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BACKBEAT 2026 FINAL

BACKBEAT 2026 FINAL

シーエイティプロデュース

EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2026/05/03 (日) ~ 2026/05/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ビートルズの創成期を描いた作品でしたが、とても良かったです。
結成当初は5人だった事、辞めた(辞めさせられた)メンバーがいた事など、史実に基づいた内容で、何とも興味深かったです。
話も面白かったし、20曲以上の生演奏で、何だかライブ会場にいるような気分になりました。
涙あり、笑いあり、感動ありで、役者さん達の熱い演技も良かったです!
大満足でした。

劇的

劇的

ポッキリくれよんズ

浅草九劇(東京都)

2026/05/01 (金) ~ 2026/05/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

硬派とは無縁そうな劇団名を旗揚げ時に知ってより数年経って初観劇の前回、そして今回二度目であった。意外と硬派で(良い意味で)調子が狂った前作は映画撮影の現場を舞台に芸術論、演技論を(自らに?)問うた作品だったが、演出的に攻めた印象と、役人物と幾分落差のある俳優の「頑張り」が印象に残った。
今作はある家族の物語(何らかの必然があるのか舞台は長野)とし、日常モードが基調である分、配役等では前作に比して完成度は高いリアリズムの舞台として観られた。こういう劇も作るのかという発見と、家族物を描く工夫としてメタ要素が脚本に織り込まれていてこれが効いていた。ある意味でこの要素が前作に続き芸術論にコミットさせ、人間を描く事への問いを置いて劇を終わらせている。これが取って付けたようでないのは、家族の物語の中に十分に問いが籠められているから、と思う。

ネタバレBOX

複雑な家族関係、その成員の3名が突然の滑落事故により同時に失った家族たちの関係と内情が紐解かれる場は、葬儀を終えた彼らの実家の居間。
惜しむらくは死んだ三名が名前のみで呼ばれ、生きて今いる人物との関係を特定するまでに時間が掛かる。最後まで不明だった人もいた。それが作品の、物語の魅力を減じたとは感じなかったが。
さかさまの世界

さかさまの世界

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)

2026/05/02 (土) ~ 2026/05/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

舞踊系の舞台で充実感のあるのは久々であった気がする。若手ダンサー男女2名ずつの4名が、子ども対象に作る舞台の第二弾(前回は2023年)という。四者四様のキャラと、遊びの数々が子どもたちに「効いてる」のが、反応から判る。KAAT中スタジオの階段座席と前方の桟敷エリア(子どもオンリー)があり、演者は桟敷の間を通ったり階段を行き来したり、冒頭では観客とやり取りをして客からの反応を出やすくして温まった後、舞台上でのパフォーマンスが展開(合間に客の反応を引き出したりもある)。見て美しい・面白いアンサンブルのダンス、ムーブ。大きくなったり小さくなったり動くスポットライトと闘ったり遊んだり捕まえようとしたりしながらソロのパフォーマンス。丸いライトと一対一のやり取りになるので自然とソロになる。少年のようなAokidは随分前に一度見て小気味よいダンスを堪能した記憶があるが、感性が子ども目線。奇妙な間合いだけでクスクス笑いが起きる。歌を得意とする「優」のお間抜けキャラ、もう一人は小柄ではっちゃけたキャラ、川口ロン(名前はよく目にする)は筋肉系で床スレスレの動きをやったと思えば奇声を上げたり表情も豊か。子どもの反応が頗る良い。前のめりで協力的な子も多く、笑いも起きる。警戒心を解いている。
重要なのは大人も観て面白いパフォーマンスである事。最後は4色のペンキをぶちまけたマットにスライディング、塗りあい。あー楽しかった、と遊びの時間を終える。40分の上演だが一緒に遊んだ気になれる時間。何によってこれが「成立」しているのかは、相変わらず気になるのだが、またおいおい考えて行こうと思う。

黒いチューリップ

黒いチューリップ

新宿梁山泊

新宿 花園神社境内 特設紫テント(東京都)

2026/04/25 (土) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

本演目はタイトルも初めて目にした。蜷川幸雄演出舞台に書き下ろしたという。三幕物であった。唐十郎はつくづく特異な作家だと思う。唐を日本のシェイクスピアとする言い方があるが、何処となく言い得てるのは一人が放つ長台詞が聴く者の目を見開かせ世界を立ち上げる様や、ちりばめたアイテムが最後の最後に回収されて行く様。だが、唐は常に「過去」への目線を書き込む。郷愁をかぎ取るその先に人物は何かを発見する。時にそれは満州国であったり、鶯谷だったり、母の胎内であったり、下谷万年町だったり・・。喪失を書くのは忘れぬため。多くの無名の、消え去った存在たちの生きた証が、己もそうありたいと願うのと同じに、「思い出される」事への切望が、テント幕の向こうに広がる中空に放たれるラスト。そして登場する者たち皆が物理的あるいは精神的に「地を這う」ような者共。今回は小津の映画に出てくるような手打ちのパチンコ台が並ぶ店内が舞台。私的に注目は客演の鴨鈴女、後半忘れた頃に、姉思いのヒロインの偏執(黒いチューリップの培養への)の発生源である奇態の人物像として登場し、見事に奇態なかつどこかチャーミングなオバサンとして台詞をまくし立てる。気持ちが良かった。
終幕に至る畳みかけも美味しいが、唐作品の特異性という事をまた改めて実感し直してもいた。
戯曲を書いた時点で既に「過去」の出来事や風俗を、郷愁をもって描いたそれを、味わい直す営みの中に、私個人は関心がある。過ぎ去って行く過去の、時代の観念は常にとらえ直しを求められ、時間が「経っただけの事はある」無意識レベルの変化の中に、現在における「断定」を拒み得る根拠が眠っている。現在の独断が断行される事への抗いは、表面的な過去(歴史)理解を覆すことの中にしかなかろうとも思う。

ネタバレBOX

梁山泊の鄭作品上演(テント)で演劇を知り、その後梁山泊を通して唐作品に触れて最初は拒絶反応しかなかったものが、「見慣れた」という事もあろうが、恐らく過去を「知る」事を促され、発見をした分だけ、物事の「一面的で無さ」を悟り、物事から読み取るべき多様な要素を想像し始めた事が、唐作品の物語の背景を知ろうとする観劇姿勢にも反映したような気がする。
抗い続ける事の「無意味さ」が強調される今、何かに抗っている曲者たちを自分に重ねられる事を己にとってのバロメータにしようか。いつかかの面倒臭い人物たちに、違和感や、無関心を覚え始める時が来るかも知れない。だがバタ臭くとも、貧乏でも、何かに抗って生き続けるのも「悪くない」、そんな道を唐は意識してかは判らぬが、示そうとしていたのかな。人知れず異端者として生きる無名の人々に、「語る」事を通じて手を差し伸べていたのかな。
黒いチューリップ

黒いチューリップ

新宿梁山泊

新宿 花園神社境内 特設紫テント(東京都)

2026/04/25 (土) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

新宿梁山泊最高!です。いやー、凄いものを観てしまった…というのが正直な感想です。こういった劇団がテント演劇を守ってくれているんだろうな…と。2時間40分という長尺の舞台ですが、その時間に比する内容でいろんな意味で非の打ち所のない完璧な舞台でした。内容は理解するのに簡単ではありません。が、この舞台は気迫と舞台の根源的なものを「感じる」のが正しい鑑賞方法だと思います。とにかく圧巻でした。あと、最後の最後、あのような見せ方をするとは…です。明日あたり、舞台が終わる時間にでも花園神社の通路にいて通路側からどう見えるのかチェックしてみたいです^^ 最高の演出と演技、ほんとうにありがとうございましたm(_ _)m

ベガスペガサス

ベガスペガサス

やみ・あがりシアター

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2026/04/25 (土) ~ 2026/05/06 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです。カジノに行ってしまう各々の事情が笑えましたが、自分がそうならないという保証はありません。まして前身が北とぴあと言う公共施設だったらなんとなく信用してしまうのが性なのではないでしょうか。
マルチエンディングのそれぞれの結末も見たかったです。
大千秋楽に行って良かったです。予算がないくせにリピートしてしまったと思うので。

Qui som?─わたしたちは誰?

Qui som?─わたしたちは誰?

SPAC・静岡県舞台芸術センター

静岡芸術劇場(静岡県)

2026/05/03 (日) ~ 2026/05/06 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

なんか不思議でしたね。

隣の人が公演のこと何も知らない人だったのに、めちゃくちゃ拍手してました。

公演後は晴れ渡った富士山をバックに素晴らしい大騒ぎでした。…なんだろう?みんなに、何かを伝えたい、不安に負けてはいけないことをと、と思いながら藻掻いていたら、このようなものになった、と役者が言いながら。…たしかに自分もその言葉を納得しながら受け入れて拍手したのは間違いない(笑

世の中って、何でしょう?

人間って、恐怖に飲まれるとどうとでもなるんです。そんな姿をさんざん観てきました。僕は何一つ悪いことも後ろめたいことも皆無だから平静でも。…じゃあ、どんな予想もしなかったことが起きても、そしてしても、しょうがないねって言われたらどうかと思うと…まぁ皆様と同じように自分も思うと思います。そんなことぁねえだろ、と(苦笑

不安というのは恐ろしいものです。

不安になると本来なら、異常な状況ですから最大限に思考しなければならないはず…でも、脳のスイッチがきり替わるんです。そして思考の範囲が狭まり2-3くらいの候補に逃げ、その狭い選択肢のなかをぐるぐる思考はめぐり、オーバーヒートして、やがて思考停止して役割のテンプレ、要はRPGのキャラ化してしまう。

そうすると、会話は通じません。相手が想定していなかった事実を提示し、第三者に確認可能ですよ、と言っても、RPGの村人になっているので、決められたこと以外は何もしません。

これが不安にのまれた状態というもので、ただ外部から見るとRPGのキャラ化してるので、想定外の応答には答えられないだけで、一見すると明るくて何の不安もないように見えます。

そんな時に怖いのが、倫理や法律を完全に踏み外し『恐怖に飲まれて不動のオーラを醸す』人間が突発的に出現することです。これがどれほどの害悪をもたらすものか。本来ならヒトラーは酒場で酔っ払い相手に演説をしたまま終わるはずでした。でも違った。不安に飲まれてRPG化したドイツ国民はついていき、フランスにワンパンで勝ったんで調子に乗って史上最悪の独ソ戦へ。不安にのまれ、思考の幅が狭まる怖さは歴史が示しています。

何かに巻き込まれて恐怖に飲まれた人たちは小芝居にコロコロ巻き込まれます。僕が『正気になってください、とりあえず警察に相談したら?』と言ってもです。想定外の応答には答えられないんです。へんな犯罪に巻き込まれたなら、普通は警察に相談すればいいのに、その応答がなぜか想定外だと、RPGの村人化して、本来なら当たり前のことさえ考えられなくなるんです。これは恐ろしい。自分のように、常に、まぁ演劇とかを観ながら客観視して、周りで変な状況になっても不安を制御しつつ当たり前の行動を取れるように…できてるかはわかりませんが、でも311のときはみんなそうは思っててもなかなかできなかった。

後になったら大笑いで『なんであんなくだらない小芝居に騙されたんだ』みたいなことを言っても。なんで三文芝居にだまされるのか?それは恐怖にのまれるからです。目の前に巨大な権力か何かがあり、したがわないとどうなるか分からない…みたいな。この演劇はそんなことを教えてくれる気がします。

恐ろしい波でも、あとになって考えたら『落ち着けばなんてことないよ』になりますよね。恐怖に包まれると、正常な判断ができなくなるんです。

静岡の人って、そういう体験をしたのかな?とも思いますが。

『興亡有運』

『興亡有運』

劇団文机と熊

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2026/05/05 (火) ~ 2026/05/06 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

三国志愛が溢れてる
三国志を知らずとも、共感出来る内容多々あり
これで完結なのは残念
三顧の礼で、続けて欲しい

劇的

劇的

ポッキリくれよんズ

浅草九劇(東京都)

2026/05/01 (金) ~ 2026/05/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めっちゃ良かった。演者もストーリーも良い。ほんと劇的!

リベルテ vol.34

リベルテ vol.34

END es PRODUCE

本所松坂亭(東京都)

2026/05/01 (金) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2時間40分の長丁場。観客を飽きさせないサービス満点素晴らしい。たのしかった!

TRANS

TRANS

サードステージ

本多劇場(東京都)

2026/04/28 (火) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

元andymori、小山田壮平の曲 、「君の愛する歌」が繰り返し流される。

風間俊介氏は安定した技術に裏打ちされた安心感。流石の人気。
岡本玲さんは『みんな鳥になって』以来。貫禄。
伊礼彼方氏は初めて観たが凄腕。羽賀研二っぽいマッチョなハンサムで場数をこなして来た故の自信溢れる実力派。何でも出来る器用な人。ファンがつく訳だ。

ネタバレBOX

30代の精神科医の岡本玲さんのもとに患者として風間俊介氏が訪れる。二人は高校時代、友人だった。フリーライターをしている風間俊介氏は時折意識を失い、別の人格になっているらしいのだがその記憶はない。別人格のもう一人の自分への不安と興味。

オカマバーでボッタクリに遭う風間俊介氏、彼を助けてくれたのはその店のオカマの伊礼彼方氏。二人は高校時代、友人だった。久方振りの再会に喜びと戸惑い。

三人は高校時代、いつも校舎の屋上で空を見上げていた。他の連中とははぐれていた。卒業となって三人で約束する。これで皆お別れだけど、もしこの中の誰かがここから飛び降りたい程追い詰められたらどんな状況であっても三人でまた逢おう、助け合おうと。

風間俊介氏の別人格が自称南朝天皇の流れから自分的にはあんまり好きじゃない。もっと暗い設定の方が好み。

明治時代の誇大妄想狂・蘆原金次郎は将軍や天皇を自称し精神病院に入院、マスコミによって特殊な人気者に祭り上げられた。筒井康隆が『将軍が目醒めた時』という小説に。
今作の直接のモデルであろう熊沢寛道は戦後、GHQに自分こそが正統な南朝天皇であると請願書を送る。マスコミも面白がって熊沢天皇と呼ばれ特殊な人気者に。

作家になりたかった風間俊介氏は書きたいものが見付からず、依頼主の求める通りをなぞる売文業をやっている。本当の自分への憧れ。いつかそれを知れば本当の人生が送れる筈だと。

カルト宗教に嵌まって大学を辞め、人生を費やした岡本玲さんは自分を殺そうとする悪魔の正体が母親だと知る。大学に入り直して精神科医となるも、妻子持ちの医師を愛し不倫関係の挙句、妊娠。どん詰まり。

作家になりたかった伊礼彼方氏は自分探しの末に同性愛者に辿り着く。愛されたかったのか愛したかったのか。他人と絶対に崩れない信頼関係を求めては失うことの繰り返し。そんなものは何処にもないのか?

今作を観た自分の勝手な解釈。
これは鴻上尚史氏から舞台を観に熱心に集う観客達への心からのラブレターである。何処かしら病んだ貴方達が僕を必要としてくれるから、僕は手を変え品を変え作品を創り続けることが出来る。この関係に終わりはない。もしかしたら病んでいるのは僕の方で貴方達からカウンセリングを受けているのかも知れない。それでも構わない。僕がずっと傍にいて君を守る。僕と君が入れ替わったとしてもそれは同じことだ。

ブルーハーツ 「夕暮れ」

何年経ってもいい 遠く離れてもいい
独りぼっちじゃないぜ ウィンクするぜ

※ここから関係ない話。
当日パンフである「ごあいさつ」に今作への覚え書きが記されている。鴻上尚史氏は小学生時代の初恋の女の子と大学生になって東京で再会する。全てにおいて誰よりも優れていた聡明なあの娘は統一教会に入り苦しんでいた。彼女程の知性の持ち主がこんなカルトに嵌まるのか?いろいろと相談に乗りたかったが当時鴻上氏も忙しく恋人もいた。時は経ち、ある日彼女から手紙が届く。彼女が脱会出来たこと。ふと貴方のアパートに行ってみたけど貴方は留守だったこと。もしその時、自分が居たとしたらどうなっていたのだろう?

ブルーハーツの「夕暮れ」を久し振りに聴いたが良い歌だな。結成当時、ブルーハーツのマネージャーだった河口純之助、ベースのメンバーが固定せず仕方なくベースを弾くことに。以前組んでいたバンドではギターだったのでベーシストとしては素人同然。下手糞な演奏技術だったが余りの楽曲の良さであれよあれよと言う間にメジャー・デビュー、すぐに武道館、全国的な人気。ヒロトの説得力のある心のこもった声とマーシーの論理的な詞が全国のガキ共にメチャクチャ突き刺さった。青少年の精神的悩みを解決する救世主のようなカリスマ性。沢山の悩み相談が全国から山のように寄せられた。詞を書いていたのはほぼヒロトとマーシーだったが河ちゃんにも沢山手紙が来る。根が真面目な河ちゃんはその一つ一つを真剣に受け止め、どうすればいいのかとことん考えた。どうすれば皆の苦しみを救えるのか?そんな時、ある一冊の本に出逢い、衝撃を受ける。大川隆法著『太陽の法』。この本に全ての答は書かれていた。全ての悩み苦しみへの解答がここにある。幸福の科学に入信。ライヴ後に悩めるファンを集めて勧誘する。ヒロトは激怒する。「こんなことやめてくれ!」と。河ちゃんの本気とヒロトの本気。皆本気だったからバンドは成立しなくなった。ラスト・アルバムとなった『DUG OUT』に「夕暮れ」は収録されている。ヒロトから宗教的な論理へのアンサー・ソングだろう。
その後にブルーハーツ名義で『PAN』というアルバムが作られるがレコード会社との契約の為、無理矢理作ったもの。4人がそれぞれソロで楽曲を制作録音、バンドの作品ではない。
ブルーハーツのファンクラブ「ブルーハーツ集団」の会長であった亀岡寿江はオウム真理教に入信し雑誌の取材にも答えた。「ドブネズミみたいに美しくなりたい」という歌詞を真剣に受け止め、全ての生命は平等であると思い至る。ゴキブリですら殺そうとしないオウム真理教の思想に本物を感じて入信。真実の仏教を実践する為に。
無論、自分も「ブルーハーツ集団」に入っていた時がある。幸福の科学もオウム真理教も一通り目を通したが全然魅力的じゃなかった。何か違う。ただの支配システムじゃないか。人間が望むのは己の自由だけでいい。そこには何も嘘がない。
舞台「スター☆ポリス」~美しき戦士たち~

舞台「スター☆ポリス」~美しき戦士たち~

特定非営利活動法人 劇団スターキャスト

ブディストホール(東京都)

2026/05/06 (水) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

このお芝居を語る上で欠かせないのが、このお芝居を主宰しているNPOスターキャストだとおもいます。いわきを拠点とし、地域復興を目的としており、劇のなかでも東日本震災に触れられていました。若者を取り込み、地域復興をするという大義を考えると今日を初日として日に日にいいお芝居にしてほしいと強くかんじました~

「エイリアンは嘘をつかない」「Rは決して爪を噛まない」

「エイリアンは嘘をつかない」「Rは決して爪を噛まない」

かーんず企画

シアター711(東京都)

2026/05/02 (土) ~ 2026/05/06 (水)公演終了

実演鑑賞

「R〜」を観劇。
実体を持ったAIみたいなアンドロイドと人間の話。

今までの観劇経験の中でも屈指の素晴らしい脚本。

ネタバレBOX

ピノキオみたいな人間になれないアンドロイドの話かと思いきや、むしろその周辺の人間の話でした。
人間とは何か?幸せとは何か?を我々観客に問いかけているように感じました。
牧神の午後 Version.1

牧神の午後 Version.1

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2026/05/04 (月) ~ 2026/05/05 (火)公演終了

実演鑑賞

特徴がはっきりしているのに、どこか不思議な感覚に陥る。そんな二律背反に似た感想を抱きました。スーパーやコンビニなどのレジ袋にハサミを入れて形を作り、人形のようなものを作ります。次に、円状に並べた数台の扇風機(送風機)で上昇気流を作り、レジ袋人形を空中に舞わせます。人間、あるいは妖精のように見えるたくさんのレジ袋人形たちが舞う様子を、観客たちがじっと見守る……という流れ。フォルムが人型なこともあり、気流になびくレジ袋人形たちがそれぞれ個別の動きをするので、その様子には命の存在を感じます。個人的に興味深かったのは、その様子を「人間が、自身より小さい生物を観察する」のか、「人間より大きな生物が、人間を観察する」のか、その見方で印象が大きく異なるのでは?という点。どう見えたか?はまさに観客次第なので、感想の幅も広いでしょう。環境を整えさえすれば再現性は高いのに、逆に環境を整えないと絶対に再現できないという意味でも、ひとときの幻想のような不思議な体験ができました。

わたしは、タイタス・アンドロニカス

わたしは、タイタス・アンドロニカス

演劇ユニットキングスメン

LIVE HOUSE 曼荼羅(東京都)

2026/05/05 (火) ~ 2026/05/06 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 本日6日は17時開演、曼荼羅は手洗いが1か所しかないし、尺が長く途中休憩が無いから小屋に入る前に用はたしておく方が良い。サックスの生演奏が入り、役者陣の熱量も高い。

ネタバレBOX

 余り上演されることの多い作品ではないが、その理由の一端はその内容が余りにも凄惨なことが上げられよう。而も今作、その台詞内容も未だシェイクスピアとしては未熟な時期に書かれたと解釈する向きもあるように所謂シェイクスピア四大悲劇同様台詞で展開される論理の整合性が熟年期の作品に比べて粗いと感じる者も多かろう。だがこの理由として今作は他の観方もできる作品であると考えることも可能ではある。例えばアーロン、ゴート族の女王であったタモーラの愛人であり、今作で “悪”の要を自認する彼の画策をとうとうと自白するシーンが終盤にあるが、何故彼がそのような人物に成長してしまったのかについては一切語られていない。これは、ムーア人のアーロンこそ、今作の真の主人公だからだと考えてみたらどうだろう。実際シェイクスピアの書いた作品の中の四大悲劇の主人公となっていくオセローの前駆的存在こそ、アーロンではなかったか? と考えてみたとすれば。最終盤でアーロンが捉えられ我が子をも捕縛された挙句、己の犯した犯罪を只息子を助ける為だけに縷々述べるに及んで自らの悪に染まった真の原因については何一つ語らなかったことの意味するもの・ことこそ唯肌の色が黒いというだけで加えられた差別だったのではないか? この不条理は本人の責任では在り得ない。而も恰も本人の責任が当然だと己の属する社会から扱われる。こんな経験が朝から晩まで毎日当たり前のこととして繰り返されるのだとしたら・・・。拗ねないことの方がよほど不自然ではあるまいか? 今作に登場する人物たちはこんな視点から眺めてみると皆、このように己の置かれた社会的位置から自由ではない。主人公であるタイタス・アンドロニカスも名将軍という社会的地位の奴隷であり、サターナイナスとて先帝の第一皇子という位置の僕に過ぎまい。知恵に長け狡猾なゴート族の女王とされるタモーラとて捕虜としてゴート族の支配地からローマへ連れて来られた際、戦闘で亡くなったタイタスの息子たちの霊を弔う為生贄として選ばれたタモーラの長男、アラーバスは、母タモーラの切実極まる助命歎願にも関わらずタイタスの命令で惨殺された。タモーラがその後、アーロンと組んでタイタス一族に祟ったのは我が子惨殺に対する母として当然の復讐からだった。要は、何れの登場人物も皆例外なく己の抑え切れない欲動によってその人生の最も肝要な選択の動機づけが為されており、少し俯瞰して己自身を眺めることができたならば滑稽とすら自分自身で気付くことができる程に今作で描かれている総ての事態を回避できたであろうに。シェイクスピアが実際に書いたのはそれができなかった人間というものの愚かさであった。この点に深い意味があることをキチンと捉え、可成り錯綜している今作原書からの小田島雄志氏の訳をその本質を捉えた上で分かり易く上演台本化した篁さんの力に拠るところが大きい。また、殆どの人間が、自らの行動を真に決定しているものが、自らの存在の原点と信じ込んでいる情動によって動かされているに過ぎないことの愚かしさをも照らし出している。
 無論、上演される演劇は他者の書いたものを役者が演じ、観客はそれを観て他人事とするのが常である。然し、もう一歩踏み込んで想像力を働かせ自分事として体験し直してみるという観方は更に深く作品を味わう為の良い方法の一つであろう。今作のタイトルに原作には無い“わたしは”が付いているのは、この意味で、日々我々が見聞きしている世知辛い世の中の報道なども、発信する者各々の社会的位置や利害迄正確に見極めなければ見誤るというメッセージとして受け取っても良かろう。今作上演にはそれだけの深さがある。
ファソラシどすこい!タコどすこい!

ファソラシどすこい!タコどすこい!

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2026/05/04 (月) ~ 2026/05/05 (火)公演終了

実演鑑賞

企画コンセプトに惹かれて、関心を持ちました。観劇前は「相撲甚句に寄っているのかな?」と想像しましたが、そんなこともなく、声楽や合唱など、色々な文化がミックスされ、かつ大人と子どもが一緒に楽しめる「音楽と相撲のイベント」になっていたと思います。特に「お子さんに飽きさせない」工夫は随所に見られ、そういう点も好印象でした。GW、そしてこどもの日の上演なので、来場したお子さんたちが、休み明けの学校で友達や先生にどんな話をするのだろう?と想像すると、ちょっと可笑しい。「劇場で四股を踏みました」とか言うのかな…?

「エイリアンは嘘をつかない」「Rは決して爪を噛まない」

「エイリアンは嘘をつかない」「Rは決して爪を噛まない」

かーんず企画

シアター711(東京都)

2026/05/02 (土) ~ 2026/05/06 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

『エイリアンは嘘つかない』を鑑賞しました。楽しいコメディでしたが、ところどころ、人間の表裏なども垣間見られて、自分自身振り返りそうでした。宇宙人から見た地球というのもなかなか的を射ていると思いました。最後、ハッピーエンドで終わったのも良かったです。料金もお安く、同伴者無料は良心的ですね。また、観に行きたいです。

劇的

劇的

ポッキリくれよんズ

浅草九劇(東京都)

2026/05/01 (金) ~ 2026/05/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

舞台美術はシンプル、しかしながら話は複雑。100分の芝居。葬式の日、久々に家族が集まりました。私自身は一人息子。全くこの状況を想像できません。それが幸せなのか、不幸なのか。ただ、こういう大家族の中で育つと精神的に鍛えられることは確か。血の繋がった家族を中心に様々な人物が登場、謎の女性「岡本紗也」(水木彩也子)が人の生き方の見えない部分を明らかにします。この家族の姿を芝居にしようとする脚本家も登場。現実的な設定では無いかも知れませんが、「劇的」に話を理解しやすくしてくれました。

軋み

軋み

Nana Produce

テアトルBONBON(東京都)

2026/04/23 (木) ~ 2026/04/29 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

テアトルBONBONで、これだけ美術作りこんでるのは珍しいなって感心。
自分は、この戯曲初めて観たのだけど、やや時代を感じるところあって。
この10年、20年で色々と変わってきてるんだなって。
基本はコメディなんだけど、笑いよりもミステリー(サスペンス)要素のほうが本筋か。
もう少しテンポ速いほうが現代的になるのにって思いつつも、BONBONにしては年齢層高めの客層にはかなり受けてましたね。
最後の畳み方がちょっとご都合主義に感じたかな。

中之島春の文化祭2026

中之島春の文化祭2026

ABCホールプロデュース公演

ABCホール (大阪府)

2026/05/04 (月) ~ 2026/05/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

今年も堪能させて頂きました\(^o^)/5日のみの参加でしたが個人的にはbaghdad cafeとオパンポン創造社の舞台を久しぶりに観れたのが胸熱でした\(^o^)/
あと出演予定が無かった是常祐美さんが前説とカヨコの大発明にサプライズ出演されたのが嬉しかったです☆今年も楽しかったー\(^o^)/

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