最新の観てきた!クチコミ一覧

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Sea on a Spoon

Sea on a Spoon

こゆび侍

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/09/01 (水) ~ 2010/09/05 (日)公演終了

満足度★★★

観劇
興味深い題材。
素晴らしい脚本。
達者な役者。
おもしろく、特に物語が急展開する後半は引き込まれていった。
でも、なぜかフォーマットが違うと感じてしまったのだ。舞台ではなく映画やテレビ、もしくは小説にした方がより良い作品になるような。
ある意味で見事なのだが、客席と舞台が完全に分断されていて、よく言われる「客席を巻き込んだ舞台」というものは全く求めていないのを感じた。私も途中から映画を見るような気分に切り換えて楽しんだ。
でもね。そうなると小劇場の座席環境だときついのだなあ。映画館のようなフカフカのシート、もしくは自分の部屋でくつろいで見てる分には十分楽しめるのだが。
そういう点から、この作品を通して演劇(特に小劇場)というジャンルの映画やテレビには絶対ない「魅力」を再確認した気がする。
作品自体のクオリティーは非常に高かったです。言葉を大切にしている芝居という印象を受けました。

セイム・タイム

セイム・タイム

劇団ヨロタミ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2010/09/22 (水) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★★

観劇
観ました。

ネタバレBOX

セットを生かした展開の脚本が見事。
こういった、ある一定のルールの下に繰り広げられるコメディは、ありがちなものではあるが観客を満足させるのに十分に機能していたと思う。
残念だったのは、その場に存在している役者が少なかったこと。
ラストに「実は劇中劇だった。」というどんでん返しがあるのだが、素になった役者の温度が全く変わらないのである。ここで「芝居の質」に大きな落差が見えれば、非常にゾクッとする展開になるのだが。脚本にはそうなる可能性があった。その後に出てくる店長と刑事にも、もっとリアリティがあれば面白いのに。
作り手側には申し訳ないが、ファミレスでのシットコムで終わっていた方が良かったと感じてしまった。

心の余白にわずかな涙を

心の余白にわずかな涙を

elePHANTMoon

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★

観劇
堪能しました。

ネタバレBOX

太い。とにかく太い脚本だと感じた。
「ある島の教会に集う人々の人間模様」というシンプルなプロットだが、その一つ一つのエピソードが非常に重いのである。
最初は次々と出てくる登場人物の相関図が理解できずに見失いそうになったが、不思議と不安はなかった。出てくる役者がかなりレベルが高いので、「これだけの力がある団体なら慌てて展開を追わなくても、きっと理解できる構成になっているはずだ。」と確信的安心感を持って観ていた。
特に牧師役の役者が素晴らしい。佇まいも語り口調も牧師そのもの。牧師に個人的知り合いはいないけれど、きっと牧師さんってこんな感じだろうなあと思わせるのに十分な説得力があった。あと、韓国人役の俳優と少女役の女優も良かった。
作中に小劇場としてはかなり体当たりな表現がされていたけれど、流れに必然性があったので、やりすぎ感は感じなかった。ああ、この流れなら、こういう展開になって然るべきだよねと。
惜しむらくは、各エピソードが太すぎて、メインとなるはずの両性具有の女性(?)のエピソードが物足りなかったこと。これはクオリティじゃなくてボリュームの話ね。単純に、もっと観たかった。物語の後半で「あれ?そういえば、冒頭のシーンのエピソードってどうなったんだっけ?」と思い出してしまった。まあ、最後に素晴らしい締めくくり方をしたのだけれど。
客入れからの物語への入り方や美術などにもこだわりがあった。
私の好きなタイプの芝居でかなり完成度も高い。
この劇団は、また観に行こう。

Project BUNGAKU 太宰治

Project BUNGAKU 太宰治

Project BUNGAKU

ワーサルシアター(東京都)

2010/09/30 (木) ~ 2010/10/10 (日)公演終了

満足度★★★★

大満足!!
観てきました~~!!小劇場の若手演出家4人が太宰治作品で競演するこの企画。かなり期待をしていったのですが、期待以上!!大満足でした!予定がつく方は是非!10日まで。

ネタバレBOX

僕は、太宰作品も好きなので4作品をどんな風に料理なさるのかとわくわくしてました。
この公演いろんな楽しみ方があると思います。お気に入りを1つ選ぶのも良し!4作品をまとめて楽しむのも良し!
因みに僕はドッチかというと4作品全体でたのしみました。太宰テキストの”破壊度”と、言うなれば太宰っぽさのバランスがそれぞれ微妙にちがくて、うなってしまいました。
太宰好きにも、そうでないひとにも満足できる作品になっていると思います!
俺が彼女を好きなことを神にすらきづかせない‏【公演終了】

俺が彼女を好きなことを神にすらきづかせない‏【公演終了】

劇団鋼鉄村松

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★

観劇
狙いなのだろうが、新劇っぽい演技手法がちょっと好みではなかった。どうしようもないことで、これを言っちゃーおしめぇーよ、ということなのだが、コテコテの日本人で横文字の名前の役に説得力を持たせるのは、やはり難しい事なのだなと改めて思った。
最後の決闘のシーンは好きです。
不器用に生きてきた者同士の悲哀が滲み出ていた。

ACT泉鏡花

ACT泉鏡花

アトリエ・ダンカン

東京グローブ座(東京都)

2010/10/01 (金) ~ 2010/10/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

A・合わないと K・食わず嫌いは B・バツ!
※恐らくためらってる貴方へ。鑑賞のポイント!
 第1幕、いきなりコンサートが始まっても、年寄りよ、面食らってはイケナイ。
身を任せていれば、次の幕、ベテランが登場して、一気に場が締まる!
 演者より、客のほうが圧倒的に硬かった!若手ファンVSベテラン俳優、そしてその逆・・・いわば「お見合い」をしてるわけで、お互い遠慮しすぎ!
「拍手していいのか・・・」「笑っていいのか・・・」 声を出したいのにモジモジしまくり!
 ところが、満月をバックにした近藤・木の実の美しいシーンで、後方からジワジワと、この日最初の拍手が起こるやいなや・・・!
 それをきっかけに、あとはまさに、「演者の力」で、客をリラックスさせた・・・役者ってすごい!次第に客も声を出して笑い始め、何より、ラストの惜しみない拍手がそれを物語り。(ナナちゃん嬉しそう!)
 リラックスまで時間がかかったのは、構成の責任。役者は本当によくやってた。グループに属さない若手俳優に、男女とも、台詞がとても聞き取りやすい、実力者がいた。新しい発見が必ずある。
 老若双方に伝えたい。食わず嫌いしてるだけ!と。
(肌に)A・合わぬと K・食わず嫌いは B・バツ!
 願わくば、芝居の部分をもう少したくさん見たかった・・・鏡花が傍らで、物語の世界(若手が演じている)を見守っている。それだけで繋いでも、良いと思ったなあ・・・。照明が暗くて俳優の顔が見えにくい部分あり(当方乱視なので・・)検討を宜しく!

Root Beers-ルートビアーズ-

Root Beers-ルートビアーズ-

劇団東京ヴォードヴィルショー

ザ・ポケット(東京都)

2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

止まらぬ拍手が印象的だった・・・
桑原さんの前評判もあり、期待しての観劇だったが、よく練られた内容で、それに個性ある役者さんが本の中味をより良い演技でパワーアップさせ、メリハリのあるシーンが生み出す笑いは格別だった。ここ最近、下ネタで笑いを求める芝居が多かっただけに、笑いの王道とも言えるネタ、及び同劇団の芝居は、満足感のあるものだった。この芝居で一番驚いたのは、この種のコメディー系の芝居で、終幕後拍車がしばらく鳴り止まなかったことで、とても印象的なシーンだった。まさか、アンコールを期待しているとは思えないので・・・ 話の展開は、★5個、でも個人的にはこのメンバーならばもっと笑いを期待出来たので結果的には★4個。

箱入り彼女博覧会

箱入り彼女博覧会

NICE STALKER

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了

満足度★★★

もう一歩の踏み込み
日曜日昼の回を見てきました。
4話のオムニバスで、全体で1時間半。
各話ほぼ二人の芝居なのですが、役者の方々の頑張りで成立していました。
ただ、女性キャラクターがしっかり作っていたのに比べて、それを助ける男性キャラクターのバリエーションが乏しいように見えるのが残念です。
女性が主役の舞台なので仕方がないという面はありますが、もう一歩、男性側にも踏み込めたなら、全体に深みを増すと思います。
1時間半は若干長く感じました。ほんの少し冗長な部分を削ればもっとテンポ良く観られると思います。

Project BUNGAKU 太宰治

Project BUNGAKU 太宰治

Project BUNGAKU

ワーサルシアター(東京都)

2010/09/30 (木) ~ 2010/10/10 (日)公演終了

満足度★★★★

4作品4様
4作品とも脚本・演出が違うということで
特色が出ていて面白かったですね!
あまり太宰作品は読んだことなかったんですが
楽しめました。
アフタートークの猪瀬直樹さんのお話がとても面白く、
作品の解釈が深くなり作品自体の面白さも増しました。

箱入り彼女博覧会

箱入り彼女博覧会

NICE STALKER

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了

満足度★★★★

ターゲットを絞っている
まさにタイトルどおりの博覧会。
ターゲットを絞っていて、こういうアイディアもあるのだなと思いました。
知り合いの方についていったので、まるでこういうものだとは知らず…。
需要があるからやる!というのは潔い気もしてきます。
エンターテイメントとしてはアリかな。ただちょっと気恥ずかしくなる空間でした。

偽作 不思議の国でアリんス

偽作 不思議の国でアリんス

劇団ドガドガプラス

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2010/09/29 (水) ~ 2010/10/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

昨日のソワレに続き今日はマチネを観劇
昨日は舞台正面上手後方から、今日は下手側面後方からの観劇です。

もちろん正面から観る舞台は
役者さんの表情がよく見えて素晴らしいのですが、
今日の席からだと、舞台全体を見渡すことができ、
照明の入り方がとても美しく、
幻想的な世界に引き込まれてゆくような体験をすることができました。

エロくて愉快で情熱的で美しくて・・・もう最高のダンス、ダンス、ダンス!
つい口ずさみたくなるような美しいメロディーの歌、歌、歌!

踊り子女優化計画は着々と進んでいるようです。

こんな舞台、まず他じゃ観られないよ。
まさに望月六郎ワールド炸裂!!!

やっぱり良いお芝居は2度3度と観るたびに面白いですね。
今日は客席も大いに沸き、舞台の上も下も劇場全体で、
同じ喜びを実感することが出来たのではないでしょうか。

あと公演は残すところ明日13時半の一回のみ。
まだ観ていない方、絶対にお薦めです!!!

箱入り彼女博覧会

箱入り彼女博覧会

NICE STALKER

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了

満足度★★★★

くだらない
くだらな過ぎて笑ってしまう。

これはくだらなさを許せるか許せないかで
評価も変わってくるでしょうが…

buzz

buzz

studio salt

相鉄本多劇場(神奈川県)

2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

横浜まで行った甲斐がありました。
こういったどこまでも深い読みの舞台を観ると、感想をUPするのを考え込んでしまう。もしかしたら、言葉によっては舞台の印象を違ったものに囚われてしまいかねないからだ。だから、なるべく忠実に偏見なしで書いたつもりだ。それでも、もし、この文章が作家・椎名泉水の意図するところと違ったなら、こんな見方もあるのだと、サラリと受け流して欲しい。。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

舞台はいきなり少年らの暴力的なシーンから始る。暗転の際の「ジーー!!」という濁音による音響効果は絶大なインパクトがあった。そうして暗転後の少女監禁の場面、どうやって少女をいたぶって暴行したかをも描写し、割に残忍な場面も捉える。だから観客はそれなりの衝撃を受けると思う。しかしこれが真実なのだと思わせる力のある舞台だった。

この物語のモチーフは「東京都足立区綾瀬女子高校生コンクリート詰め殺人事件」だ。彼らがどんな状況下で少女を殺すに至ったかを、家族との関わり、犯人の兄との関係、交友関係を織り交ぜながら舞台化してあった。

しかし、この物語を舞台化した作家の意図は少女を殺した動機よりも、彼らがクサって閉じこもるまでに、誰でもいい、近くに救いはなかったか。に焦点を当ててるような気がする。だから、「あの時、彼らは野球をしていたなら・・、・・・だったなら。」という後悔にも似た兄・満の終盤のセリフが重い。

出所した豊と同じ工場で働く坂本との会話に思わず落涙してしまう。世の中にいらない人間なんてあるはずもないのに、彼らは自分たちがそうだと言い切る。ハッピーメロンとカニパンを食べながらの穏やかな風景での会話だ。

34歳になった豊は殺した少女への罪悪感に苛まれ、「自分が死んでも罪は償えないんだろうな・・。」と後悔の念で呟き、兄の満もあの時、少女を助けずに見殺しにしてしまった罪の意識によって蝿を恐怖に感じてしまう。そう、蝿は少女が腐りかけた身体の臭いによって集ってきたあの蝿なのだ。

現在は弁護士になった満も家庭を持ち15歳の少女がいる。だからこの娘を守ることに必死なのだ。そうしてあの時の少女にも家族は居た。


冒頭のシーンが終盤にも繰り返される。撒いた伏線をきっちり回収し、兄・満は過去の少年だった豊に投げかける。「そっちに行っちゃ駄目だ!」と。

二人で投げ合ったキャッチボールのボールは兄が考えもしなかった方向にずれ込み歪んでぐにゃりと方向転換し取り返しがつかないほど遠くに飛んでいったままだ。一歩間違えた道だけれど、その道のりは遠い。

照明、導入音楽「あなたが私にくれたもの」、キャストの演技力、キャラクターの立ち上がり、構成、演出、まったくもって見事だった。ひじょうに素晴らしい舞台だったと感じる。もっと早めに観て宣伝してあげたかった、と後悔したほど。

追伸:麻生0児の中学生に震えた。笑、、、ああいった中学生って実際いるよね。実はワタクシ、彼のキャラクターが好きだ。癒される存在感のある役者だとつくづく思う。

次回も是非、観たいので次回公演には必ずメッセージを下さい。でないと公演日を忘れてしまいますので・・。
Project BUNGAKU 太宰治

Project BUNGAKU 太宰治

Project BUNGAKU

ワーサルシアター(東京都)

2010/09/30 (木) ~ 2010/10/10 (日)公演終了

満足度★★★★

(ノ*´Д`)ノオォオォ
Project BUNGAKU 観てキ・キ・キ・キタ━━(゚∀゚)━━!!!! ソワレはアフタートークゲストの永井愛さん効果もあいまって超満員☆彡 演出家の個性が光る刺激的なコンペティション!見逃すな!

谷賢一演出『人間失格』良かった。コロさん、塚越さんが特に。それにしてもそれを引き立てるために集めた俳優の顔触れの豪華さと、また起用のしかたの贅沢なコト(笑)

広田淳一演出『HUMAN LOST』凄かった。なにがなんだかわからないんだが、スゴイってことだけが印象的。

箱入り彼女博覧会

箱入り彼女博覧会

NICE STALKER

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了

体感
萌え系なので
それに ぐっとくるかたに

あの瞬間を
わくわく
待つ気持ちも

砂と兵隊/Sables & Soldats

砂と兵隊/Sables & Soldats

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/10/06 (水)公演終了

満足度★★★★

面白かったです。
初青年団よかったです。

「美しきラビットパンチ」

「美しきラビットパンチ」

ゴジゲン

駅前劇場(東京都)

2010/09/18 (土) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★

ピンときませんでした。
思ってたのと違いました。

レストランじゃないっ!!!【終了いたしました。ご来場ありがとうございました!!!】

レストランじゃないっ!!!【終了いたしました。ご来場ありがとうございました!!!】

コメディユニット磯川家

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★

おもろしろいのですが
いまいち物足りませんでした。

美しい手

美しい手

スポンジ

サンモールスタジオ(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/09/27 (月)公演終了

満足度★★★★

面白ろかった。
スタイリッシュな芝居でした。

Root Beers-ルートビアーズ-

Root Beers-ルートビアーズ-

劇団東京ヴォードヴィルショー

ザ・ポケット(東京都)

2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました。
kAKUTAの公演も見てみたいです。

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