最新の観てきた!クチコミ一覧

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IN HER TWENTIES

IN HER TWENTIES

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/05/31 (火) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

新しいスタイルの力
観る側への伝わり方がとても斬新に思えました。

役者たちの背負う時間や感覚との瑞々しさと
一人の女性に流れた時間の質感が
とてもしなやかに織りあがって
ひとつのものとして伝わってきました。

ネタバレBOX

両端に二十歳の女性とあと6時間で三十歳になる女性が置かれて
間に一歳ずつ刻むように8人の女優が並びます。

ひとりの女性を描く仕掛けは、
数分で観る側に明らかになる。
作り手は、カードをオープンにして
そこから一人の女性の10年間を組み上げていきます。

20代という言葉に括られていても
その1年ずつが役者達の異なる個性や色に
とても瑞々しく染められていて・・・。
一方で、
1年に留まらないいろんな尺のさまざまなエピソード、
音楽の勉強のことだったり、
仕事のことだったり、
愛犬のことだったり・・・。
それらが彼女の歩みを断ち切ることなく
しなやかに繋いでいく。
時間の流れに織り込まれていくいろんな速度。
変化の度合いや深さが
とても繊細なお芝居で組み上げられていく。
さらには両端に二つの時点での視座が置かれることで
時間達がもつ未来としての表情と過ぎ去った時間としての感覚が
立体感をもって観る側に伝わってきて。

ひとり一人の役者たちが
その十年に埋もれることなく
1年ずつの時間を自らの色でつたえているのが凄くよい。
20代の入り口と最後の時間、
インタビューに答える外に向けて語られる2人のお芝居も
それぞれに安定感と、年齢がかもし出されていて
とても秀逸。
フォーマットの斬新さを支える、
キャスティングであり
お世辞でも誇張でもなく、一人ずつが
その時代の日々を過ごす女性として本当に魅力的・・・。
インタビューを受ける態で両端を支えた二人の女優のお芝居には
舞台を支える揺らぎのなさというか安定感があって。
一方中を繋いでいく役者たちには
それぞれの時代をビビッドに溢れさせる豊かな表現の力を感じた。

一歩ずつがあって
時間の均一でない流れがあって、
それぞれの時点で振り返る過去と
次の時間の質感を感じる10年。

積み重なっていくことが重さにならず
深さや奥行きになっていくような感じに
がっつりと浸潤されてしまいました。

***

見終わって、とても強くもう一度観たいと思い
初日に加えて、楽日のマチネ(というか11時公演)も拝見。

初日と楽日では、
時間のつながり方の感じがどこか絶妙に違って、
一年ごとのつながりにはバラツキがやや薄れ、
十年の中にある目に見えないうねりのようなものが
強く感じられるようになっていました。
そこには、おなじ見え方と、違う雰囲気が共存していて
この舞台、生き物のようだと思う。
その回ごとの揺らぎは、
なにか、この女性が自らに抱く感覚
そのもののようにも思えて。
舞台上の女性に積み重ねられた
彼女の時間のリアリティに
思い切りはまってしまいました。


いないいない

いないいない

ガレキの太鼓

アトリエ春風舎(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★

奇妙なモヤモヤ感
何かが起きているらしいのに、その背景が説明されないまま話が進み、非現実的な展開を経て、さらっと終わる、掴み所のない作品でした。明快ではないけど難解というわけでもない微妙なラインを狙っていて、不思議な心地良い違和感を覚え、前半は世界観に入り込みにくかったのですが、後半は何とも言えない奇妙な雰囲気に引き込まれました。

外にいると殺されるということで外部との関係を絶って、ある部屋の中の箪笥や箱に隠れる7人の奇妙な生活がその中の1人の日記を交えて淡々と描かれ、次第に閉塞感が高まって人間関係のバランスが崩れていく様子が現在の日本の状況、あるいはもっと普遍的なシチュエーションに重なるようで不気味でした。後半、奇妙なことになっているのに登場人物たちには何ごともないかのように会話を続けているのが、存在することについて考えさせられて印象的でした。
いくつかある回想シーンが照明の変化と台詞の内容で、自然な流れで挿入されているのが良かったです。

美術の仕掛けが良く出来ていて、後半のシーンでとても効果的でした。照明も色々切り替えているのが気にならないスムーズな流れで奇妙な雰囲気を演出していました。

前半が少しもたついてように感じます。後半の畳み掛けるような展開と対比を狙ったのかもしれませんが、もう少し前半もスピーディーに進んだ方が良いと思いました。

Theatresports(TM)

Theatresports(TM)

インプロ・ワークス

小劇場 楽園(東京都)

2011/06/06 (月) ~ 2011/06/06 (月)公演終了

満足度★★★

もっと、構成・企画をしっかりと!
初めて観ました。

開演前にスコアガールのお嬢様が「台詞」を募集しており、
そして、開演したのだが、MCさんの話が結構長いのと、
芝居の要素が無いとはもちろん言いませんが、
どっちかというと、演劇合戦というより「ゲーム」になってしまっていた気が。
特に、「花の名前を言いなさい」みたいなものはまったくそう。

昔、「連想ゲーム」「底抜け脱線ゲーム」(年がばれる?)や、
その他視聴者参加型のジェスチャーゲームなどのTV番組があったが、
むしろそういうものに雰囲気は近い。
この辺はもっと考えてほしいところ。

さらに言えば、出演者が演じるときはもちろん即興で構わないのだが、
全体の企画も、即興というよりいい加減なところが見受けられ、
例えば、3名の審査員の点数の付け方もかなりいい加減に思えたし
(出演者はそれなりに頑張っていたと思ったが)、
講評をするわけでもなく、どういう人がやっているのかもわからない。
これなら、観客全員か一部選抜で、赤白のボードでも持たせて、
その場で審査させた方が、
観客との(強制されない)一体感も生まれると思う。

開演前集めた「台詞」も、前半は1枚使ったきりで、
後半に出演者から「使おう」の声が出なければ、
そのままゴミになったのでは?

しっかり構成・企画すべきところは、そうしないとダレるし、
いい気持ちがしない人もいるのでは?

最後に、私が特にお笑い系で気にすることは、
ファンや関係者だけからウケているのか、
初めて何の関係もなく来たお客でも面白くてウケているのか、
ということ。

まあ、それなりに面白かったが、次回も観たいかと言われると、
「時間があったらね」程度。
お客でも、この公演シリーズや、関係者のファンの「笑い」が多かったように、
私は感じてしまったのだが、実際はどうなのかな?

醜い蛙ノ子

醜い蛙ノ子

張ち切れパンダ

テアトルBONBON(東京都)

2011/05/19 (木) ~ 2011/05/26 (木)公演終了

満足度★★★

次回作頑張って下さい。。
<セット&物語>
パルコ「49日後・・」を連想される舞台セット・・。
前作は、日本間の後ろに裏庭で、異常な征服者を中心に抑圧される恐怖が耐えず舞台の前面に押し出され緊張の中、物語りが進行。本作は、裏庭の後ろに日本間の少し奥まった配置で2階の間(少女の部屋)を作り出し、空間を旨く観せる事に成功、但し、客席からは一歩引いた目線となり臨場感が薄まった分、冷静に物語が観られる様になった中・・親の虐待のトラウマを背負ったであろう謎めいた奇行少女の(自虐的な)物語が進行・・最後に身近な理解者と思ってた人が・・。
<雑感>
前回は大人の影は全く感じなく、今回は物語の設定上親戚の親等、申し訳程度に大人役が登場、メッセージ性の有・無は求めませんが、登場人物をそうさせた背景及び環境、社会を含めた大人との係わり方が気になりました。
浮かんだ言葉は、「恐怖」、「威圧」、「自虐性」、「幼稚性」、「自己顕示欲」、「性癖」、「ヒステリック」、「反社会的」、「モノトーン」。この物語に「愛」はあるのか?嫉妬や独占欲や敵意を生み出す『求める愛』」ってとこ?『緊張と緩和』のメリハリ、緩和モードは役者さんを含めも少し経験が必要かと・・。裸族さんは笑えました。
前作は少し褒めすぎたかなと思うくらい良かった。前2作目は楽勝、本3作目は「ごあいさつ」でも記載されてましたが、大変な難産であった事と思われます。
<まとめ>
主催の小林さんも少しお疲れモード気味で、不条理な“もの凄い張り手”も受けられ大変御苦労様でした。真剣さが伝わり狙いは悪くないとは思いますが、正直3連チャンもとなれば(1作目は観てません)、きついです。仮に重いパターンであっても明るい未来とか愛があれば救われます。次回作迄、劇団の引き出しが少しでも広く・深く・多くなる事を期待してます。

ともしび

ともしび

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2011/05/31 (火) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★

父と子
とてもわかりやすいストーリーで、それを観客に見ていただこうとの気持ちが伝わるお芝居でした。

肩に力を入れずに観られる1時間40分ほどでした。


星より昴く

星より昴く

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/06/04 (土) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★

相性の問題かもしれません
コンセプトは良いと思ったのですが、やはりテンポと台詞、テンションの高さに少し古さを感じてしまいました(もちろんそれを前提に進めているのだと思いますが、)。そこが個人的に合わず、なかなか入り込めなかった感がございました。

おそらく人の感情は自然に笑ったり、起こったり、悲しくなったりするものだと思うのですが、劇中は少し過剰なテンションのシーンが多いと個人的に感じ、そこが感情移入しずらい部分だった気がします。合う合わないの話だと思います。


ただ、今日の公演は台詞の間違いが全体的に多く、ところどころで気になりました。ヒロインの方が素敵な演技をされていただけに、そこが少し残念だったです。


Theatresports(TM)

Theatresports(TM)

インプロ・ワークス

小劇場 楽園(東京都)

2011/06/06 (月) ~ 2011/06/06 (月)公演終了

満足度★★★

ルールの明確化・・・即興連続ドラマを!
インプロ・カリスマ絹川友梨さんが、情熱を燃やされている演劇をスポーツの様に楽しむ「インプロ=シアタースポーツ」第二回定期公演。
私は前回感想で「実践で磨く楽しみ…センスは生まれ持ったものか?過去の成長過程からのものか?練習鍛錬から培われるのか?その全てが相乗してくるものとしても…」と書いた・・・。
1ラウンド3分のバトル、お題の提示の仕方も進行方法が微妙に変わっているのでは・・・?
即興芝居にはならなくて残念!せめて、5~6分は欲しい。そうすれば連続ドラマのような展開になる・・・?と、思ったり・・・。役者陣の個性とセンスを観察するのが楽しみだったけど・・・。
まぁ~ソコソコ楽しかったのだけれど・・・「だんすだんすだんす」以外の出演陣は、個性・センスは一寸はあるか・・・?でも、風体以外の中味は伝わらずいい加減な稚拙さが目立ち残念!
90名近くの入場者には、インプロリピーターが多くいたようなので・・・MCが変わったから・・・?ルール不徹底・・・?以下、ネタバレに気になったことを書いておきます。★★により近い★3

ネタバレBOX

①前回は観客が書いた芝居のお題ちょうだい!が、セリフ頂戴に変更?その上MCがラウンド毎に、事前に書いた言葉を無視して、余りにも観客へ指名で言葉を求め過ぎていたのも仕込みがあるのでは・・・?と思われてしまいそう。予め書いた言葉が有るのに・・・!
②ラウンド毎に、交替の各々のチームがパフォーマンスのテーマを自分達で決めている。筋立て・ネタの打ち合わせが事前に無いのがインプロ・即興芝居の醍醐味なのでは・・・
観客が事前に書いた言葉は、結局最終ラウンド読むだけの消化で、時間経過はつまらない!即興の共通テーマで対決して欲しい・・・!
③前回は女性出演陣にエールを贈ったつもりだったけれど・・・女性チームVS男性チームとのバトルも期待したけど・・・アクセサリー的出演は残念で少し哀しい・・・!?ご一考を!
④1ラウンド=3分は短か過ぎる・・・!せめて、5~6分以上有れば、連続ドラマのような展開になるかも・・・・私自身もまだ不慣れなので次回に再確認・・・8月29日に期待したい!
6月のビターオレンジ

6月のビターオレンジ

G2プロデュース

東京グローブ座(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★

ネタ勝負、というところか
G2作演に期待しすぎた感あり。ストーリー、エピソードは特別なものではない。説明の多い台詞は加藤君向きではないと思った。表情や動きや感情をもっとだせる人。細かなネタで結構笑ったので、そういう芝居なのだと認識した上でもう一度観る予定。以下ネタばれへ。

ネタバレBOX

冒頭の目隠し、暗い部屋、はどこにつながっていたのか、最後までわからなかった。見方が甘いのだろうか?浅海ひかるさんの芝居は疑問が多かった。結局詐欺?というか搾取?なぜそうしたのかもわからないし、最後兄弟が清々しい気持ちと表情、という理由がいまひとつこない。橙、で終わるのも予想どおり。加藤君の女装はレアなので、ファンにはお宝。
泣けば心がなごむけど、あなたの前では泣けません

泣けば心がなごむけど、あなたの前では泣けません

世田谷シルク

「劇」小劇場(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/06 (月)公演終了

満足度★★

(劇団の)カラーはでていたのかな
原作の内容しらずに鑑賞。

ちょっと詰め込みすぎな印象。
あくまでメインは主人公の心情なのだろうけど、現実の話と王国の話を追うことに意識が集中して、そこらへんがボヤけてみえた。
そんな感じなので、主人公の女の子が様々な問題を抱えていて、王国の話を通して、自分の気持ちにいろいろ整理をつけていく過程に感情移入しにくいと思った。
下手ベッドのモニターはなくてもよいかな。効果がイマイチわからなかった。また、セリフの聞き取りにくい箇所があった。改善が必要と思う。

やはり、独特のダンスは、ウリだけあって良い出来だったと思う。楽しくみさせてもらった。演技は、河崎卓也が一番良かった。野村美樹の美人度はハンパなかった。

点数はきびしめに。

湯河原ドリフターズ 菊の間

湯河原ドリフターズ 菊の間

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/05/06 (金) ~ 2011/05/10 (火)公演終了

満足度★★★

違う雰囲気であはあるが・・・
同じ脚本といいながら、若干のエピソード変更は演出家に任されているみたいで、多少違う箇所はありました。
また、出演者が違うので、やはり同じ脚本と言いながら、やはり違う雰囲気には仕上がってました。
梅の間に続いて、なかなか面白かったです。

ネタバレBOX

ただ、あまり同じ脚本使っての別バージョンでの公演意義が見えづらいかな。
同じ脚本を使って、公演日をずらして公演するより、別エピソードを作って、同時公演(一部のキャストは両方に出たり)にした方が面白いと勝手に思ってしまった。
泣けば心がなごむけど、あなたの前では泣けません

泣けば心がなごむけど、あなたの前では泣けません

世田谷シルク

「劇」小劇場(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/06 (月)公演終了

6月6日(月)S
なるほど。トガったファンタジー。

Dressing/日曜日よりの使者(5月4日のみ)

Dressing/日曜日よりの使者(5月4日のみ)

feblaboプロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2011/05/03 (火) ~ 2011/05/10 (火)公演終了

満足度★★★★

ガールズバーがそこに
今回はエビス駅前バーがガールズバーになるとの事、また出演者から、物語の展開というか物語の場面は何となく予想でき、基本的な展開は予想内でしたが、役者と役のハマり具合(シンクロ度)、役柄のバランスの絶妙で、面白さは予想以上でした。面白かったです。

ガールズバーがそこにありました。

珍しい凡人

珍しい凡人

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2011/05/04 (水) ~ 2011/05/11 (水)公演終了

満足度★★★

ドアの演出は面白い
ドアの演出は面白かったが、ちょっと物語の主軸がわかりにくかったのと、キャラが役者に落ちきってないように感じ、今回あまり世界観に入り込めなかったかな。(対面客席も影響してるが)
とは言え、体感時間は長いとは感じなかったので、その点は不思議です。

1億円

1億円

劇団シアターザロケッツ

劇場HOPE(東京都)

2011/06/02 (木) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったです
Team the Rocketsの公演も3度目。見慣れているのはNet局のバラエティー番組での彼らだからなのか、舞台ではなんかいつもアウェー感いっぱい。
それもそのはず、いつもとは違った真剣な彼ら。その精一杯の演技はいつも感動を呼んでくれます。つってもそんなに大きな波じゃないけどね(笑)
オチがアレなので2度3度とイロイロ確認したくなります。
仕事ほったらかしてもう一度見に行きたかった。
ストーリーの方向性、見せ方など1作目2作目3作目と毎度変わっていて脚本:荒木太朗ワールドの色彩の豊かさがステキ。次回作も期待大です。

ネタバレBOX

詐欺師に騙される詐欺師の話。いうたらいっちょカモろうか!の映画スティングみたいな内容。
実は全員がグルだったというオチなので、要所要所に隠された本心の見え隠れをもう一度最初から確認したくなります。
IN HER TWENTIES

IN HER TWENTIES

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/05/31 (火) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

肯定の物語
一人の女性の20代で、どの年齢の人もそれぞれ個性を発揮するんだけど、どれも同じ女性と言う意識は最後までゆるやかに繋がれていた。どの年代が正しいとかもなくてよかったなー、10人の女優さんがみんな輝いてたからだと本当に思いました。可愛いし綺麗で面白い人達だったなー。

泣けば心がなごむけど、あなたの前では泣けません

泣けば心がなごむけど、あなたの前では泣けません

世田谷シルク

「劇」小劇場(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/06 (月)公演終了

満足度★★★★

千秋楽
オープニングには毎回圧倒されてしまう。

神様の言うとおり

神様の言うとおり

NICE STALKER

池袋GEKIBA(東京都)

2011/05/27 (金) ~ 2011/05/31 (火)公演終了

満足度★★★★

参加することに意義が・・・
有るんだか無いんだか良く分かりませんが、楽しんで参加しました。投票制にした事で物語として破たんしている部分、話の辻褄が合わない部分も無いとは言いませんが、自分がこの世界観と言うか雰囲気が好き過ぎなのが原因なのか、脳内モルヒネが垂れ流し状態だったのか、そんなこと気にせず楽しんでしまいました。
マルチエンディングDVD(チャプター毎で選択可能)の販売を希望します。

ネタバレBOX

グッドエンド観たさに千秋楽にリピートしましたが、残念ながらバッドエンド。その千秋楽、ある選択肢の結果に頭を抱えていたイトウシンタロウ氏が全ての面で一番面白かったです。
天守物語

天守物語

少年社中

吉祥寺シアター(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごい
人にお勧めしたい舞台です。

ネタバレBOX

前半は若干設定や言葉遣いについていけず…。

でもクライマックスに向かうに連れ、役者の皆さんが積み重ねたものが爆発し、目が離せなくなりました。


そして、込められたすごくタイムリーなメッセージ。

くるぞくるぞ!
踊れ踊れ!
って最後の絵は先読みしてしまいましたが(笑)。

想像以上に抱き締められました。
ありがとうございます。泣きながら笑っちゃいました。
紅き深爪【沢山のご来場誠にありがとうございました】

紅き深爪【沢山のご来場誠にありがとうございました】

風琴工房

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/05/24 (火) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

息の詰まるような
おもしろい芝居でした。
勿論笑うような面白い芝居ではなく、野球の投手戦のような緊迫感のある試合を観ているおもしろさでした。

人の子である以上身近な問題でありながら、ニュースで報道されていても
ある意味他人事で、他人事でありながら身につまされて、身につまされるけど何も出来なくて、でも誰もが加害者になる可能性がある児童虐待、そんなドラマ、映画、小説で散々取り上げられた最早手垢の付いたテーマでありながら、その捉え方なんでしょうか、とても新鮮に観れました。

ネタバレBOX

見にくい席があるとのことでしたが、端の席の私は見にくいどころかカーテン向こうの病室ベットが全く見えませんでした。よってラストに何が起こっているか全く分からず演者のセリフ、表情と観客のリアクションと目で想像するしか有りませんでした。まあ、間違いなく自分のせいなんですけど、少し残念でした。
四番倉庫

四番倉庫

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/06/04 (土) ~ 2011/06/15 (水)公演終了

満足度★★★★

負のレンサ…
『面倒くさい』『居場所がない』『妥協』『最悪』『寂しい』『打算』『場当たり的』『諦め』『沈黙』『無気力』『焦燥感』『孤独』『息苦しい』『不安』『死』
ネガティブな感情が渦巻く劇空間。でも、生きてるとこういう感情でどうしようもなくなることの積み重ねだよなって思う。元気もらうタイプの芝居じゃないけど、でも、共感する事で救われる思いもあるなと思いました。

どこへも行けない、負の連鎖は男特有のものなのだろうか?『あなたが生きているそれだけで素晴らしい』みたいな人生賛歌は、聞こえる人にしか届かないんだなって思う。でも、この芝居見て登場人物に共感したり心動かされて、生きる活力の得られる自分は幸せだと思う。それは見下して嘲笑する優越感ではなく、明日は我が身だと思う束の間の喜びだと思う。

ネタバレBOX

自堕落で場当たり的な、自分勝手な内田。
人生に面白みなんてないけどそれも悪くないと達観しているようで諦めてる磯崎。
日雇い仕事でホームレスで自分はどん底にいると諦めきってる速水。
そして、その3人が顔を合わせている倉庫に訪れる女、あやめ。あやめは自分の兄が、何もない殺風景な倉庫で一人で何をしていたんでしょうと3人に問いかける。そこに浮かび上がる、あやめの兄の絶望的な孤独。あやめの兄を含めて、男4人の気が狂いそうに退屈な日々を想像すると切なくなる。誰のせいでもない、社会のせい…とも言い切れない。時と場合とタイミングで、誰しもこうなる可能性があるんじゃないだろうか、だからこんなに切ないんだと思う。

沈黙や話の堂々巡りがイライラする前半、でも物語の終盤になってそれが効果的に作用しているなぁと思いました。

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