
冬の穴
ポかリン記憶舎
学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)
2010/11/27 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

五反田団『迷子になるわ』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2010/11/05 (金) ~ 2010/11/14 (日)公演終了

冬の穴
ポかリン記憶舎
学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)
2010/11/27 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
期待を裏切らない完成度
2日間だけというのが実にもったいない。
最初はただ綺麗で美しく光る灯篭や、そこに最初から置いてあったかのようなベンチシートや、スーツ姿で立っている役者さんが、一つ一つ時間がゆっくりと、ただ確実に動き、空間が出来ていく。いわゆる箱の中で行う芝居と全く異なる。劇場に入ったときに既に完成している空間とは明らかに異質で、この場所のロビーにいるだけのはずなのに、開演時間が迫り、始まり、話が進むごとに別の場所へ、葬祭場のロビーへとすり返られてゆく。
その組み込んだ仕掛けの数に圧倒されました。緩みすぎない緊張感が一定に保たれているのも作品と合っていて最後まで楽しく拝見させて頂きました。
![(再演)太陽に恋した童貞モグラ[公演終了!ご来場ありがとうございました!]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/180/stage18024_1.jpg)
(再演)太陽に恋した童貞モグラ[公演終了!ご来場ありがとうございました!]
ザ・プレイボーイズ
タイニイアリス(東京都)
2010/11/25 (木) ~ 2010/11/29 (月)公演終了

その王国の夜は明けない
シアターノーチラス
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/11/26 (金) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
はじめてのノーチラス観劇
タイトル通りです。
良く出来たお芝居だなと感心しました。
他の方も書いてますが、コーヒー飲みたくなりましたね。
トランスミッションだし、バーカウンターでコーヒー出すアイディアはアリかも。

合唱交響曲「わが星」
北九州芸術劇場
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2010/11/27 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
良かった
「リーディングセッション」で「合唱交響曲」ってもうそれだけでおもしろそう。
舞台装置もわかりやすく「合唱」。ああもうわくわく。
音楽と声に出して本を読むこと(しかも大勢で!)と、
それだけでこんなに楽しいものになるんだなあ。
自分の葬式がこんな風ならうれしいなあ、と思いながら観ました。
観ながらリズムに乗ってからだが揺れてしまっていたのだけど、
周りのお客さんはそんなことないようで、
乗りたいのに乗り切れない、歯がゆい思いをしました。
観劇中に客席でゆらゆら揺れてる人間は迷惑ですかね?
そんなもやもやしながらだったので、
はっとして涙が出そうになったセリフがあったのにそこで素直に泣けなかった。心残り。
でもやっぱり泣いてた方もいらしたようで、
ああ私も泣けばよかった。

トナカイを数えたら眠れない
MONO
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2010/11/20 (土) ~ 2010/11/21 (日)公演終了
満足度★★★
幕が開いて間もない感
あんまりしっくり来なかった。
おもしろいのはおもしろいのだけど、
やっぱりプラスアルファが欲しい。せっかく好きな役者さんに好きな団体のお芝居を観るなら。
大千秋楽が観たいなあ。

無事閉幕 Greetings From Soul Beat Ave.1,2,3,4 ありがとうございました!!
THE SOUL BEAT AVE.
THE GUIDE(東京都)
2010/11/27 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
いやもうあれですよ。
十一年ぶりに芝居をやろうっていうその心意気だけで素晴らしいですよ。それだけで全てを超越しますね。
けれどその間いったい何をされていたのかってのも非常に興味あるところであります。
正直、役者の方々って、夢だけでやってる感あるじゃないですか。それも一番大事な二十代に。そして貧乏しながら。それで役者として食べていけるような基盤を作れなかった時、その人達って社会人としても出遅れてしまっているように感じるわけですよね、で、なにしろ役者として成功したのかどうだったのかはわかりませんが、みなさんのその空白期間がいったいどんなものだったか、非常に気になるところです。まぁ単なる興味本位ですが。なんだったらそういった作品でも作ってもらえれば非常に興味津々でした。

演劇入門
青年団リンク 本広企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/11/27 (土) ~ 2010/12/13 (月)公演終了
満足度★★★★★
「物語」の損失と「現代口語演劇」
原作は、累積7万部も売れている平田オリザさんの演劇HOW TO本。
興味の中心はそれで、つまり、物語ではなく、「演劇入門」というHOWTO本が演劇になると言うのが興味津々で観に行きました。
結果、ブログにも書きましたが日本の現在を思うことにたどり着きました。
脚本の岩井秀人さんの演劇観が色濃く反映している作品だと思います。
本広さんの演出手腕のおかげか、マニア向けの作品ではなく、万人に受ける作品となっています。

ギミー・ヘブン【初日完売!!当日券若干数販売致します。】
劇団イノコリ
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2010/11/25 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
次回作も見たいかも
登場人物たちの強い深い思いが自分も他人も傷つけていく。
『うわっ』そうなるのかと思ったラストに幸せは見出せない。
しかし、舞台のできはよかったと思う。

不要な○○、下取りします。
劇団わらく
中野スタジオあくとれ(東京都)
2010/11/24 (水) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

モーツァルト!
東宝
帝国劇場(東京都)
2010/11/06 (土) ~ 2010/12/24 (金)公演終了
満足度★★★★
観てきました
山崎育三郎さんの初タイトルロールということで行ってみた。
終始ちから一杯で多少疲れるものの、作品にかける気持ちが表に出ていて初々しさが良かった。この感じは今しか観られないものかもしれない。
歌は申し分なく井上さん、中川さんとも似ていない正統派。
ただしおでこ全開のヅラは似合ってない。
脇は香寿たつきさんの男爵夫人が素晴らしい。ミュージカルであまりよい女性vocal曲ってめぐりあわないのだが「星金」は酔える。
前期は神様っぽかったが今期はより人間ぽい作りで力強さがプラスされている。
高橋さんナンネール、山口さん大司教、吉野さんシカネーダーは高値安定。

やけたトタン屋根の上の猫
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2010/11/09 (火) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
あの有名なテネシー・ウィリアムズ作品をこのキャストで堪能。
まだまだ観劇初心者の私は、この有名作も観るのは初めて。
エリザベス・テイラー、ポール・ニューマンの映画版
「熱いトタン屋根の猫」も有名ですが未見、今度観てみます。
話は、アメリカの富豪家族の遺産相続が絡んだ愛憎劇。
とにかく第一幕55分は、寺島しのぶさんが終始しゃべりっぱなし。
でも飽きないし、だれない。
引きつける演技力、パワーはさすがです。
自然で無理やり感が無い。
そして休憩後、二・三幕では、北村有起哉さん、銀粉蝶さん、
木場勝己さんらのぶつかり合いをじっくり堪能できました。

やわらかいヒビ
カムヰヤッセン
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2010/10/01 (金) ~ 2010/10/11 (月)公演終了

ハロースクール、バイバイ
マームとジプシー
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/11/24 (水) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

『442』
SPPTテエイパーズハウス
練馬文化センター(東京都)
2010/11/27 (土) ~ 2010/11/29 (月)公演終了
満足度★★★★
早めに入場が、お勧め
開演前から、舞台は、パーティ会場として、始まってます。生伴奏のジャズが、楽しめます。コーラス、ダンス、ジャズが、作品と共存共栄した、素敵な作品でした。

“P”s (ピース) ~Wings to fly~
劇団め組
吉祥寺シアター(東京都)
2010/11/26 (金) ~ 2010/11/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
やっぱり 好きです!
め組さんが描く、生き様が、好きです。それが、死に際と言う悲しい場面でも、残る人々への託す想いが、込められているので、立ち上がる事が、できる。歩いていかなければ、と思えました。母(戦争体験者)も、一緒に拝見させて頂きましたが、良かったと、申しております。ありがとうございました。

THE HONEST VILLAGE
ジーモ・コーヨ!
OFF OFFシアター(東京都)
2010/11/24 (水) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★
いまひとつ
終わってみれば、ああなるほどーとなるんですが、見ている途中では、説明過多なのか、伏線を張りすぎているのか、いまひとつ芝居に入り込めませんでした。もうちょっとリラックスして楽しみたい。

オンディーヌを求めて
富良野GROUP
ラフォーレミュージアム 六本木(東京都)
2010/11/27 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★
うん。うん。
マナカナの二人舞台(実質ニ人舞台というべきか)。
説明にもあるように舞台「オンディーヌ」のオーディション会場で10年ぶりに再会した劇団同期の2人の女優が、「3人→1人」の最終オーディション結果を待つ数時間の物語。
感想は、、、一言で言えば、、、
「マナカナを見る舞台」といったところか。
彼女たちの演技は良かったと思う。
ちょくちょくあるコメディも・・・笑った。。。
でも、、、主催者が意図するところの「オーディション結果を待つ緊張は、客席をも巻き込むに違いない」というのは、正直なかったなー。
いや、「誰が選ばれるんだろう?」というのはあった、確かに。。。
ただ、「この子が選ばれて欲しい!」ってのは・・・そんなになかったかも。
内容を盛り込みすぎたからか。。。
人物設定、過去の行為がベタ過ぎたからか。。。
ボクの理解力が足らなかったからか。。。(←たぶん、コレだな)。
それにしても、この舞台。
結末が3つあるらしい。
マナが受かるか。カナが受かるか。2人とも落ちるか。
・・・3つともやったら?というのが感想です。
「他のも見たい!」じゃなくて、「このラストなら、3つやっても良かったんじゃない?」という感じ。
カーテンコール。
カーテンコール→一回下がる→再びマナカナ登場、、、の時に、前3列くらいの客が一気に立ち上がる!
マジで、やんごとなき御方が登場したように、ビシッと立つもんだから、びっくらこいちゃった。。。
終演後、マナカナのお見送りがあったのは、すばらしいと思いました!!!

その王国の夜は明けない
シアターノーチラス
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/11/26 (金) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
素晴らしい
ネガティブな気持ちがどんどんどんどん溜まってきて、最後に大爆発!ここまでやられると爽快ですね。しかも二重構造のオチ。期待以上の面白さにもう満足。次回作も楽しみ。