「悲しくない?」  ~真珠色の連鎖(ネックレス)~ 公演情報 劇団40CARAT 【第36回公演『ダーリン×ダーリン×ダーリン』9月15日[金]~9月17日[日]阿佐ヶ谷アルシェ】「「悲しくない?」  ~真珠色の連鎖(ネックレス)~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    強烈な個性
    確かにオリジナリティではどこの劇団にも負けていない。
    作品的な評価で言えばアングラというジャンル自体が
    一般的に好き嫌いが分かれてしまうところではある。

    しかし純粋な作品として観た時に作・演出の観点から
    言えばハッとさせられるような社会風刺が随所に
    散りばめられていて個人的にとても興味深いものであった。
    観客としては当然ロミジュリのストーリーに沿って話を観ていく。
    その上での作り手のアレンジの仕方や付け加え部分が
    社会へのアイロニーに満ちあふれ、ただでさえ悲劇なのに
    どこまでも現実を冷淡に見据えている感を
    受けその部分がとても良い意味で痺れた◎

    ネタバレBOX

    確かに有名戯曲が故のオリジナルの良さや比較を
    してしまう部分はあるだろう。
    当然観る方も作り手もそこが大前提なところはある。
    しかしそこを一線越えた完全な花山ワールドを展開
    しているのではなかっただろうか。

    役者陣の芝居としては話に調和をもたらす役割と
    良い意味で破壊をしていく役割のバランスが絶妙だったと思う。
    特に主役二人の芝居が良い意味でスタンダードを
    外しておりかつ一つの筋を全うしてるのには目を惹かれた。
    主役なのだから当然な部分もあるのだが…。
    ここだけの話ヒロインの馬鹿高いテンションの高さには
    度肝を抜かれた観客も多かったのではないだろうか。
    キャリア組のシーンの作り方も大いに評価したいが
    今回は敢えて一つ一つのシーンを突き抜けるような
    テンションで破壊し尽くしたヒロイン役の彼女を一番評価したいと思う。

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    2010/04/21 13:47

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  • ご来場まことにありがとうございました。

    そしてこちらへのコメントも大変嬉しいです。

    本当にありがとうございます。

    好みがはっきりと二分するのかもしれませんし、そういう問題ではないのかもしれないし、正直頭の中は迷路状態です。

    そのような中、こうしたご意見は大変うれしくもあり、ありがたいのも本音です。

    本当にありがとうございます!!

    2010/04/21 14:11

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