
jam 【活動休止公演】
グリング
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/12/09 (水) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

遠ざかるネバーランド
空想組曲
ザ・ポケット(東京都)
2010/02/10 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

アンチクロックワイズ・ワンダーランド
阿佐ヶ谷スパイダース
本多劇場(東京都)
2010/01/21 (木) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

厠の兵隊
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2010/04/16 (金) ~ 2010/04/26 (月)公演終了
満足度★★★★
現代の民話
一言で表現すれば「見事な現代の民話」。母に対する少年の思慕が生み出した幻想あるいは妄想が切ない。
昭和中期(推定)、夫に先立たれた月子は息子の透を連れて夫の郷里にやって来るが、そこには「厠神」を敬う風習があり…な物語。
土着的・民間伝承的なものをベースにした、地に足がついているというか底力があるというか…な人間ドラマと、ギミックまで仕込んである手の込んだ装置がいつもながらステキ。
で、月子に言い寄る(ちょっと違うか)人物たちの相次ぐ失踪というミステリー、母に対する透の思慕によるものではありつつ、もちろん子供1人でできることではなく、6人の厠神が手を貸しているようでもあり、しかしどうなんだろう?なところが幻想的と言おうか民話的と言おうか、桟敷童子の真骨頂かも。
また、そんな透と厠神たちに “ダークな「ユタとふしぎな仲間たち」” を感じたりもして…(笑)
さらに終盤、舞台上のたいこ橋をはねあげて登場する戦車は圧巻。それまで時々出てきたおわい屋の車(車体に書いてあった「シワイ屋」(=吝嗇)は屋号か?)もよくできていたし…。
あと、ベートーヴェンの交響曲第7番が、恒例(?)の歌のみならず、劇伴としてもいくつかのアレンジで使われており、こんなにもマッチするとは意外。
いや、もちろん「のだめ」でお馴染みの第1楽章ではなく、ジャック・ルーシェが様々なヴァリエーションでアルバムを作ったこともある第2楽章ですがね…。
ちなみに客入れ・客出しのBGMは第5番の第1楽章。

世田谷カフカ
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2009/09/28 (月) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

神様とその他の変種
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2009/04/17 (金) ~ 2009/05/17 (日)公演終了

シャープさんフラットさん
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2008/09/15 (月) ~ 2008/10/19 (日)公演終了

春の海
世田谷シルク
シアター711(東京都)
2010/04/08 (木) ~ 2010/04/11 (日)公演終了
満足度★★★★
古典的+先進的≒世田谷シルク?
なんとなく、チラシが気になってふらりと、初 シアター711。
ふーんふーん。椅子が小劇場らしからぬ出来でびびる。
初見の劇団。折込を断っているとな?ほほう、映像とな?
なんだか、ちょっとこれから楽しみな劇団がまたひとつ増えた。

「悲しくない?」 ~真珠色の連鎖(ネックレス)~
劇団40CARAT 【第36回公演『ダーリン×ダーリン×ダーリン』9月15日[金]~9月17日[日]阿佐ヶ谷アルシェ】
アトリエフォンテーヌ(東京都)
2010/04/16 (金) ~ 2010/04/18 (日)公演終了
満足度★★★★
強烈な個性
確かにオリジナリティではどこの劇団にも負けていない。
作品的な評価で言えばアングラというジャンル自体が
一般的に好き嫌いが分かれてしまうところではある。
しかし純粋な作品として観た時に作・演出の観点から
言えばハッとさせられるような社会風刺が随所に
散りばめられていて個人的にとても興味深いものであった。
観客としては当然ロミジュリのストーリーに沿って話を観ていく。
その上での作り手のアレンジの仕方や付け加え部分が
社会へのアイロニーに満ちあふれ、ただでさえ悲劇なのに
どこまでも現実を冷淡に見据えている感を
受けその部分がとても良い意味で痺れた◎

武蔵小金井四谷怪談
青年団リンク 口語で古典
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/04/17 (土) ~ 2010/04/29 (木)公演終了
満足度★★★★
外枠を借りたり、形式にのっかったり
突飛に思えても
裏地がちゃんと張られている感じが
それぞれの作品にあって、
その世界がぐぐっと広がる。
役者のお芝居にもしなやかな奥行きがあって、
たっぷりと楽しんで観てしまいました。

走れダザイ
おおのの
小劇場 楽園(東京都)
2010/01/20 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

動け!人間!
鰰[hatahata]
アトリエ春風舎(東京都)
2010/04/16 (金) ~ 2010/05/05 (水)公演終了
面白そうだな
同世代なのでなんだか気になり観てきました。ヒレを返すようなダンスがかわいらしくてくすくす。お二人で作られているそうなので、稽古場でどうやって作っていったのか気になりました。

幸せの歌をうたう犬ども【ご来場ありがとうございました!】
DULL-COLORED POP
タイニイアリス(東京都)
2010/02/02 (火) ~ 2010/02/04 (木)公演終了

富士見町アパートメント
自転車キンクリーツカンパニー
座・高円寺1(東京都)
2010/02/27 (土) ~ 2010/03/14 (日)公演終了

The Heavy User
柿喰う客
仙行寺(東京都)
2010/02/27 (土) ~ 2010/03/02 (火)公演終了

武蔵小金井四谷怪談
青年団リンク 口語で古典
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/04/17 (土) ~ 2010/04/29 (木)公演終了

クローバー【終了】
東京アシンメトリー舘【閉舘】
レンタルスペースさくら・中目黒(東京都)
2010/04/16 (金) ~ 2010/04/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
おもしろい!
驚きました。関西の時のスタイルと全然違って、とってもポップ★そして上質な感じ!相変わらずのインチキ臭さは神里さんらしい(笑)でも後半は完全にストーリーに引き込まれて、グッときてました。次回も楽しみにしています。

ORGAN 【ご来場ありがとうございました。次回公演は9月中旬】
elePHANTMoon
サンモールスタジオ(東京都)
2010/04/07 (水) ~ 2010/04/18 (日)公演終了
満足度★★★
シュールな現代ホラー
臓器移植をテーマに、臓器提供者(ドナー:D編)と臓器受容者(レシピエント:R編)の当事者心理を描いた2本立て公演。作・演出はマキタカズオミさん。私は【R編】【D編】の順番で鑑賞しました。
舞台は木の茶色とアルミ(素材は不明)の銀色が壁にうまく配置された、品のいい都会的な部屋。中央奥のコンクリート打ちっぱなしの壁から木々の緑が少し覗き、自然の温かみを感じさせます。装置上部をぐるりと囲み、二重らせんを思わせる木の枠がポイントでした。
そんなさわやかな空間で静かに交わされる現代口語劇ですが、題材が臓器移植ですから内容は重厚。登場人物の感情の衝突は激しく、息が詰まるような緊張感があります。
前作『ブロークン・セッション』でも感じたことですが、両バージョンともに「その先が見たい!」と思うところで終幕するのが残念でした。「CoRich舞台芸術アワード!2009」の第2位に選ばれた『成れの果て』では、タイトルどおり救いようのない人間の争いとその果てがしっかり描かれていたので、私が勝手な期待をしてしまったせいもあると思います。
“現代日本を舞台にしたシュールなホラー短編”としては、見応えがあるかもしれません。でも私としては、周囲や自分自身との死にものぐるい格闘と、その末に獲得される何かが見たかったです。
【R編】初日の上演時間は50分でした。【D編】が1時間15分なので、装置の転換が大変かもしれませんが、できれば途中休憩を挟んで両方一度に観たかったですね。
【D編】の回はほぼ満席で、場内誘導のスタッフさんたちの客入れの手際の良さにうなりました!入り口が1箇所しかない小劇場で自由席だと、空席がないようにするのも難しいんですが、通路席も見事に埋まっていました。

厠の兵隊
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2010/04/16 (金) ~ 2010/04/26 (月)公演終了

そして彼女はいなくなった
劇団競泳水着
サンモールスタジオ(東京都)
2010/02/11 (木) ~ 2010/02/21 (日)公演終了