
コクーン歌舞伎第十二弾 盟三五大切
松竹/Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2011/06/06 (月) ~ 2011/06/27 (月)公演終了
満足度★★★
やや喜劇寄りの三五大切
この演目も、大好きな作品の一つで、私は、晩年の辰之助の鬼気迫る殺しの場の凄みある演技が未だに目に焼きついて離れません。
南北という作家は、こういう悲劇を、途中に緩和するように、喜劇を挟むことによって、より、壮絶な殺しの場や主人公の苦渋を焙り出す劇作が得意なのですが、このコクーン版では、やや喜劇が表に出すぎました。
チェロの演奏BGMが、歌舞伎の様式美に水を差し、ところどころ、役者の演技を殺してしまったのが非常に残念。
2時間サスペンスじゃないんだから、やはり、歌舞伎には、こういう音楽効果は不向きだと感じました。
ただ、歌舞伎の公演時とは大きく異なるラストの見せ方は、秀逸。
コクーン歌舞伎は、こういう部分で、斬新さを出してほしいと思いました。
笹野さんの台詞で、原発や放射能ネタで、笑いを取る部分は、どうしても、心情的に反発を覚えました。
江戸の時代から、歌舞伎に時事ネタを織り込むのは、遊びとして、大衆に喜ばれていたことですが、やはり、話題にしてはいけない問題もあると思うのです。
最後に、勘三郎さんのお姿が見られて、感無量でした。
それにしても、コクーンというのは、よっぽど、私には、鬼門の劇場なのか、またしても、私の席に荷物が置かれていて、20番からの4列連番の観客に、21番からの席と勘違いされた挙句、私は、彼女達が全員揃い、各自、自席を確認するまで、他人の席を占拠してる気が変なおばさん扱いを受け、事実が判明後も謝罪もされず、笑い飛ばされ、観劇前から大変不快でなりませんでした。これが、開演後に入ったなら、まあt先日の二の舞で、表に出されて待機させられるところでしたから、この間よりはまだましかもしれませんが…。
でも、案の定、このおばさん達も、終始、和やかに私語されていました。
昔のように、観客は、その芝居を観たくて来た人という、当たり前の概念はもはや過去の遺産なのかと、悲しくなります。

僕の友だち
劇想からまわりえっちゃん
大阪芸術大学8-43教室(大阪府)
2011/06/09 (木) ~ 2011/06/09 (木)公演終了

僕の友だち
劇想からまわりえっちゃん
大阪芸術大学8-43教室(大阪府)
2011/06/09 (木) ~ 2011/06/09 (木)公演終了

確率論 【コロブチカ「2」は、6/28~7/3@SPACE雑遊にて】
岡田あがさ×須貝英
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2011/06/21 (火) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
濃密な65分
これは凄いですよ!知的好奇心をくすぐられる好きなタイプのストーリーってだけでなく(内容は自分にはちょっと難解であった),とにかく芝居が凄い。岡田あがさ目当てで行ったのですが,須貝英も良かった~。始まりから終わりまで見逃して良い部分なんてない。見逃すなんてもったいない。表情,動き,声,感情,どれをとっても一級品です。二人芝居でこれだけわくわくしたのは初めてです。あと,この日のアフタトークは脚本の三宅信行,これも楽しく拝見しました。

ワールドエンド、スーパースター。
劇団エリザベス
タイニイアリス(東京都)
2011/06/09 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★
あらゆる意味で刺激的。
新進気鋭の劇作家k.r.Arry氏と、実力派劇団チャリT企画の楢原拓氏がタッグを組んだというだけで興味を引かれた。
期待通り、謎が謎を呼ぶストーリー展開はわくわくさせられるものだった。しかし、、、後はネタばれで。

僕の友だち
劇想からまわりえっちゃん
大阪芸術大学8-43教室(大阪府)
2011/06/09 (木) ~ 2011/06/09 (木)公演終了
満足度★★★★★
感動しました。
最初ふざけてると思いきやどんどん引き込まれてなにかはわけど心残りました。ジーンと。後半からどっときました。うまいー。前座もめっちゃ面白かったです。
http://youtube.com/v/jlgmywzeoku
Youtube に動画があるので見逃した方は是非。

一輪の、華をはなむけ・手向けることも赦されず★無事終演。ご来場どうもです。
劇団ING進行形
タイニイアリス(東京都)
2011/06/09 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★
意欲を感じる作品
久々のオリジナルですから勢いがあったと思います!内容は少々難解でありましたが、後を引く感じが観劇後に残りました。ダンスも迫力もまして、赤い衣装を着た役者の殺陣も斬新でした。残りの公演も怪我なく無事終演出来るよう祈っています。

最後から2番目の歌
マーブル局
いわてアートサポートセンター・風のスタジオ(岩手県)
2011/06/22 (水) ~ 2011/06/25 (土)公演終了
迷ってる方はぜひ!
マイク刑事の、設定、好きです。
マーブル局さん(中村剛造さん作)のお話を見るのは二回目ですが、方向性が固まってきたのかな?とか、ふと思いました。
いろんな意味で、オーソドックスを壊す、ずらす?わかんないけど、そういう、志のようなもの、強く感じました。
多彩な役者陣、まさに「マーブル」。
おばあちゃんが、かわいいかったです。

一輪の、華をはなむけ・手向けることも赦されず★無事終演。ご来場どうもです。
劇団ING進行形
タイニイアリス(東京都)
2011/06/09 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★
斬新な演出に魅力あり
タップのようなセリフに踊りのような動きが加わって独特の世界が表現される。そういったシーンが何箇所かあったが面白かった。役者の動きがいい。
あの部分をうまく広げていくとこの劇団の独自の演劇が生まれてくるかもしれない。

クッキング!VOL. 02
とくお組
牛込箪笥区民ホール(東京都)
2011/06/18 (土) ~ 2011/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
とくお組だからこそ
今回も最高だった。実力がないと絶対あんなことできない!!
「クッキング Vol.2」ということで、Vol.1 はさかのぼること2年前。
最初は面白すぎて「こんなに面白いことがアドリブなわけがない」と疑ったけれど、友人が投稿したお題が演じられた時に「本当に即興なんだ…すごい!」と感動したのを覚えてる。
あれから2年経って、やっと生でクッキング!が観れた。。
変わらず、たくさんの笑顔が咲いてた。
そして、改めて「あー、とくお組が好きだなー」と、しみじみ自分の中で再認識した。
演技、いい。本当に。
個々の味も濃いし、色も濃いのに、調和されてる。そんな感じ。←かなり抽象的。
恥じらいや、ためらいがなく、
相撲を演じ、天狗を演じ、侍を演じ、女を演じる。
勢いがあって、思い切りがあって、気持ち悪くて(笑)
観ている側には、清々しい感動がこみ上げてくる。
全体的に本折さんの終わり方が好きだった。堀田さんも頭の回転早すぎだし、柴田さんも世界観を作るのが上手いし、篠崎さんは勢いがすごいし、鈴木さんはキレッキレ!
既にVol.3にも期待!!北川さん含めたクッキング!がもう一度みたいなぁ。

確率論 【コロブチカ「2」は、6/28~7/3@SPACE雑遊にて】
岡田あがさ×須貝英
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2011/06/21 (火) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

そう、みじかよ
green flowers
荻窪小劇場(東京都)
2011/06/18 (土) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

NOISES OFF/ノイゼス オフ【俳優の怪我により25日夜、26日の公演中止】
シーエイティプロデュース
あうるすぽっと(東京都)
2011/06/09 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しめた。
よくぞあのスピードで、しかもセリフを間違えずに進めることができるもんだ!観てよかった!!早口のためセリフが聞き取りにくい箇所があったのは残念。

標本
乞局
リトルモア地下(東京都)
2011/06/22 (水) ~ 2011/06/30 (木)公演終了
満足度★★★★
プレビュー拝見
面白かった~。虫がテーマの短編集は乞局らしい粘着質な不気味さ。意味不明な設定の男女の物語は唐突かつエロティックで刺激的。毎度ながら役者さんは妙技合戦。私は「蜻蛉」が一番好きです。

異説 疾風維新伝 ~龍馬と駆け抜けた四日間~
pure cross
萬劇場(東京都)
2011/06/17 (金) ~ 2011/06/19 (日)公演終了
満足度★
期待はずれ
初日のマチネを観ました。
はっきり言って、すべてにおいて経験不足な舞台でした。
スタッフの対応も、キャストの演技も段取りも不手際が多かったです。
声の出し方ひとつとっても学芸会並で、沖田役の緑川睦くんと中岡役の武居さん以外はいまひとつ声が通らず、台詞が聞こえなかったです。
更に役者よりも前で演奏するバンド。
その爆音でキャストの声がまったく聞こえない始末。
バンドの演奏も調整が悪く、ボーカルの声は聞こえず。
ロックバンドとのコラボということでしたが、終わってみれはLIVEの合間にこま切れのお芝居を観た。そんな印象を受けました。
お金をとって興行を打つのならもっと勉強が必要かもしれないですね。
なにしろ大きく期待を裏切られる結果になったのが残念です。

ストレート・ミーツ・カーブ
てにどう
シアター711(東京都)
2011/06/22 (水) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★
期待して行ったが、私にはイマイチで・・・
宇宙船ものでした。4日前にも宇宙船ものを見ているし、結構多いのかな?
で、観劇後の印象としても、なんかイマイチ系の芝居に、
最近よく申しているような言葉がそのまま使えそうなのが残念なところです。
つまり・・・

そう、みじかよ
green flowers
荻窪小劇場(東京都)
2011/06/18 (土) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★
ジワーッと感じる何か、がもっとほしかった
高評価の方が多い中で恐縮ですが・・・。
>気合い十分でグリフラがお届けするのはなんてことのない家族の話。
とあるとおりで、たしかによくある通夜の話でした。
で、もちろん、何気ない日常の小さな機微を表現していくことが悪いわけではない。
なにしろ、チェーホフでさえ、存命中は「何が言いたいのかよく分からない」と言われたし、
日本文学でも「第三の新人」(ちょっと古いかな?)なんていう人たちが、
やはり平凡な日常を書き綴ったりしていたし・・・。
ただ、こういう作品は、一見何が言いたいのか分からないようでも、
観終った、あるいは読み終わった後、ジワーッと感じる何かが残るのですよね。
私がイマイチと思ったところは、そこまで深い感銘を受けなかったことがまず1つ。

A Vital Sign -ただちに犬-
劇団どくんご
井の頭公園 西園 ジブリ美術館裏(吉祥寺)(東京都)
2011/06/16 (木) ~ 2011/06/20 (月)公演終了
満足度★★★
旅回り一座だったり、見せ物としての役者だったりの、「哀愁」を全力で演じるテント芝居
どくんごは、その存在を知ってから、とても気になっていた。
ほかの老舗テント芝居とは違う感じがしたのと、音楽がある、ということに惹かれたからだ。
しかし、実際のところ、テント芝居とは、なぜか相性があまり良くない。

気分屋
劇団あおきりみかん
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2011/06/17 (金) ~ 2011/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★
物語が玉突きのように転がり、収束していく様はお見事
面白い戯曲だと思った。構成力がいい。
とは言え、テクニックに走るだけではなく、演出での面白さ、役者が演じることによって生まれる面白さも十分にあった。

きょうの日は
コメディユニット磯川家
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2011/06/15 (水) ~ 2011/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★
楽日に二回
千秋楽の日に、昼と夜二回観てきました。
初日明けてからの評判は上々。
そして同時に、初日は噛みまくりだったという話もちらちら。
さて、わたしが観る回はいかがなものか?という。
昼公演は、パーフェクト。
前回公演が初磯川家でしたが、今回のお話もめっちゃ笑えて楽しくて、人情あふれてほっこり暖かい、しあわせなお話でした。
とても良かった!
まだ東京公演が残っているので、詳細な感想はまた東京公演が終わってからになりますが・・・。
前半詰め込みすぎで、後半暗転につぐ暗転急いで話をまとめたかのような印象があり、ちょっと全体的な配分のバランスは悪い気がしましたが。
観て損のない舞台です。
東京公演は、またいろいろ変わってくるのでしょう。
また楽日に二回観てきます。楽しみ。