「悲しくない?」  ~真珠色の連鎖(ネックレス)~ 公演情報 「悲しくない?」  ~真珠色の連鎖(ネックレス)~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-12件 / 12件中
  • 満足度

    生演奏付でした
    現代版ロミオとジュリエットなのですが、どうもシュチエーションに
    違和感ありまして、作品世界に浸ることは出来ませんでした。

    ネタバレBOX

    緑の髪の妖精さんは、あまり意味を成してなかったように思えますし。
    ロミオ君、ジュリエットに惚れ込まれる美点が無かった・・・。
    感情移入しにくかったけど。
    バーのママと従業員のじじの悲恋の方が、役者さんの年齢もあいまって、
    素直に理解できましたね。
    今時分、ケータイ使えるのに。
    情報のすれ違いは、非常に理解しがたいです。
    恋敵のイケメンさん、物語上の存在感、希薄すぎ!
    カッコイーのに、使いどころ間違ってませんか?
    なんかいろいろもったいなかった・・・。
  • 満足度★★★★

    強烈な個性
    確かにオリジナリティではどこの劇団にも負けていない。
    作品的な評価で言えばアングラというジャンル自体が
    一般的に好き嫌いが分かれてしまうところではある。

    しかし純粋な作品として観た時に作・演出の観点から
    言えばハッとさせられるような社会風刺が随所に
    散りばめられていて個人的にとても興味深いものであった。
    観客としては当然ロミジュリのストーリーに沿って話を観ていく。
    その上での作り手のアレンジの仕方や付け加え部分が
    社会へのアイロニーに満ちあふれ、ただでさえ悲劇なのに
    どこまでも現実を冷淡に見据えている感を
    受けその部分がとても良い意味で痺れた◎

    ネタバレBOX

    確かに有名戯曲が故のオリジナルの良さや比較を
    してしまう部分はあるだろう。
    当然観る方も作り手もそこが大前提なところはある。
    しかしそこを一線越えた完全な花山ワールドを展開
    しているのではなかっただろうか。

    役者陣の芝居としては話に調和をもたらす役割と
    良い意味で破壊をしていく役割のバランスが絶妙だったと思う。
    特に主役二人の芝居が良い意味でスタンダードを
    外しておりかつ一つの筋を全うしてるのには目を惹かれた。
    主役なのだから当然な部分もあるのだが…。
    ここだけの話ヒロインの馬鹿高いテンションの高さには
    度肝を抜かれた観客も多かったのではないだろうか。
    キャリア組のシーンの作り方も大いに評価したいが
    今回は敢えて一つ一つのシーンを突き抜けるような
    テンションで破壊し尽くしたヒロイン役の彼女を一番評価したいと思う。
  • 満足度★★★

    生演奏、良かったです
    生演奏舞台というのは、演奏家さんのミュージシャンとしてのエゴと芝居を優先させたい演出家とのぶつかりみたいな部分ってどっかしらに必ずあって、生音×芝居のコラボは実はちょっと難しいのではないかというイメージがありましたが、こちらでは演奏家さん達がすごく芝居を「たてて」いて、無理のないボリュームで演奏をされていたのが好印象でした。特にパーカッションは、効果音的にも使えるし…ちょっとうらやましくなったほど(笑) 歌に関しても、あれはあれでアリだと思います。かえって独特の雰囲気になってたし、良かったんじゃないかと。

    舞台美術と照明が美しかったです。制作さんは受付も含めて(笑)面白かったというか、対応が良かったと思います<これは私の中で結構大事なんですよ~

    ネタバレBOX

    「メル友(彼女?)の元へ行く」と家出したロミオ@順一君。
    ………ジュリエット@雛子ちゃんがそのメル友相手だったの!?と観劇後、一緒に観ていた友人に聞いたのですが「いや、違うと思う…あれは一目惚れなんじゃないの?」ってかえされました。…私が何か聞き逃していたのかと思っていたのですが;;;違いましたか。というわけで、ちょっと主役二人の恋に落ちる流れが弱かったかなあ、と…。
    あとは、現代劇のはずなのに、台詞が突如、原典のような台詞になるのも違和感があったかなあ、と…その辺も含めて、惜しい気がしました。

    笑いに関しては、無理に入れなくても良かった気がしますが(言い方が大仰で、間も悪かったので)楽しそうな雰囲気は出てましたよね。友人は笑ってました!
  • 満足度★★

    独特の雰囲気
    受付や会場内スタッフも全員メイクをして、衣装を着こんで、劇中に流れる音楽は生バンドの即興。
    確かに独特の雰囲気を持った劇団でした。

    ネタバレBOX

    『ロミオ様、あなたは何故ロミオ様なの~』『夜毎変わる月にあなたの愛を誓わないで~』等の台詞の引用も多々あったので、ストーリーの下敷きはロミオとジュリエットである事は確実なのでしょう。
    ロミオとジュリエットを現代版にアレンジしたのだとしても、ちょっとストーリーに無理があったのかなと思います。
    切なくて哀しい恋のお話なのに、肝心のロミオとジュリエットの切なくて哀しいエピソードが一つもない。
    出会い→一目ぼれ→既成事実が一瞬で終わってしまい、後から『だってお持ち帰りしちゃったもん』の一言で観客は既成事実を知らされるのみなので、切なさが伝わってこなかったのだと思います。
    ジュリエットも登場時は『ノンビリしてちょっと足りない感じの現代っ子』だったのが、突然本家ロミオとジュリエットのような台詞を発したり、偽装自殺の覚悟を毅然と決意したりとキャラクターに一貫性が感じられませんでした。
    本家のロミオとジュリエットではないので、コメディー要素が不要とは思いませんが、バーの登場シーンの踊りと歌、コメディー要素の必要性は感じられませんでした。
    音楽は好みが分かれるところですが、音楽のみ取り出して考えるのならば、60年代、70年代のアングラっぽい雰囲気は私は好きですが、この芝居を盛り上げるのに必要な音楽だったのかと考えると、ちょっと疑問を感じてしまいます。
    正統派ロミオとジュリエットなのか、コメディなのか、アングラなのかそれぞれを融合させたはいいけれど纏まりきれていない感じを受けました。
    完全オリジナル作品だと雰囲気を生かしきれるのかもしれませんが、面白い雰囲気の劇団なのでちょっと残念でした。
  • 満足度★★★

    怪しげなアングラ
    初見でしたが、怪しげなアングラっぽい芝居でよかったです。バンドの皆さんもみんなオヤジばかりでそこもよかった。

  • 満足度★★★

    別を見てみたい。
    初めて観ました。ロミオとジュリエットをシュールにした感じでした。悲劇を無理に楽しくさせる必要はないのでは?と思いました。 別の作品をみてみたいです。

  • 満足度★★★

    やっぱり悲劇
    ロミオとジュリエットみたいに結局みんな死んでしまう結末というのは救いがないですね。恋の成就を阻むものを憎むべきか。

  • 満足度★★★

    恋って儚い
    9年前の再演ですが、主宰のこの作品にわ想ひ出があるのでわ?
    内容は難しくなく素直に受け止められる恋愛悲劇、観ている側に配慮して、コメデイな場面もあり楽しめた。生演奏もこの劇団の魅力だね。

  • 満足度★★

    自己満足な世界
    どうやら、ここの劇団は観客を楽しませようという観点からずれて自分たちの自己満足な世界を作り上げてるように感じる。
    だからか、まったく世界に入り込めない。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    ケバいバーの情景から、いきなりロミジュリの世界に突入するわけよ。だから、ジュリエットがロメオを好きになった状況も経緯もないわけ。ただキスをしたがる。

    はぁ?(・・!)
    観てるコッチは何故今キスを?みたいな状況に・・・、犬じゃあねんだから・・。と唖然!しかもロミジュリのような衣装じゃあないわけよ。ロメオ的な役割の順一はジャージだし・・ww。ストーリー展開は幼稚です。コメディのようだがコメディではない。音楽もロミジュリのシーンでは全く合っていない。むしろセレナーデでも流した方が美しい。

    そんなだからワタクシの好みには合いませんでした。

  • 満足度★★★

    初見でも地下ライブの感じ
    40CARATの芝居は、初見でしたが、生バンドのライブと効果音とアングラ地下演劇の匂いがあってよかったし、花山らもさん演出ぶりは、まさに鬼才でした。

  • 満足度★★★★★

    初日
    いつものように同じ場所で観劇させていただきました!ぶっちゃけ可愛すぎだぞ!そして今回の作品は『哀』が似合う綺麗な感じでしたね♪まあ〜ダメ出しをいえば『お尻が痛い』だね(笑)

  • 満足度★★★★

    独特な世界が良い!
    劇団40CARATさんの作品は、独特な世界がたまらなく良いです。生バンドもとても良い役割をされていて素晴らしいです。悲しいストーリーだけど笑いもいっぱい。役者さん・演出・・・個性的で独特な空気が大好きです。

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