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不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

テアトルBONBON(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

4日間
不都合だらけで、作家さん方は、ご苦労様でした。客側としては、違う魅力の4作家さんの謎も展開も、面白かったです。ラストの野坂さん、又波乱おこしても、やや力ずく?でもまとめる上手さが、光ってました。喫茶店の美術、良かったです。店の雰囲気を創る、壁の棚の細かい小道具や、窓から見える外の感じや、差し込む光等、とても良かったです。

ネタバレBOX

1日目、いろんな謎が見え隠れ、どうなるのか?のワクワク感と期待。

2日目、謎が見えてきそうで増えたような?トイレのドアノブ壊れちゃった騒動には、笑った。

3日目、又、謎と陰が増えたような?明日、閉店できるのであろうか、不安。

4日目、離婚成立させる為の作戦が崩れて、それから、無理矢理のようでも、どうにかする作戦には、かなり笑っちゃいました。

渡辺裕也さん、ワダタワーさんが、特に良かったです。
おもいのまま

おもいのまま

トライアングルCプロジェクト

あうるすぽっと(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/13 (水)公演終了

満足度★★★

どう言ったら上手く伝わるのか…
一幕と二幕反復芝居。もちろん結末は違うけど。

様々な選択肢の中から現実を受け止め、無意識の中、気をしっかりして見ないとアフロ記者達の行動に巻き込まれそう。
レイトショー映画見た様な怖じ気もあったが、それまでの緊張した空気とは対比する様な笑わせる行動で幾分空気が変わって、ちょっと楽になった。
硬派だけど根底はシンプルな舞台。
見終わった後、曇り空の中から木漏れ日が見えた様な気分だった。

ネタバレBOX

あの時の選択をこうしていれば、もっと人生変わった生き方をしていたのかもと、ふつふつ思う事が出てきたのは自分も齢を取った証拠なのだろう。まあ、賢かったか、愚かだったかの選択の葛藤は今後も出てくるだろうけど、そんな事はもっと先に考えればいいか。

チラシ紹介文の通り物語は進み、記者2人の登場で夫婦2人の築き上げてきた状況が一変する。実子の死亡原因は事故か事件か。事件なら誰が殺したのか。これに目を付けたのがスクープ連発していた記者2人。違法スレスレで執拗に調べまくった結果、虐待を疑いその証拠を探るべく、かなり手荒い方法で夫婦の家に土足で入り込みエグるように証拠を探して行くが次第にエスカレートしていき…。

もー、暴力を受けているときの佐野さんの表情と悶絶具合がほんと痛そうで、思わず顔を背けたくなる。で、ほぼ縛られっぱなしのえりさんと佐野さん。前半と後半の夫の趣味が発見された時の、2人の感情が何とも…特に後半、夫の性癖に対する妻の吐露の状況はちょっと気まずいけど笑えた。
縄抜けの術は今後、幅広い意味で生きる過程にいかしたい。・・いかせるかな・・?

記者の2人は前半と後半、どちらもアフロで!イニシアチブを取るけど、快楽と本音と欲望が大部分を占めてるように見え、スレスレで生きてるような感じだけど、それで満足なんだろうな。非道だけど。
後半の選択に、爽やかではないけどそれまでの不快感は消えた。

これからの夫婦2人の日常生活が平穏でいけばいいなと思ったが、大変なんだろうな。えりさんの優しく前向きな表情が印象的。
物語全体を幼子の声が響き渡り、知らぬ間に何かに操られていた様な気分だった。
不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

テアトルBONBON(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

お祭りだ〜
当然同じ舞台設定で同じ登場人物なのに、毎日こんなに雰囲気が変わるのかっっっていう4日間を一日ずつ4人の脚本家が書く話。脚本家もすごいし、役者もすごい。物語を盛り上げつつ、でも各劇団のカラーが出てました。脚本家同士のパスの出し合いで、急に物語が進んだり、脱線したり、先が全然読めないままクライマックスまで楽しみました。笑いあり、緊張あり、シチュエーションコメディって楽しいなって思えるお祭り公演でした。爽やかに物語が始まり、徐々に笑いが高まり、えっと驚く急展開で、終盤はドキドキしながら幕が降りる。違う作家さん達のパスを、ちゃんと伏線にしてゴールを決める野坂さんの作るラストで、スカッとさせてもらいました。

似非紳士

似非紳士

Unit Blueju

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★★★

多彩な感じで楽しめました。
役者、個人個人への演出がちゃんとなされていて、役者は各自、得意なとこを発揮してたと思います。芝居、生演奏、衣装に歌!歌、すばらしいと思いました、聴き聞き惚れました。衣装、華やかでした。ピアノ、の音色に贅沢を感じました。劇、ただ、暗転は多いですね・・・。題字、かっこ良いです。

亜門版『太平洋序曲』

亜門版『太平洋序曲』

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2011/06/17 (金) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

驚くべき進化を遂げた再演舞台
50年以上、演劇を観て来ましたが、大方の場合、初演以上の再演舞台ってあまり出会ったことがないのです。

でも、この舞台は、違いました。衝撃的な程、練り上げられ、進化した再演舞台で、何度も、歓喜して胸熱くなる思いがしました。

まず、何と言っても、今回の舞台は、キャスティングが絶妙!
実は、かなり懸念していた八嶋さんが、物凄く好演されていました。

ナレーターの桂米團治さんも、口跡は良いし、滑舌も良いし、歌もそれなりに歌えて、見目麗しく、申し分ない水先案内振りでした。

ベテランや、若手の実力派ミュージカル俳優が揃って、初演とは比べようもない程、クオリテイアップ。

また、舞台運びも、一段と亜門流になって、作劇意図がより鮮明になったようです。

これは、本当に、遠い横浜まで、足を運んだ甲斐がありました。

「ベガーズ・オペラ」の初演で見初めた原田優一さんが、大舞台をたくさん経験されて、素敵な素敵な実力派ミュージカルスターに成長されていて、これが一番嬉しかったかも。(美形お小姓も、木に登る少年も、水兵も、皆それぞれ、役が光輝き素敵でした。)

今や、演劇を愛する数少ないプロの劇評家のお一人だと、私が感じる扇田さんが、花道の役者さんの出を嬉しげに見つめる目を見て、こちらまで、頬が緩みました。

ソンドハイムの楽曲は、いつも、心の内を表すかのような不協和音で、心をざわつかせ、観客でさえも、疲れる部分もあるのですが、でも、見えない巨大な存在が、ジワジワと忍び寄ってくるような緊迫感がうまく表現された脚本であり、楽曲であることをいつも痛感します。
そのことをきちんと心得た亜門さんの演出が、この芝居を見事に、舞台上に昇華させていて、小気味良い思いがしました。

ネタバレBOX

初演時より、ずっと、描きたいものが明確になった舞台構成でした。

八嶋さんと山本さんの参加が、舞台に、笑いの要素も加えて、以前は、やや単調に感じたり、冗長に感じた部分に、メリハリをつけ、終始、適度の緊張感の中で、舞台に意識が釘づけにされました。

戸井さん、畠中さんのお二人の、静かな和楽器演奏による歌のハーモニーの美しいこと!
出番は少ないながら、きっちり印象づける麻乃さんの存在感。

昔昔から注目していたアンサンブルの役者さん達も、それぞれ、手堅い演技で、卒がなく、これだけの適材適所の配役をした亜門さんの才気にも改めて目を見張りました。原田さん、岡田さん、石井さんの若手3人による水兵の歌う歌は、唯一、この作品の中で、美しいメロディの楽曲で、心地良い歌声を堪能しました。

2幕の冒頭の、外国司令官達の入国シーンは、初演より、エンタメ性が勝れ、この場面が終った時の観客の素直な反応が、まるで、制作者サイドの人間のように、私にも嬉しく感じられました。

殺陣のシーンで、畠中さんにお気の毒なアクシデントがありましたが、それも、役者としての好判断が幸いし、より、畠中さんの株を上げたようにも思います。

最後の場面では、今の状況下の日本までが焙り出され、9・11や3・11以後の、私達の有り方も含めて考えさせられる結末となりました。
最後の八嶋さんと麻乃さんの登場、それに被る桂さんの台詞に、急に、感情がこみ上げて、嗚咽しそうになる自分がいました。

余談ですが、今から30年程前、私が唯一賞と名の付くものを頂いた時、私の拙作シナリオをリーディングして下さった田山さんが、素敵なベテラン役者さんになられていて、感慨無量でした。

この舞台なら、もう一度、トニー賞にノミネートされ、今度こそ、賞を取れるのではないかと、心底思いました。

亜門さん、再トライして下さらないかしら?
閻魔堂コロシアム

閻魔堂コロシアム

サイバー∴サイコロジック

OFF OFFシアター(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

妄想のレベルはさらにアップ
ニクソンが失脚後に密かに日本に来て予備校の先生になっていた前作を超える大スケール!ここ以上に奇想天外な陰謀論をでっちあげる劇団はないでしょう。次作が超楽しみ。

閻魔様が時々チャーミングでした♡

ネタバレBOX

地球を征服しようとする異星人が日本人の宗教観まで考えてる設定にしたことで、笑いの向こうに深遠さが垣間見えた。
島式振動器官

島式振動器官

重力/Note

上野ストアハウス(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

感性が問われる芝居!!
とても良い時間を過ごせた!!
こういう芝居を観れたことは、私には有意義であった。
最初から最後まで、目が離せなかった。
私たちは通常頭でストーリーを理解して芝居を観劇するが、そういう類の芝居ではない。感性が問われる芝居である。
はっきり言って、内容は理解できない面が多い。
なので、観劇初心者にはオススメできない。
「観劇経験の多い方」や「芝居関係者」にオススメしたい!!
独特の世界感を体験できる。
あとはネタバレで。

ネタバレBOX

芝居観劇後、当公演の「演出家の鹿島将介さん」と「劇作家の柴幸男さん」のトークショーでの会話。
「松田正隆さんの原作を着色しているわけではなく、原作がそもそもこういった世界である。我々も理解できない面がある」。へえ、そうなんだ。
「最近の20代のラップ音楽は、音楽のリズムの良いところで日本語を切っている。だから日本語なのに、1回聴いただけでは意味がわかりにくい。それに似たような感じである」というようなことを述べていた。
なるほど、なるほど、確かにそんな感じだ(笑)。
これは観劇しないと分からない世界感である。
5分だけあげる(終幕御礼・御感想お待ちしています。次回公演は2012年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭参加決定)

5分だけあげる(終幕御礼・御感想お待ちしています。次回公演は2012年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭参加決定)

MU

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/06/28 (火) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★★★

ボレロ♪
教師、爆弾とくると「告白」を連想。目の前にある恐怖を消してしまうのか、恐いとしりつつ笑顔を引きつらせ付き合っていくのか?「便所の落書き」を消すにはナニが必要か考えてみる。

5分だけあげる(終幕御礼・御感想お待ちしています。次回公演は2012年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭参加決定)

5分だけあげる(終幕御礼・御感想お待ちしています。次回公演は2012年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭参加決定)

MU

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/06/28 (火) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★★

人間ってみんな狂っているの?
舞台は小学校。
でも小学校が舞台のこども向けなほのぼの楽しい雰囲気とは全く違う、暗く、ブラックでゾッとするブルっとするそんな大人な芝居。
担任、副担任、生徒、親。全てがこの舞台では狂っている。まともな人間なんて一人もいない。
だけれど、違和感がない。この舞台が社会の縮図だからか?
そう思うと怖い。
そしてその世界をぶっこわそうとする担任。こいつが一番狂っている。
ぶるぶるきます。
そんなことを終わってから5分考えてみた。
でも、僕の中では舞台が小学校というのは違和感でしかなかった。うーん。

島式振動器官

島式振動器官

重力/Note

上野ストアハウス(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

興味深い
マレビトに興味があり、ちらしも興味深かったこの作品
入りはそこでしたが、なんとも音楽的な構成と能や宗教音楽に近い演出が面白かった

役者さんの声の音色も私は好きな音だったせいか

他の作品もみてみたい

副都心線ラプソディー

副都心線ラプソディー

ポリタン煉瓦亭

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

少し心優しくなって!
探偵さんを心配したお姉さん的存在の同級生の優しさがいいですね。

ネタバレBOX

兄思いの妹が、兄に恋人ができてどこかへ行ったことに心が傷み、兄の情報収集も兼ねて探偵事務所を開業。大学もやめようかなと思っているところへ、社会人から学生になった同級生が何度も訪ねて来てくれて他愛無い話をしているうちに復学する気持ちに変化するというお話。

最初、子供が…って聞こえたような気もしたものの、うーん、同級生にしてはちょっと無理があるんじゃないかなと考えていましたが、社会人を経て学生になったということを知って安心しました。急遽参戦とあったように、アテ書き故にこういう設定にせざるを得なかったのかなとも思いますが、歳の差がかえって説得力を生んだように思います。

縄を用意しようと思っても次の日には忘れているのがゴドーの彼ら、探偵の彼女にも新しい明日が来そうでホッとしました。

ところで、彼女の名前がなぜ東高円寺かは知りませんが、少なくとも黄土色がかった茶色と言いますか、副都心線色の服装だったことは確かでした!
副都心線ラプソディー

副都心線ラプソディー

ポリタン煉瓦亭

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

6月30日(木)S
なんだか格好つけすぎてやしないかい?

似非紳士

似非紳士

Unit Blueju

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★★

評価の分かれる公演!
個人的には楽しめた!公演時間は2時間。
観劇中から、これは評価が分かれる公演だと思った。
芝居として内容、役者陣の演技だけなら、正直、あまり評価はできない。
ただし、エンターテイメントとしての角度からなら評価は変わる。
観客を飽きさせない工夫が満載であるから。
生のピアノ演奏、芝居(ときにはコント?)、映像、踊り等。
普段芝居をあまり観劇していない方、観劇中にうっかり眠ってしまう方(笑)、デートのカップル、女性同士のお酒前のエンターテイメントとしてはオススメできる。
逆に小劇場の芝居の観劇が多い、芝居重視の方にはオススできない。
あとはネタバレで。

ネタバレBOX

全ての出演者にスポットがあたる構成は、なかなか見事だと思った。
ミュージカル仕立てにして、各々が歌う場面を設定。
小劇場の芝居を観劇していると、「これは出演者のための発表会?」と思ってしまうことが多い。無理やりな構成という感じがし、ムダに芝居時間が長くなったり、ムダなセリフが増えたり。
だけど、この公演だとエンターテイメントが前面に出ているため、それを自然に演出しているし、歌は皆さん、なかなか練習したな!って感じがした。値段からしても及第点はいってます(笑)
【すくすく】

【すくすく】

タテヨコ企画

吉祥寺シアター(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★

次回公演に期待したい!
残念ながら、今公演は私の好みではなかった。
あくまで個人的な感想なので、他のレビューの感想も参考にして下さい。
劇中、さまざまなエピソードが出てくるのだが、全てが中途半端に感じた。
あまり笑えなかったし、感動もできなかった。。
役者陣はなかなかの顔ぶれなのだが・・・。
ただ、ハマカワフミエさんのファンにはオススメしたい。
公演中(1時間50分)、ほとんど出演していた印象なので(笑)。
劇団初見であったが、第22回公演という点、吉祥寺シアターでの公演、役者陣の顔ぶれから、実力ある劇団なのだと思う。次回公演に期待したい。
あとはネタバレで。

ネタバレBOX

<全体的な感想>
もっと小さな劇場で、役者の人数も絞った方が良い内容に感じた。
役者陣が走り回り(ムダに感じてしまった)、落ち着かない印象だった。
あと、練習した成果として、「すくすく」を時間を取って、上演して欲しかった。
<個別の感想:特に印象に残った点>
・ハマカワさんのエピソードで母親との確執を描いていたが、確執理由は分かったが、描かれ方が丁寧でもなく、また深掘りもされていなかった印象。
・すくすくの脚本を書いた女性と練習に参加しない女性のケンカのシーン。
役者さんは一生懸命でなかなか好演しているであるが、何回も同じような場面があり、しつこく感じてしまった。
似非紳士

似非紳士

Unit Blueju

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★

本の構成が甘い
客席に空席が目立つ。
便利屋を舞台に繰り広げられる人情もの。
一行で説明が言えるほど良くある話だ。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

たぶん物語をコメディとして立ち上げコミカルな中にも人情味溢れる舞台にしたかったはずだ。更に解りやすくするために映像を駆使し、日本舞踊と洋舞と歌を取り入れてエンターテイメントを前面に押し出し、ピアノの生演奏で観客の情緒を引き出し、楽しくほろ苦い芝居を作りたかったはずだ。

しかし、コメディとしてはもう一歩。観客からの笑いは起こらず、ギャグネタのセンスもイマイチ。また川久保が歌ってる横でキャストが休んじゃってるし、全体的に舞台を上手く使っていない空間がひどく気になった。

またキャストらの演技力がすこ~し欠けていて、目が泳いじゃってるキャストもいたりして、観ていて気の毒な感じがした。ミュージカルというより音楽劇で芝居と歌の導入の繋ぎがギクシャクしていたからか、全体的に中途半端な舞台だった。もうちょっとテンポとリズムが欲しかったのと物語が短絡的すぎて、もう一歩、突き抜ける件が欲しかった。

役者では小俣彩貴が動物的感が鋭いのか観客の空気を読んで引いてるときは自分もさっさと演じて間を長引かせず状況に応じた変化のある演技を見せていたように思う。主役級の二人の演技力をもうちょっと磨かないと致命的かもしれない。
「100万回生きたねこ」リーディング発表会

「100万回生きたねこ」リーディング発表会

ホリプロ

水天宮ピット・大スタジオ(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/06/30 (木)公演終了

満足度★★★★

リーディングとしての楽しさがあって・・・
3人の台本と演出ということで
流れに少々のデコボコは感じましたが、
一応物語を知っていても
その世界にすらっと取り込まれることができました。

でも、この発表会の本来の目的であるミュージカル化への足がかりという意味では、いろいろと課題もあるように思いました。

ネタバレBOX

一つずつのシーンはよく出来ていて
ホリプロ・FUKAIPRODUCE羽衣、柿喰う客の役者達の持ち味も
それぞれに生きる・・・。

よしんばそれがプロトタイプであっても
観ていておもしろさをしっかりと感じることができました。

でも、それがミュージカルにどう発展するかといわれると
なにか喰い足りない気がする。

なんというか、大向こうが唸るような底力がないというか、
とても原作を尊重したつくりの舞台だなぁとおもってしまう。

ミュージカル的なパフォーマンスを期待させるような
シーンの匂いやつくりが
どこか地味に感じられることが
少々残念ではありました。
十字路と絵本(終演いたしました!ご来場誠にありがとうございました。祝!!2011年上半期シアターシャイン演劇奨励賞を受賞しました!)

十字路と絵本(終演いたしました!ご来場誠にありがとうございました。祝!!2011年上半期シアターシャイン演劇奨励賞を受賞しました!)

tYphoon一家 (たいふーんいっか)

シアターシャイン(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

無題31
上期最終日は、シアターシャイン(2回目)。南口を出て商店街を歩きます。さすがにもう絵本は読まないのですが、今日は3つの寓話。舞台は絵本を開いたよう。三日月、太陽には顔があり、床は挿絵でしょうか、絵と文字が描かれています。初日だからか、お客さんの層が少し違うようです(印象ですけど)。悩める女性と魔法使い(魔女?)。叶えてほしい願いと交換するのは「大切なもの」。

ネタバレBOX

そこは十字路、願いをひとつだけ叶えてくれる場所、進むのか戻るのか決めるところ。その代償は、魂ではなく、大切な「物」。女性は何を願うか決められず、魔法使いは、3つのお話を語って聞かせます。「嘘と踊るソナタ」「幸せな日々」「彼女から遠く離れて」。ずいぶん作風が違うなと思ってみていましたが、作者が3人なんですね。

役者さんたち、変わったメイクしてますね。これは絵本の中のお話だから?願いの代償は、ヴァイオリンやノートだったりするけど、ホントはそうじゃない、というのがわかりやすく演じられています。

1話目、もう少しテンポをあげたほうがいいと思いますし、下半身をさらし続けるのはどうかな…。
エアコンが4台だったか、かなり音がするので気になりました。
「2」

「2」

コロブチカ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/06/28 (火) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

怖かった
【sweet motion】は好みじゃなかったのか、イマイチ楽しめなかった。
【グッドフェローズ】は、じわじわくる怖さ。暗転前の一瞬にドッキリさせられた。
【来週は桶狭間の合戦】二人のやりとりに爆笑。コロさん歌上手すぎ。

確率論 【コロブチカ「2」は、6/28~7/3@SPACE雑遊にて】

確率論 【コロブチカ「2」は、6/28~7/3@SPACE雑遊にて】

岡田あがさ×須貝英

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/06/21 (火) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
黒い空間に黒ずくめの衣装のお二人。
岡田さんはもちろん、須貝さんがいつもより3割増くらいかっこよく見えた!
数学的なお話はやっぱり難しくて、全部は理解できませんでした・・・。

いのち ~フル~

いのち ~フル~

サンハロンシアター

ザ・ポケット(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★

臨場感があり
臓器移植問題にとある事件を絡ませた緻密に構成された筋書きに期待感が高まりました。

ネタバレBOX

自殺未遂の少年が病院に運び込まれ、脳死になろうとしていることから、関係者、医師、臓器移植コーディネーターが絡んで臓器移植の検討に入り、さらには過去の誘拐事件との関係性が疑われ佳境に入っていきましたが、そもそもどうなんだろうと思いました。

もしかして少年はコンビニ経営者の息子であるかもしれないという重要な事実が判明したのに、医師がDNA検査を行わなおうとしないのが不思議でした。そこが解決されなければ、臓器提供の話は始まらないような気がします。

酒蔵の方は厄介払いという気持ちが強いので、医療関係者の言うがままです。コンビニの方は、たとえ本当の肉親だとしても一緒に暮らしたことが無いので判断はできかねます。

このケースは初めから臓器移植には不適切でした。

本来、少年の身体に傷を付け、臓器を摘出することについて、家族が悩み、中止するのか、あるいは移植に踏み切るのか、そういったことが描かれて然るべきだと思うのですが、臓器の提供を待っている患者さんの立場に立ちすぎて少し目が曇ってしまった女医と、脳死が想定されれば無条件に動いてしまう若手臓器移植コーディネーターの暴走だけが目立っていました。

そして刑事も怠慢でした。誘拐事件の解決のためにDNA検査で親子関係を調べようともしませんでした。残念です。

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