最新の観てきた!クチコミ一覧

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黄色い叫び(再演)

黄色い叫び(再演)

中津留章仁Lovers

タイニイアリス(東京都)

2011/07/21 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★

みた
前半は臨場感があった。後半に進むにつれ、

ネタバレBOX

人物造型が薄っぺらになっていった気がした。
やたら物分かりがよくなり、解決まで時間がかかりそうな問題が都合よく収まり出し、せりふはプロパガンダ色を強めていった。時間の長さも相まって、最後の主人公のせりふで決定的に萎えた。
前半と後半、同じ人が書いたとは思えないような違和感が残った。
愛・王子博

愛・王子博

INUTOKUSHI

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

インモラルvs世界
初犬と串。100分。

ネタというか風刺のオンパレード。んでシモ全開。
仕事帰りに観て元気が湧いてきた。

役者は藤尾姦太郎が一番良かった。

ネタバレBOX

亀田一家、AC、仁、涯、AKB商法、ミヤザキハヤオ、市橋達也、アニータ、ジャニーズ、ダッシュ村、原発事故‥などなどあげればキリがないほどに豊富なネタ(下ネタ含む)がぎっしり詰っていて笑える。中盤ウンザリするくらい。でも、ACフィールドのネタはとても面白かった。

ラスボス「google」(この設定も○)にエロ画像でつられる面々が、対抗するため脱いでからが公演の見せ場か。
チンチン丸出しで踊る面々になぜかやられるgoogle。画像検索しなくても、(チケット買えば)俺らが裸を見せてやるといわんばかりの意気込みがあった。もちろん女性は全裸じゃないけど。
フルチンダンスもなかなか絵的な面白さがあって良い。地上から続いた絵画がここに通じていたのかと。

世の中(今の日本)の閉塞感をおちょくるような内容のせいかな、観劇後スッキリした心持ちになった。面白かった。チンチンダンスは女性は見たくないかもしれないけど。
昆虫系[改訂版]

昆虫系[改訂版]

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/08/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題64
初日です、満席ですね。1時間35分という案内がありました。最前列はかなり窮屈です、座布団も薄めで、両隣密着状態。1人分くらいは外したほうがありがたいです。お話そのものが緊張を迫られるものでしたし、せめてお尻には楽をさせたほうがいいかと思います。横いっぱいにセットを組んでいるので下手の場面は少し見にくいです(私はほぼ真ん中)。体重計の場面は全くみえず。2/3くらいの幅で十分だったと思います。開場するとなにか雑踏のような音が聞こえてきます。始まって明るくなると下手、窓が開いていて、ここからお店の外の音が聞こえてくるという設定なんですね、感心しました。第2回公演「不滅」に続いての観劇。

ネタバレBOX

暗転、激しく争っているような音…明るくなって見えるのは…(以下、劇場でご確認を)。ショッキングなシーンで始まりますが、みなどこか病的な登場人物たち。かなり痛い演技が続きます。その中で、カイバラ(平山さん)だけは最後まで静かな演技。伏し目がちだけど固い意思(諦め?)が伝わってきます。舞台セットもよくできています。最後、挨拶は平山さんだけ。今日も前回作品のDVDを買ってしまいました。

追記:「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う(保険金→殺人)」「冷たい熱帯魚(猟奇殺人事件)」を思いだしました。
モンモンハウス

モンモンハウス

ボタタナエラー

「劇」小劇場(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

愛・王子博

愛・王子博

INUTOKUSHI

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

犬と串恐るべし!
初進出の王子小劇場で犬と串魂を感じさせてくれる圧倒的な公演だった。照明、舞台美術、音響、衣装、そして鍛えられた役者の演技とどれをとっても素晴らしかった。そしてなにより作演出のモラル氏の奔放な才能に恐れ入った。

ここまでやるかというのが正直な感想。一般人の常識を超えるものを用意してくれている。賛否両論かもしれないが、そのチャレンジ精神も含めて感動した。

犬と串恐るべしだ。

リタルダンド

リタルダンド

キューブ

PARCO劇場(東京都)

2011/07/15 (金) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★

出来た妻と優しい部下達
題材が病気ものはどうしても泣かせる展開になるのはわかっているんだけど、はい、案の定いろいろと泣けました。でも、なんかあっさりとした仕上がりで幕締め。
鋼太郎さんが病に冒されて行く姿がよりリアル。
高橋さんの選ばれなかった方の女の生き方にちょっと同情。
同じ境遇の立場に居る人はまた違った感想になると思うんですが、いろいろ考えせられました。

パルコよりル・テ銀とかで上演した方が良かったんではないかなと、いらん心配してしまった。

ネタバレBOX

全員、歌声も演技も良かったのですが、音楽劇と銘打っている割にあまり歌うシーンが少なかったような…。
献身的に支える妻、夫の病状について妹の先行きを心配しその行動が妹を困らせてしまう兄、亡き妻との息子との葛藤、仕事と病状について戸惑うけど理解を示す部下、拒否反応はあるものの世話を焼く後輩。
重箱の隅を突けば限りないけど、それぞれがみんな良い人だった。

人の気持ちがそっと寄り添えあえる話。
黄色い叫び(再演)

黄色い叫び(再演)

中津留章仁Lovers

タイニイアリス(東京都)

2011/07/21 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

色々な感じ方ができる作品
今年の4月にワーサルシアターで上演されたものの再演です。あの震災後では賛否両論あったのかもしれませんね。

東北の過疎化が進むとある田舎町の公民館の2階で繰り広げられる"青年団"の物語。

前半は会話劇というような感じで進みますが、マスコミや新聞などでは決してとりあげられない 被災地の人々の本音が表現されています。

そしてその被災地でも被災した者とそうでない者との感じ方の違いなどもあることなど・・

何が正しくて何が間違っているのか!? それは結論としては出てきませんが、人間のエゴというものが見え隠れするのは 中津留さんならではなのかな。

後半は台風という設定のなかロウソクと懐中電灯だけでの芝居、リアリティがありました。

ただ、中津留作品なら もう少し 天災を受けた側とそうでない側の意見を 決め付けても良かったのではないかなぁ・・ そんな気がしました。

上演時間は2時間20分、実に濃密な空気感のなか 笑いはゼロのお芝居ですが、堪能しました。。

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

演劇ユニットG.com

劇場MOMO(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

どこか今の日本と…
今の迷走中の日本と重なるシーンがたくさんありました。
音楽と効果音がとても良かったです。

ネタバレBOX

重苦しいテーマの中、ハッピーエンドではないですが、まだまだ大きな希望があるような終わり方でホッとしました。
突発公演 Calc

突発公演 Calc

劇団芝生

北池袋 新生館シアター(東京都)

2011/07/22 (金) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★

両極端
サスペンスとコメディ、違和感なく観れました。
ただ、せっかくの2本立てなので、多少のリンクがあったらよかったのかな!?と、思いました。(例えば、何人かの配役が同じとか)

【公演終了!次回公演は12月!!ザムザ阿佐谷!!】鋼鉄の処女

【公演終了!次回公演は12月!!ザムザ阿佐谷!!】鋼鉄の処女

劇団鋼鉄村松

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/07/22 (金) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★

ただ単純に楽しめて・・・
ホントただ単純に楽しめて面白かったですよ。時代考証や正史なんて関係ない。観客に楽しんでもらおうって姿勢が好感です。バカバカしさや戦闘シーンのちゃちさなんかも考えてのことでしょう。肩肘張らずに,笑って観ていることが出来ました。劇団鋼鉄村松の本領発揮ですかね。私には十分良かった芝居でした。

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

演劇ユニットG.com

劇場MOMO(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

ドラマ化してもいいかも。
2時間があっという間でした。SFもいいもんです。
本がいいのかなぁ。菊池さん良かったなぁ。ボクが男の人褒めるのめずらしいことですが。。。
実験都市とは!

ダンスがみたい!13

ダンスがみたい!13

「ダンスがみたい!」実行委員会

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2011/07/19 (火) ~ 2011/08/03 (水)公演終了

満足度★★★★

富野幸緒
3作を乱暴にもそれぞれ一言にて。Befreiung 2011:心理描写。ユキオとチアキ~さよならムーンライト~:抒情。Quartetto in presto agitato:緻密。作品の幅が広い。2作目は、セッションハウスではセッションハウスを映像で使っていたので、die pratze向けに撮り直していた、駅が違えば駅から撮り直し?

風を継ぐ者

風を継ぐ者

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2009/07/11 (土) ~ 2009/08/09 (日)公演終了

満足度★★★

キャラメルの時代劇!
キャラメルボックスは特に好きな劇団である。
観劇した後、元気になれるからだ。
時代劇はあまり好きなジャンルではないが、
これも観劇した後、テンションがアップした!(笑)
ただ、走るシーンがやたらあったのだが、それはちょっと好みではなかった。

ムサ×コジ【ご来場ありがとうございました!】

ムサ×コジ【ご来場ありがとうございました!】

X-QUEST

THEATRE1010 ミニシアター(東京都)

2011/07/21 (木) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★

なるほど。
武蔵と小次郎の物語(主人公は武蔵)。

吉川英治の『宮本武蔵』を、色んな切り口で彩った芝居!

熱心な女性ファンが多くって、舞台も客席もアツアツ!!

大熱演の役者さんの汗を顔に浴びながら、芝居を観ておりました。。。

ネタバレBOX

冒頭の「巌流島」のシーンには、爆笑!

2人構えて「いざ!決戦!」というときに登場するのが、「セカンド武蔵」に「セカンド小次郎」。
こやつらが、2人の剣士に、ささやきまくる!
役に立つと思っているんだろうが・・・邪魔なんだ、これが!笑

しかも、「セカンド」でとどまらず、「サード」「フォース」まで登場。
「フォース」が出てきた時は、手叩き爆笑しちまったわ!笑

で、巌流島の決闘!と思ったら・・・武蔵が「たけぞう」と呼ばれた青年期にタイムスリップ。例の沢庵和尚に、木に吊るされるシーンとなる。

そこから、「吉川武蔵」の色んなシーンを、おもしろく見せてくれる。

時には、オクラホマミキサーでフォークダンス。
時には、ド派手なチャンバラ。
時には、切れ味のあるダンス。
時には、音響席(?)からの影の声に操られたりもする(笑)

盛りだくさん&サービス精神あふれる舞台だった。

大半を占める女性客(常連客多そう)は、キャッキャキャッキャの大歓声。
ま、ボクも、終演後の写真撮影は、参加しましたけども(笑)

ただ、ノリきれなかったなあ。。。

まずは、衣装。
とても工夫されていて華やかだったけど・・・もうワンパンチ欲しかった。
ニッカボッカ臭を消しきれてなかったかなぁ。
男前の現場作業員を思い起こしちまった(それが狙いなのかもしれないが)。

あとは、殺陣&ダンス。
一定のレベルはあるんだろうけど・・・武蔵役の塩崎こうせいさんが、あまりにもレベルが高過ぎて、他の男性キャストの動きが、ヌルくみえちゃった。。。

もちろん、殺陣やダンスってのは、それぞれ好みがあって・・・ボクは、ヒップホップのようなキレ味ある動きのダンス&松方弘樹とか田村正和のように、笑っちゃうくらいに「ためる」殺陣が好きなので・・・そんなボクには、塩崎さんの存在が飛び抜けちゃった、ということなんだと思う。

でも、そんなことはさておいても、次回作品が楽しみな劇団。

やっぱり、サービス精神ってのは、客に伝わるものだと思ったなあ。
ベッジ・パードン

ベッジ・パードン

シス・カンパニー

世田谷パブリックシアター(東京都)

2011/06/06 (月) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

せつないラブストーリー
ですが、とても楽しかったです。とても楽しかったけれど、せつないラブストーリーでしたと言ったほうがいいのかな。
キャストのみなさま、匠すぎます。難しいことを、さらっと自然に演じていらしてました。
 
私は、冒頭で夏目金之助の下宿先の外観を見せた美術に赤い枯れ葉が散ってきたときに季節がわかったところで、すでに心掴まれました。イギリスのドラマで使われていそうな音楽も楽しかった。

ミス・ユウ ~不在~

ミス・ユウ ~不在~

劇団アルターエゴ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/07/21 (木) ~ 2011/07/26 (火)公演終了

満足度★★★

心温まるファンタジーコメディ
というキャッチだったけれど、コメディ的な要素はあまりない。どちらかというと心の再生のような内容。しかしながら今回はあまりインパクトがなかった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

それぞれの愛する人を失って心に闇を抱えた三人の女。しかしこの三人のうち、二人の女には彼女を愛し支えてくれる男が居た。そんな彼らが住む集合住宅に、ひょっこり現れた一人の旅人は彼らを癒す存在として扱われながら、三人の女たちは旅人に惹かれるようになってしまう。

一方で二人の男は今まで支え愛してきた女たちから振られる形になってしまう。そうなると今までのうわべだけでも平穏な日常を送ってきた秩序やバランスが崩れ、人間関係が崩壊してしまうのだった。

これを危惧した旅人はこの場所から出ていくことを決心する。そんな折、三人の女たちは、「いつまでも自分を甘やかして嘘の世界に逃げ込んでいた。まわりの優しさに甘えて利用していた。大人になれなかった自分から脱皮して本当の自分を取り戻したい。」と気づくのであった。

これらの物語に天使になりきれない不思議な白い猫を絡ませ、ファンタジーっぽく構成させていたが、全体的な構図は心の闇をどうやって解放していくかに焦点される物語だと思う。結果的に旅人は出ていって(逃げて)しまうのだから、案外、短絡的なのだ。

旅人が人間を癒す存在にも関わらず、女たちはその旅人に精神的に寄りかかり甘え、挙句に特別な好意をもってしまうところは旅人の善意の行為を利用した女たちの愚かさなのだが、こういった構図は精神科医と患者の構図に似ており、むしろ女たちの愚鈍さを強調したような作品だった。

舞台とはあくまでも虚構の世界のことなのだが、現実の人間は生きてる限り、どこかしら傷つき闇を持ちながらも、そこに触れないように、うわべだけは平穏に暮らしているのだと思う。それでも女が狂うほどに傷つくという光景にはちょっとした違和感を感じた。どちらかというと精神的に病むのは男性のほうが多い。女性は儚そうにみえても逞しいのだ。女だから言えることだが・・笑
Gottanism

Gottanism

たろプロ

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2011/07/26 (火) ~ 2011/07/26 (火)公演終了

満足度★★

【幻灯‐chat:「meteor」】少々不満が残る内容
5日前観た「□.」と同じ会場。
この日の内容は、第1部と第2部に分かれており、
第1部は「中・短編オムニバス」ということで30分程度の演目が3本、
第2部はさらに前半・後半に分かれ、
10分程度の演目がそれぞれ4本、計8本という盛り沢山の構成。
公演時間も19時から22時までの3時間という長丁場で、
その代わり途中での「出入り自由」とのこと。

ということで、各演目ごとに1投稿とすれば、私の投稿数をうんと稼げるのだが、
特に第2部についてそれをやることは顰蹙を買いそうなので、
第1部は演目ごと、第2部は前半4本をまとめて1投稿とするつもり。
とりあえず、第1部1本目だけ投稿します。
(後述するが第2部前半までで退散した。)


第1部1本目は、SFチックな物語。
夜空が落ちてきて暗くなり、それがブラックホールとも関係していて、
ここに、タイムカプセル(これも時間性を感じさせる小道具)や
パンドラの箱(ブラックホールの逆のイメージ?)も登場する。
ただ、昔埋めたタイムカプセルを探しに来た人達と、
「暗さ」を測定している人達との台詞がほとんど噛み合わない。
もちろん、台本自体がそのように書かれているのであるが、
「前衛作品」として解釈しても、何かイメージが湧くわけでもない。

それに警報音に対して異様にバタバタするのも気になるし、
たまに詩的な台詞が出てきても、それが聴く者の心に響いてくるわけでもない。
そんなわけで、少々不満が残る内容だった。

【公演終了!次回公演は12月!!ザムザ阿佐谷!!】鋼鉄の処女

【公演終了!次回公演は12月!!ザムザ阿佐谷!!】鋼鉄の処女

劇団鋼鉄村松

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/07/22 (金) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★

評価が大きく分かれていたのですが・・・
この芝居、ユーザーの間でも評価が大きく分かれていたので、
自分が観てみてどう感じるか、というのが楽しみであった。
で、観終わった後の正直な感想としては、私はイマイチ派……。
もうすでに、多くの方がおっしゃっていることながら、
今回の台本の素材として、青ひげと、ジャンヌ・ダルクの物語がある。
ただ、比重は後者の方が大きいと思う。

そして前半部は、ジャンヌの物語を徹底的に卑俗的に
パロディ化したナンセンスなもので、
もし、ジャンヌの熱烈なファンだったら、怒ってしまうのではないか、
と思われるほど。
まあ前半のすべてを「学芸会」とは私は思わないし、
面白く感じた部分もあったが、例えば、「戦闘シーン」など、
幼稚かなあ、とも思ったし、しかもそれが何回か繰り返されるんですよね。
ここはもうちょっと考えた方が良いかも。
しかしながら、後半になるにつれて、雰囲気は変わり、
「ジャンヌ伝説は嘘で塗り固めたもの」でありながらも、
そこに各人物の悲哀や切なる思いが見られるようになる。

すでに指摘されていることながら、私も気になったのは、
この前半部と後半部のつながりである。
もちろん、前半は笑いを取りながらも後半はシリアスになっていく、
という作りは良く見られるもので、それを狙うこと自体が悪いわけではない。

ただ、今回の話では、ジャンヌは聖女ではもちろんなく、
それどころか、前半でははすっぱなウソツキ女として描かれてしまっている。
それ自体を私は悪いとは言わないが、ただ、そうなると、
後半の展開に正直、違和感を抱いてしまったのである。

パロディ的にやるのなら、むしろ徹底的にナンセンス路線で
押し進めた方が良い気がするし、多少路線転換するにしても、
前半のナンセンスさを前提に作っていかないと、
後半のシリアスな場面が良いと思った人は、「じゃあの前半はなんだったの?」
と感じてしまうと思う。

あるいは、後半を生かすのであれば、前半をあまりに卑俗的にするのは避けて、
下品にならない範囲で笑いを取っていく方が良いように思った。

そんなわけで、公演自体は期待を持った分少々残念だったのだが、
以下は演劇自体と全く関係ない話で、終演後挨拶で、
500人動員達成ということで、ボスから受付嬢(?)に公開プロポーズが
されてしまい、その返事も○印ということで、おめでたい話がございました。
そういうわけで(?)、一応3Pにします。

リタルダンド

リタルダンド

キューブ

PARCO劇場(東京都)

2011/07/15 (金) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★

若年性アルツハイマーか
アルツハイマーを扱った作品は何度か観ているが、映画で 渡辺謙さん主演の明日の記憶が特に印象に深い。

本作も特に目新しい内容は含まれておらず、新鮮さという点にはかける。
しかしながら、最愛の人がどんどん代わって言ってしまうというのはつらいものである。
吉田鋼太郎さんが夫役でアルツハイマーに罹り、一路真輝さんがその妻という役柄である。

吉田さんはエネルギッシュな雑誌編集長役で、少しづつ記憶が失われていく役をうまくこなしていた。一方一路さんは、夫人役を静かに演じられていたが、もう少し感情のゆれを表現してほしかった。

他の出演者では、高橋由美子さんが光っていた。一路さんを食ってしまうほどの演技で、魅せてくれた。

ごんべい 江戸版/平成版

ごんべい 江戸版/平成版

ゲキバカ

吉祥寺シアター(東京都)

2011/07/14 (木) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★

江戸版・平成版
両ver.観劇。

平成版はどうにもストーリーが薄い、というか、
設定が突飛な割に、落ちるところがありきたりだった気がする。
前作を観て期待していただけにガッカリ。

殺陣もダンスもごちゃごちゃしているだけでパッとしなかった。
謎の生物がもっと影響して欲しかった。あれだけ引っ張ったのに・・・

江戸版は打って変わって、非常に良かった。
殺陣は良い時もあり、タイミングのズレが大きくて目立つときもあり。
平成版に比べると格段に格好良かった。
ダンスも迫力があり。オープニングのごんべいの決めが薄い気もしたが……

オープニングのキャスト紹介のようなところは平成版の方が見やすかったな。

物語の導入部も入りやすかったし、物語を書いているシーンがあったのが良かった。

メインキャストではないのにスイーツさんの印象が強い。
半分石黒さん、半分スイーツさん位のバランス。
凄い方だと思わされた。

江戸版はDVDが出たら買いたい。

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