最新の観てきた!クチコミ一覧

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「神社の奥のモンチャン」 

「神社の奥のモンチャン」 

ゴジゲン

座・高円寺1(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度

うむむ・・・
正直に言えば「つまらなかった」。何がしたいのかも、モンちゃんへの感情移入もできないまま気がつけば終わっていた感じ。ダラダラと二時間見せられた。

いつものゴジゲンらしさがなく、何故これを再演?みたいな感じで・・・とにかく説得力がない。ゆる〜い感じが欲しいならばもっと違うアプリーチもあっただろうに。とにかく「つまらなかった」

明るい表通りで― On The Sunny Side Of The Street―

明るい表通りで― On The Sunny Side Of The Street―

文月堂

シアタートラム(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★

初見楽しめました
ストーリーも流れており、それぞれのキャラも立っていて作品は楽しめました。どうして今『地上げ』の頃の話を再演するのかがちょっと掴めなかったです。

投げられやすい石

投げられやすい石

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

怖かった
怖かったです
どうして他のお客さんは笑えたり泣けたりできたんだろう
悪い意味じゃないです

ロクな死にかた

ロクな死にかた

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

見ずに死ねるか~
初日にゴーで、タダ見でゴーさせていただき、楽しんじゃいました。台詞がとても自然に聞こえます。まるで役者さんが役ではなく素で演じてるかの様に見えるほど、台詞が馴染んでいるように見えました。そして、動きが面白い楽しい。場天も楽しい。全体通して役者の動きが洗練されていて、目には見えない風景や感情が役者さんの動きで伝わってきます。すごくリアルな要所にあるダンスが楽しい。フワフワ~パキッパキッて感じ。あっという間に終演でした。

ネタバレBOX

自分の死に方を考え続けていた毬井君が突然死ぬ。その死ぬ前後の風景と、毬井君を巡る人達の日常の風景が交錯する不思議な空間。

当たり前だけど、人は突然死ぬ可能性がある訳で。でも自分(肉体)と、世界(精神)の死は一緒じゃなくて。死語の世界に在りたいと思う毬井の遺言が残す、死んだ後も更新される毬井のブログ。自分の愛する人が、自分の死を忘れないのではなく受け入れて前向きに生きる事って大事だなぁと思います。

家族や恋人に対して、人の話を揚げ足取って反抗したり、言葉尻を捕えて理屈っぽく難しく考えたりする風景がすごくリアル。『ずっと好きだった人と好き過ぎて別れる』とか『寂しいから子供を産む気持ちも肯定したい』とか、そういう人間らしいエピソードも魅力的。

劇中全員で躍りながら様々な風景が瞬間的に表現されるのは、何か魂が天国に登っていくみたいに見えるなぁと思いました。
ロクな死にかた

ロクな死にかた

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★

死を受け入れること
家族や恋人、あるいは自分自身が死んだことを受け入れるまでの過程を多様なシチュエーションにおける会話やダンスで表現した、爽やかな作品でした。

死んだ人のブログが更新され続けているというミステリー的な話から始まり、次第にそれぞれの登場人物たちの死についての思いが見えてきて、重みのある話になっていました。

スピード感のある現代の若者の言葉使いで次々に場面が展開して行き、観ていて気持良かったです。時折、お笑い的だったり、様式的だったりする台詞回しが挿入されるのも効果的でした。

演劇で用いるダンスは、上半身の動きがメインのパラパラ風のものが多く、個人的には嫌いなのですが、この劇団はステップを重視したアイリッシュダンス的な振付で、迫力があって楽しめました。作品のテーマにも合っていたと思います。
衣装は日常的な格好なのですが、ブラウン系を基調にしていてるのが新鮮でした。

作品の構造も、入れ子的になっていたり、不思議な寂寥感を漂わせる終わり方など凝っていて面白かったです。

全般的に良かったのですが、出演者が多過ぎて、それに合わせてエピソードも少し盛り込み過ぎなように感じました。もう少しコンパクトにまとめるとより一層良くなると思いました

夏の夜の夢

夏の夜の夢

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2011/01/29 (土) ~ 2011/02/07 (月)公演終了

いかにもだるま座らしい
肩の凝らないシェークスピア。ただ、小劇場にシェークスピアっぽい回りくどいセリフをそのまま使うのは難しい気もした。セリフを言い終わらないうちに、役者の体が次の動きを始めたがっている感じがして、リズムが合ってないと言うか、結果的にはセリフが上滑りする感じだったし、身近なところであの大仰なセリフを言われてもウソっぽいばかり。そこが、シェークスピアのパロディ的な味にもなっていたのだけれど。そんなこんなで、お茶の間シェークスピアという楽しさでした。

ネタバレBOX

あんな体型の“小妖精”パックを見たのは、リンゼイ・ケンプ(ウィル・ケンプじゃないぞ)が演じたの以来です。
サイモン・ヘンチの予期せぬ一日

サイモン・ヘンチの予期せぬ一日

古川オフィス

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/02/04 (金)公演終了

満足度★★★★

スノビズム満載
いかにもイギリス人的なスノビズム満載。ひねくれたものの言い回しに終始クスクス笑い。放送禁止の卑語とおぼしき箇所の訳、もっとどうにかならないものかと思いましたが、これは永遠のテーマかしら。

ネタバレBOX

せっかく届いたレコード、なかなか聞けなくてカワイそうでした。
ひとんちで騒ぐな

ひとんちで騒ぐな

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵なワンシチュエーションコメディ
福岡の人気劇団の東京初進出公演。普通なら肩に力が入るところだがのびのびと持ち味を出し切っていた。

出てくる役者出てくる役者が個性的で魅力的。
こういう劇団が地方で頑張ってくれていることがとてもうれしい。

ソムリエ

ソムリエ

靖二(せいじ)

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/01/28 (金) ~ 2011/02/01 (火)公演終了

満足度★★★★★

やっぱりよかった。。。
昨年末観た芝居で、地味な役どころを完璧なまで地味に演じていたのに、妙に気になった役者・・・それが宍倉靖二さんだった。

その宍倉さんが作演出をする芝居『ソムリエ』。

宍倉さんの芝居への情熱&真摯な態度あふれる上質な芝居だった。

ぜひ「靖二(せいじ) Official WEB Site」をご覧いただきたい。。。

こんなに、優しくほんわかした役者紹介は見たことがない(←たんに見たことがないだけで、存在はするんだろうけど)。

最高やわ。。。

次回作は年末。
『Toripod』という戦場カメラマンの家族を描いた芝居のようだ。

もうその頃には渡部カメラマンも、ブラウン管から姿を消して、「現場」で活躍されているだろう。。。

この素材をどのように調理するのか、、、今からすっごく楽しみ!!!

ネタバレBOX

とにかく丁寧に作られた作品。

劇場に入ると、舞台上の「本屋」のレジで従業員が居眠りをこいている。。。

そのまったりな雰囲気もたまらないのだが・・・レジに置いてあるラジカセからながれてくるラジオ番組まで、自作と言うのが凄い!

いわゆる「開演前のご注意」まで、DJに喋らせてる・・・作りこまれた空間がたまらなく心地よい。。。
第十四回王子落語会

第十四回王子落語会

王子落語会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/02 (水)公演終了

満足度★★★★

夜の部観覧
結構通っているこの劇場で落語を聞くのも乙なものと行きましたが,いやー,ホント面白かった。落語も生で聞くとホントいいね。なによりも噺家さんのまくらがいい。話に引き込まれるものね。ちょっとくせになりそう。芝居のない日は落語でも聞きに行きますか。

ニーナ

ニーナ

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2011/02/01 (火) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★

「かもめ」の続編のような
亡命作家マテイ・ヴィスニユックが、ワタクシの観た回でいらっしゃってました。今回の作品は「かもめ」を観たことがない観客にも解るように「かもめ」の筋を織り交ぜながら説明し、咀嚼していたから誰にでも解る内容だった。
上から吊り下げられた大きな振り子を見ていると、巨大な催眠術師が振ってるように感じてなんとも眠くなってしまうのはワタクシだけだろうか・・。苦笑!

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

コースチャーの恋人だったニーナは人気作家トリゴーリンとともに女優を目指してモスクワへ発ち、トリゴーリンとの間に子供をもうけたが死産だった。その間、二度の自殺を図ったコースチャー。

しかし、15年前に離れたコースチャーの家をニーナは訪れる。ニーナを追ってトリゴーリンも現れる。ニーナに翻弄される二人の男と、彼らを手玉にとるニーナの会話劇だ。

元々が自閉症のコースチャーはニーナの言葉通りに自らを動かしてしまい、同じくニーナを愛しているトリゴーリンもニーナによって振り回されてしまうのだが、ニーナ自身は自分以外は誰も愛していない、という感情が見え隠れし深層心理のやりとりが面白くもあり危険でもあった。

ニーナの情熱は常に自分に向けられ、自分自身の成功のためには二人の男を利用し犠牲にしてでも這い上がるという気質に満ち溢れていたが、元来、他力本願なところがあり、そういった哲学しか持ち合わせていないニーナは行き着くところは、ただの落ちぶれた女優なのだった。

コースチャーはニーナだけを想い続けて15年もの時をプラトニックラブだけで過ごし、そんな彼が書く作品は自分自身の為に書いたような作品で自己愛やエゴが散乱し、読者の心を掴むことが出来ない。

コースチャーの家の中で過ごす三人は彼らにとってここがユートピアなのだと思う。

マテイ・ヴィスニユックはフランスの作家らしいが、まさにチェーホフが書き下ろしたような作品で、その描き方は独特の不条理を放っていた。舞台で吐かれるセリフの一つ一つに哲学的な要素が含まれており、いちいち感心して観ていた。
公演時間2時間だったが、途中休憩15分があり、3時間もの公演時間のように長く感じたのは何故なのか、未だに不思議だ。キャストらの演技力は流石。

マッチ売りの少年だった男の結末の最後の幸せ

マッチ売りの少年だった男の結末の最後の幸せ

劇団40CARAT 【第36回公演『ダーリン×ダーリン×ダーリン』9月15日[金]~9月17日[日]阿佐ヶ谷アルシェ】

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

ある意味とっても・・
メルヘンチックなお話しでした~!!

童話的なメルヘンじゃなくって現代の日常っぽさの畳部屋に起こる幻想的な空間、現実と非現実がクロスオーバーして 人の大切な部分を描いてくれてました。

とっても心温まる作品に出会えて、良かったです☆

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COKAGE(東京都)

2011/01/29 (土) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★

ほっと一息
俳優さんたちは受付、ウエートレス、ウエーターと開演前から忙しく、いつの間にか始まった芝居はちょっとシュールなコントのような短い話が途切れなく続いて、なんとも楽しかったです。カフェ公演らしい内容で、ほっと一息付けました。次は女優さんたち3人で、「楽屋」のような芝居が観てみたいです。

アルファ

アルファ

パセリス

東京アポロシアター(東京都)

2011/01/29 (土) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

これがパセリスなのかなー
なんとも人を食ったようなへんてこなコントと短編。どんな風に笑っていいのか悩みますが、それでもすごく面白い。これがパセリスなのかなー。会場は狭くて、満員で、身動きとれず、比較的短時間で終わってよかったです。

誘われてスカイウォーカー

誘われてスカイウォーカー

K-notes

テアトルBONBON(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★

まさにヒーロー・ショー
なつかしのアニメや特撮モノのパロディ満載で、ハチャメチャやりまくってます。まさにヒーロー・ショーのノリ。子供が小さかったら、連れて来てやりたかった。

「神社の奥のモンチャン」 

「神社の奥のモンチャン」 

ゴジゲン

座・高円寺1(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★

日本昔話風かと思ったが
初見の劇団である。
民話をベースにしたのかと思いきや違い、鬼と村人とのかかわりを描いている、モンチャン役の目次さんはうまく役柄をこなし、感情移入してしまう。愛おしい。

第3回演劇村フェスティバル3作すべて観たことになった
中ではおにぎりの断食が一番好みであり、本作は僅差で2位か

「神社の奥のモンチャン」 

「神社の奥のモンチャン」 

ゴジゲン

座・高円寺1(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★

神社の奥に人情のオブラートに包まれた「闇」
前々回の『アメリカン家族』から前回の『美しきラビットパンチ』へ続く壮絶な世界観。
さて、次はどちらに進むのかと思ったら、再演の『神社の奥のモンチャン』。

ネタバレBOX

初演のときには、単に「泣いた赤鬼」的なテイストの物語と思っていたのだが、その後のいつくかの作品を通じて感じていたことが、どうもここにも現れわれていたことを知るのだ。

今回の公演で、それが白日の下に晒された印象を受ける。
つまり、その根底には、例の、なんとも言えぬコンプレックスのような暗黒、闇が渦巻いている。
それは一貫して同じテイストであり、その見せ方が違うのだ。

誰もがつい涙腺を弛めてしまうような、つまり、「泣いた赤鬼」的な世界なのだが、実はゴジゲン(たち)が感じている、どうしようもない(たぶん)自分の惨めさや辛さのような世界を描いており、その終演は、破滅的な方向にしか見いだせていないということなのだ(たぶん)。

他の作品では「童貞」がそのキーワードになっていたりしたが、根本は、そういうものではなく、もっと、根源的な、何かを抱えているように思えるのだ。
それは、彼らだけのものではなく、誰もが(特に一時期の年代特有の)抱えているものでもある。
だから、そこのところに(無意識的であっても)共感点があるのかもしれない。笑いながらであっても。

その自分たちの惨めさ、辛さ(あるいは闇のようなもの)をモンチャンにすべて抱えてもらい、彼が毒キノコを食べ静かに去っていく姿に託したのではないのか。
しかし、何度葬り去っても、それは消えることなく続いていくのだ。

だから、彼らの公演は続くであろう。
そして、なんとなく感じるのは、迷いがあるのではないかということ。
迷いがあるのかゴジゲン。
そのまま迷いつつ、突っ走ってくれ!
と思う。

初演のときは、劇場が小さかったということだけでなく、もっとプリミティブな意味でも、ごちゃごちゃしていた印象だ。
混沌と言ってもいい。

しかし、今回は妙にすっきりしている。そのため「闇」が薄まった印象さえある。もっと、その「闇」を追求してほしいのだ。その闇を拡大して闇のまま、あるときは醜く見せてほしいと思うのだ。
今回は、オブラートのようにそれを包むことで、彼らもうまくなったのかもしれない(笑)。

今回もモンチャンを演じる目次立樹さんがとてもいい。やや誇張気味なのだが、彼が出るシーンはとてもいいのだ。彼に救われる。
ただし、現代の3人の若者たちは…少々微妙か。特に素っ頓狂な声の張り上げ方にはやや興醒め。そんなに声張り上げなくても十分に聞こえる。
Wブッキング

Wブッキング

FRANK AGE company

アイピット目白(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高の舞台
2月2日のマチネとソワレを観てきました。
笑って泣いて、最後には心がほっこりするハートフルコメディ・・・
脚本家さんも演出家さんも、本当にこれがデビュー作なの?と疑う、素晴らしい舞台でした。
マチネのトークショーでは、脚本ができるまでのお話や演出をやってみて初めてわかった思いをお話されました。
2月6日までやっているので、ぜひ観ていただきたいです。

ネタバレBOX

オープ二ングのダンスシーンは圧巻です。

コメディ要素が多くて、笑いっぱなしです。
特に、徳永邦治さんの体を張ったオネエキャラは見物です。
イケメンモデルのキャストさんが綺麗な女優さんにビンタされるのは、ここでしか見られないかも!

インドネシア語を少しお勉強しておくと、さらに楽しめます。
トゥリマカシ〜
サイモン・ヘンチの予期せぬ一日

サイモン・ヘンチの予期せぬ一日

古川オフィス

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/02/04 (金)公演終了

満足度★★★

演出の問題か?
なんとも言えぬ固さとともに平板に物語は進む。

ネタバレBOX

演出というものについて考えさせられた。
約2時間は興味を持って観たのだが、まったく平板のまま進む。

主人公がいてそこに人がやってきて会話して去る。そしてまた人が来て会話して…の単なる繰り返し。これは一体何だろう? と思ってしまった。

(まるで)役者が下手に見えてしまっている。盛り上がりのない話だとしてもこれはないなぁと思うのだ。
「初日か?」と思うような、固さ、台詞だけに集中しているような印象を受けてしまった。もちろん、「さすが」と思う役者さんもいたのだが。

ストーリーとしては、話が進むにつれて、主人公サイモン・ヘンチが、あまり好ましい人物ではないことが明らかになっていくのだが、そういうシニカルな展開なのに、もうひとつ面白さや(じわりとした)パンチに欠ける。
もっと、シニカルな笑いが生まれるような作品だと思うのだ。

当パンによれば、そもそも彼はせっかく手に入れたワークナーのレコードを聴きたいのに、次々に邪魔が入りなかなか聴くことができない、という設定らしいのだか、その、レコードが聴きたいという強い欲求が出てこないし、また、原題にかかわる留守番電話に彼が吹き込むというメッセージもカットされている。
このカットされたことなどをオリジナルのままにすることで、彼の目的や気持ちがもっときちんと出せたのではないだろうか。

約2時間あまり飽きることはなかったのだが、それほど楽しめたとは言えない。飽きなかったのはもともとのストーリーが持っているであろう面白さであり、楽しめなかったのは、演出のせいではなかっただろうか、と思っている。
KARA・MI

KARA・MI

山海塾

世田谷パブリックシアター(東京都)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

生命の循環、ミクロから無限大へ
陰陽と生死と動静、その繰り返し(あるいは循環)。

ネタバレBOX

天児牛大の圧倒的な美しさ。
そして、この強さはどこから来るのだろう。

古参の舞踏手たちの(ミニマムな)舞踏(身体)には、歳の重ね方が見事に現れている。
無駄のない少ない動きなのに、伝わるものを多く感じる。

素人の視線だが、若手の舞踏手たちの今のところの武器は若さではないか。彼らの舞踏の1つひとつの動きが、つながり、つまり「意味」が見えてくるようになればと思う。

毎回のことだが、カーテンコールが美しい。
その最後の暗転は、夕焼けが美しいと思うのと、夕暮れが切なく感じるのと似た感覚だ。


山海塾の「開演時に指定席を解除する(制度)」はなかなか理に適った方法だ。
開演時間になって中央・前方の席に空席があれば、係が積極的に脇の席の方を誘導するというもの。
当然遅れてくる客は後ろや脇になり、観客の視界を横切ることはない。以前は、移動してもよいというアナウンスの後に、観客が勝手に移動していたのだが、今回は係の人が手際よく移動を促していた。
このために開演が5分ぐらい押すが、それはまったく問題なし。

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