
BACKBEAT 2026 FINAL
シーエイティプロデュース
EX THEATER ROPPONGI(東京都)
2026/05/03 (日) ~ 2026/05/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ビートルズの創成期を描いた作品でしたが、とても良かったです。
結成当初は5人だった事、辞めた(辞めさせられた)メンバーがいた事など、史実に基づいた内容で、何とも興味深かったです。
話も面白かったし、20曲以上の生演奏で、何だかライブ会場にいるような気分になりました。
涙あり、笑いあり、感動ありで、役者さん達の熱い演技も良かったです!
大満足でした。

劇的
ポッキリくれよんズ
浅草九劇(東京都)
2026/05/01 (金) ~ 2026/05/05 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
硬派とは無縁そうな劇団名を旗揚げ時に知ってより数年経って初観劇の前回、そして今回二度目であった。意外と硬派で(良い意味で)調子が狂った前作は映画撮影の現場を舞台に芸術論、演技論を(自らに?)問うた作品だったが、演出的に攻めた印象と、役人物と幾分落差のある俳優の「頑張り」が印象に残った。
今作はある家族の物語(何らかの必然があるのか舞台は長野)とし、日常モードが基調である分、配役等では前作に比して完成度は高いリアリズムの舞台として観られた。こういう劇も作るのかという発見と、家族物を描く工夫としてメタ要素が脚本に織り込まれていてこれが効いていた。ある意味でこの要素が前作に続き芸術論にコミットさせ、人間を描く事への問いを置いて劇を終わらせている。これが取って付けたようでないのは、家族の物語の中に十分に問いが籠められているから、と思う。

さかさまの世界
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2026/05/02 (土) ~ 2026/05/05 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
舞踊系の舞台で充実感のあるのは久々であった気がする。若手ダンサー男女2名ずつの4名が、子ども対象に作る舞台の第二弾(前回は2023年)という。四者四様のキャラと、遊びの数々が子どもたちに「効いてる」のが、反応から判る。KAAT中スタジオの階段座席と前方の桟敷エリア(子どもオンリー)があり、演者は桟敷の間を通ったり階段を行き来したり、冒頭では観客とやり取りをして客からの反応を出やすくして温まった後、舞台上でのパフォーマンスが展開(合間に客の反応を引き出したりもある)。見て美しい・面白いアンサンブルのダンス、ムーブ。大きくなったり小さくなったり動くスポットライトと闘ったり遊んだり捕まえようとしたりしながらソロのパフォーマンス。丸いライトと一対一のやり取りになるので自然とソロになる。少年のようなAokidは随分前に一度見て小気味よいダンスを堪能した記憶があるが、感性が子ども目線。奇妙な間合いだけでクスクス笑いが起きる。歌を得意とする「優」のお間抜けキャラ、もう一人は小柄ではっちゃけたキャラ、川口ロン(名前はよく目にする)は筋肉系で床スレスレの動きをやったと思えば奇声を上げたり表情も豊か。子どもの反応が頗る良い。前のめりで協力的な子も多く、笑いも起きる。警戒心を解いている。
重要なのは大人も観て面白いパフォーマンスである事。最後は4色のペンキをぶちまけたマットにスライディング、塗りあい。あー楽しかった、と遊びの時間を終える。40分の上演だが一緒に遊んだ気になれる時間。何によってこれが「成立」しているのかは、相変わらず気になるのだが、またおいおい考えて行こうと思う。

黒いチューリップ
新宿梁山泊
新宿 花園神社境内 特設紫テント(東京都)
2026/04/25 (土) ~ 2026/05/10 (日)公演終了
実演鑑賞
本演目はタイトルも初めて目にした。蜷川幸雄演出舞台に書き下ろしたという。三幕物であった。唐十郎はつくづく特異な作家だと思う。唐を日本のシェイクスピアとする言い方があるが、何処となく言い得てるのは一人が放つ長台詞が聴く者の目を見開かせ世界を立ち上げる様や、ちりばめたアイテムが最後の最後に回収されて行く様。だが、唐は常に「過去」への目線を書き込む。郷愁をかぎ取るその先に人物は何かを発見する。時にそれは満州国であったり、鶯谷だったり、母の胎内であったり、下谷万年町だったり・・。喪失を書くのは忘れぬため。多くの無名の、消え去った存在たちの生きた証が、己もそうありたいと願うのと同じに、「思い出される」事への切望が、テント幕の向こうに広がる中空に放たれるラスト。そして登場する者たち皆が物理的あるいは精神的に「地を這う」ような者共。今回は小津の映画に出てくるような手打ちのパチンコ台が並ぶ店内が舞台。私的に注目は客演の鴨鈴女、後半忘れた頃に、姉思いのヒロインの偏執(黒いチューリップの培養への)の発生源である奇態の人物像として登場し、見事に奇態なかつどこかチャーミングなオバサンとして台詞をまくし立てる。気持ちが良かった。
終幕に至る畳みかけも美味しいが、唐作品の特異性という事をまた改めて実感し直してもいた。
戯曲を書いた時点で既に「過去」の出来事や風俗を、郷愁をもって描いたそれを、味わい直す営みの中に、私個人は関心がある。過ぎ去って行く過去の、時代の観念は常にとらえ直しを求められ、時間が「経っただけの事はある」無意識レベルの変化の中に、現在における「断定」を拒み得る根拠が眠っている。現在の独断が断行される事への抗いは、表面的な過去(歴史)理解を覆すことの中にしかなかろうとも思う。

黒いチューリップ
新宿梁山泊
新宿 花園神社境内 特設紫テント(東京都)
2026/04/25 (土) ~ 2026/05/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
新宿梁山泊最高!です。いやー、凄いものを観てしまった…というのが正直な感想です。こういった劇団がテント演劇を守ってくれているんだろうな…と。2時間40分という長尺の舞台ですが、その時間に比する内容でいろんな意味で非の打ち所のない完璧な舞台でした。内容は理解するのに簡単ではありません。が、この舞台は気迫と舞台の根源的なものを「感じる」のが正しい鑑賞方法だと思います。とにかく圧巻でした。あと、最後の最後、あのような見せ方をするとは…です。明日あたり、舞台が終わる時間にでも花園神社の通路にいて通路側からどう見えるのかチェックしてみたいです^^ 最高の演出と演技、ほんとうにありがとうございましたm(_ _)m

ベガスペガサス
やみ・あがりシアター
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2026/04/25 (土) ~ 2026/05/06 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったです。カジノに行ってしまう各々の事情が笑えましたが、自分がそうならないという保証はありません。まして前身が北とぴあと言う公共施設だったらなんとなく信用してしまうのが性なのではないでしょうか。
マルチエンディングのそれぞれの結末も見たかったです。
大千秋楽に行って良かったです。予算がないくせにリピートしてしまったと思うので。

Qui som?─わたしたちは誰?
SPAC・静岡県舞台芸術センター
静岡芸術劇場(静岡県)
2026/05/03 (日) ~ 2026/05/06 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
なんか不思議でしたね。
隣の人が公演のこと何も知らない人だったのに、めちゃくちゃ拍手してました。
公演後は晴れ渡った富士山をバックに素晴らしい大騒ぎでした。…なんだろう?みんなに、何かを伝えたい、不安に負けてはいけないことをと、と思いながら藻掻いていたら、このようなものになった、と役者が言いながら。…たしかに自分もその言葉を納得しながら受け入れて拍手したのは間違いない(笑
世の中って、何でしょう?
人間って、恐怖に飲まれるとどうとでもなるんです。そんな姿をさんざん観てきました。僕は何一つ悪いことも後ろめたいことも皆無だから平静でも。…じゃあ、どんな予想もしなかったことが起きても、そしてしても、しょうがないねって言われたらどうかと思うと…まぁ皆様と同じように自分も思うと思います。そんなことぁねえだろ、と(苦笑
不安というのは恐ろしいものです。
不安になると本来なら、異常な状況ですから最大限に思考しなければならないはず…でも、脳のスイッチがきり替わるんです。そして思考の範囲が狭まり2-3くらいの候補に逃げ、その狭い選択肢のなかをぐるぐる思考はめぐり、オーバーヒートして、やがて思考停止して役割のテンプレ、要はRPGのキャラ化してしまう。
そうすると、会話は通じません。相手が想定していなかった事実を提示し、第三者に確認可能ですよ、と言っても、RPGの村人になっているので、決められたこと以外は何もしません。
これが不安にのまれた状態というもので、ただ外部から見るとRPGのキャラ化してるので、想定外の応答には答えられないだけで、一見すると明るくて何の不安もないように見えます。
そんな時に怖いのが、倫理や法律を完全に踏み外し『恐怖に飲まれて不動のオーラを醸す』人間が突発的に出現することです。これがどれほどの害悪をもたらすものか。本来ならヒトラーは酒場で酔っ払い相手に演説をしたまま終わるはずでした。でも違った。不安に飲まれてRPG化したドイツ国民はついていき、フランスにワンパンで勝ったんで調子に乗って史上最悪の独ソ戦へ。不安にのまれ、思考の幅が狭まる怖さは歴史が示しています。
何かに巻き込まれて恐怖に飲まれた人たちは小芝居にコロコロ巻き込まれます。僕が『正気になってください、とりあえず警察に相談したら?』と言ってもです。想定外の応答には答えられないんです。へんな犯罪に巻き込まれたなら、普通は警察に相談すればいいのに、その応答がなぜか想定外だと、RPGの村人化して、本来なら当たり前のことさえ考えられなくなるんです。これは恐ろしい。自分のように、常に、まぁ演劇とかを観ながら客観視して、周りで変な状況になっても不安を制御しつつ当たり前の行動を取れるように…できてるかはわかりませんが、でも311のときはみんなそうは思っててもなかなかできなかった。
後になったら大笑いで『なんであんなくだらない小芝居に騙されたんだ』みたいなことを言っても。なんで三文芝居にだまされるのか?それは恐怖にのまれるからです。目の前に巨大な権力か何かがあり、したがわないとどうなるか分からない…みたいな。この演劇はそんなことを教えてくれる気がします。
恐ろしい波でも、あとになって考えたら『落ち着けばなんてことないよ』になりますよね。恐怖に包まれると、正常な判断ができなくなるんです。
静岡の人って、そういう体験をしたのかな?とも思いますが。

『興亡有運』
劇団文机と熊
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2026/05/05 (火) ~ 2026/05/06 (水)公演終了

劇的
ポッキリくれよんズ
浅草九劇(東京都)
2026/05/01 (金) ~ 2026/05/05 (火)公演終了

リベルテ vol.34
END es PRODUCE
本所松坂亭(東京都)
2026/05/01 (金) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

TRANS
サードステージ
本多劇場(東京都)
2026/04/28 (火) ~ 2026/05/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
元andymori、小山田壮平の曲 、「君の愛する歌」が繰り返し流される。
風間俊介氏は安定した技術に裏打ちされた安心感。流石の人気。
岡本玲さんは『みんな鳥になって』以来。貫禄。
伊礼彼方氏は初めて観たが凄腕。羽賀研二っぽいマッチョなハンサムで場数をこなして来た故の自信溢れる実力派。何でも出来る器用な人。ファンがつく訳だ。

舞台「スター☆ポリス」~美しき戦士たち~
特定非営利活動法人 劇団スターキャスト
ブディストホール(東京都)
2026/05/06 (水) ~ 2026/05/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
このお芝居を語る上で欠かせないのが、このお芝居を主宰しているNPOスターキャストだとおもいます。いわきを拠点とし、地域復興を目的としており、劇のなかでも東日本震災に触れられていました。若者を取り込み、地域復興をするという大義を考えると今日を初日として日に日にいいお芝居にしてほしいと強くかんじました~

「エイリアンは嘘をつかない」「Rは決して爪を噛まない」
かーんず企画
シアター711(東京都)
2026/05/02 (土) ~ 2026/05/06 (水)公演終了

牧神の午後 Version.1
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2026/05/04 (月) ~ 2026/05/05 (火)公演終了
実演鑑賞
特徴がはっきりしているのに、どこか不思議な感覚に陥る。そんな二律背反に似た感想を抱きました。スーパーやコンビニなどのレジ袋にハサミを入れて形を作り、人形のようなものを作ります。次に、円状に並べた数台の扇風機(送風機)で上昇気流を作り、レジ袋人形を空中に舞わせます。人間、あるいは妖精のように見えるたくさんのレジ袋人形たちが舞う様子を、観客たちがじっと見守る……という流れ。フォルムが人型なこともあり、気流になびくレジ袋人形たちがそれぞれ個別の動きをするので、その様子には命の存在を感じます。個人的に興味深かったのは、その様子を「人間が、自身より小さい生物を観察する」のか、「人間より大きな生物が、人間を観察する」のか、その見方で印象が大きく異なるのでは?という点。どう見えたか?はまさに観客次第なので、感想の幅も広いでしょう。環境を整えさえすれば再現性は高いのに、逆に環境を整えないと絶対に再現できないという意味でも、ひとときの幻想のような不思議な体験ができました。

わたしは、タイタス・アンドロニカス
演劇ユニットキングスメン
LIVE HOUSE 曼荼羅(東京都)
2026/05/05 (火) ~ 2026/05/06 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
本日6日は17時開演、曼荼羅は手洗いが1か所しかないし、尺が長く途中休憩が無いから小屋に入る前に用はたしておく方が良い。サックスの生演奏が入り、役者陣の熱量も高い。

ファソラシどすこい!タコどすこい!
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2026/05/04 (月) ~ 2026/05/05 (火)公演終了
実演鑑賞
企画コンセプトに惹かれて、関心を持ちました。観劇前は「相撲甚句に寄っているのかな?」と想像しましたが、そんなこともなく、声楽や合唱など、色々な文化がミックスされ、かつ大人と子どもが一緒に楽しめる「音楽と相撲のイベント」になっていたと思います。特に「お子さんに飽きさせない」工夫は随所に見られ、そういう点も好印象でした。GW、そしてこどもの日の上演なので、来場したお子さんたちが、休み明けの学校で友達や先生にどんな話をするのだろう?と想像すると、ちょっと可笑しい。「劇場で四股を踏みました」とか言うのかな…?

「エイリアンは嘘をつかない」「Rは決して爪を噛まない」
かーんず企画
シアター711(東京都)
2026/05/02 (土) ~ 2026/05/06 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
『エイリアンは嘘つかない』を鑑賞しました。楽しいコメディでしたが、ところどころ、人間の表裏なども垣間見られて、自分自身振り返りそうでした。宇宙人から見た地球というのもなかなか的を射ていると思いました。最後、ハッピーエンドで終わったのも良かったです。料金もお安く、同伴者無料は良心的ですね。また、観に行きたいです。

劇的
ポッキリくれよんズ
浅草九劇(東京都)
2026/05/01 (金) ~ 2026/05/05 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台美術はシンプル、しかしながら話は複雑。100分の芝居。葬式の日、久々に家族が集まりました。私自身は一人息子。全くこの状況を想像できません。それが幸せなのか、不幸なのか。ただ、こういう大家族の中で育つと精神的に鍛えられることは確か。血の繋がった家族を中心に様々な人物が登場、謎の女性「岡本紗也」(水木彩也子)が人の生き方の見えない部分を明らかにします。この家族の姿を芝居にしようとする脚本家も登場。現実的な設定では無いかも知れませんが、「劇的」に話を理解しやすくしてくれました。

軋み
Nana Produce
テアトルBONBON(東京都)
2026/04/23 (木) ~ 2026/04/29 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
テアトルBONBONで、これだけ美術作りこんでるのは珍しいなって感心。
自分は、この戯曲初めて観たのだけど、やや時代を感じるところあって。
この10年、20年で色々と変わってきてるんだなって。
基本はコメディなんだけど、笑いよりもミステリー(サスペンス)要素のほうが本筋か。
もう少しテンポ速いほうが現代的になるのにって思いつつも、BONBONにしては年齢層高めの客層にはかなり受けてましたね。
最後の畳み方がちょっとご都合主義に感じたかな。

中之島春の文化祭2026
ABCホールプロデュース公演
ABCホール (大阪府)
2026/05/04 (月) ~ 2026/05/05 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今年も堪能させて頂きました\(^o^)/5日のみの参加でしたが個人的にはbaghdad cafeとオパンポン創造社の舞台を久しぶりに観れたのが胸熱でした\(^o^)/
あと出演予定が無かった是常祐美さんが前説とカヨコの大発明にサプライズ出演されたのが嬉しかったです☆今年も楽しかったー\(^o^)/