
MY麗美優 (舞レビュー)REVUE
薔薇笑亭SKD
お江戸両国亭(東京都)
2009/11/05 (木) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
平松さん、綺麗だった。
春日さんが休演されていたのは残念でした。
出演されていたら、平松さんとタンゴを踊られる予定だったとは!!
作品は、場面の雰囲気もダンスの種類もバラエティに富んでいて楽しめました。
OSKから外部出演されていた平松さんは、どの場面も生き生きと踊られていました。
縦ロールのメイド姿もとっても可愛かったし、天女の羽衣使いも抜群でうっとり。
青いドレスのレディも、気品にあふれキラキラととても美しかったです。

占いホテル
劇団あおきりみかん
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/11/28 (土) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★
占いの「おもて」と「うら」
当劇団、2作目の観劇。
前作「箱を持っている」と比べ、かなりライトに仕上げられた喜劇。
よく当たると評判の占い師が何人も滞在しており、評判のホテルで、繰り広げられる、占いの「おもて」と「うら」。
『果たして占いは「いんちき」なのか?』を、占い師とお客の攻防を通じて面白おかしく描いていく。
前作は色々なことを考えさせるものであったが、本作は前作ほどのメッセージ性を有しておらず、気軽に見るのにはちょうど良い。
ばっちり組まれたホテルのセットが物語は進むにしたがって、だんだんと解体される様は、「うら」を見せる演出の一環なのだろうか?
次回は是非また、前作のようなメッセージ性の強い作品を見てみたい。

絞首台の上の馬鹿
TheatreGroup“OCT/PASS”
GalleryOneLIFE(宮城県)
2009/11/26 (木) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

BOOKEND
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/12/01 (火)公演終了
満足度★★★★
「笑い」は「(感動の)涙」に勝つことができるのだろうか?
当劇団、本公演初見。
人間界をよりよい方向に導くために、「笑いの神」と「感動の神」が覇権を争う神の国。
劣勢に立たせされた「笑いの神」は、人間界に救世主を求め、一人の男に白羽の矢を立てる。
「笑いの神」は、その男を自陣に引き込むことができるのだろうか?
本作は、作・演出のモラルの自伝的作品とのこと。
つまり、「笑いは涙に勝つことができるのだろうか」ということへの彼の戦いの歴史でもあり、「負けまい」という今後への意気込みを表現した、というところであろう。
感動を廃し、全編笑いでつなごうとする作風は面白く、まさに”ニューウェーブ”というにふさわしい。
一方で、不必要に繰り返される下ネタ表現も多く、どれだけの観客が本作を受容できるのだろうか。
評価が真っ二つに分かれる作品であろう(私は許容派)。

クリスパ♡
劇団娯楽天国
TACCS1179(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
突然見に行きましたが…
今日、「なんか芝居でも見に行きたいな」とネットで探して、
当日券で拝見させていただきました。
みなさん仰られているように、まず銭湯のセットがリアルで驚きました。
そして約2時間の間、観客をまったく飽きさせない展開でした。
小さなブライダル会社をやっている夫婦、結婚詐欺師の男女、
そしてカミさんがいるのに別な女と結婚しようとしている男。
それぞれがついている「嘘」から関係性が微妙につながっていく。
でも、最終的には全ての「嘘」が崩壊するんだけど……。
最初はゲラゲラ笑えて、終盤は涙腺が緩みっぱなし。
久しぶりに大変楽しいお芝居をみせていただきました。
帰りに今回の戯曲を買ってきてしまったのは言うまでもありません。

高き彼物
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2009/11/18 (水) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
すっかりカトケンのファンに。
前回の『パパ、I LOVE YOU!』に続き、2回目。心から拍手しました。すっかりカトケンのファン。
こんな素晴らしい作品、なんでCoRich舞台芸術!でもっと話題にならないんだろうなーーー!

最後の料理人
味わい堂々
OFF OFFシアター(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/11/30 (月)公演終了

Se eu Pudesse
グーフィー&メリーゴーランド
アイピット目白(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★
ちょっとひどい
江戸時代の喋り言葉にしたために
セリフに感情をのせる技術不足なのがもろに伝わって、
話に入っていく下地ができないまま進行した感じ。
とにかく場面転換が多く
必要のないシーン、必要のないセリフが多い印象。
やたらスモークをたいていたけど
それも必要なかったのでは…
頻繁に下手からモクモクとスモークがあがり
気になってしょうがなかった。
物語の、説明の足りない部分と
説明の多すぎる部分があってバランスがわるく、
また、話の整合性のとれていないところもあり
全体的にエンターテイメントとして仕上がっていないと感じた。
これで前売り3200円は高すぎる。

スポーツ演劇「すこやか息子」
柿喰う客
三重県文化会館(三重県)
2009/11/28 (土) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

アジア舞台芸術祭2009東京【国際共同制作】
APAF-アジア舞台芸術人材育成部門
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/11/27 (金)公演終了

アジア舞台芸術祭2009東京【国際共同制作】
APAF-アジア舞台芸術人材育成部門
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/11/27 (金)公演終了
D「ひょっとこ乱舞」
気の向くままに行ったのがDプログラムでした。
そこでは二劇団の上演がありました。
そのうちの一つがこちらの演目。
興味をひかれました。
一度観に行った時より大分観客よりにつくられていたためでしょうか。
時間も短いので芝居といってもダイジェスト版のような形。
どんなことがやりたいのか、どんな役者さんがいるのか。それを凝縮している。
個々の役者、というよりはトータルの形で見せていく劇団なのだなと思いました。
これが2時間程の芝居になった時にどうなるのか―?
興味がわきました。

おまえのなみだはビールでながれてる
chon-muop
調布市せんがわ劇場(東京都)
2009/11/28 (土) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

頻闇に咲く
トランジスタone
サンモールスタジオ(東京都)
2009/11/25 (水) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

骨のない男
ワワフラミンゴ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/11/24 (火) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

11月戦争とその後の6ヶ月
アロッタファジャイナ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/11/23 (月) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★
「影のあるオンナ」を観た
基本的にミチコさんが好きです。しかも最近の痩せたミチコさんが好きです。そのミチコさんがあられもないお姿でアミタイツなんか穿いちゃうてんだから、これは見逃せないぞ!ってな言い知れぬ感情で観に行ったわけさ。
以下はネタばれBOXにて。。

モスラを待って
あうるすぽっと
あうるすぽっと(東京都)
2009/11/27 (金) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★
いくつもの刹那に輝きがあるが・・・
関西の劇団がもつ良さがあって
しかも内藤演出ということもあり
いくつものシーンに
ただで済まさずに一歩踏み込んだような笑いがありました。
物語としてもよくまとまっていたと思います。
ただし、この戯曲が持つ力を十分に発揮していたかといわれると
多少疑問が残りました。

ハッピー・ルーム<ご来場ありがとうございました!>
NICK-PRODUCE
小劇場 楽園(東京都)
2009/11/17 (火) ~ 2009/11/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
素敵でした!!
ドタバタして、滑稽でもあるが、どこか私と似た部分を持ってる人がいて、あとあと、自分の幸せについても考えさせられました。
グランドピアノの生演奏に、ダンス、そして照明が素敵な空間を作り出していました。

浅草ロック五・一四
劇団森
早稲田大学学生会館(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★★★
シュールとリアルの見事なシンクロ!
江戸三大祭りのひとつ三社祭り、その日、浅草六区の地下にある刑務所の中でも、もうひとつの祭りが開催されていた。これはひとつの事件を巡るハレとケの物語。
カーニバル早稲田と銘打った早稲田老舗三劇団の競演のオープニングを務めるのは劇団森。カーニバルの幕開きに相応しく三社祭を舞台にした衝撃的なドラマを見せてくれた。
随所に光る点があったが、特に映像の使い方がとても斬新だった。(内容はネタバレ欄で)
役者ではまず神様役の河合恵理子にはまった。存在感のある役者だ。そしてミツヲ役の松井聡弥が好演。前半と後半でそれぞれ違う魅力を見せてくれた。ユキを演じた守屋康子は難しい役を体を張って熱演した。彼女は前半より後半の方が良かった。

庭の果実
ノアノオモチャバコ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/11/27 (金) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
ぞくぞくした!
マザー・グースの『誰が駒鳥殺したの』は、ミステリアスでもあり、ホラーでもあり、妖しくもあり、とても好きな作品だ。その物語と今回の作風を平行しながら、似たような空想の中に観客を誘う。「秘密の花園」をアレンジしたような作品に仕上がっていた。
以下はネタばれBOXにて。。

華々しき一族/お婿さんの学校
ハイリンド
赤坂RED/THEATER(東京都)
2009/11/18 (水) ~ 2009/11/23 (月)公演終了