最新の観てきた!クチコミ一覧

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五反田団『迷子になるわ』

五反田団『迷子になるわ』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/11/05 (金) ~ 2010/11/14 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
ぐいぐい引き込まれる、不思議な力。もう一回観たいな。

オズの魔法が使えない

オズの魔法が使えない

のこされ劇場≡

枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県)

2010/10/30 (土) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

超楽しかった
最初にがつんとえだトーク(ゲスト多田淳之介)から入ったもんだからもう気分は地域演劇。
枝光商店街の様子をみながらアイアンシアターに行ったので
やっぱりここのさびれ具合に哀愁を感じながら。

トーク後に商店街へ移動。野外劇かよっ!!ってw
オズの魔法使い、大好きな演目を使い、地元とマッチパネル。人それぞれの
夢を追いながら、「そこ」からの脱出をはかる者たち。そこを守る者たち。

現実と微妙にlinkしながら公演は続く。
本当は山口さんのこんな演技でなくもっともっとすっごい演技が
見れるのだ、私はそれを期待して行ったのだ。
でも、山口さんはあえて気弱なドロシーを演じてた。涙がでた。

アイアンシアターに戻って山口さんの演技が光った。
良かった、これで観にきたかいがあった。

のこされ劇場≡のメンバーも良かった。走り回って疲れたでしょう。
体当たりの演技は感動を呼ぶ。

神様さん

神様さん

MCR

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2010/10/22 (金) ~ 2010/10/31 (日)公演終了

満足度★★★★

満足しました
やっぱり面白かった!大きいホールのMCRはどうかなと思ってたけど、問題なし。やっぱり好き。

シャングリラ

シャングリラ

アブラクサス

Geki地下Liberty(東京都)

2010/11/03 (水) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

満足度★★★

何となくレトロでした
元の映画も古いですが、イメージで語るのならば。
昼メロのダイジェスト版のような印象を受けました。
でも芝居とライブパフォーマンス観れたので、お得感は高かった。

ネタバレBOX

でもまぁ衣装が結構、様になっていて愉しめましたね。

でも現在、シングルマザー珍しくないし。
保険証で公費番号85付いてると、医療タダだし。
リンゴも薄々父親は死んでるとか気づくのが普通では?
とか、バンドメンバーだとバレルのも、観ててコメディでしたし。

東大理Ⅲ目指していた奴が、
あっさり転向して音大ピアノ科合格なんて、
音大のみ目指していた方々抜かすほどの、
凄い才能秘めていた片鱗等の説明何も無くサラッと受かるとは・・・。

いろいろホント昼メロ的な御都合主義が、
なかなかツボに嵌っていました。

でも無理矢理人殺したりするような、
押し付け感動話も無く、予定調和的な物語の展開は、
かえって安心して観劇できました。
ジゼル・ヴィエンヌ『こうしておまえは消え去る』

ジゼル・ヴィエンヌ『こうしておまえは消え去る』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2010/10/30 (土) ~ 2010/11/03 (水)公演終了

満足度★★★★

精緻な宗教画を鑑賞しているようでした
舞台の造形があまりに美しく完璧で、かつ人の心象風景を描いているから、観ているといつのまにか舞台上に心が吸い込まれていくような不思議な感覚を覚えました。

乱歩の恋文

乱歩の恋文

てがみ座

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/11/03 (水) ~ 2010/11/10 (水)公演終了

満足度★★★★

2時間超って
たいてい途中で飽きる自分が、飽きなかった。西田さんがいい感じだ。

五反田団『迷子になるわ』

五反田団『迷子になるわ』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/11/05 (金) ~ 2010/11/14 (日)公演終了

満足度★★★★

ちょっと長いか
力の抜け加減もいいし、伊東さんが素敵。

飛龍伝

飛龍伝

北区つかこうへい劇団

北とぴあ つつじホール(東京都)

2010/11/02 (火) ~ 2010/11/06 (土)公演終了

満足度★★★★

みた
女と男、男と男、みんな泣いている。安保闘争を知らなくても伝わる力を持っていると思う。


知っている歌が頻繁に使われて、浮かぶ情景が観劇の集中力を削ぐ。それが辛かった。

乱歩の恋文

乱歩の恋文

てがみ座

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/11/03 (水) ~ 2010/11/10 (水)公演終了

満足度★★★

みた
「乱歩」の物語としても「恋文」の物語としても薄味だった。

会場に入った時には期待が高まったが、2時間超見ていられたのは役者と照明の賜物。
なくてもいい役や美術も結構あったように思う。

どうじょう

どうじょう

コマツ企画

OFF OFFシアター(東京都)

2010/10/23 (土) ~ 2010/10/31 (日)公演終了

満足度★★★★

遅くなりましたが
面白かったです。中間の人は大変です。

シャッフル

シャッフル

劇団スパイスガーデン

千本桜ホール(東京都)

2010/11/02 (火) ~ 2010/11/14 (日)公演終了

満足度★★★

男性5名の芝居
長い期間での上演。
小さな小屋を生かした芝居。

ネタバレBOX

記憶のない男がいた。
送られた1通の手紙。
それぞれ集められた5人の男。

フラッシュバックする映像に浮かぶ、別名の男たち。

混濁した記憶の中に隠された物語とは-?



以前観た芝居より断然面白かったです。
話はある程度よめるのですが、分かりながらも巻き込まれている感覚がとても良い。
惜しむらくは途中途中に入る笑いの部分があまり面白いと感じなかったこと。

兄の映像にやられました。これはずるい。大爆笑。

総合的には好印象。
死なない男は棺桶で二度寝する

死なない男は棺桶で二度寝する

ポップンマッシュルームチキン野郎

劇場MOMO(東京都)

2010/11/05 (金) ~ 2010/11/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

よかった~
すごく早い展開で・・・
笑いが連発していきます・・・
あれっ死なない男は?
えぇ~っ、こんな展開に・・・
自然な流れの中で話が確信へと進んでいきます。
最初は完全なコメディだと思っていたけど・・・

この流れの行き着く先・・・すごく見ごたえがありました。
11/14の千秋楽にもう一度観に行くことになりました\(^◇^)/

11/14ネタバレを追加しました
前回より奥が深かったと実感しました。

ネタバレBOX

ネタバレなのか・・微妙だが、
こちらのほうがいいかなって思って書きました。

11/7のネタバレ
前半の笑える話とは真逆の後半の展開・・・

永遠の命を手に入れたらさぞ幸せだと思いきや
やっぱり、限りある命だからこそ尊いものだと感じさせられる
そんな話だった。
そう、生きている時間が長いほど愛するものが多くなって
また、その死をいつも見送らなくてはならない寂しさ
考えてもみなかった。

11/14ネタバレ
前回は死ねないがゆえの苦悩があって
その苦しみは計り知れないと思っていた。

しかし、今日感じたことは

その苦悩の末につかみとったものは・・・
それは真実の愛ではなかったのか
愛は空想ではなく現実だからこそ本来の姿が現れる

最後に年老いた信子を六郎(死ねない男)が訪ねて行く。
年老いてはいたが包帯男(大島)のように腕に六郎のことを刻んでいた。

信子は六郎のことを50年も待っていた・・・
その存在を記憶としては忘れていたが心がいつまでも忘れていなかったのだ
真実の愛・・・それは切ないけど永遠のものだと思った
図書館的人生 vol.3 食べもの連鎖

図書館的人生 vol.3 食べもの連鎖

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2010/10/29 (金) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかった!
初日に最前列で観て、どうしてももう一度観たくて。。。
イキウメは、はじめの音楽聞くといつもと違う世界に入り込むようでドキドキします。
短編集なんだけど見応え十分!
実際にあるのか無いのか分からないけど「ありえなくはない」・・・って感じの設定とか、上手いなぁと思います。
どんどん引き込まれてしまうんですもの。。。
役者さんたちがサクサクと舞台転換していく様も見事です。

ネタバレBOX

前菜・魚料理・肉料理・デザート・・・。
その名の示すとおりで。。。

お話がおもしろいのはもちろん、役者さんたちも素敵でした。

自分の体は自分が食べたものでできている。
当たり前の事なのに、はっとさせられました。

メリーさんの羊

メリーさんの羊

「メリーさんの羊」を上演する会

小劇場 楽園(東京都)

2010/11/04 (木) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

なんてよい公演だろう!
約70分なのにまったく短く感じない、充実した時間。演技、構成、・・・分析すればよい点がいろいろありますが、何よりも心を揺さぶられました。

follow the arrows フォロー・ジ・アローズ

follow the arrows フォロー・ジ・アローズ

いいむろなおきマイムカンパニー

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/11/05 (金) ~ 2010/11/09 (火)公演終了

満足度★★★★

楽しかったです
単調にならない展開で、よい夢を見た感覚が残りました

マッチ・ポンプ・ダンス

マッチ・ポンプ・ダンス

劇団東京晴々

OFF OFFシアター(東京都)

2010/11/03 (水) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

満足度★★★★

内容の濃い素晴らしい芝居でした
戦時中の新聞社を舞台にした物語。初見でしたが正当な舞台でしかも素晴らしい出来でした。花丸!

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

日の出新聞編集部記者の大久保は内務省検閲局の役人・鳥越が北海道カモイダケに陸軍の軍事演習上を作ろうと目論んでいることを知る。ブンヤとしての誇りからこれを阻止し鳥越に対抗すべく為に同僚を巻き込んでまでも、正義を貫く彼らの戦いを描いた作品。

大久保は海軍に鳥越のしようとしている事を暴露し、なんとか鳥越の野心を阻止することは出来たが、日の出新聞そのものを抱き込んで国民を欺き誤報を打たせようとした鳥越にこれ以上、日の出新聞社を利用させないために新聞社そのものを廃業申請してしまうという大胆不敵な終わり方。

この行動はあっぱれだったが、同時になんとも言いがたい不条理を感じた。

その後、編集部の坊やと呼ばれ可愛がられた早稲田の大学生は大学を退学し新聞社で働こうと決めた矢先、赤紙が来てしまう。

戦時中の動乱を新聞社の編集室の極めて情報が集りやすい部屋での出来事だったが、キャストらの演技が実に優秀だったこと。ともすれば硬く重苦しい内容になりかねないが、一部のコメディアン的なキャラクターの立ち上げで割にコミカルさも加味した分、救いがあったこと。大久保の妹の話や橋爪の赤紙通知で落涙した場面もあったことなど盛りだくさんだった。

良い芝居を観ました。
図書館的人生 vol.3 食べもの連鎖

図書館的人生 vol.3 食べもの連鎖

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2010/10/29 (金) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

満足度★★★★

食物連鎖か…
命の繋がりって何だろうと考えさせられます。4作のオムニバスですが上手く作られてますね。いや~私は肉をガッツリ食べたいなと思っちゃいました。

乱歩の恋文

乱歩の恋文

てがみ座

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/11/03 (水) ~ 2010/11/10 (水)公演終了

201011071900
201011071900@王子小劇場

タンゴ-TANGO-

タンゴ-TANGO-

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/11/05 (金) ~ 2010/11/24 (水)公演終了

満足度★★★

多分
鑑賞者の年齢によって大きく受け止め方が異なってくる作品。
今の10代~20代前半までだったら結構自分のことだと
感じるかもだけど、それ以降の世代になるに従って主人公
アルトゥルへの共感は難しくなっていくと想像されます。

私? 半々、ってとこですね…。

ネタバレBOX

初演がもう40年以上前の作品なのに、翻訳が良く出来ているのか
はたまたホン自体の生命力が強いのか。 むしろ、現代の若者像に
通じる、というか、ある種の人間に関しては通じ過ぎてる(苦笑

で、また台詞が凄く良い。 ちゃんと、普通の人間だったら、この状況に
こういう反応するよな、って感じの会話をちゃんと投げかけてきます。

最初から最後まで舞台が家の居間を中心にして引き起こされる
ことからも分かるように、アルトゥルの闘いは一家の中だけの
事なんですね。 行動を引き起こしているようで、実は起こせてない。
何の影響も無い、という事ですね、残念ながら。

家の中を覆う不真面目さと弛緩しっぷりに憤って、闘争を、革命を
宣言する彼は恐ろしく真面目な人間なんでしょう。それこそ
エーデックがいみじくも指摘したように「ちょいと神経質」だったのでしょう。

でもさ…

アラを罵倒するのは正直「無い」よ。 
頭でっかちで長々と長広舌をふるうだけのアルトゥルと比較して
ホントにアラは素直で良い娘なんです。 それだけにがっかりだった。

結局、「自立できない」「親離れ出来ない」子供の内弁慶、って感じの
内容でした。 恐ろしいほど、ある意味今の現代の若者の性質の
一部を抽出しちゃってて、そこが可笑しくも怖過ぎる。
「幼稚性」「異様に肥大した全能性」って、結構見る機会が多い性格だなぁ。。

森山未来は素晴らしい役者です。 アルトゥルを完全に「モノ」にしてました。
この作品、真面目にアルトゥルが演じられれば演じられるほど、異様さと
おかしさ、無様さが輝くのでその点申し分が無かったです。

毎回どこか抜けてておかしい片桐はいりのエウゲーニャとのコントじみた
会話の数々、正反対にみえて実はそんなにメンタリティ的には遠くない、
似たもの親子の吉田ストーミルとの大げさすぎて滑稽過ぎるやり取りも
ウケたけど。

アラと絡んでこそアルトゥルは輝きますね。
エーデックが気になるふりを見せるアラに対して、いきなりやきもち
焼いて癇癪を起したり、「脱いでもいい?」とか言い出して服を脱ぎ出す
アラに対して焦りながら説教をはじめたり。

この辺のアルトゥルが一番「良い感じ」でした。
素直になれない、子供っぽさが前面に出ててそこが微笑ましいというのか。

でも、アラはホントにアルトゥル好きだし、良い娘だ。

普通だったら、意味の分からない理論を延々開陳する男なんて
「キモイ」の一言で終わりなのに、話を最後まで聞いてやって
会話のキャッチボールはしてあげるわ、結婚は承諾するわ、
どうしようもなさ過ぎるアルトゥルに対しても「(今後の彼の
変化への)希望は持っている」っていうんだもの。

アルトゥルがもう少し早く素直になっておけば良い感じの二人だったのに、とそこが悔やまれるね。 何言ってるの、って感じだけど。。
アラハン

アラハン

ACファクトリー

シアターサンモール(東京都)

2010/11/03 (水) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

満足度★★★

全体バランスを微妙に失した感あり
春の『あらはん』とはモチーフだけが共通で、ストーリーがことなるばかりでなく、アクションとコメディの比率や諸設定をもがらりと変えての15周年記念公演第2弾。
女郎宿のショータイム(のリハ)場面にエアリアルを取り入れるなど記念公演だけに豪華な一方、その直後の笑いを取るパートが若干長めで全体バランスを微妙に失した感あり。
結果、130分級の大作になっていたが、シリアス側に重点を置いて整理し、2時間弱にまとめた方がスッキリしたのではあるまいか?

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