最新の観てきた!クチコミ一覧

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ゾウガメのソニックライフ

ゾウガメのソニックライフ

チェルフィッチュ

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/15 (火)公演終了

ぶたい版・中学生日記

ぶたい版・中学生日記

1年山下学級 ぶたい版・中学生日記

ザ・ポケット(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

ソムリエ

ソムリエ

靖二(せいじ)

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/01/28 (金) ~ 2011/02/01 (火)公演終了

大戦死遊園

大戦死遊園

サイバー∴サイコロジック

OFF OFFシアター(東京都)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

不機嫌な子猫ちゃん

不機嫌な子猫ちゃん

青年団若手自主公演 田川企画

アトリエ春風舎(東京都)

2011/02/15 (火) ~ 2011/02/21 (月)公演終了

満足度★★★

さすがです!
それぞれが自己主張ばかりで、それでも話は進展していく。でも実際にありそうな不思議な空気が流れている。母娘のバトルが息が合っていて面白かった。こういう本はイイなぁ。

ハッシュ【終演しました。ご来場ありがとうございました。】

ハッシュ【終演しました。ご来場ありがとうございました。】

らちゃかん

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/02/16 (水) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

満足度★★

舞台設定が
チラシなどで読むだけでは「?」でしたが、
始まってすぐ「ああ、そういうことか」と思いました。

「笑い」を期待しましたがちょっと笑いきれない部分もあり、
(私の好みが合わなかっただけかも)ちょっと残念でした。

ネタバレBOX

最近観る芝居に“死後の世界”を設定したものが何故か多く、ただ養護施設(例えば老人ホーム)?のような設定は初めてだったので、これはこれで新鮮でした。

入居者たちが「訳あり」なのは分かりやすく役者さんもよかったですが、全体的にさらりとし過ぎていてもう少し掘り下げてもいいかなぁと思いました。

主演がいなくてもいいとは思いますが、観ていてどこにスポット(主観とでも言うのでしょうか)をあてていいのかが分かりづらかったです。


照明のピンスポと終盤の“ブラ当て”に驚きました。
それ限りの使用ですよね…?
イエスタデイズ ヒーロー

イエスタデイズ ヒーロー

SPANK YOUR MONKEYS

d-倉庫(東京都)

2011/02/09 (水) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★

旗揚げからクオリティ高し
ヒーローものやマスコミ報道を茶化しながらも思いもよらぬ元ネタをヒーローものの王道的に仕立てて愉快。
また、前説も愉しいし、オープニング映像や衣装のセンスも良く、旗揚げからクオリティ高し。

※ より詳細なものはmixi日記をご参照下さい

ピッキングストーリー

ピッキングストーリー

天然工房

ザ・ポケット(東京都)

2011/02/09 (水) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★

奇想天外な発想
霊や転生をネタにしながらも、奇想天外な発想がユニークなコメディ。
まさに思いもよらぬ方向から弾が飛んできて「そう来られちゃあ仕方ない」みたいな?(笑) 一体どこからそんなアイデアが浮かんで来るのやら?

バレンタイム・パラドックス

バレンタイム・パラドックス

演劇配合サプリメンツ

荻窪小劇場(東京都)

2011/02/08 (火) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★

タイトル通りの時間もの…
…で、歌あり、アクションあり、どんでん返しありと盛り沢山。
主人公の努力(?)にもかかわらずかも過去は変えることができないという結末も『時をかける少女』(2010年版)と比べて説得力あり。また、梶尾真治作品もチラリと連想。

ロクな死にかた

ロクな死にかた

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

死の受け止め方
死に方というよりは死の受け止め方、な感覚。
あるシーンでは自分の死後の友人たちのことなど考えてしまう。
また、弱点の1つである生死関連ではない意外な部分で涙腺を刺激されて堤防決壊。
それに続くあの台詞はもはや「凶器」!(笑)

※ より詳細なものはmixi日記をご参照下さい

ひとひらの犯罪

ひとひらの犯罪

ジ~パンズ

銀座みゆき館劇場(東京都)

2011/02/07 (月) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★

静馬主宰の得意分野
チラシなどに「ブラック・コメディー」とあったが、そう謳うほどにはブラックではなく、むしろラブコメディに近い感じ。 
その意味では静馬主宰の得意分野で、晏子のワケアリな部分を中心としてバラ撒いておいた複数のピースを組み上げるようにまとめてハッピーエンドに導くのは鮮やか。
がしかし、椋一(豊永伸一郎)が連続婦女暴行未遂事件の犯人であったかどうか明らかにせず、連行された彼のその後がどうだったか明らかにされないのは片手落ち気味。

さめるお湯

さめるお湯

あひるなんちゃら

OFF OFFシアター(東京都)

2011/02/09 (水) ~ 2011/02/14 (月)公演終了

満足度★★★

湯加減
自分には、ちょっと温過ぎましたね、湯冷めしそうでした。
しかしながら、人生なんだかんだあるけど楽しくやってるぞ感が満載でふらっと気軽に観るには最適だと思いました。

テンペスト

テンペスト

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2011/02/06 (日) ~ 2011/02/28 (月)公演終了

満足度★★★★

なかなか壮大な舞台でした
脚本、演出が、映像畑のお二人だし、この方達の舞台作品を過去に拝見し、やはり、芝居の何たるかが、まだ身についていない公演しか記憶にないので、正直あまり期待せずに観劇しました。

ところが、意外と、今回の舞台は、良かったので、ほっとしました。

きっと、何作か舞台制作を経験されて、映像と舞台の違いを体得されたのだろうと思います。

時折、舞台背景に使われる映像は、もちろん、専門家の仕事だけあり、とても美しく、効果的に使われていましたし、なかなか、大河ドラマのエッセンスもあり、見どころの多い舞台でした。

それに、映像でも活躍中の出演者の演技レベルが高く、たまたま、今日は、男子高校生の団体が来ていましたが、皆おとなしく集中して観ていたし、最後の拍手には力がこもっていたので、皆堪能したのではと感じました。

仲間さんの琉球舞踊の所作がお見事で驚きました。

それに、とてもスタイルの良い、殺陣もお見事な若い女優さんがいてどなたかと思ったら、長渕剛さんのお嬢さんの文音さんでした。
彼女のお母様の初舞台を、昔コマ劇場で観ましたが、その時のお母様より、演技も身のこなしも洗練されていたように思いました。

ネタバレBOX

最初の方は、コネタで笑わせる部分も多く、この劇場で打つ公演にしては、大衆的過ぎるような印象でしたが、中盤以降、山本耕史さんが登場されてからは、スケールの大きな舞台の醍醐味が随所に感じられました。

何度か、歌われる、山本さんのアカペラの歌唱の素晴らしいこと!!
30年以上のファンですが、また、聞き惚れてしまいました。

どこかの高名な演出家の、歴史は勝手に勉強して来いという態度と違って、冒頭、琉球の簡単な歴史ナレーションがあり、大変、観客にはありがたい配慮だと感じました。

何役も、八面六臂の活躍をされる西岡徳馬さん、祈祷師の生瀬さん、安田顕さん、福士誠治さん、そして、もちろん、山本さん、仲間さんと、テレビで見慣れた俳優さんが、こういう生の舞台で、実力を存分に見せ付けて下さると、日頃、テレビやゲームしか、興味を示さない高校生も、演劇に興味を持ってくれるきっかけになりそうで、家族揃って、演劇をこよなく愛する家庭に育った者としては、ちょっと、これからの演劇の行く末に希望が持てて嬉しく感じました。

仲間さんが、予想を遥かに超えて、なかなかの熱演振りで、新たな舞台女優の誕生かと、今後が楽しみになりました。
何も言えなくて...唖

何も言えなくて...唖

ゴキブリコンビナート

木場公園 多目的広場(東京都)

2010/06/11 (金) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

嗚咽
初めてのゴキコン体験でした。
自分の好きな劇団さんの一つとなりました。
次作も見に行きたいと思います。

38.5℃の裸眼

38.5℃の裸眼

ハイバネカナタ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/02/11 (金) ~ 2011/02/15 (火)公演終了

満足度★★

今回は・・・
以前この劇団を観たときには,観劇後ジワジワと面白さが分かってきた。今回もそうなることを期待していたのだが,残念ながら今回の芝居の伝えたいものは自分には伝わらなかったみたいだ。ストーリーはわかるけど,それもちょっとざっぱなように思える。単に自分勝手なマスコミ関係への嫌悪感が出ているだけかもしれないが。

FLASH

FLASH

オフィスエルアール

座・高円寺2(東京都)

2011/02/15 (火) ~ 2011/02/16 (水)公演終了

満足度★★★★

どちらも好き
1つ目の作品は、ある事件と色の記憶を紐解いていく過程が面白い。
子供になっているときの役者さんがみんな本当に可愛い。
なぜだか最後は涙が出ちゃって、戸惑った!

2つ目は、衣装や小道具の使い方、動きが絵のように美しい。
夫婦のあり方とか、人生のいろいろなシーンをシュールに見せている。
趣の全く違う2つの作品を見れて、得した気分でした。

怪物-カイブツ-

怪物-カイブツ-

ブラジル

駅前劇場(東京都)

2011/02/13 (日) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

サイコーです!
アテ書きをしたのかと思う程、役者固有のキャラとハマっており、感心しながらも大笑いしました。かと思えば、風刺が効いていて考えさせられる点もあり・・・。ありえねーー!って思うのに、すんなり観ることができるあたり、役者と作・演出の強烈な力量を感じました。

ネタバレBOX

キョーレツな赤ちゃんに驚いたものの・・・不思議なことに赤ちゃんにしか見えなかった。あの配役は反則スレスレだけど、納得させてしまう素晴らしい演技に圧倒されっぱなしでした。
恋する、プライオリティシート

恋する、プライオリティシート

コメディユニット磯川家

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了

満足度★★★★

凄い勢いでした。
セットや衣装のお洒落でした。
ピアノのBGMも心地よかったです。
登場人物が抱える色んな問題や伏線をテンションと勢いで回収したのには度胆を抜かれました。

余り難しく考えずに純粋に楽しく、面白く見てました。

ネタバレBOX

個人的には自殺の下りが一番好きでした。
ミズにアブラ ヌカとクギ

ミズにアブラ ヌカとクギ

劇団イナダ組

生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)

2010/11/02 (火) ~ 2010/11/04 (木)公演終了

満足度★★★

見て来た!
たまたま帰省していたので見に行きました!
私が見てきた中(イナダ組)で1番おもーーいテーマでしたね(^_^;)
いつものお芝居の方が好きかも?!

FLASH

FLASH

オフィスエルアール

座・高円寺2(東京都)

2011/02/15 (火) ~ 2011/02/16 (水)公演終了

満足度★★★★

記憶にまつわる物語
まったく毛色の異なる2つの物語を堪能した。
一話目は本当に解りやすい描写で万人向けの芝居。二話目はパフォーマンスの強い斬新な描写。この二話目が終わった後、帰りのエレベーター内で「谷津さん、難しいのを作ったね、解んなかったわ」と口々に話していたところをみるとやはり難しかったのかもしれない。
それでもこの全く違う二話は終わり方で温かな甘水で満たされることに変わりはない。
良いストーリーなのだ。
当日パンフにはキャストの紹介はあっても役柄が載ってなかった。惜しい。役も載せて欲しかった。

ネタバレBOX

『赤よりも碧く、なほ、かがやく黄色』

1986年夏、S県の小さな田舎町で起きた「田辺翠ちゃん失踪事件」傍目には凶悪事件だが実はこの事件には正当な理由があったのだった。
翠ちゃんは父親から受けていたDVによって全身が痣だらけだった。これを見かねた担任の教師は翠ちゃんを匿うために正義の誘拐を決行する。これを知っていたのは当時の小学4年の同級生、井坂と上山だった。先生は二人と翠に、この秘密は4人だけのものだ。絶対に口外してはいけない。」と硬い約束をする。

それから25年後、精神科を訪れた井坂の奇妙な恐怖症の原因を探っていくと、それがあの事件に関わっていることが判明する。事件の真相と、井坂自身が先生との約束を破ってしまった罪の意識がトラウマとなって彼を精神的に追いつめていたのだった。

終盤、翠が上山に吐く言葉「あなたがいてくれたから私の人生は壊れずにすみました。ありがとう。」は物語をぎゅっと引き締め崇高なものにした。淡い恋心も美しい。



『晩鐘』

ある女性が結婚、出産、家族、離婚の危機を乗り越え晩鐘までの人生を描写した物語。

新婚旅行で空港に行った夫婦は老夫婦に出会う。この老夫婦の会話がなんとも穏やかで生きて来た人生の深みを感じる。老夫婦はお互いに、相手がパスポートを持ってきていると思い込んでいたため、二人はパスポートを持って来ていない。まるで公園のベンチにでも座って夕焼けを眺めているようなシーンだ。映画のワンシーンのよう。

一方で新婚夫婦は空港から飛び立ち、そして彼女らの人生の
軌跡を断片的に追っていく。その人生は子供達との関係で忙しく賑やかに、姑との関係でブチ切れ、夫との関係でたそがれる場面を絶妙に描写しながら、やがて、離婚の危機も訪れる。しかし、どうやらこの危機は思いとどまったらしく、こうして二人は空港で、あの時の老夫婦のようにパスポートを忘れて黄昏るのである。

ああ、人生とはなんと素敵なんだろう。と思わせるシーンだ。

真城千都世さんの髪型が凄く良かった。どうやって作るのだろうとじーっと見つめていたら頭のてっぺんにトイレットペーパーの芯のような形の筒が埋め込まれてあり、どうやら筒状に髪を巻いているようだった。後でマネしようと思う。



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