
聖火の献立
タッタタ探検組合
劇場MOMO(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★
無駄に力入ってるなぁ~
確かに、脱力系(気ぐるみが可愛い、歌と踊りが抜ける)チカラ技(無駄に力が入った演技)エンターテイメントでした!
和食を食べようと思って入ったら、実はメキシカンでした。
みたいな感じでしょうか。
エンターテイメントと謳っているだけに、確かに芝居を求めて行くとがっかりするかもしれません。
でも、私はあの無駄に力が入った演技が好きです!
なので、次回も観に行きます!
期待してますよ!

ふとん海水浴
ふう
atelier SENTIO(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★
航海の行く先は南!
8畳ほどの一室。仲の良さそうな二人の会話と妄想、でも何処かぎこちない。そこにもう一人の女性が絡む事で、二人の関係が見えてくる。人間関係の距離ってどの位なのか?メジャーで計れるものなのか?里美と優子の向かう先に温かみがあるといいなあ。二人泳ぎ疲れないように。 女優3人素敵でした。

プランクトンの踊り場
イキウメ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2010/05/08 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
演劇でならではのSF!
演劇は制約事項がとても多い表現手法だと思うんですけど、それで思いっきり既成の制約を外してしまうSFにチャレンジ・・・しかも、とてもシンプルな舞台装置で・・・というウルトラCを見事に実現!
確実に笑えます!
間違いなくその場面転換の手法に感嘆します!
で、さりげない伏線の絶妙さに拍手を送りたくなります!
イロイロな種類の演劇があるなかで、自分はやっぱりこういう演劇が好きだった・・・それを再確認させられた作品でした。

失われた時を求めて 第1のコース「スワン家の方へ」
三条会
三条会アトリエ(千葉県)
2010/05/14 (金) ~ 2010/05/17 (月)公演終了
満足度★★★
読書のモチベーションとしての演劇
会場でもらったプログラムによると、村上春樹の小説の影響でこのマルセル・プルーストの原作が本屋で平積みになっていたという。私は村上作品をほとんど読んだことがないのでわからないが、最近出た本の中で村上春樹がプルーストの「失われた時を求めて」に言及しているということだろうか。
それはともかく、三条会がこの小説を芝居化するということで、全7作ある小説のうちの第1篇「スワン家の方へ」を観劇3日前になんとか読み終わった。文庫本で700ページもある長編で読むのに2週間ほどかかった。しかもこのサイズの作品があと6冊もある。読んだのはちくま文庫から出ている井上究一郎の訳。これが翻訳調のなかなか読みづらい文章だったので、すでに読みはじめている次の第2篇では、集英社文庫から出ている鈴木道彦の訳に変えてみたが、こちらのほうがだんぜん読みやすい。これから読む人には集英社文庫版がオススメ。
そんなわけで、三条会の芝居を見るために大長編の小説を読み出したのだが、こういうきっかけがなければたぶん当分、というかおそらく一生、この小説を読むことはなかっただろう。幸い小説の内容にも興味が持てたので、このまま三条会の公演に寄り添う形で最後まで読み続けたい。演劇によって読書のモチベーションが高まるという、なかなか珍しい体験をしている。
芝居の上演時間は約1時間。三条会の公演では普通の長さだが、原作の長大さを考えるとこれは暴挙を通り越してむしろ潔さを感じる。小説に書かれた出来事を一つ一つ追っていく作業ではなく、この芝居を見ることで少しだけ小説が読みやすくなればいい、と演出家はプログラムの挨拶文に書いている。
ただ、原作の内容を再現するのをやめたことで、芝居としての表現はものすごく飛躍したものになっている。そしてその飛躍ぶりを面白がるためには、やはり原作は事前に読んでおいたほうがいいだろうと思う。
私自身はこの小説をスワンという人物を主人公にした恋愛小説として読んだ。また19世紀末のブルジョア文化を描いた風俗小説としても興味深いと思う。ただ、紅茶とマドレーヌのエピソードに象徴されるように、芝居ではむしろ人間にとっての記憶とはなにか、みたいな部分に焦点が当てられていたようだ。もちろんいろんな角度からの読み取りが可能なのがこの小説の魅力ではある。開演前に受付でもらった紙袋には、紅茶のティーバッグとマドレーヌというお菓子が入っていたのが洒落た趣向だった。
それにしても舞台表現の飛躍がすごい。原作の登場人物だと思えるのはスワン夫妻と娘のジルベルトくらいで、あとは医者、看護師、役者、易者など小説とはあまり関係のない人物が登場する。漫画「あしたのジョー」のアニメの音声が役者の動きと重なったり、東宝の怪獣映画に出てくるキングギドラの魅力をスワン役の中村岳人が延々としゃべる一方で、スワン夫人を演じる大川潤子がキングギドラ然として両腕を広げたりする。
ところで、スワンとオデットという名前はバレエの「白鳥の湖」を連想させるが、はたして作者のプルーストはそれを意識していたのだろうか。時代的には「白鳥の湖」が初演された時期と小説で描かれた時代は重なっている。ただし内容的にはあまり関係はなさそうだ。
それにしても19世紀末から20世紀初頭にかけては文化的に豊かな時代だったと思う。王侯貴族を筆頭に地主階級を中心にしたブルジョア文化が最後の輝きをみせた時代ではないだろうか。金と時間がたっぷりあって、子供のころから文化芸術に親しんでいる人々。音楽も美術も演劇もそういうブルジョア階級が支えていた時代。

RAINBOW!
演劇集団ゼオン
相鉄本多劇場(神奈川県)
2010/05/15 (土) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
学芸会
余りにも酷過ぎて、ある意味衝撃的でした。
役者が下手すぎて見てられない、なんてことは無いのに、
(数名、何の為にいるんだろうって思う方はいらっしゃいましたが・・・)
とにかく話が面白くない。
展開に纏まりがなく、主題が薄っぺらい。
殺陣は人前で披露するに値しません。
兎に角、お金を取れる舞台ではないです。
お金も時間も返して欲しいと思ったのは初めてです。

ブルー・マンデイ(再演)
川崎インキュベーター
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2010/05/14 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★
身内?
率直な感想は面白くなかった
自分が書けないのに無理して書いた台本だったと思う。間延びした会話を騒がしく聞かされるのは苦痛以外の名のものでのなかった。
周りの客が笑っていたのは身内的なものであって役が面白いのではないと思う。
千秋楽を見たのだがそれゆえの自由さは限度があると思う

RAINBOW!
演劇集団ゼオン
相鉄本多劇場(神奈川県)
2010/05/15 (土) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

『あぁ、自殺生活』 ~ ありがとうございました。次回は下北沢楽園にて6/1(金)&6/20(日)に上演致します。
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/26 (水)公演終了
満足度★★★
辛かった
現代生活のあらゆる面を「自殺」になぞらえた、風刺を含んだ議論。
改札鋏の音や美術や照明・歌などの雑な手作り感、時々上から聞こえる水音など観劇環境で不快だった点が多く、作品が始まる前から嫌な部分の方が目に入る見方が出来上がってしまったのが辛かった。
それが災いしてか、笑い声が目立つ客席だったが、笑いとしても作品としても受け取るものがなにもなく、舞台としての面白みを感じ取れなかった。

魔の華物語
榴華殿(RUKADEN)
タイニイアリス(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★★
ある意味ホラー(笑)
男性にとってはある意味ホラー。それも一個人の復讐かと思いきや集団による計画とは…。
いやぁ、女性ってコワい、そしてオトコってバカですねぇ。
が、種明かしの部分でそこまでにひっかかっていた点がすべてクリアになりスッキリ。
また、大正浪漫系のどこか懐かしい雰囲気も○。

裏切りの街
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2010/05/07 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
確かに、人間の本質を精緻に描写していると思いました
三浦大輔作品を初観劇。センセーショナルな手法ばかりが前面にクローズアップされている感じを勝手に抱いていましたが、現代の、特に都会に生きる人の心の有り様を、丁寧に繊細に描いていると思いました。休憩入れて3時間15分、少しも長いと思いませんでした。

壬生狼伝~鴨が飛ぶ空~
世界征服計画
d-倉庫(東京都)
2010/05/14 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★
女優さん、綺麗でした(^-^)。
本・演出・主演が同一人物の場合、嫌な思い出となることが多いのです。
でも、この舞台は、そんなことありませんでした。
それだけでも、私には収穫です。
芹沢鴨の居た頃を題材にした、史実とは離れたお話です。
歴史好きには、少しくどい講釈(尊皇攘夷とか)がありますが、若い人達のためには、一度ちゃんと説明することも必要でしょう。
人形を使って説明すると、かえって分かり難い気がしましたけどね(笑)。
新撰組設立当時の話を主題にもってくるあたりは、マイナー好きの自覚のある脚本家さんだけのことはあります。
私も少しマイナー気味の話が好きなので、嬉しかったです。
個人技としての軽業はあるものの、殺陣としてはもう少し練習して野太く見せていただけると嬉しかったかな。
あと、上下の広い会場ではないので、10人一度での殺陣シーンは無理がありましたね。
選曲の問題かも知れませんが、ちょっとショーパブチックでもありました。
しかしながら、客弄りも上手でしたし、殆ど舞台セットが無いにも関わらず、情景が目に浮かびました。
特に隊士組の女優お二人のお芝居は、素敵でした。
フライヤーの写真より数倍綺麗でしたしね(笑)。
それにしても、d-倉庫って良いですね。
段差がしっかりあって見やすいし、殺陣も長モノを振り回しても安心して見ていられる高さがあります。
劇団の名前は、しっかり記憶させて頂きましたので、またお邪魔します。
ありがとうございました。

「ユー・アー・マイン」
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
駅前劇場(東京都)
2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

「ユー・アー・マイン」
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
駅前劇場(東京都)
2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★★
こんがらかるのを楽しみましょう!
いやぁ~、笑いました。
客席も満員。
開演前にフライヤーと共に配られている相関図と、じっくりニラメッコ。
おかげで9割方、ついて行けました。
でも、そこが追えなくても、すごく楽しい。
所謂、多弁系のコメディです。
何かが残るというよりは、たっぷり愉快で、演者さん達の熱演に感動です(^-^)。
ありがとうございました。

「ユー・アー・マイン」
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
駅前劇場(東京都)
2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★
う~ん
「コメディやってます」と言う劇団を観に行き、
大いに笑える「コメディ」を観て帰ってきた。
脚本も演出も芝居も小気味良い。
約2時間、楽しい時間を過ごした。
が、次の公演も観たいか、というと「う~ん」。

OH MY GOD
ラフメーカー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/02/24 (水) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

イバラヒメ~La Belle au bois dormant~
女王陛下
駅前劇場(東京都)
2010/02/25 (木) ~ 2010/02/28 (日)公演終了
満足度★★★
どこまでリンクしているのか?
ちょっと怖かった~。
最初の話の展開から、うーんどうなんだろう?と思いながら見てましたが、いつの間にか世界観に引き込まれてたようです。
場転時の足音の大きさがだいぶ気になったり、小野寺が昏睡状態に陥ってたのに最終的にほったらかしになってたり、細かい点で気になる点はありましたが、なかなか面白かったです。
しかし、話もリンクしてるような言い方だったし、思ったより役者が行ったり来たりしてるようだったので、OFFOFF側の話が非常に気になります(笑)

第6回ショートショートムービーフェスティバル
ヨーロッパ企画
ニッショーホール(東京都)
2010/05/15 (土) ~ 2010/05/15 (土)公演終了
満足度★★★★
面白い
初めて観に行きましたが、凄く楽しかったです。皆さんそれぞれ違った馬鹿さがあって魅せられました。ただお笑いだけじゃなくて嬉しい。 永野さん熱い人でびっくり。山脇さん、とても好み。他の作品が観たくなりました。 次回も楽しみにしています。

『エレベーター音楽』公演終了 ご来場ありがとうございました!!
津田記念日
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★
悪くはないんだけど
1日おいてようやく腑に落ちた。抽象的であまり芝居中は響いてこなかったんですね。世界観の割りに構成が緩かったように思えます。次回作に期待しましょう。

裏切りの街
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2010/05/07 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了
満足度★★★★
繰り返しの日常と静かな暴力
とてつもなく静かに、
そして繰り返すようなシーン、言葉にゆっくりとついていく観客。
時に、暴力的な音楽でつきはなされても、そろそろと後をついていく…
そんな時間がパルコ劇場に流れている気がしました。
登場人物が全て愛おしくなるような作品でした。

「ユー・アー・マイン」
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
駅前劇場(東京都)
2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★★
二層式洗濯機がまわる感じ
とでも言いましょうか、
巧みな構造のお芝居で終始どこがどうつながるのか、
ワクワクしながら見ていました。
二つの空間でたくさんのぐるぐるがあって、
終わった時にはきれいサッパリ。
明日もはりきっていけそうなお芝居です。