフ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/11/26 (木) ~ 2009/11/30 (月)公演終了

装置がすごい★
場所、セットの使い方、人の動かし方がうまいなって感じましたっ☆
最初は空間の見方というか、人物把握というか頭が追い付かず・・・・・・
でも、逆にそれが見てやろって気にさせたというか☆


ネタバレBOX

1つ☆叫ばせなくてよかったのかも。。。と、みていて思いました。
なんだか、役者さんの体が叫ぶ体制になりきってなかったせいかなっ?
ちょっと見ていて現実に引き戻されるというか、おしいなって感じてしまいました。
えらそうなこと言ってすみません。
おちがよくわかんなかったけど
でも面白かったです★
社会派すけべい

社会派すけべい

毛皮族

駅前劇場(東京都)

2009/11/19 (木) ~ 2009/12/01 (火)公演終了

満足度★★★★

濡れました。
タイトルに偽りなし。思ったとおり、スカッとした作品でした。毛皮族のすけべさに満足です。20年越しにどろどろしてもすべて笑い飛ばせるのがいい。

昭和な感覚がいいですね。

座布団と椅子と選べますが、私としては座布団を薦めます。身体はかなりきついけど。

ネタバレBOX

私も覚悟して座布団へ。ガード用なのかメガネを最初に渡されますが、そんなもん何の役に立つやらってくらい被害にあいました。気にもなりませんでしたが。水害です。濡れたくない方はご注意。

そういうのも含め舞台に近づくのが楽しい。毛皮族流のショーがどうしても近くで観たかったんです。

町田マリーさんのハイレグ切込みやら太ももやらも、ものすごい距離で楽しめましたし。自分、男だったらたぶん鼻血でたかと思います。

時間が二時間超えで長いのと座布団と椅子が同じ値段なのがなぁ。。。あれだけ被害受ける分割り引いてもらってもいいような気が。
ほたえな

ほたえな

ソラトビヨリst.

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2009/11/11 (水) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★

着実に力をつけてきている
慶応4年1月3日、龍馬の四十九日に近江屋を訪れた千葉さな子、というシーンをプロローグに、その前年11月15日夜に起きた襲撃事件の顛末を回想・証言・再現で描いたソラトビ初の時代劇で原作・総監修の西村太佑がグワィニャオン用に構想をあたためていながら実現しないまま半ばお蔵入りだった作品とのこと。
うん、確かに(ちょっと前の)グワィっぽい(笑)。当日パンフでそういう事前情報を得たこともあって、時々「グワィだったらあの役はあの人か?」などと思いながら観ていたり。(でもこちらの方が若々しいか…(爆))
で、時に笑いで緊張感をほぐしながら「その夜」やさな子とおりょうの鞘当て、それに明治に至る関係者のその後までを見せる構成の脚本と演出・演技がキッチリかみ合って観応え十分。従来とは異なる路線ながら、こっちでもイケるじゃん! もともと個性が際立っていた上に、公演ごとに着実に力をつけてきているのがうれしい。
また、戊辰戦争の鳥羽・伏見の戦いが龍馬の四十九日に起きたということを初めて知り、その偶然…いやむしろ縁にビックリ。
ところで終盤での「京に大砲の音は似合わない、鐘の音が似合っている」という台詞を反戦メッセージと受け取ったのは深読み?
終盤といえば盆を使わずに視点(映画で言えばカメラアングル)を90°回すのも、そのシーンでの龍馬を喪った中岡の慟哭とともに見事。
それにしても龍馬を扱った芝居はこれで今年5~6本目、近江屋絡みも3本目って、生誕あるいは没後*年というキリのいい年でもないのに何故?

肖像の残滓

肖像の残滓

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

ザムザ阿佐谷(東京都)

2009/11/11 (水) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度★★★

不道徳どころか猛毒?(笑)
副題にある通り、対象者が快い自殺を遂げられるよう教唆する(!)会社が手掛ける仕事を描くシリーズの第1作(になるらしい)、中盤あたりまでは緩慢な感あるも終盤は息詰まる展開で先が全く読めず。
途中までは「不道徳どころか猛毒?(笑)」などと思いながら観るも、そういうオチなら納得。
鈴木が正体を明かして(←当日パンフの人物紹介をすっかり忘れていた)からは、鈴木と伊東の真意はどちらなのか読み取ろうとしながら観ていたが鈴木については結局読めず、そのあたりは今後に期待か?
また、伊東については当日パンフの人物紹介で「何故そういう人物がその会社に?」というひっかかりがあったものの、そこまで止まり…って、ここのところこんな風にヒントに気付きながらも詰めが甘くて読みきれないというパターンが多いな。
で、毒を以て毒を制すと言おうか猛毒も使いようによっては薬になると言うか、あのやり方は際どく、たまたま結果オーライだったからイイようなものの、一歩間違えば何人か死んでないか?(笑)
今後、結果的に自殺させてしまうなんてケースもあるのかしら?(実は極悪人だったことが判明して…なんてのはあるかも)

11月戦争とその後の6ヶ月

11月戦争とその後の6ヶ月

アロッタファジャイナ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/11/23 (月) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

【11月戦争〜】CoRich見てなくて良かった。
最近あまりCoRichを見ていなくて良かった。他の方のコメントにネタバレがあります。見てたら面白みが減ってたな。あぶねー。
綺麗な話です。ただ、体感時間はかなり長かった。途中から映画みたいな物語展開になって規模がドンドン拡大していきました。良い意味で、ルデコでやる様な演目ではないのです。壮大でドラマチックな話がお好きな方にはオススメ。
戯曲には主な物語の進みと共に、その世界の中での社会構造が見えたほうが色々と把握しやすくなる。『こういう縛りがあるからこの人達はこうなんですよ』というお約束。バックボーン。それがちょっと不明瞭だった印象で、観ながら自分の中に浮かんだイメージがホントに劇中とリンク出来ているかイマイチ自信が持てなかった。他の演目もそうだけど、これに関しては二回目のほうがグッと観やすくなる類いだと思う。

ネタバレBOX

箱を使って色々な場所を表現する手法はルデコの狭さでは正解。でも不備があると一気に覚める危険性も孕む。うっかり役者が蹴っ飛ばしちゃうとかね。
体感時間の長さは暗転の多さが原因。観る側はその度に気持ちがリセットされて再スタートみたいになるから流れに乗れなくなる。これが映像作品ですぐに場面が切り替わったらきっと体感時間は縮むはずなんですけどね。
揚げ足。生物兵器で人類が滅亡すると地球の外観は綺麗なままという件。生物兵器は動物にも影響があるはずで、そうなるとその餌である植物は増えすぎたり影響が出そう。動物の死骸が肥料になったら更に増えそうだよなぁ。
ミサがマスク姿でキスしたがるっていうのは良かった。あのワンアイデアで一本書けるんじゃないだろうか。個人的にはツボ。

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