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舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

TAKE IT EASY!

HEP HALL(大阪府)

2011/01/20 (木) ~ 2011/01/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

物語にどっぷり入り込めました!
5人だけで、しかも小道具は椅子だけで、あの千年女優の世界を表現するのはすごいの一言!!シンプルな舞台上で、役や場所がどんどん入れ替わるのに、まったく違和感なくどっぷりと物語に入り込めて、ダイナミックな世界を堪能できました。本当に見れてよかった!!

エモーショナルレイバー【ご来場ありがとうございました!】

エモーショナルレイバー【ご来場ありがとうございました!】

ミナモザ

シアタートラム(東京都)

2011/01/20 (木) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★

ドキュメンタリー風だけど
ドキュメンタリーを観ているような感覚のなか、
女性二人の違和感が観る側に波紋を広げてゆく感じ。
窓の外の光の使い方が印象的。
個人的には中田さんの胡散臭さがツボでした。

アフタートークではゲストの方がいろいろと切り込んでくれて
充実した内容でした。

ネタバレBOX

振り込め詐欺グループの実情がキッチリと描かれていて、
一瞬「そうなんだ~」で終わりそうになってしまう。
そこに二人の対照的な女性がクローズアップされて
それまでとは全く違う方向にぶれて行くのが面白かった。
「産むだけ」「育てるだけ」で利害が一致したように見えても
それって一瞬だけの感情だよな~と思ったりも・・・。

詐欺グループのやりとりが、
劇団の芝居の稽古みたいに見えてちょっとニヤリ。
アレルギー【公演終了!!!ご来場誠にありがとうございました!!!!】

アレルギー【公演終了!!!ご来場誠にありがとうございました!!!!】

ギグル

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★

楽しいショーのよう。
短期間で作ったそうだが、役者もスタッフ陣もそうそうたるメンバー。王子のプロデュース公演に相応しい。

始まる前から楽しい雰囲気で、とても楽しめた。

投げられやすい石

投げられやすい石

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★

初ハイバイ
いろんな意味で怖かった。
結構笑っている人もいたけど、
つまらないって意味ではなく、わたしはほとんど笑えなかったなぁ。
目が離せないまま、あっという間の75分でした。

岩井さんは役者のイメージが無かったのですが
すごい存在感。
松井さんの普通っぽさがそれを際立たせていました。

ネタバレBOX

暴力は怖いし、一般的な常識や理屈が通じないのも恐ろしい。
そして、なりふり構わず絵を描き続けようとする佐藤もまた・・・。
何もかもを無難にやり過ごそうとする
山田が自分に重なって、
ヒリヒリとした感触が残りました。

石がひとつ当たりました。
これは吉兆なのでしょうか・・・?
僕を愛ちて。~燃える湿原と音楽~【沢山のご来場ありがとうございました!次回公演は7月青山円形劇場にて!】

僕を愛ちて。~燃える湿原と音楽~【沢山のご来場ありがとうございました!次回公演は7月青山円形劇場にて!】

劇団鹿殺し

本多劇場(東京都)

2011/01/15 (土) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

迫力があって
生の演奏もとても気持ちよくって、劇場全体を使って魅せていて感動しました。あっと驚く展開もあったし笑えるところもあって、面白かったです。ただ、ストーリーがちょっとわかりにくいところもあったような・・・。でも、また劇団鹿殺し観てみたい!

SWEETS

SWEETS

ehon

座・高円寺1(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★

家族の演技が凄かったです。
悠太、春緒、千華の最後にはかなり引き付けられましたね。葛木さんの作品なので、明るい話ではないのは十分承知で見に行ったので物語や、謎の部分とかもあぁ納得な感じです。最後どこで終わるのかが、少々戸惑った所もありました。突き抜けた感じはありませんが、見ては良かったと思います。

売春捜査官

売春捜査官

北区つかこうへい劇団

田端文士村記念館(東京都)

2011/01/15 (土) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

最前列がお勧めです(^^)
つかさん独特の叫びまくる舞台。
役者さんが怒鳴り,走り,のたうちまわり,
全身が顔が唾と涙と汗まみれになって
自分をみんなさらけ出したあとに見えてくるもの、
そんなものがみつけられる作品なんだろうな…とおもいました。
だからこそ、【卒業公演】の演目としてふさわしいものなのかと。

上演後、観客が出演者への評価を記入するシステム。
この研究生から
黒木メイサ、チョウソンハ、内田有紀、小西真奈美、石原良純、高田万由子らの方々が輩出されたのだそうです。

水飲み鳥+溺愛

水飲み鳥+溺愛

ユニークポイント

「劇」小劇場(東京都)

2011/01/18 (火) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★

見てきた。
溺愛

北見さんを見に行ってきました。やりたいことはわかったし、別に事件性うんぬんをわからせたいわけではないと思ったので、ビジョン的な部分での解釈しかしていません。ちょっと計れなかったかな。いろんな意味で。

アフターサービス【月1WS開催中!】

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プロデュースユニット四方八方

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/01/20 (木) ~ 2011/01/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

サワヤか
初四方八方でした。
テンポ良く展開して、幸せで切ない黄泉の国が描かれます。

さわやかで心地よい気分にさせてくれました。。

期待大です。

エモーショナルレイバー【ご来場ありがとうございました!】

エモーショナルレイバー【ご来場ありがとうございました!】

ミナモザ

シアタートラム(東京都)

2011/01/20 (木) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

予想外の温かいお話し
取ったの遅いのになんでか?最前列で拝見(映像見ずらい・・・)
詐欺グループに事件が起きて崩壊して、悔しい切ない話かな?なんて
予想を裏切って、母性にチョット感動させられた舞台でした。
アルタートクも見れて○お勧めとしては女性に見て欲しかったですね。
でも、何もないラブラブな彼の居る女性には進めないので50%です。
久しぶり感想の長いブログになりました、真面目な舞台に感じましたよ。

(再演)酒と泪と男とオカマ(ご来場ありがとうございました!)

(再演)酒と泪と男とオカマ(ご来場ありがとうございました!)

ザ・プレイボーイズ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★

ハチャメチャ回想劇
しんみりした屋台とオカマな父親を持った回想シーンのギャップを楽しめました。

ラストシーンはなかなかの名演技で締めくくっています。

アフターサービス【月1WS開催中!】

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プロデュースユニット四方八方

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/01/20 (木) ~ 2011/01/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

黄泉の国ってどうやら楽しそうだ
あの世って本当にあるの?あるなら見てみたい。ってのが誰もが考えることだと思う。実のところ死ななきゃあの世へ行けないのだから、まったくもって不公平だ。だってあの世からこっちには来てるらしいのだから・・。笑

ネタバレBOX

人が死ぬとリフトという階段に登って黄泉の国に行くらしい。そこには閻魔大王が居るらしい。閻魔大王といえば、恐ろしく大男で黒い服を身に纏いひげ面で盗賊みたいな強面ってイメージだけれど、ここの閻魔様は美人のオカマだ。

ここで繰り広げられるのは、黄泉の国の花形・アフターと案内人が死んだ人間を監視する物語だ。

ストーリーはとても良く出来てる素敵な物語だ。だから観劇後、「ああ、いい話だなぁ・・」と心が満たされる。

死んだ後に必ず蘇ると言われている人間の魂は黄泉の国で生き返る為の準備期間を過ごす。この準備期間中に下界で楽しく生きるためのリハビリを手伝うのがアフターたちの仕事だ。

アフターたちは人間達の希望を叶えるために奔走するのだが、魂が自宅に帰還する仕組みや設定が上手い。更にどこまでも長い滑り台で自宅の玄関へ辿り着くなんて、アニメチックで可愛いらしい。

また死んだ人間がいつまでも妻を忘れたくないためにアフターになったというエピソードや妻に会いたいという願いを吐くセリフにも心を打たれる。死にきった人間は生ききれる、という考えも納得できた。

生きるって大変だ、死んだら楽だろうな。と人間達はいうけれど、死んだ後だって大変なんだぞ!とせりフるアフターらの仕事はサービス業だ。笑

笑いのネタはシュールで面白かった。最高でした。
ヒールのブーツ

ヒールのブーツ

オーストラ・マコンドー

JORDI TOKYO(東京都)

2011/01/14 (金) ~ 2011/01/19 (水)公演終了

満足度★★★★

センスがいい
観客が室内にいて、ガラス越しに役者の演技を見るようなシーンがあるなど、魅せ方は創意に富んでいて面白い。

物語自体は、ありがちな青春が素材ではあるけれど、それを役者が色濃く味付けしていて、見ごたえのある物語になっている。美男美女の集まりとは違って、土臭い素朴などこにでもいるような容姿の若者を濃くした感じの若い男たちが、良い味を出していた。

ダサさを上手く演出して味付けしたところが一番の魅力。

無伴奏

無伴奏

劇団東京イボンヌ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/01/12 (水) ~ 2011/01/19 (水)公演終了

満足度★★★★

好感
綺麗に美しく旋律を奏でる人間模様が、荘厳な重低音の上を走る主旋律の軽やかさにも似て、柔らかで滑らかな気品があって、美しい。

個人的には、もっとチェロの女が徹底的に性悪でエゴイストな感じがするともっとラストが際立った感じがすると思うけれど、それぞれの人物の役割が明確で、物語にさながら合奏にも似た統一感があって、落ち着いた心地よさがあって良かった。

アルバイトの女の子に華があって、なかなか面白いのも好感。

水飲み鳥+溺愛

水飲み鳥+溺愛

ユニークポイント

「劇」小劇場(東京都)

2011/01/18 (火) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

具体的な『水飲み鳥』
『溺愛』とは対照的に非常に具体的。
男やもめの散らかった部屋はある意味「キレイ過ぎる(笑)」が、共感するし、そこで交わされる会話も「あるある」「わかるわかる」みたいな。
抽象的だとそれが何の表現であるかにもアタマを使わなくてはならないが、具象的だとそういうことに気を使わなくて済むので台詞や内容に集中できる感じか?

水飲み鳥+溺愛

水飲み鳥+溺愛

ユニークポイント

「劇」小劇場(東京都)

2011/01/18 (火) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

抽象表現の『溺愛』
前説中の2人の「前説にしてはオカしい部分」を前フリとして始まり、「男」のパート以外はほぼ抽象表現のみ。

ネタバレBOX

出だしの「自由を奪う」ことや後半での「(命を?)絡め取る」ことなどを抽象表現とすることで陰惨な事件をソフトに見せる、な感じ。
また、他の効用として解釈の余地がかなりあり、他の登場人物がみな地味な中、唯一派手な衣装&メイクなジュンコを「実在する人物ではなく、人の心にある邪悪なものの象徴?」などと思ったりもしたが、それは違った模様。(笑)
エモーショナルレイバー【ご来場ありがとうございました!】

エモーショナルレイバー【ご来場ありがとうございました!】

ミナモザ

シアタートラム(東京都)

2011/01/20 (木) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

構造を描ききる力のさらに先
客観的に描かれていく男達の秀逸さがありながら、
さらに女性を描く中での匂い立つような筆力に瞠目。

犯罪の姿を求心力にして
その先に浮かび上がる男と女それぞれの姿に
心を掴まれました。

ネタバレBOX

物語はマンションの一室、
場内に入って、舞台のなんとも言えない閉塞感にびっくり。
美術が生きていて・・・。

女性のモノローグ調の会話から始まる物語・・・。
その場所は振りこめ詐欺の組織の事務所。
まるで販売会社の営業所のような雰囲気で
詐欺が行われていきます。

売上といった用語から
システム化された彼らの世界が浮かび上がる。
役割分担、ノルマ、さらにはロールプレイングの手法から
極めて組織化された振りこめ詐欺の構造が描かれていく。

その中での仲間どおしの距離感、
リーダーの組織のコントロールの仕方や
モチベーションの上げ方。
さらに、出し子と呼ばれる組織のリーダーの視点が加わって
物語にふくらみと実存感を作り上げていく。

その描写の力には
舞台上の非合法の世界を、
どこかありふれた光景のごとく感じさせる力があって。
不思議な当り前さが
すっと観る側にまで入り込んできます。

日常の感覚と
犯罪にかかわる彼らが構造的に持つ不安定さの狭間に
冒頭の、内側にある唯一の女性と
出し子が連れてきたエンジェルという
その場所にありながらその世界と乖離した女性が置かれて・・。
二人の女性や出し子の男性などがさらなるに奥行きを作る中
それぞれの武器をかざして
個々撃破のように戦い続ける男たちの姿が
浮かび上がってくるのです。

彼ら自身がそこを居場所にする背景や
犯罪に対して無感覚になっていく構造までが
ひとつひとつ、
観る側に精緻に届けられていく。

でも、
それだけでもしっかりと見応えがあるのですが、
この物語にはさらなる踏み込みがあるのです。

終盤、そこまでに描かれた男たちの質感を背景に
二人の女性たちの抱くものが鮮やかに浮かび上がる。
男たちの絵面におかれていたた女性たちの立ち位置が逆転すると
男たちの姿との対比のように
彼女たちが顕すものが目をむくほどに鮮やかに観る側に伝わってきます。

化粧っけのない容姿で
男たちの組織に入り込んでいた女性からこぼれる母性と
満艦飾で、個々の男性と関係しながらも
組織のロジックに巻き込まれることのなかった女性の「女らしさ」。
ふっと物語の外側に歩み出た二人のシーンに目を見張る。
両極に描かれた二人の女性が
終盤に交わす会話から
まるで二つに割られて中味を示されたように
男にはわかりえないような
女性の内心がさらけ出されて。

それは、演劇としてとても良い意味で、生臭くさえ思える。
男たちの世界がしっかりと描かれているから
その対比として表現される
女性が本質的に内包するものたちの普遍性、
さらには、
女らしさの産物が母性に受け渡されていく感覚までも
エッジを丸められることなく
くっきりと伝わってくる。

冒頭の女性の台詞が回収され、
物語が一つにつながって・・・。
劇場を出ても、焼きつけられるようにやってきた
「女性」の質感が消えない・・・。
社会的な事象を切るとる秀逸にとどまらず、
その手腕をさらなる武器として
ジェンダーを鮮やかに表現していく作り手の力量に愕然。

役者たちや美術の秀逸と合わせて
ただただ、瞠目したことでした。

僕を愛ちて。~燃える湿原と音楽~【沢山のご来場ありがとうございました!次回公演は7月青山円形劇場にて!】

僕を愛ちて。~燃える湿原と音楽~【沢山のご来場ありがとうございました!次回公演は7月青山円形劇場にて!】

劇団鹿殺し

本多劇場(東京都)

2011/01/15 (土) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

大きい舞台の鹿殺し!
大きい舞台で華やか。生演奏いいんですが、ちょっと多すぎて疲れたかな。その割には「歌」シーンのインパクトが前作より小さい感じ。

谷山さんの動きが凄かった!
ベテランの粟根さんや廣川さん、もっと遊ばせても良かったのでは?

丸尾×チョビ×オレノの3主軸、
主な脇をゲスト陣というやり方が続いていますが、
他の団員を前に出したりとか、
違う見せ方での物語が観たいですね。
本多に進出して一区切りついたと思うので、
小さめな舞台でいいから、実験的なことや新しいことに
もっと挑戦していってほしいな〜、と思います。

東京月光魔曲

東京月光魔曲

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2009/12/15 (火) ~ 2010/01/10 (日)公演終了

満足度★★★

レトロ。。
そして変態的…でした。

回転セットや衣装が美しく素晴らしかったです。
でも初心者には途中休憩ありの計3時間半(?)は長かった。。

その夜明け、嘘。

その夜明け、嘘。

TBS

青山円形劇場(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかった!
公演から年月経過していますが書きます。

キャスティングもセットもストーリーも非常に満足度の高いものでした。
目まぐるしい程の速いテンポなのにも関わらず、内容を見失わずに観られたのは、役者さんたちの演技力の高さを証明していると言えます。
何といっても宮崎あおいを小劇場で観られるというのが(不純かもしれないですが)最大の魅力でした。
円形劇場だからこその満足感というのもあるのかもしれません。

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