最新の観てきた!クチコミ一覧

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来来来来来

来来来来来

劇団、本谷有希子

本多劇場(東京都)

2009/07/31 (金) ~ 2009/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

本谷有希子は世界にただ一人
あー、やっぱり、この人は他に類を見ない鬼才だと思いました。
前回のパルコ公演が今ひとつだったので、今回も恐る恐る行きましたが、もう、あり得ないくらい、潔い展開が、小気味良くて、話の内容は、かなり陰鬱なのだけれど、何だか妙に爽快感さえ感じてしまう!
後半のりょうさんの演技には度肝を抜かれました。
女優さん、皆さん怪演で、一瞬も息の抜けない舞台でした。
何十年か前にタイムスリップできたら、本谷さんのような芝居を私も書いているかもと、勝手に、親近感を覚えているので、次回公演も楽しみでなりません。

ネタバレBOX

鳥小屋のセットがリアルで、物語に、素晴らしい説得力を持たせていました。
大きな鍋を女達が掻き回すシーンは、何だか「マクベス」の3人の魔女を想起させました。
本谷さんの、芝居作りの度胸の良さが、随所に生きた舞台でした。
The Heavy User

The Heavy User

柿喰う客

仙行寺(東京都)

2010/02/27 (土) ~ 2010/03/02 (火)公演終了

満足度★★★

わくわく寿司
刺激的な作品。いろんな音、声が脳に残るなあ。あとお香の匂いも。

ネタバレBOX

耳にペン。痛い、痛い。
農業少女

農業少女

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/03/01 (月) ~ 2010/03/31 (水)公演終了

初日拝見
多部未華子さんがすごく良かった!1時間40分とコンパクトでした。ロビーごと美術になってて楽しい。

ネタバレBOX

女子トイレも黒いビニールテープが貼られてました!
目を見て嘘をつけ(再演)

目を見て嘘をつけ(再演)

KAKUTA

NHKみんなの広場 ふれあいホール(東京都)

2010/02/27 (土) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

おみそトリオ
「甘い丘」から2回目の観劇。観に来て良かったと思える公演でした。

ハコブネ【作・演出 松井周(サンプル)】

ハコブネ【作・演出 松井周(サンプル)】

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったけど、難しい…。
北九州弁丸出しで、役者さん達のどこから演技でどこから地のキャラかわからなくなるようなライブ感が面白かったです。
ちょっと前の北九州では、どこにでもありそうな工場労働者の話が身につまされる感じがしました。

全員が同時に演じてるのを端から端まで見るのも楽しかったです。
いろいろなネタ的な台詞もかなりツボに入って大笑いしました。
また、こういう舞台があれば、観に行きたいです。

ただ、たぶん好き嫌いが分かれる舞台だと思います。

ネタバレBOX

劇場に入ると真ん中に舞台があり、客席は3方向に設置してありました。
ここは、こういう配置もできるんだと変な感心をしながら客席に座ってると3人の清掃人がコロコロで客席や舞台の埃を掃除してました。
不思議にずっと思ってみてると、この3人も役者さんでした(笑)

始まる前のアナウンスもいろいろと工夫がしてあり、楽しめました。

全体的に抑えめのストーリー展開が続くので、入り込めないところもありましたが、北九州の基本的な知識があるせいか理解できるところも多かったです。個人的にはおひげの監督さんの変貌後の姿が大好きです(笑)

この舞台は実際に観てみないと、わからないと思うので、機会があれば、是非観てみる事をお勧めします。
ハコブネ【作・演出 松井周(サンプル)】

ハコブネ【作・演出 松井周(サンプル)】

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

賛否分かれると思う。
北九州で作られた作品で、地元の役者さん達の経験もバックボーンの一つになっているのだから、どうしても北九州の血が通った舞台になってしまう筈。これを可とするか否かで、随分意見が変わって来るかもしれない。或いは、北九州という街の物語を多少なりとも知っているか否か。

冷静に観たつもりだけど、観ている最中も、観た後も、どこか胸の奥が熱い。その理由は個人的なものかもしれないけど、いろんな人に観て欲しいという想いが強く残る作品でした。

ネタバレBOX

笑ったり泣いたりするような起伏が少ないだけに、本来なら私にとっては理解が難しいだろう芝居。それでも肯定的に受け止めてしまうのは、私自身に北九州と言う街に対するそれなりの思い入れがあるからだろうか。

工業都市と労働者という歴史背景に対する実感というか、実際に工場で出会ったという親戚夫婦がいた親近感からだろうか。。。企業城下町、始業のサイレン、長屋住まい、汗臭い労働争議、事故、淡々とした日常の長い繰り返しの後に訪れる定年と老い。

「今を切り取った」という感想もあったけれど、私には自分の記憶をなぞる「歴史の積み重ね」に見えてしまった。そういう、子供の頃の微かな記憶が私になかったら、どう感じたのだろう。。。
赤い薬

赤い薬

MONO

HEP HALL(大阪府)

2010/02/19 (金) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

知っていたけど
金替さんは白衣が似合う。
金替さんの怪演はなかなか衝撃的。
普通の時とのギャップがまた素敵。

MONOのお芝居は、日常を描いているようで独特のテイストがあるので、客演の方は、今回みたいにスパイス的に入ってもらうのが合うように思います。
山本さんのまくし立てる台詞、かっこいいです。

パジャマ姿のMONOメンバーもかわいいです。

『世界の終わり』を囲む短編

『世界の終わり』を囲む短編

Minami Produce

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

「世界の終わり」を囲む短編
A、B公演とも観てきました

今回も泣けた
毎回、南しんすけの脚本には泣かされる
でも、いつも楽しみで仕方が無い

実は小説とか短編が苦手
一冊の本の中にいろんな話しが詰まってるのが苦手
だから、今回はちょっと緊張してた
理解できるかなーとか、途中でわからなくなっちゃうかなーとか

でも、そんな心配は不要だった
無条件で楽しめた
のめりこんだ
展開が心地よかった
選曲もなかなか良い感じ
効果音が良かった(上手いなぁってつぶやいちゃった)

日曜日の12:30の公演は、ちょっと展開につまずいてる感じがした
「間」がちょっとずれちゃった感じ
せりふのカミカミもちょっと残念・・・
土曜日の14:00の公演は、スムーズに流れてたのに

俳優さんたちの演技力も気迫もすごい
せりふがずんずん、心に響いてくる
1時間ちょっとの間に、同じ役名でも、まったく違う人種を演じて、
まったく違うストーリーを進めるってすごい大変で、すごい気力が必要で
きっとクタクタになっただろうなぁ

俳優さんもスタッフさんも、みなさんお疲れさまでした
ありがとうございました♪

次回作も、期待しています!

春琴

春琴

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2009/03/05 (木) ~ 2009/03/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

怖い。
深津絵里ってかわいいと思っていたのに、これをみて、怖いと感じた。女優ってすごいなぁ。

ネタバレBOX

エコーの使い方、映像の使い方、幕、スクリーン、照明の区切り方など、すべてが勉強になった。すばらしい。あれ、やりたい。やりたいでできれば苦労はない。
今宵、花の宴の姫君は。

今宵、花の宴の姫君は。

メッテルニッヒ

萬劇場(東京都)

2010/02/26 (金) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

めくるめく源氏物語!
つまりはあれだ。源氏物語の総覇者ならば、登場人物のネーミングも源氏物語のパクリならば内容もこれに準じてる。(苦笑!)
時代設定も平安時代っつーのだから、どこまでも源氏物語でした。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

主人公・鵙介は宇宙人に不思議なゲームソフトをもらう。それは『実体化するゲームつくーる』なんちゃってどらえもんバリバリのふざけた名前だ。そんなだからトーゼン、主人公はどらえもんやろ?なんつって期待に胸を反らしちゃったわさ。

そしたらさ、そしたらよ?!(・・!)

主役はどらえもんっつーより、ラーメン好きの鈴木さんみたいなのが出てきた!おそ松君も真っ青です。

そんなラーメン鈴木こと鵙介が作ったのは「ギャルゲー」
いったい「ギャルゲー」とは何ぞや?っつーはなしだけれど、いわゆる「恋愛シュミレーションゲーム」
いあいあ、素敵ざんしょ?シュミレーションで恋愛しまくりなんだからどなたも傷つかないわけよ。しかも夢みられるじゃん!メガネ男子出てくるじゃん!ついでに星の王子さまも登場させちゃる?ターちゃんもいいかも?なんつってやりたい放題、Hしほうだい、好みのキャラ作り放題!もう、何でも出来ちゃうわけよ、ゲームの中なんだから・・。ところがゲームの中にはちゃーんと息づいてるキャラが居たわけ。そんなお話!

ストーリーは源氏物語のような不倫っぽい、はたまた、自分の息子の許婚を帝が取っちゃう~みたいな展開。コメディ仕立て。年齢をわきまえない恋愛ほど燃える話はないよね?そんな恋愛話があちこちで展開され、順風満風な景色かと思いきや、バグって物語は一転して闇の方向へ。
鵙介の作った世界が壊れはじめ、殺し合いが始まってしまう。そんなだから、さっきまでの恋愛うっふ~ん!からいきなり格闘シーンになっちゃう!笑
紅葉(とある宇宙人)は鵙介にコントローラーで現実世界に戻るように説得するも、自分が作った世界の中でみんなが苦しめられているのを知り、ゲームを作った責任を感じた鵙介はこの世界をどうにかしようと考える。

一方でそんなどたばたの最中に紅葉はコントローラーを失くしてしまう。そしてコントローラーを拾った輩が、この世界を壊したい、なんて考えたものだから物語は暗黒さながら憎しみ合いの混沌とした世界になり下がってしまうのだった。そんな世界を鵙介はどうにかしようとジタバタするも、この後に及んでコメディタッチも忘れないから物語は軽く緩い展開にも見える。笑

なんだろねーこの劇団!物語はシリアスな展開なのに、登場人物のキャラ立てが実に愉快なんだよねー笑
そんなだから真面目なのかいいかげんなのか、よく解らなくて、緩くて面白いって感覚だけが残った芝居だった。野分と玉かずらと総角が登場するとなんとなく笑えた。(失礼だけれど・・)

そんな緩くてめくるめくアニメの世界!(^0^)

ハコブネ【作・演出 松井周(サンプル)】

ハコブネ【作・演出 松井周(サンプル)】

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

よくわからない
おもしろい装置使ってるんです
おもしろい作り方したんです
おもしろいひとたち集めたんです
おもしろい企画なんです

それはなんとなくわかった。
でも芝居はおもしろくなかった。2時間が拷問のよう。

「蟹工船」と、北九州という地域をよく知らない自分の前知識が不足していたのか。
観客が笑う箇所では全く笑えなかった。

ネタバレBOX

ジャージや抱き枕など、役者さんの一発芸を見せられているかのようなシーン、
彼らを知らない自分にとっては何が面白いのか全くわからず。
また、舞台上の役者たちと同じように彼らの芸を見ていてて良いものかどうか、迷った。
舞台と客席の境界が曖昧で、
それを楽しめたひとも多いのだろうが、私は楽しめなかった。

舞台上の人間のどれにも感情移入できなかったのもその一因。
The Heavy User

The Heavy User

柿喰う客

仙行寺(東京都)

2010/02/27 (土) ~ 2010/03/02 (火)公演終了

満足度★★★

@本堂
シアターグリーンのビルの隣にある仙行寺というお寺の本堂で観劇、というか拝観してきた。
開演前のあいさつでは、上演時間は約1時間と訂正された。

ネタバレBOX

これまでお寺の本堂で仏事以外の催しを見たのは2回。青砥の延命寺ではトリのマークの芝居、白金の正源寺ではアラビア音楽のコンサート。どちらもお寺の人がそういう文化活動に理解のあるようすだった。
この日の公演もそうだが、本堂には和風シャンデリアと呼びたくなる豪華な飾りが天井から下がっている。仏壇も華やかに飾り付けられていた。普段は住職がお経を上げる場所だろう、仏に近い板の間が芝居の舞台。檀家が座る畳の間が客席になる。
開演間際になったとき、仏壇の下手(といっていいのだろうか)に、喪服姿の出演者8名が所在なげに集まってたたずむ。
始まると、結局は全員が最後まで出ずっぱり。動きと声はダンスと歌のように、あらかじめきちんとアレンジされた、いかにも柿喰う客らしい演技。

内容はまあ、ホラー作品「リング」の影響がいやでも感じられる。
回転寿司で、苦情受付の窓口として働く女子従業員にしつこくかかってくる謎の電話。出ても相手の声は聞こえず、不気味なノイズが響くばかり。やがてその店員が勤務中に自殺。ボールペンで両耳をなんども刺すという異常なやり方で。警察が捜査に乗り出し、店内のセキュリティ・カメラ、通話を記録した録音テープがチェックされる。まもなく今度は捜査に当たった刑事二人も自殺。果たしてノイズの正体とは。

数日前に本番を終えたばかりの七味まゆ味も出演。開演前は、稽古期間も少ないことだし、台詞のない幽霊の役でもやるんじゃないかと勝手に想像していたが、驚いたことにほぼすべて英語で台詞をしゃべった。あれはやっぱり海外遠征に向けた趣向だろうなあ。アフタートークではそうじゃない旨を作者が発言したらしいけど。

終盤にひとひねりを加えて、単なるホラーではなく、SF作品でみかけるような文明批評をテーマとして浮かび上がらせている。とはいえ、全体としてはストーリー的にちょっと物足りなさを感じた。素舞台で上演してもいいような芝居だったという点では、お寺の本堂でやる意味もあまりなかった気がする。まあ、本堂に入れただけでも楽しいんだけどね。
The Heavy User

The Heavy User

柿喰う客

仙行寺(東京都)

2010/02/27 (土) ~ 2010/03/02 (火)公演終了

満足度★★★★

残る
無意識にあるものが
すっと現れて、ずっと残る・・・。

こう、ふんばる場所がないままに
取り込まれるような感じに
息を呑みました。

ネタバレBOX

導入部は心地よいのです。

ちょっとユーモラスな感じすらする。

しかし、リズムにバリエーションが生まれ
次第に複雑になり
たくさんのものが含まれていくうちに、
観る側を凌駕するポイントがやってくる・・・。

そこを超えたときに
物語同様に観る側に混濁が生まれ
なにかが流失していく。

ひとつずつ、順をおって処理されていく
そのルーティンが
オーバーフローして
主客が逆転する感覚。
あいさつやシンプルな言葉から派生する
心地よいリズム感やおもしろさや高揚に
日本語や英語、
さらには抑揚やニュアンス、知識などの様々な情報が
入り込んで
自らが手綱を引いていたはずのものが
すっと臨界点を超えて
自らを縛りひきづりるものに変質していく、
その質感に有無を言わせないリアリティがあって。

なにかに鈍感になっていくような感じや
まわりが同じように嵌っていくような部分が
なんとなく体験的にわかるだけにぞくっとくる。
それが、お香の匂いが立ち込める
お寺の本堂で演じられるから
観る側には益々の逃げ場のなさが降りてくるのです。
混沌の中に響く七味まゆ味のすごくシンプルな英語や
川田希の作る距離感に
さらなる印象を焼き付けられて。

作り手の底力というか
お寺の本堂に混沌を炊き上げる
作・演の事象の切り取り方と表現力、
さらにはそれをしなやかに具現化する役者達の力量に
がっつりやられてしまいました。

ほんと、感覚が共振させられるようなお芝居って
すっとは抜けていかないのですよ。
あのノイズ、しばらく耳から離れないかもしれません。

この作品、フランスではどう評価されるのでしょうか。
それも、すごく興味があります。


はだか道

はだか道

「はだか道」ロードカンパニー

エル・パーク仙台 ギャラリーホール(宮城県)

2010/02/18 (木) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

素敵でした
やはり俳優陣が皆さん魅力的でした。特に斎藤大典さんは、仁に合った素敵なお芝居でした。脚本上、終盤へ向けての盛り上がりがもっとがんがんあってもよかったのでは?

ちょっとまんちゅりあ、ごはんですよ

ちょっとまんちゅりあ、ごはんですよ

錦鯉タッタ

新小岩ZAZA(旧 新小岩劇場)(東京都)

2010/02/27 (土) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

両義の狭間でゆらぐ
楽日再見。欲求不満の不能者あるいは禁欲者にして模範囚となった偽国王。生存説が跡を絶たない芸能スタアまがいの処刑された策謀家。裏切り者のオトコ女。

ネタバレBOX

まずは、国家と国家の境界線上にあって、利用された・あるいは自分で演じた、二人の実像と影の部分一端を描いた劇だろう。
1920/1930年代の日本でも行われていた大衆のイメージ操作/あるいは大衆の欲望の図像化。一方的にどうこう云えない鏡像関係にあるというのが、現在の通説らしい。

真ん中辺で登場する満州の鶴?朱鷺?ニッポニアニッポンを花上直人さんが踊るのだが、楽日では先鋭的な気配が強かった。コンチネンタルタンゴに乗ってようやく満足に動ける、ヨタヨタの盲目の生物。蓄音機が奏でるノスタルジアをよすがに生きているのか。あるいは、音楽が無いと舞えない高度に文化的な衰退した生物なのか。
リズム三兄妹

リズム三兄妹

岡崎藝術座

横浜にぎわい座・のげシャーレ(神奈川県)

2010/02/27 (土) ~ 2010/03/02 (火)公演終了

変則なリズム
再演を初見。会場も初めてで、寄席の地下にこんなスペースがあるとは意外だった。
作品に関してはなんというか、演出のゆるさがねらいだというのはわかるけれど、私にはちょっとゆるすぎて、反応としては苦笑と失笑の入り混じったものになってしまった。

ネタバレBOX

トイレで大のほうをして、ポッチャンとブツが落ちたときに、勢いでしずくが跳ね上がって自分のお尻に付くのを、「お釣りがきた」と表現したりする。
この芝居では、バケツをトイレに見立てて、財布の硬貨をチャラリンとバケツに落とし、紙幣でお尻を拭くというのをやっていた。硬貨は釣り銭ってことだろう。
もちろん役者が実際にお尻を出したりはしない。服を着た状態を裸とみなして、その上に別の下着や上着を重ねており、脱ぐのは重ね着をした上のほうだけ。入浴の場面も同様。
あらすじというのも一応あるけれど、ストーリーよりは場面場面のとぼけた趣向というか演出を楽しむ作品だろう。前述したとおり、それが私にはどうもゆるすぎて・・・

三条会の橋口久男も出演していた。序盤でしばらく、ソファを演じるといって、そのまま家具になる場面がある。何分くらいだろうか、私が見た範囲では、ほとんどまばたきをしていなかったのがすごい。ドライアイ気味の私には絶対に無理だ。
第11回本公演『いずみの能力RRR』

第11回本公演『いずみの能力RRR』

劇団えのき岳遊劇隊

ぽんプラザホール(福岡県)

2010/02/26 (金) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

その呪文は反則!
意外と(?)楽しめました。客層を限定して想定してあるとは思うので、チラシもわかりやすくてよかったと思います。

アニメだとか、マンガだとかの「お約束」が、わからないところが多くて、とり残された感は否めないのですが、主役2人のアクションシーンは、かっこいい♪衣装もかわいい☆
お笑いが、昭和の生放送のテレビショウを観てる気分。むずかしく考えずに楽しめる舞台だと思います。

ネタバレBOX

魔法OLという設定がいい!
いっそのこと、1話30分前後編完結式で途中CM5分とかで、観てみたい(笑)
このまま、福岡の地域限定魔法アイドルになってほしい。
主題歌をペンライトふりながら、みんなで歌ってみたい。
全員キャラが、はっきりしててイイ。
一式さん、素敵過ぎる。セーラーサ○ーンのような鎌も素敵。

ちょっと気になったこと。
女優さんの顔色があまりよくない印象を受けました。(特に主役2人)
メイクなのか、照明なのか、疲れているのか、今どきのはやりなのか・・・?
もったいないなーと思ったのは、私だけ?
P.G.―Peer Gynt―ペール・ギュント

P.G.―Peer Gynt―ペール・ギュント

「戯れの会」

座・高円寺2(東京都)

2010/02/27 (土) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

観劇後のロビーでは、
出演者の家族&友達と思われる大勢の方々が面会待ちをしているところを見ると、一般観客はかなり少なかった?もったいない!上質な生演奏とお芝居が低料金でしかも2時間半も堪能できるというのに!私は特に男優陣の声のに惹かれました。女優さんたちは若い人が多かったせいかな?もう少しがんばろう。

天晴スープレックス5

天晴スープレックス5

ブラボーカンパニー

小劇場 楽園(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきた!
いや~楽しかった。

目を見て嘘をつけ(再演)

目を見て嘘をつけ(再演)

KAKUTA

NHKみんなの広場 ふれあいホール(東京都)

2010/02/27 (土) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても面白かった!
ストーリーはもちろん、シリアスな場面 笑う場面
いろんな良さがありました。

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