最新の観てきた!クチコミ一覧

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X,Y,Z

X,Y,Z

muro式

駅前劇場(東京都)

2010/07/29 (木) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★

よかった。
1本目はテキトーな感じでしたが
3本目のおそらく「ますもとたくや」さんの作品はよかった。
紳士スラックスの雰囲気がありました。
中村倫也さん、とてもいいですね。

天才バカボン

天才バカボン

男子はだまってなさいよ!

本多劇場(東京都)

2010/07/23 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★

いいんじゃない
前半はダメダメな感じでしたが
後半はバカバカしさがUPしたので、よかったよかった。
レレレのおじさん、ホンカンさんは予想外だった。
細川さんの他の作品で似てるの見てるのチラホラ
なので、個人的には★2つ、(満点が★3つでね)

蟹

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★

水族館劇場みたいなセットだった「蟹」
本水を使用したスペクタクルな作品舞台という言葉通り天井から落ちる水滝。それらを受ける池はどうやら海に繋がっているらしい。会場入りして、滝のように落ちるセットを見たときに、「をを~、水族館劇場だ~。。」などと心でつぶやく。ま、規模は水族館劇場には適わないが・・。


以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

捨て子を拾って育てる集落があった。その子らの面倒をみてきた婆。人は属性によってその生き方が決まるといわれているが、この物語は廃炭鉱を住まいとする住人らと、その廃炭鉱の奥にある陸軍・山田部隊が隠匿したといわれているお宝を奪おうとする「博多築港社」の雇われヤクザとが織り成す情景を描いたもの。

廃炭鉱の奥の海に続く底には無数の蟹がまるでお宝を守ってるかのように張り付いている。その蟹を食べる廃炭鉱に住む酔っ払い女のボウボウ。そしてこの蟹の好物が人間の死体という。なにげにリサイクルだ。笑)

そして今回はこのボウボウが顔に馬鹿殿みたいなメイクをしてコミカルに演技する。今回の桟敷童子はコメディかしら?と思ったほど、ボウボウが吐くセリフで笑いをとる。だから、今までの桟敷童子とは毛色が異なるが、これはこれで楽しい。案外、コメディもイケルんじゃないかとも思う。

セットに1年前に使用したトロッコが登場した時にも、ちょっとした懐かしい感動。ただ全体的に桟敷童子特有のあの世とこの世の狭間で織り成す不思議色ロマンがなかったように思う。だから毎回導入する、これまた独特のあっちの世界のような歌が聞けなかったのもちょっと残念。

照明が特に素晴らしい。そして今回も「精一杯生きる」という言霊のようなバイブルを突きつけた舞台だった。
女の罪

女の罪

ブス会*

リトルモア地下(東京都)

2010/07/29 (木) ~ 2010/08/10 (火)公演終了

満足度★★★★★

覗き見感覚で…
ポツの“女”シリーズは観ていないので、初ペヤングマキ。
いや~、文句なしにおもしろかった。
同世代の作家は小ネタがダイレクトに響くので楽しい。
開演前のBGMは夕ニャン世代には懐かしいラインナップ。
これだけで合いそうだなという予感がした。
最前列桟敷席に陣取りかぶりつきで観るべき。
安藤聖ファンは前方入り口付近がベスト。
場内すし詰めで暑し。リトルモア地下のキャパでは勿体ないなぁ。

ネタバレBOX

内容はカラオケスナックに居合わせたワケアリ女たちの一夜の顛末。
作家の人間観察(主に風俗関係)の鋭さがうかがえる秀逸な脚本だと思う。
AV監督の経験は伊達じゃない。現役だったかな?
劇中で安藤聖が歌う「Can You Celebrate」はフルコーラスじゃなくても?
花も実もある女優陣もいい。
安藤聖、男前なキャバ嬢役がかっこよし。
仲坪由起子、濃厚フェロモンを振り撒く登場に客席が沸いた。
受付にいたろりえの徳ちゃんが可愛くて得した気分。
全く同じことを前にも書いた気がする…。
日常茶飯事

日常茶飯事

スミイ企画

アトリエ春風舎(東京都)

2010/07/27 (火) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★

実験的パフォーマンス?
みささんがお書きになっているように、私も演劇というよりはパフォーマンスのジャンルだと思った。佐々木透さんの作品を読んでいないので、正直、この劇で演出家の澄井さんが何を言わんとしているのか、自分にはよくわからなかった(言葉を知るために、あとで台本を買うべきだったかな)。
これを演じた俳優さんは、身体的にも精神的にも大変だったろうなと思った。どうやって演出家の意図を自分の中で肉化し、表現しようとしたのだろう、ということのほうに興味がある。青年団での若手自主企画デビュー作に澄井さんがなぜこれを考えたのかも、知りたいところだ。
上演時間1時間5分。「頭で理解するというよりは、観た人個々に感じてもらう」といった一種の実験劇みたいで、プレビュー的なものに思え、有料公演に適しているとは思えなかった。それだけにPPTがあればよかったと思う。

ネタバレBOX

うーん。どのように感想を書いたらよいのだろう、と会場のアンケートを手に迷った。劇が終わると、首をひねって苦笑して去る人が視界に入った。ほとんどの人はアンケートを書かず、出て行った。そんな中で、私の連れは最後まで1人会場に残って熱心にアンケートに感想を書いていた。その内容は知らないが、いろいろ感じることがあったらしい。「後半から面白くなった」そうだ。
3人の女優が、あるときはひとりごと、あるときは会話らしき、とりとめのないことをつぶやきながらさまざまなポーズをとっていく。
衣裳は宇田川千珠子、木引優子が、共に上はラインストーンを散りばめたグレーのカットソー、下は宇田川が緑のレギンスに緑と白のストライプのバイアス仕立てのミニのラップスカート、木引が青のレギンスに、宇田川と色違いの青×白のスカートをはいている。鈴木智香子は、黒のカットソーとレギンスに赤と白のストライプのロングのラップスカート。最後に、宇田川、木引がラップスカートを脱ぎ、鈴木の頭から襟飾りのように掛ける。宇田川、木引はレギンスの上にショートパンツをはいている。これらの衣裳が広告美術のようで、なかなか可愛く、ファッションの視覚的要素の占める割合が大きく思えた。
木引が自分のラップスカートの中に宇田川の頭を隠したまま長い台詞をつぶやいたり、鈴木は倒立を披露したり、黒のマットに簀巻きにされて舞台の隅に転がされ、そこから1人で脱出したりする。ただ、それがどういう意図なのか見ていてまったくわからない。
澄井の演劇活動は大学時代からずっと観てきた。「言葉と身体の融合パフォーマンス」というのは、以前所属していた害獣芝居時代、澄井自身も女優として演じている。今年の春に、害獣芝居で浅沼ゆりあも久々に実験劇風パフォーマンスを発表していたが、澄井もこの方向が好きなのかもしれない。
本作で女優の発する言葉を聞いていると、澄井のブログの文章のテンポとどこか共通性があると思った。彼女の文章は、日常の出来事を書いていても、どこか浮遊感があって、読んでいて「なるほどね」みたいに容易に共感できないところがあるのだ。
パンフの挨拶文に「それぞれ個々人がちょっとした希望と絶望を抱えて毎日毎日、海に逃げ込む前のたいやき君さながらやっていっているところに、演劇を差し込める余地があるんじゃないか」と書いてあり、何となくわかるようなわからないような(笑)。終演後、「よく理解できなかった」と澄井本人に伝えると、「あれは水の中、水面下で起こっていることなので・・・」という言葉が返ってきた。「水の中でしゃべっているという意味?」「そうです」。もっと質問したかったが、ほかのお客さんもいたので遠慮した。すると、あの3人の女性は「海に逃げ込んだ後のたいやき君」ということなのだろうか。
澄井はすぐ次に利賀での演劇コンクール参加が控えているようだ。今後も彼女の演劇活動を見守っていきたいと思う。

X,Y,Z

X,Y,Z

muro式

駅前劇場(東京都)

2010/07/29 (木) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★

muro式4、
とっても楽しかった。
ショートストーリー3本立て。

前作より落ち着いた印象。
前回はもっとPOPな感じだったので。

安定した演技で安心して観劇することができました。

ネタバレBOX

3本目の、ムロさん脚本のお話しで、
黒船が、弟のことを「弟っち」と呼ぶのが何故か私は大好きでした 笑


長編1本もみてみたいなーと思いつつ。
朗読劇 少年口伝隊一九四五

朗読劇 少年口伝隊一九四五

新国立劇場演劇研修所

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2010/07/30 (金) ~ 2010/07/31 (土)公演終了

満足度★★★★★

広島とヒロシマを後世へ伝える口伝隊
井上ひさしさんが演劇研修所の研修生のために書き下ろした朗読劇ということで、初演のときから気になっていたのだが、タイミングが合わず、観ることができなかった。
今回、やっと観るとこができた。

シンプルで、やはり素晴らしい作品だった。
「広島がヒロシマになる」という言葉のセンスと、わずか60分の上演時間なのに、その内容の濃さは、井上ひさしさんならではではないだろうか、と改めて思った。

ネタバレBOX

広島がヒロシマになった日に、生き残った3人の尋常小学校6年の少年たちは、焼けて新聞発行ができなくなった中国新聞社からのニュースを言葉で伝える口伝隊となる。
ところが、うち1人が原爆症のため病床についてしまう。残った2人は懸命に看病をしながら口伝隊を続ける。
そして、終戦。
数カ月後、米軍がヒロシマに進駐してくるという知らせがあり、少年たちの脳裏にはある考えが浮かぶ。
しかし、そんな中、巨大な台風がヒロシマを襲う。

冒頭、短い日常の描写から、原爆投下直後への様子を描くのだが、それは言葉(台詞)だけでも鮮やかにイメージがわき、息苦しくなるほど辛い。
そして、生き残った少年たちの境遇と、ニュースを通じて彼ら自身の口で語られる、戦中と戦後に行われ、語られる世の中の欺瞞は、やるせない。

冒頭からラストまで、どのエピソードも心を揺さぶられる。
取り組む役者たちの気持ちも強く伝わる。
シンプルな衣装で、年齢的にはたぶん同じ歳だろうが、幅のある年齢の役割を、ほぼ台詞だけでうまく演じていたと思う。
主人公の3少年の生きている、という感じや、新聞社のはなえさんを演じた方の、落ち着いたトーンが印象に残った。

ギターの生演奏も素晴らしいし、この舞台に見事にマッチしていた。

まるで瓦礫のような、舞台の中央にある小さなセットと、それに砂をざらざらと落とす演出もいい。

声によって、ニュースを伝える役割がある口伝隊の話なのだが、この舞台そのものが、広島がヒロシマになったことを、後世に伝える口伝隊の役割を担っているのだと思う。

だから、新国立劇場の演劇研修所では、研修生が3年次に取り組むべき作品として、この井上さんが書き下ろしたこの作品の上演を今後も続けていくだろうし、続けてほしいと願う。
この苦しみや痛みや悲しみを一緒に、未来にも届けてほしいと思うのだ。2度とこのようなことが起きないように。

新国立劇場の公演は、7/31までだったが、詳細は不明だが、板橋区立文化会館8/4(水)19:00開演の公演があるらしい。
モダン・ラヴァーズ・アドベンチャー

モダン・ラヴァーズ・アドベンチャー

架空畳

テアトルBONBON(東京都)

2010/07/24 (土) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

ヘンな芝居という自覚はあるようですが
ヘン過ぎていましたね。
芝居についていけず眠くなると、タイミングよく後ろの座席の女性が、
椅子の背もたれ蹴っ飛ばしてくださいました。
ありがとうございます。
じゃなくて!
何度もぶつけるような長い御美脚は、丁寧に畳んでしまっておいて下さい。
お願い致します。
さて役者さん。声大きいし良く動いていた。
言葉遊びに付き合って、長い台詞もよく覚えていた。
舞台もそれなりに綺麗でしたが・・・。
その分ついていけない話で、理解の範疇に入らなかったです。

ネタバレBOX

12回もこのような話を続けていたのでしょうか?
固定客が付いているような事がパンフに書かれていましたが。
一度振り返ってみることなど考えてはどうかと、余計な事思いました。
衣装のパッチワークなども丁寧に仕上げていたし、
ホントに皆さん声大きくわかり易いので、
「全年齢版」みたいな、
勧善懲悪な作品に挑戦してみてはどうかと思いました。

とりあえず、私には合いませんでした。 と
2番目、或いは3番目

2番目、或いは3番目

ナイロン100℃

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2010/07/31 (土) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

おもしろかった、けど
ケラさんらしいテイスト。前半は"説明"にあるように、「差別とエゴ」を出発点に、けれども、どこへ行くのか迷走に迷走を重ね、あ、そっちにいくの?みたいな。

ネタバレBOX

思ってた以上にテーマというかモチーフというかネタがが多彩。そこは意図してかしないでか、まあその辺ひっくるめてケラさんなので許す。
チェーホフにもっと精通していればもっと楽しめたかなぁ…。
緒川たまきさんの、最悪におせっかいで意地悪で嫌な女性が、なのにとてもさわやかで美しい。
一緒に見た友人(小出くん好き)は、「小出くんよりも、”にょろにょろ”の最期の方が何倍も気になる!」と騒いでいました。にょろにょろは本当にケラさんらしい存在で、まことに気になりました。
きみどりさん

きみどりさん

東京ネジ

OFF OFFシアター(東京都)

2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

モデルがいるんだ!
壮絶を軽く見せているんだなぁ。なふみさんのあばずれはもはや定番?

バラシて終わりと思うなよ

バラシて終わりと思うなよ

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★

なるほどワンアイデア
で、小屋付の人は、あっさり転向なの?

お肉体関係

お肉体関係

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★

私にはやっぱり・・・
ポップな雰囲気とテンションはビンビン感じられた。なかなか面白い舞台だったとは思う。なるほどこれがぬいぐるみハンターの作風なんだろうな。いい感じの役者さんもいたと思う。でも,以前企画公演をみたときにも思ったが,自分にとって無理な役者さんもいて,ストーリーが貫徹していないだけに,全て楽しく観ることはできなかった。舞台製作は非常に良かったと思う。

お肉体関係

お肉体関係

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

今回
ポップで
カラフル

前作は
どよーんとした舞台だったのに

今回は
広い

今回
叙情的なシーンも
感じた

そして かわいかった

日常茶飯事

日常茶飯事

スミイ企画

アトリエ春風舎(東京都)

2010/07/27 (火) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度

理解不能
いあ、全く持ってでんでん解りません。カテゴリは「演劇」となってるから脚本家は「演劇」とみなしてるようだけれど、ワタクシは「パフォーマンス」だと感じた。ただ、パフォーマンスの部類でもやっぱり理解不能。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

物語性はない。ピースをばらして繋ぎ合せないで放ったままの状態。ワタクシの中の「演劇」とは観客を楽しませて、あるいは、感動させて、あるいは、笑わせてナンボの世界だと考えているから、ただただ、作家が表現したいものだけを公演するような独りよがりの舞台は好みではない。

更に、観客を置き去りにしてしまって良い訳がない。第一、料金を払ってるのは観客だ。正直申し上げて、この舞台で料金はとれないと思う。
モダン・ラヴァーズ・アドベンチャー

モダン・ラヴァーズ・アドベンチャー

架空畳

テアトルBONBON(東京都)

2010/07/24 (土) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★

うーむ
脚本はおもしろいと思う。
演出はよくない。
役者はひどすぎる。

残影

残影

演激集団INDIGO PLANTS

d-倉庫(東京都)

2010/07/27 (火) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

忘れてしまった物が。
この舞台には沢山あります。
人としての誇りや、優しさ、思いやり。
常に日常存在しているにも関わらず、最近はすっかり忘れてしまっているそれらを、
実にじんわりと伝えてくれる作品でした。

やっぱり藤田さんの世界観は優しさで満ち溢れていました。

一年分の涙を流した気がします。

美しい所作や殺陣も、板に乗っている方々に観て欲しいです。

川畑さんの人間味溢れる芝居も必見です。

バラシて終わりと思うなよ

バラシて終わりと思うなよ

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★

着想は良いのですが…
バラシが進むに従って、それぞれの心情が明らかになっていくのは面白かったのですが、エピソードやキャラクターを作り過ぎでいて過剰説明のように感じました。台詞や物語ではなく行動や状況でそれぞれの心情を見せて欲しかったです。その点、照明係の役の人の演技は淡々とした振る舞いの中に心の内が見えて良かったです。

オープニングに映像を使っていたのですが、キャスト紹介ではなく、このバラシが始まる前にやっていた公演の映像を音なしで流せば、最後の音だけのシーンと呼応して、より良くなったのではと思いました。

ちなみに、庭劇団ペニノの『アンダーグラウンド』も、リアルタイムの作業・舞台上のタイマー・最後数分の緊迫モードと似たような構成の作品だったのですが、あちらは行為に重点を置いて非現実的、こちらは物語に重点を置いて現実的と、全然違う感じになるんだなあと思いました。

月いちリーディング/10年7月

月いちリーディング/10年7月

日本劇作家協会

座・高円寺稽古場(B3F)(東京都)

2010/07/31 (土) ~ 2010/07/31 (土)公演終了

満足度★★★★

行った甲斐があった気がしました
息子の結婚式の当日でしたので、最後まで、行こうか迷いましたが、いつもより開始時刻が遅かったので、思い切って行ってみました。

今回は、第二回ということもあり、進行もスムーズで、デイスカッションは、リーデイングの時と、椅子の配置を変え、円形にして、挙手とかもせず、フランクに語り合う形になったので、一回目よりも、実のある時間が過ごせたように思いました。

何よりも、嬉しかったのは、今回の、対象になる劇作家の方が、担当劇作家のコメントよりも、一般参観の方々の意見を聞けたことを、心から喜んで下さっていた感触を得たことでした。
確かに、先輩劇作家の意見はとても参考になるとは思うのですが、劇作家としての生活が長い方の御意見は、やはりどうしても、劇作家サイドからの視点に立っての御意見になりがちだと思うのです。
新人劇作家は、そういう方の御意見を聞きたい一方で、やはり、実際チケット代を払って観劇をする一般のお客さんの自作に対する率直な意見も聞きたい筈だと思うのです。
そういう意味では、行って良かったと思いました。

次回は、もっともっと、観客サイドの御意見が活性化されるといいなあと、この企画の発展に期待したいと思います。

ネタバレBOX

行ってみるまで、今日の読み手は誰か知りませんでしたが、今回は、燐光群の役者さんの他、さとうこうじさん、何とサスペンデッズの早船さん、そして、この間ファンになったばかりの、オフィスプロジェクトMの小山さんも、出演されていて、何だか、無料で、こんな貴重なリーディングを拝聴できて、超お得気分でした。

今回、取り上げられた「防波堤のピクニック」は、作者が、茅ヶ崎ご出身ということで、地方都市に住む、鬱積した人間達の、心の襞がテーマのようでしたが、この作品、聴いていて、まず脳裏に浮かんだのが、テネシー・ウイリアムズの「欲望という名の電車」でしたが、作者ご自身も、主人公に、ブランチを重ねていらしたそうだと聞かされ、あながち、私の印象も、的外れではなかったようで、嬉しくなりました。

この会、会を重ねるごとに、より有益な会になって行きそうに思います。
次回は、是非より多くのコリッチユーザーの皆さんにも、御参観頂きたいなと思いました。
日常茶飯事

日常茶飯事

スミイ企画

アトリエ春風舎(東京都)

2010/07/27 (火) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★

色々新鮮で楽しめた
愛しの宇田川さんが出演しているので、
もう迷うことなく観に行ってきた。


実際に見終わってみた直後の感想としては、
「ああ、人の身体って面白いな」ってことと
「ちょっと、エロかったよな」ってことが真っ先に浮かんできた。

や、たぶん、他の人が観たら別にそうでもないのかもしれないけど。

ネタバレBOX

舞台上で行われている会話の内容は
自分も普段からよく考える事ばかりだったし、
だから物凄く分かるなぁとも思ったのだけれども、
何故かそれが共感というところには結び付かず、
常に客観的な視点からそのやりとりを眺めているような
感覚であり続けていたのが不思議で面白かった。


観ている時の感覚としては
身体系WSのエクササイズに取り組んでいる様を
外側から観ているような印象だった。

リアルタイムで変化し続けている自らの身体と向き合いつつ、
常に発見を見出そうとしている中で、
でも発される言葉の内容は自意識的な要素を中心に扱っている。

そのズレが先に書いたような感覚に繋がったのかも。


ちなみに、「WSのエクササイズを外側から~」というのは、
もちろんそこから表現に繋げるための仕掛けは
存在していることを前提にした上での例えなので、
決して不完全なものを舞台に乗せていたという
意味合いで書いたものではないのであしからず。


あと、これは個人的な話なのだが、
ところどころで自分が所属していた団体の表現手法に
似ているなと感じさせられた瞬間があったことも、
自分がここの表現に興味を抱いた原因のひとつなのかもしれない。


次も観てみたいなって思った。
暖かそうな場所 【ご来場ありがとうございました。次回は12月クリスマス】

暖かそうな場所 【ご来場ありがとうございました。次回は12月クリスマス】

ろりえ

nakano f(東京都)

2010/07/22 (木) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★

夏公演
暑さに負けず頑張ろう。

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