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『あぁ、自殺生活』 ~ ありがとうございました。次回は下北沢楽園にて6/1(金)&6/20(日)に上演致します。

『あぁ、自殺生活』 ~ ありがとうございました。次回は下北沢楽園にて6/1(金)&6/20(日)に上演致します。

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2010/05/13 (木) ~ 2010/05/26 (水)公演終了

満足度★★★★★

自殺の哲学
駅のホームベンチにたまたま隣り合わせになった二人の男。この二人が織り成す会話劇だが、セリフの一つ一つにユーモア溢れまくって、とにかくニタニタ、ケラケラ笑った。次にどんなセリフが飛び出すのかが興味津々で、観ていると、お尻からライオンの尻尾が生えてブランブランさせちゃいたいような感覚だった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

自殺しようと頼道は意気込んでいたが、その空気を察知した隣の男は自殺幇助のように頼道を励ます。励まされるとなんだか自殺し辛くなってしまう。なのに男はいよいよ白熱さながら、哲学的でもあり、へんてこな自殺論をぶちかます。この場面でのセリフが実にオモチロ可笑しい!笑

完璧主義でもあり、生きてゆくのが苦手な頼道は男の自殺論に感心しながら完全に男の主張の世界にまんまと引きずりこまれてしまうも、「さあ、飛び込んで。」なんて催促されると躊躇してしまう頼道だった。

中々死ねないで居ると、今度は男の方が「殺してくれ!」と叫ぶ。このまま年老いてボケてぐずぐずになる前に死にたいと訴える。結局薬局、男も死にたがっていたのだ。笑  しかし男に対して不思議な友情が芽生えてしまった頼道は「嫌だ。俺、あんたがいないと生きていけない。」なんつって、恋人に告白するようなセリフを吐く。笑

一方、男は「どんなに人生が不条理だろうとそれを恨むな。人間はゼロのように孤独で野良犬のように一人なのさ。」と解ったような解らないような哲学的なことをのたまって、満足そうにしている。笑

頼道は「一人は寂しいよー。恐いよー。」と言いながら、男が去った後、電車に飛び込もうとした瞬間で暗転するも、どうやら列車のブレーキの音が聞こえなかったから自殺しなかったようにも思える。

社会を風刺したような物語だったが、二人の友情らしきものも垣間見えてヨーロッパのおしゃれなセンスのある舞台のさまだった。二人芝居だったがキャストの秀逸な演技力と、フランスで観た舞台の情景が思い出されて、懐かしくもあった。センスは抜群だと思う。

北と東の狭間

北と東の狭間

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★

初・JACROW
気がついたらガッツリ向き合って観ていたように、充分楽しませて頂けたのは勿論なのですが…なんか終演すぐフワ~っと帰れちゃったんですよね、なんだろ、うまく言えないんですが。「引き込んではもらえたけど、すぐ出れた」良いとか悪いとかではなくそういう印象です。なんでそうなったのかはよくわかりませんが。

外国の方を演じるというのは、一歩間違うととんでもなくチープになってしまう危険があると思います…。そんな中、中国人役の皆さんがとても魅力的に‘外国人’を演じてらっしゃいました、お見事です。

最近舞台上での‘キス’や‘水かけ’を多く見る気がするのは、僕のたまたまなのかそれともそういう舞台芸術が増えているのか…。

今回のお芝居では、あんまり暴力シーンが痛くなさそうなのがチョット気になりました。こういう気質作品ならもうちょっとやってもいいんじゃないかなぁ…とか。とかなんとか言っておいて、ホントに痛そうだと今度は「引いた」とか「やりすぎでは」言い出してしまうかもわかりませんが(苦笑)

とりあえず、観て損のない作品だとは思います。

暴くな

暴くな

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2010/05/15 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★

抜群のバランス感覚をもったてんこもり
初日の両バージョンを鑑賞。

比較的長いお芝居だけれど、
そのボリュームもごちそうに思えるほどの
極上エンターティメントでした。

ネタバレBOX

冒頭の3畳間が
相撲場風景へと一気に移り変わっていく姿がまず圧巻。
そこから、観る側を飽きさせないシーンが
ガンガン展開していきます。

ストーリーが適度にべたで、
それが逆に舞台を広げる武器になっている。
シーンの緩急のバランスが抜群。
しっかりと体を張って作り上げるおもしろさ。
コンテンツに含まれる揶揄や毒の匙加減が極上、
役者の切れ、
ダンスのヴィヴィッドさ、
ぐいぐいと進められていくシーンたちには
見る側に時計を覗くことを許さないだけの力があって。

たくさんのシーンそれぞれに
観客を得心させるだけのクオリティがあるのですよ。
上手い歌を聴かせるシーンに
上手いと思わせるだけの役者の手練があったり
格闘シーンに観客を引き入れる
舞台装置や照明のけれんもすごくよい。
シーンのキーになる部分のクオリティが
見る側にとってしっかりと担保されて、
作品がチープな感じにならず
少々お下劣なシーンの笑いすら
呑み込むだけの作品の懐が生まれていく。

観客参加型という部分も、
見る側に負担がないうえに
参加すると、これが楽しかったり。
役者自身の虚実が見えるような部分が、
普通に可笑しいし、終盤のふくらみを作る
ほどよいブレイクなっていたり。
ひたすら押し切るのではなく、
絶妙に配分されたシーン間のテンションの変化に
作・演出のセンスを感じる。

終盤には、
大きくなり始めたころの
第三舞台や新感線にも通じる
のグルーブ感や勢いがあって。

これだけのことをやっても
最後には物語全体がすっと納められて
破たんなく終わるのもとても良い。

初日の2バージョンセット、
上演時間を知って、
両方を観るのはかなりタフかなと恐れていたのですが、
1本目が終わった時点で、
2本目への食欲がふつふつと沸いていた・・。
ほぼ同じプロットの両バージョンを続けて観ても
飽きないのも凄い。

気楽にがっつりと観ることができて
たっぷりの満足感。
今後の作品でさらに伸びる余地がある気がするので
満足度の★は4つにしますが
楽しさは★5こにおまけも付けたくなるような
お勧めの一作でありました。

☆☆☆★★
『あぁ、自殺生活』 ~ ありがとうございました。次回は下北沢楽園にて6/1(金)&6/20(日)に上演致します。

『あぁ、自殺生活』 ~ ありがとうございました。次回は下北沢楽園にて6/1(金)&6/20(日)に上演致します。

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2010/05/13 (木) ~ 2010/05/26 (水)公演終了

満足度★★★★

新分野開拓スタート
何か暗い、何かが起こりそう、ちょっと薄気味悪い・・・感じの空気を引きずりながらも新境地を目指す。論戦が巧みで結構引き込まれながら「自殺力」、「自殺道」という言葉に意味を求めている自分に気がつく。
個人的には近松人形浄瑠璃の振りが一番気に入った。
二人芝居もいいが、別キャラクターの通勤客や通行人もあり、かな?
駅員さんの出番がもう少しあってもよかったのでは・・・言葉より笛での表現も是非一考を。
とにかく熱演、ほんと頭が下がる思いです。今後も期待しています。

ネタバレBOX

駅員さんの顔がずっと笑っているように見えましたが、芝居をしてたんですか?それとも素で可笑しかったのでしょうか?
「ユー・アー・マイン」

「ユー・アー・マイン」

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

駅前劇場(東京都)

2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★

緻密を大雑把に見せる力
ウェストエンドの良質なコメディを観るよう。

無理を通して道理を引っ込めるような物語の進め方が
折れずにしっかりと貫かれていて・・・。

面白かったです。

ネタバレBOX

ありえないような物語の進め方に
きちんと推進力を維持する演技があって・・・。

通常より骨を太くしたような役者たちのお芝居が
確実に笑いを回収していました。

かなり複雑な物語なのですが、
物語の仕組みを追わせるだけでなく
個々のシーンにたっぷりの笑いを含有させる無茶が
凄く良くて・・・。

力強い巻き込み感、
観客にきちんと咀嚼できるぎりぎりの無茶が
面白さを何倍にも拡大していく感じに魅入られてしまいました。


「ユー・アー・マイン」

「ユー・アー・マイン」

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

駅前劇場(東京都)

2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★

期待しすぎたか・・・
う~ん。いま一つ肌に合わなかったのかなんなのか。
バカバカしくって大いに笑えるのだが、あとに残るものがない。

ネタバレBOX

喜劇というより笑劇。
シュチュエーションで笑わせるというより、役者のテンションでもってけ!!
みたいなノリ。
そういうのも嫌いではないけれど、初めからあまりにも大げさなやり取りが続くので、辟易。
本の内容で笑わせられるところも、声のでかさやテンションの高さで持っていこうとするから”ここ芝居違ったら笑わせられるのになぁ””ここ狙ってるんだろうなぁ”と思ってしまう。
全体の役者の雰囲気がみなそんな感じだったので、おそらく演出なのだろう。
登場人物にその戯曲に登場するだけの必然性なり、動機などが感じられず、
あえて言うなら賑やかしのための、笑いをとるために登場してんだなという感覚がぬぐえない。

演劇部のくだりから、徐々に自分もこの団体のカラーが理解できて、楽しめることができたのだが、時すでに遅しか。
終盤、笑いの質が同じようになってきたので、冗長にも感じられた。
もう少しタイトに、本当に必要なものだけを抽出して舞台に上げてほしかった。
まぁ、辛辣なことも書きましたが、笑えることは笑えるので、笑いたい人は行ってみなさるのも手かと。
今宵 片眼は死に場所を探す

今宵 片眼は死に場所を探す

Island

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★

ちょっと盛り過ぎてしまったような…。
呪われた王家の血筋と禁断の愛を、過去と未来を交錯させながら描く話。
アングラ演劇風のエモーショナルな喜怒哀楽表現を基調とするキャラクターや、現代風の若者言葉を多用した自虐的でコミカルなキャラクターたちが、余所者と内側で暮らす人々の差異を示すようで刺激的だったが、場面説明をするセリフが多かったためか、エキゾチックなイメージを持つというところまでは喚起されず。全体的にスローテンポで話が進んでいくことも気になってしまった。130分。

ネタバレBOX

全てが占いに支配される国家とHPには書かれているが、むしろ描かれるのは、占いを信望している、ある王家に脈々と受け継がれる奇妙な因縁の血縁関係であり、陰謀は国家レヴェルで行われるプロパガンダ的な事情ではなく、ある者がある者に対する歪んだ愛憎という形で提示される。

上流階級の家には、お付きの占い師がいるという習慣がこの国にはあるらしい。それはファオラ家でも例外でなく、ラウという高名な占い師を雇っていた。
ラウはこの家に住む、シャオラという美しい家主が好きなのだが、シャオラにはメイリンとメイシャンという双子の子どもがいる。双子が厭わしいラウは、
「この家には呪われた双子がおり、ひとりはもうすぐ死ぬだろう。」とでっちあげ、自暴自棄になった双子の兄、メイシャンは毒薬を飲んで自殺。
残ったメイリンも正気をなくし、後追い自殺をするために毒薬に手を伸ばす…。

ファオラ家の召使や、シャオラ、シャオラの弟やその奥さんやらが慌てふためく頃、高名な占い師であり公安の人間でもあるウーフェンが、ラウを逮捕するために、ファオラ家に乗り込んでくる&タオも一緒に乗り込んでくる。驚くシャオラ。
何故なら双子の兄妹であるシャオラとタオは14年前、ラウの占いの結果によって生き別れ、タオは死んだはずなのだった…。

ふたりの感動の再会を目にし、腹を立てたラウはファオラを人質にとり、ファオラの首筋にナイフをあてる。そして襲いかかってくるウーフェンに対しナイフを振りかざし、ついでに(?)タオを刺す。

一方、ファオラ家の召使アンジゥは自分のお腹のなかには、メイシャンと交わった子どもがいると告白。毒薬を口にしたメイリンが、その後口にしたのは解毒剤だったのか、そうではなかったのか、シャオラの弟と弟の奥さん(医者)は揉めるが結局ウヤムヤになる。

最後、意識が遠のくタオとシャオラが闇のなかで抱き合うシーンは美しく幻想的だった。

あと、かなり省略して書いてしまったが、物語の半分くらいはワンとその仲間たち、途中参加するタオとの珍道中だったり、14年前のファラオ家を回想をしたりするけれども、ワンと仲間たちは非常にコミカルなキャラクターで回想シーンにもしっかりツッコミを入れるため、非常にテンポがスロウリィ…。終盤は驚くほどの速さで話が展開するが、ちょっと急ぎ過ぎてしまったかな、という感じも・・・。もしも前半からサスペンスフルなタッチを意識してタイトに進めていたならば、かなり印象が違っていたようにおもう。

また、国家レベルの陰謀については最後のほうにちょこちょこっとそれらしい言葉が出て来たが、国家繁栄=子孫繁栄などという関係性がなかったため、ちょっと後付け感があり…。いっそのこと、陰謀か、愛情かどちらかひとつに的を絞り、双子をモチーフとしてとり込むと、ボリューム感は減るものの、各々の心理描写にあてる時間配分を増量せざるを得ない状況に陥るはず。

最後にもう一点。意味深な公演タイトルはとても好きだったのだが、片目=義眼=眼帯だったのは、なんだかちょっと勿体ない気がした。
『あぁ、自殺生活』 ~ ありがとうございました。次回は下北沢楽園にて6/1(金)&6/20(日)に上演致します。

『あぁ、自殺生活』 ~ ありがとうございました。次回は下北沢楽園にて6/1(金)&6/20(日)に上演致します。

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2010/05/13 (木) ~ 2010/05/26 (水)公演終了

満足度★★★

自殺するチカラの話でしたね
基本、駅のホームベンチでの2名の会話劇でした。
自殺しようとする者、それを助ける者。
とういう単純な始まりから広がる自殺論。
なかなか白熱した話の展開になるのだが、
今ひとつ話の、ふり幅が狭いように思えた。
4コマ漫画風に起承転結を、同容量で時間分けして
表現できていれば、良かったのではと思われました。

ネタバレBOX

 最初に、私の見た回では。ラストの暗転シーンで入り口から入り込む光で、
役者さんの退場シーンがわかってしまい。オチの余韻がかなり希薄に感じられてしまいました。残念です。最後は観客に判断させるのだから、一番気を使って暗くするべきだと思われます。
 また自殺力の説明は、もっと単純にして。さまざまな世の中の自殺と呼べる事象に気付く事だけで、レベルが上がるんだと表現したほうが良いのではと思いました。笑いもここで多く入れていましたし。説明が不足でしたね。
 自殺解説おじさんの、列車飛び込みによる。さまざまな人に迷惑をかける論法は、誰もが思いながらも見事にセリフ化されていて説得力ありました。また、受け答えする相方の合いの手も上手かった。
 そのぶん状況説明で、この駅のホームが自殺しやすい事等を観客に説明するセリフなどが入っていたら良いのではと思いました。「男性の自殺者は月曜の朝が多い」「この駅は準急・特急が通過するので飛び込みし易い」とか。
 ちなみにチケットが切符で、ハサミ入れて入場と。鉄道マニアに受ける細かい配慮は楽しめました。どうせなら、BGMの列車の音も「これは山陽新幹線の」とか「これ東海道線」とか苦労して集音したんだとか、嘘でも鉄道マニアに受けそうな科白が出たら、また違う笑いが取れたかも知れませんね。







「ユー・アー・マイン」

「ユー・アー・マイン」

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

駅前劇場(東京都)

2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★

これは面白い!
チケプレに当選して行ってきました。設定に無理があると思うし、人間関係が複雑というかわかりにくいのが玉にきずであるが、それでもとても面白かった。大いに笑えて、元気になれる芝居です。帰りに以前の公演DVDを購入しました。人生初めての演劇DVDです。(20年前に一度VHSビデオを買って以来です)次回公演も楽しみにしています。

テレビが一番つまらなくなる日

テレビが一番つまらなくなる日

劇団 東京フェスティバル

シアター711(東京都)

2010/05/11 (火) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

緊迫感の持続する見事な室内劇でした
TV局内の仕事の事などは、よく知りませんが。
こんな感じなんだーっていう雰囲気が良く出来ていました。
選挙の報道特番なんて、ほんっとに面白くないハズなのに。
裏事情をコメディでやると、こんなに楽しめる作品になるとは。
各登場人物たちも、らしさがすっごくよく出ていて見事な演じっぷりでした。

ネタバレBOX

舞台セットよく出来てる・前説のアナウンスも・各役者さんも見事に演じられ。
座席も座りごこち良く・話も楽しく・テンポ良く・会話会話での繋ぎや、
後に生きてくる細かい設定・綻び矛盾無く楽しめたのですが・・・。
ひとつだけ不満がありました!

劇場狭いわ です

あーさて
元女子アナの候補さん。喋らずとも泣きそうな強がる姿の演技うまかった。
ADさんのウエストバックにガムテープとか、らしくてよかった。
報われないビデオ班のチーフさん、台詞の間の入り方微妙でうまいぞと、
ちゃっかり候補のワタナベさん。服装とか行動が応援したくなる候補ぶり!
「そこっ!つぶやかない!!」とか
「うっせ-んだよ!」など、強いセリフのタイミング、皆さん上手でしたー。
他いろいろありますが、とにかく細かいところを。
手を抜くことなく、しっかりと出来ていて感心しました。

愉しい時間をありがとうございました(^_^)
聖火の献立

聖火の献立

タッタタ探検組合

劇場MOMO(東京都)

2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっとイメージしていたものとは異なっていた
思いっきりコブシを振り上げて、
場外へ振り回すような・・・、大暴投みたいな感じがしました。
これがチカラ技のエンターテイメントという所以でしょうか・・・。
チョット整理が足りなかったような気がいたしました。

ネタバレBOX

上下に別れた舞台装置は見事な発想でした。
舞台半分の台上で、プレゼンの会議室。
下半分でプレゼンの画面を表示するとは。
なんか大学のスライド式黒板思い出しました。懐かしいです(^^)

OPの映像動画は面白かったので、オチの映像でも流れるのか!
と思っていたら、次回作の予告流しましたね・・・。
次への意欲は買いますが、まとめとしてその後の状況などを、
映像で見せていれば、上手くオチが締まった感じがすると思いました。

会議で食材の説明して、採用の可決をプレゼン映像で判断。
という設定は大変面白かったのだが。
この簡単なルールが最初わかり辛かったです。
無理にオリンピックなどに設定しなくとも、
地方のスポーツイベントとかの話の方がリアルで、
その後のブットンダ設定にあっている様に感じられると思いましたが。

地鶏のプレゼンが一番判り易かったです。
宇宙ブタは宇宙人とかの設定は楽しめたが、
ひとり宇宙飛行士ネタは長すぎたと思われました。
結局、家畜の暴走でやり逃げたし・・・。
オチが浅かったです。もったいない!

でも着ぐるみの食材ミュージカルは笑えました。
ので星1つ追加です。






聖火の献立

聖火の献立

タッタタ探検組合

劇場MOMO(東京都)

2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★

確かにチカラ技!
通路には座布団席もできるほどの満員の盛況。

小学生なんたら日ということもあって、子供たちのげらげらという笑い声で盛り上がっていました。

ネタバレBOX

上段では食材選定会議の様子を、下段では動物たちの飼育状況を見せるという設定。

会議でのスーツ姿などから全身タイツの動物の姿へ着替えて踊ったりして、またその逆へと着替えるのは大変で、確かにチカラ技だと思います。

チカラ技でのドタバタが狙いと言ってしまえばそれまでですが…、そして子供たちにも受けていましたが…、

会議参加者はそれぞれの立ち位置がはっきりせず、新聞記者がゴシップネタで少し脅迫する程度でした。お坊さんはどう考えているのかとか気になりました。

動物のドタバタ振りもあまりひねりが感じられませんでした。BSE問題に踏み込むのかなと思いましたが肩すかし。

全体に少し物足りなさを感じました。
壬生狼伝~鴨が飛ぶ空~

壬生狼伝~鴨が飛ぶ空~

世界征服計画

d-倉庫(東京都)

2010/05/14 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

よかったヨ~
お笑いあり、真剣殺陣ありでとても楽しめました。最初は元気なだけ…で、少し気持ちが入らなかったのだけれど、その後大いに盛り上がりあり良かった。連れもとても楽しかったと喜んでいました。会場も手ごろな距離感と見やすい座席なので此処は好きです。トイレも清潔。
 ラストでの照れくさいけど好きな花は「!…」の言葉の時、お梅さんが一瞬復活して、「ニコ (^.^)」として欲しかったな~我侭ですが楽日は是非このパターンでお願いします。

北と東の狭間

北と東の狭間

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

濃密
とにかく終始しびれっぱなしでした。満足!

ネタバレBOX

個人的意見ですが、少し女優さんがキレイ過ぎて、バブル崩壊後を生き抜いている感がなかったかなと思います。
暴くな

暴くな

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2010/05/15 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★

不知火チーム
雲龍チームと同じストーリー。ヒール的な話になるかと思ったがチームが入れ替わっただけなので2時間ツライかと思いきやこれが中々面白かった。一番はシェービングクリームかな(この回だけかも)

ネタバレBOX

やはり最前列の観劇は要注意です。最後の役者挨拶の時、私の目の前に「シェービングクリーム」ですよ!よりによってなんで私の前なんですか(笑)
暴くな

暴くな

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2010/05/15 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

(不知火チーム)面白さは変わらず!
雲龍チーム、不知火チームを観て、面白さに差があるかと思ったがどちらも引けをとらなかった。強いて言えば、雲龍チームの方がややベテランが多く、安心して観られる感じ。不知火チームはやや若手が多く、パワーを感じた。

配役が違う以外は、基本は両バージョン同じストーリー。ただし細部がそれぞれ違う。その違うところが面白かった。もしどちらかを観て、面白いと感じた人は両バージョン観るといいだろう。

暴くな

暴くな

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2010/05/15 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★

雲龍チーム
以前「ロマンス・ふぞろいな野菜」を観ていたが、本公演初見になります。アパートの一室から始まる凄い物語。笑い、エロ、ダンス、歌、アクション(多分)などテンコ盛りの内容にお腹一杯(笑) 観る方も色々参加して楽しい2時間。

ネタバレBOX

最前列の観劇は、前からも後ろからも色んな物が飛んで来るので覚悟が必要。
バイ・バイ・ブラックバード

バイ・バイ・ブラックバード

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2010/05/13 (木) ~ 2010/06/06 (日)公演終了

満足度★★★★

たのしかった~
キャラメルのお芝居は見た後に心が晴れやかになります。
西川さんの存在感はやっぱりすごいです。
次回の公演もぜひ見に行きたいと思っています。

ネタバレBOX

ダンスの時のお兄さんの首倒立はいったいなんだったんでしょうか?w

映像を使った演出が印象的で一番目に焼き付いています。
3人の忘れてしまった大切な記憶が写真とともに消えていく恐怖。
現在への不安がとても感じられました。

個人的には他クラスメイト2人の話をもう少し盛り込んでほしかったです。
しかしそうなると時間が足りなくなってしまいますよね・・・。
北と東の狭間

北と東の狭間

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

観劇

Do!太宰

Do!太宰

ブルドッキングヘッドロック

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2010/05/14 (金) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★

太宰を読んだことがなくても十分楽しい
対象を直接芝居にするのではなくオリジナルストーリーに原典の味や匂いを練り込むスタイルで確かに太宰を読んだことがなくても十分楽しい。
ただ、終盤で広げた風呂敷が畳みきれないのはちょっと残念。
あと、映像関係で不測のトラブルがあるも誠意ある対応に好感。

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