最新の観てきた!クチコミ一覧

165541-165560件 / 190063件中
黒いインクの輝き

黒いインクの輝き

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2010/01/07 (木) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★★★

おもしろい!
永井さん最高です。

ネタバレBOX

ラストの唐突さは賛否両論か。
僕らの声の届かない場所

僕らの声の届かない場所

ろばの葉文庫

The Art Complex Center of Tokyo(東京都)

2010/01/12 (火) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

贅沢な空間で濃密な時間を楽しめた!
 画家の物語をやるにあたって、あの素敵なギャラリーを会場として見つけたということがまずこの芝居を成功に導いている。会場についたときから雰囲気がびんびん伝わってきた。まさに隣の部屋で絵画展をしており、それを見ながら会場入りするので、本当に画家のアトリエに来たという感覚がもてた。

 そして、三人のタイプの違う画家のプライドのぶつかり合いと葛藤が面白くも切ない。

 心の闇をテーマにしているので、怖い部分もあるのだが、見終わった後、なにか美しいものを見た後のような爽快感が残った。とても不思議な体験だ。

ネタバレBOX

 3人の女優が素敵だった。まずは、やり手の絵画評論家を演じた佐々木なふみの演技が颯爽としていた。気むずかしい画家たちを相手に一歩も引かず、見事に手玉にとっていくさまはかっこいいのひとこと。しかも、決してあなどったり馬鹿にしているわけではなく、それぞれの才能をしっかりと育てていこうとういう愛のある姿勢が伝わってくる。強くて才能ある女性を魅力たっぷり演じてみせた。

 少女茜を演じたハマカワフミエは、独特の直感力がある少女を、持ち前の眼ちからで演じきった。ちょっと不思議で気が強く、しかも薄幸な美少女、ハマカワフミエのはまり役だ。

 そしてアルバイトのモデル(実は隣の喫茶店の子)みどりを演じた清水穂奈美は個性が光った。独特の不思議な明るさを持ち、何でもないシーンまでがとても新鮮に見える。貴重な女優だ。

 他にも達者で魅力的な役者を揃え、物語りはまるでクラシックの音楽のように格調高く、見終わった後、心が洗われる思いがした。
黒いインクの輝き

黒いインクの輝き

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2010/01/07 (木) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★★

ミニイスで2時間越え、やっぱりケツ痛いよー

ブルドッキングヘッドロック前回公演の『ケモノミチ』が面白かったから
今回も観にいったが、正直前回ほどではなかったかな?
でも結構笑わせてもらったし、前説も面白かった。

女々しくてシリーズということで登場人物のほとんどが女性なんだけど
作の喜安浩平さん男ということもあり、
劇団、本谷有希子のような「女って怖いよー」という感じの説得力にちょっと欠ける。
『ケモノミチ』もっと出てくる人おかしかった記憶があったんだけどな。

ネタバレBOX

ラストの終わり方も「あ、これで終わりなんだ」という印象。
冬のライオン

冬のライオン

幹の会+リリック

東京グローブ座(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

平幹二朗さんと麻実れいさんの闘いが圧倒的!!!
舞台の見所は、平幹二朗さんと麻実れいさんのやりあいに尽きる!!
凄すぎるこの2人!
他の出演者の方も悪くないが、この2人の前では印象薄い。

劇中の舞台は
イギリス王朝の後継者争い。なんかシェークスピア劇みたいな設定だ。
話的にはそこまで面白い訳ではないが
上記の通り、平幹二朗さんと麻実れいさんのバトルが素晴らしいので
☆+1

EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

冨士山アネット

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/01/14 (木) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★

うーん、アート色強くてイマイチ、お目当ての「ままごと」も期待しすぎた
ままごとの前回公演『わが星』が非常に良かったので
ままごと目当てで行きました。
まあ、いろいろな団体の演目短く見れるから便利。
ほとんどの演目がアイディア一発勝負的な部分が大きいので
以下ネタバレ↓

ネタバレBOX

○ライン京急
生演奏&CDJ、サンプリングとか使って
スタイルはオシャレだが、内容はあんま面白くない。

○モモンガ・コンプレックス
カーテンコール(拍手)のはアイディア面白かったが
もっと突き詰めて完成度高めてほしかった。

○ままごと
演目は「あゆみ EKKKYO-!ヴァージョン」だったかな?
ストーリーとセリフのループ、
2人の登場人物を3人の役者で演じるという形。
「わが星」のプロトタイプのような印象。
これが初めてだったらビックリするが
完成形の「わが星」を観てるだけに正直物足りない。

○CASTAYAProject
過去の公演、俳優が無言で40分以上立ってるだけだったと聞いて
今回もそうだったら正直嫌だなと思っていたが
役者が出てこず、映像と音楽だけの演目で
かなり客をおちょくってたが、まあ面白かったかな?

○岡崎藝術座
面白い部分もあるが
しつこく長かったなあ。

○冨士山アネット
今回の中では
一番完成度、技術的にも高かった。
まあ面白いかどうかはまた別の話。


長谷川寧さん
こないだまで『東京月光魔曲』出てたのに忙しいな。
世界の秘密と田中

世界の秘密と田中

ラッパ屋

紀伊國屋ホール(東京都)

2010/01/09 (土) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★

なんか、出てくる人、出てくる人みんないい人
この劇団面白いって聞いたんで、観に行ってきました。
わりと長くやっている劇団とは言え、チケット4800円は高い。
それでも紀伊国屋ホールほぼ満席。

あるアパートに住む住人(アラフォー世代?)の話だが、
今どきこんなに隣人同士が仲いいか?
フィクションと言ってしまえばそれまでだが。

まるでNHKの朝の連続テレビ小説の見てるようだ、と思ったら
主宰の鈴木聡さん実際に朝の連続テレビ小説の脚本手がけてた。

確かに細かく笑えるポイント入ってるし、
サラリーマンの心情を代弁したようないいセリフもあるが。
話に毒がない。

他の方の高評価だが
人生経験の浅い自分には
どうも、このての舞台は苦手。

東京月光魔曲

東京月光魔曲

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2009/12/15 (火) ~ 2010/01/10 (日)公演終了

満足度★★★

全体に「無駄」が多く、今回のケラさん不発だったかな
期待しすぎたかな?

まず、長い。3時間30分。
ケラさんの舞台は基本長いが、今回はいろんな人のエピソードを広げすぎた感あり。
ラストは読めなかったが、なんかイマイチ納得いかない感じ。
いつもナイロンとかで感じる引張っていくパワーが希薄。
それでも飽きることはなかったが。

キャストも豪華だが、
それぞれを生かしきれてなかった気がする。
その中でも橋本さとしさんはさすがの存在感。
瑛太さんも悪くなかった。

個人的には
岩井秀人さん好きなので
ちょいちょい脇役で顔を出しててうれしかった。(しかもセリフ間違うし!)

黒いインクの輝き

黒いインクの輝き

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2010/01/07 (木) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★★

前作と比べてしまうと
前回の「女々しくて」とは、まったく異なるお話。
好みとしては前回の方が深くておもしろかったかなあ。

今回の作品は、おなじみ+客演の役者さんたちの
「魅力的な役どころ」お披露目っぽい感じがしてしまう。

観ている間は、独特の会話がすごく楽しかったんだけど
どんな内容の舞台だったかはすぐに忘れてしまいそう。

この街の冬

この街の冬

スプリングマン

OFF OFFシアター(東京都)

2010/01/14 (木) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★

なんといいますか
なんだかホントに普通の話です。そして先が明るすぎるというか
最後の台詞も思った通り。これでは‥ 工夫が足りないというか‥

EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

冨士山アネット

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/01/14 (木) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

201001161400
201001161400@東京芸術劇場 小ホール1

EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

冨士山アネット

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/01/14 (木) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★

万人向けではないですが
主宰の長谷川さんがチラシに書かれているとおり、”掘り出し物がないか探す”ということで、ジャンル不問で観に行くには面白いかもしれません。

ままごとの次作を観てみたいと思いました。

ネタバレBOX

ままごと
 今日出演の団体の中で唯一、演劇らしさを感じさせる団体でした。
 スピード感を保ったまま、役が次々に入れ替わるのを
 破綻することなく演じていた役者の力量に感服です。☆4つ。
 
CASTAYA Project
 人を喰った演出で、まさに”越境”でした。苦笑
 人間は登場しないけど演劇なのだそうです。観客が演者?
 よく分からないけど何だか面白い、です。

富士山アネット
 アジア舞台芸術で観た演目と同じだったため新鮮さはなかったですが、
 まるで殺陣のようで、滑らかさを失わず、静から動への激しい動きをこなす
 身体能力のすごさを再確認しました。

モモンガ・コンプレックス
 ショートコントとダンスの融合という感じで、 今日の6団体の中で
 一番笑えました。 

岡崎芸術座
 昨年、アゴラで公演を観ていたので、どういうパフォーマンスになるか
 ある程度想像はできていましたが、初見だったらついていけなかったかも。 なんでマイクパフォーマンスなの?って感じで。 


ライン京急
 うーん。ごめんなさい。よく分からなかった。

 



 


S高原から

S高原から

三条会

ザ・スズナリ(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★★★

奔放なビジュアル
やっぱり5年前の上演作品とはまったく違う演出だった。あのときは4つの劇団が同じ脚本を別演出でやるという企画だったから、舞台装置はほぼ共通ということであまり好き勝手ができなかったのだ。今回は単独だからそれこそやりたい放題にやっている。

脚本というのは目で読むだけでも内容が理解できるし、朗読されたものを聞くだけでも意味は伝わってくる。
そう考えると、舞台に装置を作ってそこで役者が登場人物を演じるという視覚的な側面は、あくまでも脚本の内容を理解するうえでは、補助的な役割しかはたしていないのかもしれない。

そんな理屈を考えてしまうのは、要するに、三条会の芝居では目に飛び込んでくる事柄と、耳に入ってくる内容が大きくずれているってことだ。

ネタバレBOX

話の舞台は高原のサナトリウムだが、実際の舞台には学校の教室にあるような椅子と机が並んでいるし、奥にはアルミ製の脚立も置いてある。患者たちの服装は学生服で、看護士たちは背中に羽根を生やしたり、手に鎌を持ったりしている。まるで恋人同士のような兄と妹は異様なテンションでじっと見詰め合っていたかと思うと、身体能力を誇示するようなダンスまがいの動きも見せる。頭に鉢巻をした医者も、まるで出ぞめ式のトビ職人のように、脚立の上でいろんなポーズを決める。別れ話を伝えに来た女友達が見舞いの品として持ってきたのはメロンだが、実際に手に持っているのはミラーボール。しかもその伝言は脚立のてっぺんによじ登った女から、積み上げた机の上に立つ男へと伝えられる。終盤で激しい眠気に襲われた患者の一人は、話しかける仲間の声をよそに、回転するミラーボールの光のなかで立ち上がって体を揺らす。

こんな調子で、台詞として耳に入ってくる脚本の内容を、舞台上の出来事、役者たちの振る舞いがことごとく裏切っていく。ふざけている、どこが面白いんだ、という人を説得する自信はまったくないけれど、これが三条会の魅力なんだと思わずにはいられない。
「大脱走」

「大脱走」

靖二(せいじ)

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★

脱走せず
テキストでよんだら面白いコントを実際にやってみるとこれがけっこうむずかしかった、みたいな印象を受けました。
スピード感があればもっと楽しめたのかなぁと思います。

インナーチャイルドの土屋さんがほぼ色モノキャラだったのが意外でした。

前説の吹替が一番面白かったです。。

名前は同じだけれど、まったくキャラのかぶらない二人の靖二さんのこれからに期待!

「大脱走」

「大脱走」

靖二(せいじ)

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

男同士
男同士ってこうなんだよな、という等身大で親しみの持てる人物像&ストーリーが展開されていました。自分のこういう友人関係をもっと大切にしたくなるような作品でした。諸注意&イントロとして流れた映像の使い方も良かった。

ソコバケツノソコ

ソコバケツノソコ

BATIK(黒田育世)

シアタートラム(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

むきだしの黒田育世を、
板つづきな空間で観る、巻き込まれる、はげしく揺さぶられる。

ネタバレBOX

たくさんの靴を履き潰し、熊避けの鈴をつけ、ときに水を貯めたバケツのなかに顔を突っ込んで耐えながら、だれかのために踊る。まるで彼女のこれまでの半生を追体験しているかのようで、
ちょっと苦しくなったりも。

けれど終盤、黒田さんと飴屋さんが握手していたんだけれど、じつは開演直前にも飴屋さんは奥さんらしい人と握手していて、それが重なりあい、まるでヒクソン・グレシーの選手入場のときのような“絆”の強さを感じて、ゆっくりと息を吸い、吐いた。ふう、生きてる。
オパフェ!

オパフェ!

OPF実行委員会

御堂会館(大阪府)

2010/01/09 (土) ~ 2010/01/16 (土)公演終了

満足度★★★

しゃべくり万歳!
SMPのしゃべくりが楽しかった。独特の間の取り方が地味にうてた。初めて見たユニット美人の女性2人の間髪入れない喋りが楽しかった。
売込隊ビームは、楽しかった!分かり易くて勢いがあって大いに笑わせて頂きました。
中には、下ネタ・・・汚い・・・感じが受け入れられないモノもありましたが
関西の劇団頑張れ!皆さん劇場に足を運ぼう!!

シューティングスター

シューティングスター

SQUASH(劇団スカッシュ)

吉祥寺シアター(東京都)

2010/01/13 (水) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

思いは空を越え確かに届いていた
初見の団体。完全にチラシに魅かれ見に行きました。
なんかダメな人たちのあと一歩、そこからの一歩を描いた程よく温かいお芝居でした。以下ネタばれにて。

ネタバレBOX

衣装や音響、舞台装置、さらには役者さんたちのセリフの言い回しやテンションなど、どこか煮え切らない諸々のチープさが開演直後から妙に引っかかって気になっていたのですが、芝居が進むにつれてそのチープさが逆にクセになり笑わされてしまいました。あ、わざとなんだなと。むしろこの独特のクセがこの劇団の色なのかも知れませんね。

お話としては様々な登場人物たちが色んな方面で微妙に関わり合ってくる群像劇でした。あ、実はこことここがつながってたんだ、みたいな。そのつながりがまた良い意味で「雑」な感じでした。

特に光っていたのが馴れ馴れしいチャリ野郎を演じていた藤代知己さんと作・演の大塚竜也さん。特に大塚竜也さんのユーモラスな雰囲気は大好きでした。

♪はなれてーても(くっついーててだっけ?)というあの不思議な歌は確かに耳に残ってしまいます。微妙に名曲。最後のダンスもコミカルでいい味出てました。

ただこれは吉祥寺シアターでわざわざやらなくてもいいだろうとは思いました。広さや高さを十分に活かせていない演出や演技が若干もったいなかったようにも思えます。辛口で言えば値段には見合わない。

それにしても宣伝美術の柴田ヨクサル先生の描くチラシは素敵すぎますね!できればウチの劇団にも描いてほしいぐらいです。
EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

冨士山アネット

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/01/14 (木) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★

冨士山アネット以外は期待外れでした
冨士山アネットがセレクトした若手の有望カンパニーをオムニバスで観れるということで、新しい出会いを期待して劇場へ。一言でいうと「冨士山アネット以外は期待外れでした」です。厳しい見方かもしれませんが、チケット代や東京芸術劇場という舞台にふさわしい、客観的に必要とされる水準に達していないパフォーマンスもあったのではないかと、個人的には思います。。もっとも、前回公演を野田秀樹さんが観て直接、冨士山アネットを「芸劇eyes」に誘ったのですから、何かしら光るものはあるのかもしれませんが。大人の、きちんと働いている大多数の社会人が観ても、好き嫌いは別にしてそれなりに納得させられる作品づくりを目指すカンパニーが増えることを祈るばかりです。あ、☆3つは、冨士山アネットが良かった分でした。

ダンスがみたい! One Year Program & 新人シリーズ8

ダンスがみたい! One Year Program & 新人シリーズ8

die pratze

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2010/01/06 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★

これは罰です。~「新人シリーズ8 Eグループ」
これは罰です。
カワイイ耳やちっちゃな翼、きゅーとなシッポがありません。
女子なのに。
これは罰です。
萌え要素がありません。
女子なのに。
これは罰です。
ツインテールにピンクや花柄でレースひらひらふわふわスカートのドレスにニーソで絶対領域はありません。
女子なのに。
熊は勘定に入れません。
あなたの罪ではありません。

ネタバレBOX

でもどうしてみんな黙って踊ってるの?ツンツンなのかな?
第45回関東高等学校演劇研究大会

第45回関東高等学校演劇研究大会

関東高等学校演劇協議会

ひたちなか会場(ひたちなか市文化会館)(茨城県)

2010/01/16 (土) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

韮山高等学校「 天国(うえ)を向いて歩こう 」
脚本は既成のもの。
演技はすんごくレベル高っ!(・・!)
大人顔負け。寝ずに来て良かった。笑

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

死にたい五人が集まって心中する事から芝居は始まる。死にたいと言いながらも、どうやら死にたくないような人たち。死ぬ為に七輪を購入してきた男がその費用を5人での割り勘の申し出をすると、初音は払いたくない、と言い出す。どうせ死ぬんだから払わなくてもいいでしょ。との主張にガゼン立ち向かう町野。この二人の言い合いのセリフが絶妙!とにかく笑った!

死ぬ死ぬって言いながらも、初音は自殺後に、垂れ流さないようにと、トイレでうんこをしてくる。(注・舞台でのセリフがうんこ連発だったのでセリフを変えずあえてUP)しかし、空き家のアパートは電気が止められてて流れない。こんな状況じゃ、心中は出来ない。と言い張る初音。そんな折、町野は押入れから2億の現金を見つける。どうやら、今、騒がれてる強盗事件の犯人がここに隠したらしい。現金を目の前にして、考えが変わる町野。

初音と同様に、死なないと言い出した町野を確認したのをきっかけに、トイレに入って首吊り自殺をやらかす女子。やがて死なないと言い出した面々を次々と銃で殺してしまう一番大人しそうだったマナオ。こうして、彼以外、誰も居なくなった。

ダークコメディ。シリアスの場面とコメディの場面とのギャップが絶妙で、公演時間の全てを楽しんた舞台でした。最後にマナオが叫ぶ「俺だ!俺がやったんだ。俺が全員殺したんだー!!」とのシーンは今時を反映していてリアルでもあった。

全員のキャラクターの立ち居地が素晴らしく、演技も上手い。秀逸なキャストたちでした。

このページのQRコードです。

拡大