最新の観てきた!クチコミ一覧

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転転転校(千秋楽・当日券ございます)

転転転校(千秋楽・当日券ございます)

水素74%

アトリエ春風舎(東京都)

2010/10/26 (火) ~ 2010/10/31 (日)公演終了

満足度

個人的に・・・
個人的にはまったく好まない作品だった。

ネタバレBOX

10分遅刻して入ってしまい、申し訳なかったです。

期待して見に行っただけあって、なんだろう・・・
このかたすかし・・・
わけがわからなかった。
私が遅刻したせいかと思いきや、他の見ましたさんも同様の感想のようですので遅刻のせいではなかったようです。

私はリコーダー吹いてるあたりから入りました。

なによりも、芝居を見せられている気がしない。
全く、引き込まれない。
途中、自分の次やる芝居のこととか、就活のこととか余計なこと考えちゃうくらい。
集中していなかったわけではないんだけど、にしても客に見せているという感じが全くしない。

それは客席と舞台の遠さ、(せっかく広いのに後ろばっかり使ってるし、)
役者の顔が見えな過ぎる。(これは演出なのかもしれないけど)

のが原因かと。

あと、本当に個人的に女の子ばかり出る劇はつまらないね。
女の子が主役だったり、多数女の子がいるのは良いんだけど、(私も女だしね)
やっぱり私は男の子特有の男らしさ・力強さ・パワーみたいなんが一人や二人いて欲しい。(一人男の子いたんだけどさ)女の子ばっかりの「キャーキャー」女子高みたいなのはつまらない。

田川さんの作品2回目で、前回は脚本に惚れこんだだけあって、ざんねんです。
どっかの演劇のまねごとみたいでした。

次回に期待!!
起て、飢えたる者よ

起て、飢えたる者よ

劇団チョコレートケーキ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/10/27 (水) ~ 2010/10/31 (日)公演終了

満足度★★★★

飢えたる者は今何処
浅間山荘事件の舞台と関係者の背景を借りたオリジナルストーリー。
史実を知っているだけに思い切った展開に戸惑う。
予備知識が多過ぎて、純粋なフィクションとして楽しむのは難しかった。
とはいえ、なかなかの力作ではある。
「浅間山荘事件なんて知らないよ」という人には密室サスペンスに映るのかも。
菊池豪、西尾友樹の客演陣が印象に残る。
ルデコの座席選びはいつも悩ましいが、音響ブース前の正面4席がベストかな。

ネタバレBOX

永山が憑依したかのような管理人の変貌が突然過ぎるかなぁ。
転転転校(千秋楽・当日券ございます)

転転転校(千秋楽・当日券ございます)

水素74%

アトリエ春風舎(東京都)

2010/10/26 (火) ~ 2010/10/31 (日)公演終了

満足度

意図が分かりませんでした。
事前情報がほとんどなく、謎が多かったのですが、観ても謎のまま終わってしまいました…。
タイトルの通り、転校生の話でしたが、物語としての一貫性はなく、身体表現(いわゆるダンスではないです)の比重が高い作品でした。

椅子などの小道具もない完全な素舞台の中、音楽もなく話の展開もないストイックな時間が淡々と続き、ちゃんと見聞きしているのに意識が朦朧とした状態になってしまいました。

ソクーロフ監督の映画『静かなる一頁』を思わせる、絶えず微かに聞こえる水の流れる音(建物の配管を流れる音でしょうか?)が、幻想的な雰囲気を醸し出していて、皮肉にもこの舞台の中の要素で一番良かったです。

客に媚びない姿勢には好感を持ちましたが、それならばもっと唖然とさせてくれる突き放した表現を見せて欲しかったです。

2WEEK コンタクト~まだ使えると思ふ~

2WEEK コンタクト~まだ使えると思ふ~

山田ジャパン

サンモールスタジオ(東京都)

2010/10/23 (土) ~ 2010/11/01 (月)公演終了

満足度★★★★

笑い事では済まされない情景も描く
物語は鳥子が過ごした、たった2週間の出来事を描いた作品だったが、ゆかりを演じるいとうあさこの登場で物語りはいっきにコメディに。笑)
セットの作りこみが巧みで上手い。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

鳥子が参加した同窓会の途中でしげるにお持ち帰りされラブホに入った鳥子はまんざらでもなかったが、当のしげるは鳥子の身体目的ではなく、彼女が暮らす広い家目当てだったのだ。

しげるは仲間と一緒に車を盗んで売り飛ばす商売をしていたが、ある日、出口(しげるらの頭)のセルシオとは知らずに盗んで売り飛ばしてしまった。これをネタに出口に脅され200万円を2週間以内に上納しなくてはならなくなったしげるらは、一軒の家で風俗営業をして粗利を稼ぐ事を思いつく。

この家の主の鳥子を何とか説得して、風俗を始めたものの、隣の墨田の妻・ゆかりが乱入してきた場面から大きくうねりだす。自分も風俗をさせろという。この瞬間からこの営業を仕切りだしたゆかりの源氏名はその名も「お銀」!いやはや、ぴったりの源氏名で呆れたほど。笑

3人の女たちは当初、躊躇していたものの、いざ客が女を選ぶことに及ぶと女たちは心理的に競争意識が働いて、男に選ばれなかった事に悔しがる。笑
その状況が可笑しいやら楽しいやらで、愉快千万なのだが、途中で200万に達する稼ぎがないことに彼らは気付くと川ちゃんの彼女も風俗嬢にさせて利ザヤを稼ぐ場面では決して笑えない。

この展開は男が自分の彼女のヒモに成り下がった瞬間であまり良い気持ちはしなかったが、鳥子の言い分もなんとなく理解出来るものの、考えさせられる場面だ。

要するにここに関わった全ての人間がずるずると集団という大きな流れに流されて自分を見失った人たちの物語だ。

山田ジャパンは2度目の観劇だが、1度目の「ソリティアが・・」のほうがロマンがあった。まあ、好みの問題かと・・。
激流としるし

激流としるし

play unit-fullfull

調布市せんがわ劇場(東京都)

2010/10/21 (木) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★

おもしろかったけど・・・・
コミカルに進む感じで、ストーリが分かりやすく理解しやすかった。
ただ、途中で先が読めてしまい、中だるみしてしまうところもあった。

どうじょう

どうじょう

コマツ企画

OFF OFFシアター(東京都)

2010/10/23 (土) ~ 2010/10/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

脇の甘い人々の群像劇を描かせたら、
ズバ抜けて面白い!

渾沌鶏~マロカレタルトリ~

渾沌鶏~マロカレタルトリ~

BB団

ウッディシアター中目黒(東京都)

2010/10/20 (水) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★

翻案作品にすれば良かったのに
アニキ分であるZ団の旗揚げ公演と同じく源義経を題材にしながらもInnocentSphereの西森英行の作・演出なのでかなりオモムキを異にする。
が、狙いはわかるものの序盤の五条大橋での「事件」を「ニュースを録画したDVDで」観るというシリアス系では違和感を禁じ得ないシーンに醒めてしまい、安宅の関のくだりを人形操りで演じ、式神を使って逃れたとする部分などには感心するも時すでに遅し。
むしろ「SAMURI7」などのように大胆な翻案にすれば良かったのに。

グロリア

グロリア

ハイリンド×サスペンデッズ

「劇」小劇場(東京都)

2010/10/14 (木) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

折に触れ演を重ねて欲しい
基本的にはユーモラスな中に戦時中の生活・出来事や人々の気持ちをきちんと織り込んで、優しいながらもしっかりと訴える語り口に井上ひさしの昭和庶民伝も連想。
忘れてはいけない、伝え続けなければいけないことを風化させないために今後、折に触れ演を重ねて欲しい。

転転転校(千秋楽・当日券ございます)

転転転校(千秋楽・当日券ございます)

水素74%

アトリエ春風舎(東京都)

2010/10/26 (火) ~ 2010/10/31 (日)公演終了

満足度★★

で、何?!
転校にまつわる事柄が淡々と演じられました。

ネタバレBOX

お父さんの転勤で子供は転校する。転校は辛い。でもすぐ慣れる、忘れる。
新しいところではまず挨拶、そして身体的ものまねや音楽によるコミュニケーションによって親しくなる。
学級委員は嫌われたりいじめに遭っている人に転校を勧める(こともある)。嫌われたと思っていない人は転校せず、心配してもらって感動する。学級委員はそんな態度にいらつく。嫌われたと思っていない人は相手をいらつかせたことに反省する。学級委員はさらにいらつく。
友達付き合いもあまりにべたべたされると疲れる。
転校してきた子供はまた父親の転勤で転校する。残った子は悲しむがすぐ慣れる。

これをダンスパフォーマンスという程でもなく、淡々と演じていました。60分で良かったと思います。

最初、転校する子供の上着のファスナーとネックレスが床に擦れて少し嫌な音がしました。気を付けてほしいですね。ところで、子供がネックレス…も何だろね?!
おそるべき親たち

おそるべき親たち

TPT

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/10/21 (木) ~ 2010/11/03 (水)公演終了

満足度★★★★★

大人の芝居
ベテラン俳優たちの演技を堪能しました。
物語は結構ドロドロとした話で、エロティックなシーンも多いのですが、下世話な感じにはならず、格調の高さを感じさせたのは流石でした。

普段は客席になっている部分に大きな張り出し舞台を作り、贅沢な空間の使い方をしていました。

中嶋朋子さんの演じるマドレーヌは第1幕の幕切れにやっと現れるのですが、そのときに流れる音楽(シューマンのピアノ四重奏曲)と相まって、とても印象深いシーンになっていました。

派手な演出で驚かせたり、強引に笑わせようとしたりしない(けれどもクスリと笑えるシーンは結構あります)、小細工無しの大人の為の芝居で、濃密な時間が楽しめました。
少々値が張るためか、空席が結構あったのがもったいなく感じました。

SWAN(公演終了!次回出演者WSオーディション予定)

SWAN(公演終了!次回出演者WSオーディション予定)

冨士山アネット

シアタートラム(東京都)

2010/10/21 (木) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★★

素晴らしい
とにかく凄い!!

見入る表現だったと思う。


あと、劇場に入った時のあの緊張感は
久しぶりに感じました!

ネタバレBOX

劇場に入ると
照明が下ろされている舞台!
開演し、音楽に合わせて、照明が上がっていく演出に
興奮が高まります。


水を使った喧嘩シーンも
荷物を取りあうシーンも
お気に入りです。


シンプルな舞台の中
役者?ダンサー?の
パフォーマンスが光ります!


台詞が無いからこそ、
ゴム手袋の音とか新聞を開く音とか
日常の些細な音が効果的に聞こえました


ダイナミックなパフォーマンスもさることながら
表情で魅せる、人物の探り合いも面白かった
GLADIATOR-奴隷と皇帝-【ご来場ありがとうございました!!】

GLADIATOR-奴隷と皇帝-【ご来場ありがとうございました!!】

劇団三年物語

萬劇場(東京都)

2010/10/16 (土) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★

皇帝サイド
いわば「動の奴隷、静の皇帝」で奴隷サイドと比べると地味な印象だが、重圧に打ち勝とうとして狂気に向かう皇帝を見せてクライマックスの兄弟対決に繋ぐ流れはこちらの方が上か。
いつか両サイドを時系列的に並べた「特別編」があればいいのに。

GLADIATOR-奴隷と皇帝-【ご来場ありがとうございました!!】

GLADIATOR-奴隷と皇帝-【ご来場ありがとうございました!!】

劇団三年物語

萬劇場(東京都)

2010/10/16 (土) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★

奴隷サイド
剣闘会シーンや主人公側がチームとしてまとまる熱血系の場面は良いが、最大の盛り上がりになるハズの最後の闘いが意外に淡白で、過剰とも思われる音楽で水増ししているような気がしないでもない。

Tokyo Station

Tokyo Station

Team Good Speed

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/10/21 (木) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★

設定にやや難あるも総じて満足
豪雨により各線が運転見合わせとなった夜の東京駅での人間模様。
以前観た第2回公演『Jackpot!!』は悪くはないもののどこか借り物的な印象だったが、併行して起こるいくつかの事柄(事件というほどのものではない)をテンポ良く見せ、なおかつσ(^-^) の弱点である「急逝した者が遺した者に想いを伝える」な部分もあったので満足。

ただ、列車が運転を見合わせるほどの「記録的な大雨」であれば「雨の影響で疎らな人影、たまたま駅にいた12人の人々」(←チラシの説明より)なんてことはないどころか大混乱になるハズで、そのあたりの設定はまだ甘い?
東京駅である必然性もあまり感じられなかったし、何で地方都市の駅とか東京郊外の駅とかにしなかったのかな?

三十女

三十女

ペテカン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/10/13 (水) ~ 2010/10/21 (木)公演終了

満足度★★★★

特に終盤がイイ
白が基調の装置に照明が映える終盤の「いかにもペテカン色」な夕暮れから「オトナの青春」的な成り行きにドキドキの祭りの夜にかけてのシーンが出色の出来。
また、タイトルを象徴する3人の会話に「実は…」な真相告白を加えたエピローグもイイ。

微笑の壁

微笑の壁

城山羊の会

ザ・スズナリ(東京都)

2010/10/22 (金) ~ 2010/10/31 (日)公演終了

満足度★★★★

日常の中で口を開けている暗闇
うまい役者たちが、とにかくいい「間」「タイミング」で渡り合う中に生まれるリズムと笑いがとてもいい。

ワン・シチュエーションの中、シリアスな進行が笑いを誘うコメディと言ってもいいかもしれない…のだが…。

ネタバレBOX

川嶋と律子は、川嶋のマンションで深い関係になろうとしているというオープニングで始まる。

川嶋のマンションに、川嶋と律子の結婚祝いのために、仕事仲間や部下などが集まってくる。
川嶋はそれぞれを紹介し、集まった客は祝いの品を見せる。
シャンパンで乾杯をしている中、律子と結婚したはずの川嶋の「妻・ミドリ」が帰宅する。
あまりの事態に凍り付く客。
そして…。

とにかく、何がどうなっているのか、一体なぜこんなことが起こったのか、そして、この事態はどうなっていくのか、ということを駆動輪にして物語は進行する。

新たにマンションにやってくる人たちが、また、恐ろしくいいタイミングでやってきて、物語をあらぬ方向へ振り回すのだ。

シリアスであればあるほど面白くなり、まさに、シチュエーション・コメディと言ってもいいだろう。
しかし、コメディと呼んでいいのは、終盤までのことである。

なんとなく違和感が生まれてくるのだ。

それは、律子や妻のミドリ、そして、川嶋自身までもが、マンションのテラスから飛び降りようとすることや、まるでその伏線となっているように、川嶋と仕事で関係のあった人が次々と自殺しているという事実などの、不穏な空気が物語の底辺に流れていることを観客が知っていることもある。

さらに、妻がマンションに帰ってきてからの展開として、明らかに夫である川嶋が身勝手で悪い、としか見えなかったのだが、さらに展開するごとに、ひとつの疑念が頭を横切る。
それは、律子への違和感である。
つまり、冒頭から観客も感じていたであろう、律子のあまりにもエキセントリックな様子である。冒頭に行われる、律子のあけすけな欲望の場面では笑っていたが、どう考えてもその行動はどこかおかしい。
途中の展開でも、律子のちよっとしたエキセントリックさが顔を出す。異常とは言えないほどの違和感のようなものだ。

それは、彼女を好きになった岩谷や、前に付き合っていた岡部のことが明らかになったときに、さらに露呈してくる。
岩谷も岡部も、それぞれ家庭があり、岡部においては、(彼女のせいもあり)すでに壊れてしまっているのだ。
それは、このような状況に陥った川嶋も同じで、妻がある身なのだ。

つまり、律子は、ひょっとしたら、彼らを狂わす何かを持っていたのではないか、と思うのだ。
冒頭で彼女が見せた奇妙な行動(たぶん他の男性にも同様なことを行っていたのだろう)は、彼らの思考を停止させ、さらに彼女のペースに巻き込み、結果、彼女から抜け出せなくなるというものではないのか。

だからこそ、川嶋は「なんでこうなったのかが、わからない」のであり、まず最初に、自分自身のこの行動は、若年性痴呆症によるものではないのか、などと疑ってしまうのだ。つまり、この台詞には納得がいくということなのだ。
してがって、川嶋は、単なる言い訳をずっとしていたのではないのだ。

だって、どう考えても、別れてもいない妻(しかも別れるつもりもないし、嫌いになったわけでもない)と一緒に住んでいるマンションに律子を呼び、結婚する、なんて言うことはあり得ないのだから。
そうすると、川嶋の様子が、まるで魂を抜かれてしまっているようだったな、とも思えてくる。

これは非常に恐ろしい。

律子は(たぶん)自分の行動に無自覚であり、また、周囲の誰もそれに気づいていない。
気づいたときにはすでに遅い。

ラストに至って、川嶋は、今も好きだという妻に去られ、どうやら何かに気づいたようだ。律子の「銀杏の落ち葉を踏みしめながら一緒に歩きたい」という言葉に対して、川嶋は、まったく気のない返事をするだけで、視線もうつろだ。愛する2人が残って、めでたし、めでたし、ではない。

終盤の金子のモノローグで「彼女が死んだあと」という台詞があるのだが、たぷん、ラストに見せた律子に対する川嶋の対応に、律子は何かを察して自ら命を絶ったのではないだろうか。
ただ、そうストーリー読むにしては、ラストの彼女には足りないものがあるように感じてしまった。
「死んだ」という言葉だけがそこに取り残されてしまったようだった。
その処理が残念ではある。

とにかく全員がうまい。全員がくっきりと印象に残った。
川嶋を演じた吹越満さんの魂を抜かれてしまったような演技(特に後半)がよかった。また、おじさんを演じた三浦俊輔さんの、ずるいと言ってしまうほどの設定と演技と台詞(特に英語)は笑ったが、ラストの展開からの「音楽が聞こえない」という台詞が凄いと感じた。そして、とにかく「間」が素晴らしい。
岡部(岡部たかしさん)と岩谷(岩谷健司さん)の、いかにもいそうな人たちの言いそうな台詞回しと雰囲気もよかったし、ミドリを演じた石橋けいさんの感情の振り幅、ゆう子を演じた山本裕子さんの腹に何かを抱えている様子もよかったのだ。また、金子を演じた金子岳憲さんの、おじさんとの絡み(振り回される)のうまさには笑った。

細かい設定や伏線の入れ方もうまいなぁと思った。
「喋るな、遊べ!!-Shut up,Play!!-」

「喋るな、遊べ!!-Shut up,Play!!-」

オリジナルテンポ

HEP HALL(大阪府)

2010/10/22 (金) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑顔!!
全てが素晴らしい!!と思える楽しい楽しいステージでした!!うん、舞台、というかステージ。ですね。ほぼ全編台詞がないパフォーマンスという事だったので「自分にもわかるかな?」とドキドキしながら向かいましたが、全く杞憂で(笑)最初から最後まで本当に素敵な時間を過ごせました!なにより会場中のお客様がみーんな笑顔!笑顔!笑顔!! 素晴らしい~。

何故「観たい!」「観てきた!」がこんなに少ないのが謎です(笑)

ネタバレBOX

面白かったのが、携帯・デジカメ・撮影OK!ということ。飲食は大人の事情でw禁止でしたがf(^^;)お言葉に甘えてじゃんじゃん撮りました~~。

周りにある身近なものでどんどんリズムをとっていき、それこそ鍋でもワインでも自転車でもカップ麺でも(!)全てが楽器になりえる、といった愉快なパフォーマンス。楽しいことはそこら中に転がってるのかも(^^)と思えてニコニコしちゃいました。俳優・坂口さんのポジションはおいしい、の一言(笑)。そうそう、お客さんにお菓子をねだったり、はたまた舞台に上げてしまったり、マイクに言葉を吹きこませたり…と観客を巻き込む場面が多かったのも印象的です。でも、そういうのって…結構失敗しがちな事も多いと思うんですが;自然に楽しめたのも驚きです。関西のノリ??

「Play」と書かれた紙が当パンと共に配布されていて「何だろう?」と思っていたのですが、これを使って、ラストは私達も演奏しました~。周りの人は当たり前のように出してましたのも興味深い…(リピーター多いんですね)。というわけで、最後は客席も一体になって、紙を鳴らして大合奏!アイディアいっぱい☆た、たた楽しいぃー。

演劇というよりむしろライブだったと思います。ああ、でもライブという枠にもおさまらないかな…映像も影絵もダンスも全てひっくるめて、の一大パフォーマンス、だったように思います。

個人的には、特に美術が好きです。チラシ、照明、衣装、etc... ちょっと感度の高い人なら、かなり食いつきが良さそうな。

実は関東からわざわざ足を運んだのですが、本当、関東でもやればいいのに!と思いましたっっ。
2WEEK コンタクト~まだ使えると思ふ~

2WEEK コンタクト~まだ使えると思ふ~

山田ジャパン

サンモールスタジオ(東京都)

2010/10/23 (土) ~ 2010/11/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

いやはや
おもしろくてビックリしました。役者さんもみんないいし、安心して、手放しで最後まで楽しめます。序盤の舞台転換からワクワクしちゃいました!
こんな普通に笑えたのは初めてです。(笑わせようっていう舞台のネタにあまり笑えないたちなんですが)ものすごい自然だから笑えちゃう。
舞台の作りが丁寧なのもいいです。
これから注目したいと思います。

柔らかいモザイクの街

柔らかいモザイクの街

サラダボール

アトリエ春風舎(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/10/06 (水)公演終了

満足度★★★★

軽やかでした
演出がなかなか楽しかったです。黒川さんの脚本には、ポップな演出が似合うのかしら??

ただ私が観た回は…ん~もしかしたらアンマリ良くない回?だったかもしれないのですが(途中、少しダレてしまって…)。それでも主演女優さんの力量や全体のバランスで最後まで楽しみました。

スフィンクスと諭吉〜消えちゃった100歳〜

スフィンクスと諭吉〜消えちゃった100歳〜

劇団 東京フェスティバル

シアター711(東京都)

2010/10/19 (火) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★

ふむふむ
展開は嫌いではない。

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