さかさまの世界 公演情報 KAAT神奈川芸術劇場「さかさまの世界」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    舞踊系の舞台で充実感のあるのは久々であった気がする。若手ダンサー男女2名ずつの4名が、子ども対象に作る舞台の第二弾(前回は2023年)という。四者四様のキャラと、遊びの数々が子どもたちに「効いてる」のが、反応から判る。KAAT中スタジオの階段座席と前方の桟敷エリア(子どもオンリー)があり、演者は桟敷の間を通ったり階段を行き来したり、冒頭では観客とやり取りをして客からの反応を出やすくして温まった後、舞台上でのパフォーマンスが展開(合間に客の反応を引き出したりもある)。見て美しい・面白いアンサンブルのダンス、ムーブ。大きくなったり小さくなったり動くスポットライトと闘ったり遊んだり捕まえようとしたりしながらソロのパフォーマンス。丸いライトと一対一のやり取りになるので自然とソロになる。少年のようなAokidは随分前に一度見て小気味よいダンスを堪能した記憶があるが、感性が子ども目線。奇妙な間合いだけでクスクス笑いが起きる。歌を得意とする「優」のお間抜けキャラ、もう一人は小柄ではっちゃけたキャラ、川口ロン(名前はよく目にする)は筋肉系で床スレスレの動きをやったと思えば奇声を上げたり表情も豊か。子どもの反応が頗る良い。前のめりで協力的な子も多く、笑いも起きる。警戒心を解いている。
    重要なのは大人も観て面白いパフォーマンスである事。最後は4色のペンキをぶちまけたマットにスライディング、塗りあい。あー楽しかった、と遊びの時間を終える。40分の上演だが一緒に遊んだ気になれる時間。何によってこれが「成立」しているのかは、相変わらず気になるのだが、またおいおい考えて行こうと思う。

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    2026/05/07 00:42

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