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愛死に【ご来場ありがとうございました。】

愛死に【ご来場ありがとうございました。】

FUKAIPRODUCE羽衣

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/06/12 (土) ~ 2010/06/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

衝撃的な出会い!
周りで話題になっていて、「みんな観た方がいいよ!」という声が多く、
そんなら見てみるかね、ということで初めての妙ージカルデビュー☆

ネタバレBOX

開始して15分くらいは、「うーわー、これ絶対まずったわー…」と思った。
アングラ臭ぷんぷんの、ゴテゴテメイクの、私の苦手な感じだと思った。
けれど、口コミを信じて、その後の展開に期待して、耐えた。

ショートイメージが折り重なってガンガン攻めてくるあたりから、吹っ切れた。
あまりに露骨な表現のオンパレードで、慣れてしまったのかもしれない(笑)
エロが苦手な人はダメかも。実際、男性の方がウケていたような気がする。

そしてそして女優陣がものすごく、ものすごーく頑張っていた。
身体能力の高さ、しなやかで伸びのある演技、遠くまで通る声、跳躍力!!
人間の持つ力の全部をガガーン!!とぶちまけられた感じ。

それを不快に思う人もいるかもしれないけれど、あんなにまで露呈されて、
こちらとしてはもう、心を動かされないわけない。刺激的で、衝撃的!!
これが演劇なのか!?と思ったし、これぞ演劇なんだ!!とも思った。
ショーとか、パフォーマンスに近い気がする。海外に出ても良いのでは。

ぶっちゃけて言うと、観劇後はちょっとした放心状態だった。
ぐわぁあああっと心を掻き乱されて、眩暈がしそうなほどの。

終盤、飛び跳ねるそこにある身体と、湧き上がるイメージの情景に、
なんだかよくわかんないままに、意味もなく涙が溢れてきたけれど、
そんな涙、日本じゃ、きっとこういう舞台でなきゃ流せないと思った。

賛否両論まっぷたつだけれど、日本もまだ捨てたもんじゃないと思った。
君といつまでも

君といつまでも

バジリコFバジオ

駅前劇場(東京都)

2010/06/17 (木) ~ 2010/06/21 (月)公演終了

満足度★★★★

やっぱり面白い!!
珍しく人と一緒に見に行ったんですけど、1人で行っていたら間違いなく泣いてましたね。
ちょっと、自分の心にガツンとくるものがあったので…

ドキドキハラハラな感じがとても面白かったです!!

ネタバレBOX

練習を見たときとはまた違う感じがとても素敵でした!!

しかし・・・みなさんからだ大丈夫なんでしょうかね・・・
からだ張りすぎですよ…
フツーの生活

フツーの生活

44 Produce Unit

紀伊國屋ホール(東京都)

2010/06/18 (金) ~ 2010/06/23 (水)公演終了

満足度★★★

「沖縄戦」のフツーの生活
いろんなものが盛り込まれていた。
それには意義もあろうが、やや単調となったことも否めない。

ネタバレBOX

「沖縄戦」と聞いて、即座に頭に浮かぶことがいくつかある。ガマ(洞窟)、沖縄住民と日本兵の関係、現地召集兵、米軍の対応、太平洋戦争における沖縄戦の位置付け、ガマ内での対立(赤ちゃんの泣き声)、ガマへの馬乗り攻撃、脱走兵、女子や少年の挺身隊、野戦病院と傷病兵の扱い、日本軍の転進、沖縄の方言とスパイ、などなど。
この舞台は、それをすべて盛り込んだと言ってもよいだろう。

それに、当時の教育や大陸での日本兵の様子、さらに天皇陛下のことなどもプラスされていた。

とにかく盛りだくさんである。しかし、いずれもが紋切り型である。「沖縄戦」と聞いたときからの、想像の範囲内と言ってもいいだろう。

劇中に「この出来事を後生に伝える」という意味の台詞があったが、沖縄戦を知らない若者には、それは一体どういう戦場だったのかを知るための1つの手かがりにはなる、という意味では、その存在意義はあったと思う。

そうでない観客にとっては、今1歩新鮮味に欠けてしまったように思える。

しかし、沖縄戦のことは、本や映画などでしか知らない私だが、舞台上で行われていることから触発されて、沖縄戦で起こったいろいろな出来事(あくまでも本や映画の中だけの内容だが)などを思い起こしてしまい、目頭が熱くなるシーンがいくつかあった。
それは、それを期待してつくられたシーンではなかったと思うのだが。

舞台は、ガマ(洞窟)の中で行われるので、ほぼ薄暗い中で行われていた。
沖縄の歌が随所で使われていて、そこだけに明るさがあった。

新納敏正さん演じるおしいさんが特に印象に残った。
44北川さんが演じる元兵隊は、自分の家族に対して、あんなにヒステリックになるのかな、というのが大きな疑問だった。ただ、沖縄戦・ガマ・赤ちゃんという図式の中で、日本兵だけを悪く描かないところに、ポイントがあったのかもしれないが、それにしても、である。

せっかく冒頭に「みんな家族のようなものだ」という台詞があるのだから、それを受けて、沖縄の優しい家族の姿を見せてほしかったと思う。内地からやって来た人たち(女性と軍曹)もそれに触れて・・というストーリーにしたならば、もう少し物語が広がり、心を打ったのではないかと思うのだ。

また、タイトルにある「フツーの生活」に、こだわった台詞がいくつかあったのだが、そこはもうひとつ大きな何かを与えてはくれなかった。

「国民は天皇陛下の子どもなんだから、親が子どもを・・云々」という台詞が後半、少し強い口調で、やや唐突に出てくる。なんとなくどこかで聞いたことあるような台詞だったし、「陛下が謝ってくださる」という台詞は、その意味と内容は違うものの、先日、井上ひさしさんの『夢の痂』を観たばかりなので、少し気になった。

今回の『フツーの生活』は、「戦中戦後三部作」ということなのだが、残る「宮崎編」「長崎編」も想定の範囲内なのだろうか、ちょっと気になる。
組曲「空想」

組曲「空想」

空想組曲

OFF OFFシアター(東京都)

2010/06/16 (水) ~ 2010/06/22 (火)公演終了

満足度★★★★

素敵。
前回の公演を観て好きになった劇団さん。
だけど、前回の公演とはまた違った雰囲気でした。
大好きな小玉さんの回に行きましたが、もう、ほんと楽しかった!
そして、ときめいた!

他のお話も、ひとつひとつが違う形で素敵。
うわー、今から次回公演が楽しみでなりません。

君といつまでも

君といつまでも

バジリコFバジオ

駅前劇場(東京都)

2010/06/17 (木) ~ 2010/06/21 (月)公演終了

満足度★★★★

個人的に好きな感じでした。
初見でした。おもしろかった。
色々やりたいことも沢山あったようで、かなり強引さあったがおもしろかった。
話自体はすごくありきたりだったが、笑わせたいであろうところで笑えてるので退屈しないでみれました。
役者さんが多すぎて正直必要ない人が多かった気も。
不慣れなアクションシーンも不必要かと・・・がんばって練習しましたという感が客席に伝わってきてしまって。
それでも見終わった後は「おもしろかった~」と素直に言える作品でした。
次回作も見てみたい。

ザ・キャラクター

ザ・キャラクター

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2010/06/20 (日) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★

そうなんだ!
とにかく何がテーマなんだろう?、どんな言葉遊びがあるんだろう?

ふーんなるほどって漢字、いや感じ。

ネタバレBOX

カルトを扱った話でした。最近流行った小説の影響もあるのかな。

言葉遊びは、書道教室で使うものといったら、紙→カミ→神への転換。

文字の面から、袖の誤字(示す偏に由)→誤字を指摘され→神への転換、これは素晴らしかったです。

墨は特殊なインクなのでしょうか、乾くと消えるようなイメージで、場面に応じて床に文字を書いてもそのうちに消えていて、いい感じで進行していきました。

一方、ダジャレ的な言葉遊びはあまり面白くありませんでした。

文字を書くということから、不動産の譲渡契約書に自署させたり遺書を書かせたりする悪知恵、古田さんの目の据わった教祖振りは迫力がありました。

弟をカルトに取られた姉や子供をカルトに殺された母の苦悩、ミイラ獲りがミイラになる恐怖、責任転嫁する教祖のずるさ…、全体として分かり易く描かれていました。
余命1ヶ月の花嫁

余命1ヶ月の花嫁

TBS

世田谷パブリックシアター(東京都)

2010/06/15 (火) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

惜しい
テレビでのドキュメントは観てました。
映画は観たこと無いですが、貫地谷しほりさんが長島千恵さんを
演じると言う事で観にいってきました。

ストーリーが分かっているだけに、どう舞台するかを期待してました。

ネタバレBOX

教会をイメージさせるシンプルな舞台。

オープニングは、二人の結婚式のシーンから。

舞台は、お父さん役の天宮良さんをストーリーテラーに
貫地谷しほりと渡部豪太の二人の出会いから、
別れまでをシンプルに繋いでいく形で、とても丁寧に
進めていきます。

出演者は4人。

貫地谷しほりは、抜群の出来。
天宮良さんは、本当に期待以上。一番良かった。

そして、渡部豪太さん。
台詞は、カミカミで、演技もとても良いとは言えず、
期待していただけに、失望の方が大きかった。

渡部豪太さんだけは、キャスティングミスかも。
ボディーガードマン 

ボディーガードマン 

Team 紅 演劇部

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/06/17 (木) ~ 2010/06/20 (日)公演終了

満足度★★★

寅さん風純情派!
予想通りの展開、チラシの顔そのものでした。もう一人のガードマンは女性だったんですね。

ネタバレBOX

部下に遅刻の連絡をしろって、そんなの常識。部下が反発するって、社会人ならあり得ない。

そんな上司が無断欠勤なんて…。で、それを本社の人事担当に報告しないなんて、規律が大事な警備会社ではあってはならないこと。
フツーの生活

フツーの生活

44 Produce Unit

紀伊國屋ホール(東京都)

2010/06/18 (金) ~ 2010/06/23 (水)公演終了

沖縄の方の目には触れさせたくない舞台
これは、正真正銘、ただの普通のシバイに過ぎませんでした。
脚本、音響、セット、演技、全てが、芝居そのものでした。(虚構に過ぎないという意味です)
私の子供の頃、外国映画で描かれた、日本紛いの日本のような、戦時中の沖縄の描き方に唖然、慄然!!若い小劇場作品かと、目を疑いました。

生半可な知識しかない脚本家が、先人の名作家が書いた珠玉の台詞を、アレンジしてランダムに繋ぎ合わせ、まことしやかに舞台に乗せた、そんな浅薄な芝居としか、私の目には映りませんでした。
途中退場された男性がいましたが、私と同じ思いで、居た堪れなかったのではないかと、思いました。
ただ、知らずに芝居を観に行っただけの私でさえ、沖縄の方々に後ろめたさを感じてしまう、そんな絵空事の空疎な芝居でした。
これは、沖縄の抱えている重い歴史に対する冒涜とさえ、私には感じられました。

当パンを読むと、これは劇場側から持ち出された企画で、プロデューサーも作者も、ただの頼まれ仕事だった模様。製作側の、必然から生まれた公演でない、間に合わせ舞台なら、さもありなんと納得できる凡作。
「フツーの生活」という、この題名、戦時中の普通の生活を描くのではなく、どうやら、普通の生活をしている、現代製作陣が、戦時中の沖縄の実情なんて、度外視して、普通に作った、シ・バ・イでした。

今年、観劇したことを後悔した、最初の舞台となりました。

ネタバレBOX

具体的な例を論って、難癖つける意欲さえなく、すごい虚脱感ですが、一言だけ。

隠れているガマ(沖縄にある、自然の洞窟)で、敵兵にみつからないように、赤ちゃんの鳴き声に文句をつける人物の罵声が、その赤ちゃんの鳴き声より、100倍ぐらい大きい。
方言を使うと非難されると忠告する人物が、平気で、「ステージ」なんて、言葉を吐く。
ナレーションと、あまりにも矛盾する、劇世界の構築…。一事が万事。呆れてしまいました。そんな浅い脚本と演出だから、役者さんの熱演は空しく空回りするばかり。

紀伊国屋さん、新国の、井上、東京裁判三部作の向こうを張ったつもりでしょうか?
紀伊国屋には、身の丈に合った作品上演を切望してやみません。
≒LOVERS 【6月12日はポストパフォーマンスLIVE付き!】

≒LOVERS 【6月12日はポストパフォーマンスLIVE付き!】

タムチック

d-倉庫(東京都)

2010/06/10 (木) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★

観るんじゃない!感じるのよ!的な
ちょっとしたバレイやコーラス、舞踏?、DJの演奏、なんかが
ぎっしりと詰まって、
異空間は十分に感じることが出来ました。
ストーリーは、、、説明にはそれなりに筋があるようにも見えますが、
ありません。別にいいけど。

ますますオンリーワン的な様相を深めてきたように思います。
筋もなく、盛り上がりもなく、興奮した!とか、感動した!とかはないけど、
じわじわと、よかったなぁ、と思わせてくれる内容でした。

また観に行きます。

男節2

男節2

劇団BOOGIE★WOOGIE

タイニイアリス(東京都)

2010/06/21 (月) ~ 2010/06/21 (月)公演終了

満足度★★★

グレードアップっっ!!!
3年前の初演版を大幅改訂グレードアップ…というより基本部分のみ残しての書き下ろし。
メンバーが結婚する相手の設定を変えることで新たなドラマが生まれるし、ビンゴや組体操などのアイデアも楽しい。
それにしても佐藤副座長、あの顔にあの格好でもキチンと女を感じさせるとはおそるべしっっ!!!

裂躯(ザックリ)

裂躯(ザックリ)

乞局

笹塚ファクトリー(東京都)

2010/06/16 (水) ~ 2010/06/21 (月)公演終了

役者芝居
個人的には、岩本えりと笹野鈴々音が醸しだす雰囲気が好みだったけど、後半は、西田麻耶と下西啓正の夫婦にいろいろと持っていかれた印象。あと、前半で墨井鯨子を囲む、連合赤軍的粛正感も素敵☆

愛死に【ご来場ありがとうございました。】

愛死に【ご来場ありがとうございました。】

FUKAIPRODUCE羽衣

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/06/12 (土) ~ 2010/06/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

きゃ・は・は~♪
まぁ、誰かがこう言った舞台を作ってくんないと
正直言って、世の中詰まんないです。

芸術劇場さん(野田さん?)、今年は良い選択してるよ。

ネタバレBOX

まぁ、これも舞台です!!!
あらはん~ARAHAN~

あらはん~ARAHAN~

ACファクトリー

ザ・ポケット(東京都)

2010/06/16 (水) ~ 2010/06/20 (日)公演終了

満足度★★★★

悩みはあっていい。
前半のコメディ部分はこなれていて最高でした。

ネタバレBOX

カラオケボックスが老人介護施設という意表をついた設定の面白さ、俳優たちのアドリブ、さりげなく行われる先輩俳優からのきつい役者いじり…、

とても面白かったのですが、というかこのままで充分だったのではないでしょうか。

またまた解離性同一性障害、すなわち多重人格が顔を出し、でもまだここまでは良いとしても、

あらはんという特殊な人類を前提にシリーズ化したため、後半は善悪の戦いのようになり、コメディから変質してしまって残念でした。

生老病死の悩みはみんなに共通のことであり、煩悩はあってしかるべきだし、煩悩をやっつける必要はないのだと思います。
君といつまでも

君といつまでも

バジリコFバジオ

駅前劇場(東京都)

2010/06/17 (木) ~ 2010/06/21 (月)公演終了

満足度★★★★

前作と異なりハジケまくり?(笑)
実在のモデルがいた前作と異なりハジけまくり?(笑)
が、文字通り物語を紡ぐように「どう繋がるの?」な「話の糸」を関連付けて布に織り上げてゆく構造が巧み。
また、ナンセンスな笑いに「神」を絡ませるあたりに以前のケラ作品を連想。
それにしてもアクションまで観ることができるとは予想だにしなかったわさ。

露出狂

露出狂

柿喰う客

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/05/19 (水) ~ 2010/05/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

今公演2回目の鑑賞です。 「柿喰う客」ならではのナンセンスパワーが炸裂!しかも14人全員女性! 女子高サッカー部の異様なパワフル・ガールズトークストーリー!
今公演2回目の鑑賞です。
青春バクハツ!
女子高サッカー部の異様なパワフル・ガールズトークストーリー!
「柿喰う客」ならではのナンセンスパワーが炸裂!
しかも14人全員女性!

今日も最前列。
でも今日は劇中ネタで「ハッピーターン」をもらっちゃいました。(^^)
あと、劇中一発芸「欽ちゃんの仮装大賞・お好み焼き編」は、
アドリブとか日替わりネタとかではなかったんですね。

そして、最前列だとキックが当たりそうで怖い。
迫力満点。
舞台上の熱気がむんむん伝わってきます。
濃すぎて「湯あたり」しそう…^^)

日替わりアフタートークは、代表+コロさんとマイマイ役の山脇ゆいさん。
ヨーロッパ企画所属だけあって?あの登場人物の中では一番ふつうの役だったような。

アウェーインザライフ

アウェーインザライフ

プロペラ犬

赤坂BLITZ(東京都)

2010/06/04 (金) ~ 2010/06/18 (金)公演終了

満足度★★★★★

今公演2回目の観劇! カテコのアンコールでは総立ち!千秋楽「水木一郎」を観たかった(;;)ゼーット!!
今公演2回目の観劇!
ゲストは池田鉄洋さん。(思いっきり噛んでた)

やっぱり学生時代の水野・ソニン兄弟の演技が楽しい!
二人のデュエットもカワイイ。

「演劇だから立っちゃ駄目」が合言葉でしたが、
今回、カテコのアンコール「踊るダメ人間」では
水野さんが「立ってもいいよ!」と言って、
全席スタンディングで大ノリでした!
(先週はそのまま座ってた)
カテコも3回も4回もやってましたね。

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いよいよ18日(金)が千秋楽!しかし昼間なので観れない!
そして、ゲストは何と「水木一郎」だゼーット!!
盛り上がり必至!!
行きたかったーっ!

00ルパン

00ルパン

GENKI Produce

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2010/06/16 (水) ~ 2010/06/20 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディタッチのスパイアクション
荒唐無稽なスパイアクション(?)をコメディタッチにすることで「それならアリ」に仕上げた上に、「夢を見ること」についても語るのはさすが。
また、組織の略称(「なかう」だの「すきや」だの)やメンバーのキャラ、「ゴールドフィンガー」の腕の装備などバカバカしくも愉快。
あと、客入れ・客出しのBGMが懐かしの主題歌集なのも内容に合っていて◎。

裂躯(ザックリ)

裂躯(ザックリ)

乞局

笹塚ファクトリー(東京都)

2010/06/16 (水) ~ 2010/06/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

大好き。
すっごくいいです。
大好きです。
ブラックで歪んでいるようで、後味がほんのりあったかい感じ。

君といつまでも

君といつまでも

バジリコFバジオ

駅前劇場(東京都)

2010/06/17 (木) ~ 2010/06/21 (月)公演終了

満足度★★★★

た、た、楽しい!!
前説から人形劇ばりばりの美輪人形なんか登場しちゃって、ユルユルで各席を暖めてから本題に入るのだけれど、もう、この時点でワタクシの好みなわけよ。だから、もしかして本編より前説のほうがオモチロ可笑しかったらどうしよ?。。。なんて心配したのも束の間、本編も実におもろい。


以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

主役はフリーターの夏目なのだか、児童書の押絵画家・斉藤なのだか、はたまた、ホームレスの櫻田なのだか良く分からない。笑
とにかく物語自体も断片を繋ぎ合わせたような・・、これで収集がつくのだろうか?と心配するほどのバラバラっぷりなのだけれど、終盤はあたふたとマトメテしまう。

その収束の仕方が、「いつの~♪ことーだかぁ~思い出してご~ら~ん♪あんなーこーとー、こーんなーこーとーア~~ったよね~♪」なんつって懐かしい合唱とともに強引に終わらせちゃう。

これって、一人ひとりの観客が歩いてきた道のりを想像させ、郷愁をソソル。観客はみな、過去の思い出に酔いしれて、「ああ、あのころは楽しかったなぁ」なんつってめくるめく時代を遡って眼の前の舞台の状景と合体させてしまう。

河童の話や人形劇や、レンアイ時代や出産や、リストラやホームレスなどのキャラクターの立ち上げは一人の人間が人生を通して目にする光景だ。だから・・・、ドタバタコメディか?と感じた面白さが、ある時期からそれぞれの人生の生きた証に変り、なぜか全ての登場人物が好きになってしまう。

人生は一回しかないから頑張って生きようね。そんな風にパワーを貰える舞台だった。人形劇とそれぞれの人生の交差の仕方も絶妙で、緩くて楽しかった。終盤にかけてのうねりはパッションを感じたのに、なぜか小学校の放課後の校庭を思い出して、懐かしい香りも運んでくれた。

要するに玉手箱のような舞台だった。素晴らしい!

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