
In The PLAYROOM
DART’S
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/12/01 (火) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
すごかった!
初めて見に行ったけど、勢いのあるストーリーで2時間ぐいぐい引っ張られた。役者もすごいし、演じてるのかマジわからない。立位置が変わった瞬間のあの人の演技がものすごく怖かった。つーか、渋谷が怖い。一人で歩きたくない、肩たたかれたらイヤだ!誰か一緒に歩いてクダサイ(笑)

倶楽部
Rotten Romance
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/12/01 (火) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★
全体として伝わってくる空気
ばらばらに見えるいくつものイメージが
その街の
雑然とした空気を現出させていました。
ただ、寄りかかる場所がない舞台空間というか、
観る側が居場所を見つけるのが難しい感じがしました。

十二人の怒れる男
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2009/11/17 (火) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
観ました
重い内容なのに、あっという間に感じました。
映画で内容の方は知っていたんですが、改めて陪審員の難しさを感じました。
時代ですかね、まさか自分たちもその立場になるとは。
疑う余地があれば決定することは出来ない。
こういった考え方は今までしてこなかったなと思いました。
作品も役者もいい素晴らしい舞台でした。
ただあっという間過ぎたかなって個人的には感じました。

沼袋十人斬り
THE SHAMPOO HAT
ザ・スズナリ(東京都)
2009/10/14 (水) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
ずいぶん前になってしまいましたが…
拝見させていただきました!
舞台の使い方が巧妙で、引き込まれました。
しかも出だしがパチンコ屋!そんなのアリですか!と。
ど頭から興奮したのですが、
ありえない展開をありえる話にする演出の力量には感動しました。
ありえない展開の中でのフィギアも素敵でした。

生きてるものはいないのか
五反田団
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/10/17 (土) ~ 2009/10/31 (土)公演終了
満足度★★★★★
さすがの脚本!
本当にすっごい脚本だなーと驚きました。
私は野田秀樹さんがゲストの日に拝見しに伺ったのですが、
野田さんが前田さんのことをしっかり評価していて、
やはりこの脚本は凄いんだな、と勝手ながら感じました。
人がバンバン死んでいく話って、
途中からは誰がどう死んでいくのか楽しみになりますね。
とっても不謹慎ですが。
これからも楽しみにしております。

印獣
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2009/10/13 (火) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
ラストの終わり方に生唾
何てったって岸田戯曲賞のチームなので、
面白くないはずがない!とパルコ劇場へ。
やっぱり演出が凄い凄い!面白い面白い!
もたっとした芝居が続いたとしても、「寝るなよ!」と言わんばかりに驚きをガっつり差し込んでくる。さすがだなーと感動しました。

社会派すけべい
毛皮族
駅前劇場(東京都)
2009/11/19 (木) ~ 2009/12/01 (火)公演終了
満足度★★★★★
初毛皮族!初すけべぃ!
スピードが早い早い!
びゃーっと進むストーリにいつの間にか巻き込まれておりました。
光栄なことに最前列、ど真ん中で拝見したのですが、
いろいろ浴びさせていただきました。笑
とても面白かったです。
また伺います。

再会【ご来場ありがとうございました】
はらぺこペンギン!
シアター711(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/11/30 (月)公演終了
拝見させていただきました!
チラシの感じがとても気になり、初めて拝見させていただきました。
2作目の男子たちのやり取りがとても気に入りました。
これからもがんばってください。

乾かせないもの【御来場有難うございました】
机上風景
タイニイアリス(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★★★
全球ストレート勝負。
個人的にはもう少し遊び球があったほうが良かったかな。
照明(明かり)がとても雰囲気が良くて印象的だった。

崩れたバランス
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2009/11/28 (土) ~ 2009/12/13 (日)公演終了

シャッフル・ルーム
東京おいっす!
「劇」小劇場(東京都)
2009/12/01 (火) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
上等なシチュエーションコメディ
東京おいっす!初観劇。
前評判も何も見ずコメディだという事だけ頭に入れて行く。
始めこそ役者にも観客にも緊張感が漂っていたが、よく練り込まれた脚本、演出、演技、切り返す一つ一つの言葉の妙に自然に笑いの波が大きくなっていく。
意味の食い違いや状況の勘違いのパーツが複雑に絡み合い変容し続け、かつ舞台という空間のトリックも相まってワクワクかつスリル満点。
キャラクターや展開の派手さに頼らない真っ当勝負のコメディでこんなに楽しめたのは久しぶりかも。

シャッフル・ルーム
東京おいっす!
「劇」小劇場(東京都)
2009/12/01 (火) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
絡まるすれ違い
それぞれが自分の世界で物を見て、解釈して…そんな可笑しさが面白かった。前半ちょっと理解するまで時間がかかっちゃったけど、乗り出したら止まらない。笑っちゃった!

BOOKEND
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/12/01 (火)公演終了
こういうのが…
前回のカシスのときも思ったけれど、みんなこういうのが好きなんだぁ、と思って気持ち的に遠くの方から観てました。
やはり笑いについての芝居だったホチキスの公演(アルバトロス)がかなり楽しませてもらったので、こういうのはちょっと好みではなかったです。下ネタはキレがあれば面白くなりそうですが、あまり頻繁だとただの露出にしか思えず…。声もがなり気味で耳触りだったのが残念でした。
前回よりは劇団の色が見えてきたかなと思いました。

瞬間キングダム
あなピグモ捕獲団
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2009/11/27 (金) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★★★
楽日観劇
パラレルワールドっぽかったり王様が優男だったりするので、ライダーの出てこない平成仮面ライダーという印象。
毎回観劇後、あれこれ解釈して遊ぶのが楽しみだったりしますが、今回は(自分にとっては)ワケわからない度が高く解釈しきれないです。
石井・ますだ・遠藤の三女優はいい味だしてるなあ。

11月戦争とその後の6ヶ月
アロッタファジャイナ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/11/23 (月) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★
「11月戦争とその後の6ヶ月」を観た
ひたむきな愛は冷えた心を癒してくれるから、最後にそこにたどり着くのかもしれない。
ナオもミサもこうして愛しさが溢れる恋人に気が付いたのだ。
以下はネタばれBOXにて。。

踊る美術展
七緒りか
大野城まどかぴあ(福岡県)
2009/11/23 (月) ~ 2009/11/23 (月)公演終了
満足度★★★★
本当に「美術展」
まどかぴあのあちこちで踊り手さんがパフォーマンスをしていて、それを思いのままに見て回る。
美術館に行って彫刻を見て回るような感覚でした。
コンテンポラリーダンスは普段観ないのですが、これだけ観客に自由度を与えつつ見せられるのはすごいなあと感じました。
図書館に来た人とか、ほかの用で来た人とかも半ば巻き込まれるように興味を示していたのもすごいイベントだなあと。そう思うとまどかぴあならではのイベントでもあったなあと思います

青空
劇団こふく劇場
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/11/14 (土) ~ 2009/11/15 (日)公演終了
満足度★★★★
とにかく「美しい」。
車イスの方とか、そういう方が一緒に舞台に立っているんだけど、違和感はまったくなくて、「いろんな人がいる」という世界観の広がりみたいに感じました。
淡々と交わされる会話も、途中のダンスも、落ちてくる砂も、みんなひとつの舞台のためにあって、ひとかたまりの美しさというか、うまい言葉が出てきません(泣)

21世紀の市民劇「蝿」
空間再生事業 劇団GIGA
清流公園 野外特設ステージ(福岡県福岡市博多区中洲1丁目)(福岡県)
2009/10/30 (金) ~ 2009/11/01 (日)公演終了
満足度★★★
演劇って本当に多様な表現なんだなあと
人を食ったようなやりとりから始まり、大音量のバンド演奏があったり、途中お客さんも駆り出されてワークショップぽくなったりしながら、ラストはぐぐっとひきつけられ。
それらがバラバラに取り入れられているわけではなくて、ひとつの作品を確かに形作っているのを感じました。
演劇って本当に多様な表現のありうるものなんですね、と改めて思いました。

琥珀ノ宴
三日月バビロン
ザムザ阿佐谷(東京都)
2009/11/27 (金) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
舞台装置が
いつも素敵
今回はでっかいアンモナイトがポイントかと
照明に透けてキレイでした
音楽がいつもに比べてデジタルな音で最初違和感でしたが、ラストまで観て思い返すとなかなか素敵に合っていました

十二人の怒れる男
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2009/11/17 (火) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
観客は13人目の陪審員
まず、コクーン初出演という中井貴一をはじめ、12人の陪審員の配役が
新鮮だった。品川徹、田中要次、斉藤洋介、辻萬長らの性格俳優が
揃ったのも大きい。
平面的に席を並べると「最後の晩餐」の絵みたいになってしまう
と蜷川幸雄は思い、いかに立体的に見せるかと知恵を絞った
ようだ。派手な視覚的演出が望めないので、観客が退屈してしまう
と一気に重苦しい空気になってしまうだろう。ベンチシートが舞台
を四方から取り囲み、日頃身を晒すのに慣れている俳優もかなりの
緊張感だったと思う。観客もまた13人目の陪審員の気分で舞台を
見つめる。
今回注目したのは、蜷川が上演に際して原典に当たり、
改めて翻訳して上演台本を一から作り直した点である。
この芝居の核となる「8号」同様、演出陣も先入観を捨てて、
立ち向かったというわけだ。
「改めて人間について考えて頂く芝居にしたかった」と蜷川は訴える。
人は人を裁くときにも、「自分」という人間から逃れてそれを行うこ
とはできない、ということを強く感じ、いろいろな意味で複層的に
楽しめる芝居となった。