最新の観てきた!クチコミ一覧

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御伽草子

御伽草子

劇団三年物語

SPACE107(東京都)

2011/09/01 (木) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

カラフル神様
 壮大なストーリー、原色キラキラのカラフルな荒ぶる神々。
やかましくも楽しい、面白くも切ない感動舞台となっております。
 とても魅力的な役者さん、キャラクター多数目移りいたします。
碁盤の目の斜めった足場で、激しい殺陣も見所。大満足。

世界の果てからこんにちは

世界の果てからこんにちは

SCOT

利賀芸術公園 野外劇場(富山県)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/20 (土)公演終了

体感
音、光、匂い、肌に触れる空気、味覚以外の全ての感覚に「演劇」が入り込んで来る。
自分の居る場所が演劇そのものなのだというコノ感覚は、此処以外では中々味わう事が出来ない。
前回の上演が5年前、次は何時上演されるか分からない。もう上演されないかもしれない。なにしろ「ニッポンはお亡くなりに」なってしまったから。
今、「観れた」ことに幸運を感じる。

「ベルナルダ・アルバの家」

「ベルナルダ・アルバの家」

ウンプテンプ・カンパニー

シアターX(東京都)

2011/09/01 (木) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

苦しくなるほど濃い芝居でした。
何て言ったらいいのか?この芝居を表す言葉が見つかりません。濃度が濃く窒息してしまいうなくらい、苦しくなってきます。小鳥のさえずりが心地よく響きます。わたしには今回のお芝居がベストワンになるでしょう。いつも芝居は長いけれど独特な綺麗な世界です。原作を読んでみたくなりました。そして考えて見ます。

空色ラジオ

空色ラジオ

春の日ボタン

「劇」小劇場(東京都)

2011/05/18 (水) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

満足度★★★★

いまさらですが
オムニバス方式で話題展開しながらばら撒いていた伏線を
終盤に向かって回収していくコメディでした。

いい意味でドタバタしているイメージがあり、
観ている方に徐々に雰囲気が移ってきますw
テーマの詩に関しては慣れないこともあり
気恥ずかしい印象でしたが、最後はいいなぁと感じていました。

肩肘張らずに気持ちよく観れました!

「ベルナルダ・アルバの家」

「ベルナルダ・アルバの家」

ウンプテンプ・カンパニー

シアターX(東京都)

2011/09/01 (木) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

不思議な感じ
いろんな女の人が
それぞれもがき苦しむ姿を
感じさせてくれました。
ピアノと打楽器による演奏がとても効果的で、
気が付くと涙しているような、
感情を上回るものがこみ上げてくる舞台でした。

「ベルナルダ・アルバの家」

「ベルナルダ・アルバの家」

ウンプテンプ・カンパニー

シアターX(東京都)

2011/09/01 (木) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

虚飾を廃した、芝居らしい芝居でした。
精密な芝居とでも言うのでしょうか。女優陣のしっかりとした演技はガルシア・ロルカの世界を分かりやすく伝えていました。演出の長谷トオル氏の言葉通り、虚飾を廃した演出は女優一人一人の演技を際立たせています。抑圧から解放しようとする娘の情念と、しきたりを守ろうとする母親、ベルナルダとの最後の一場面は、実に切なく胸を締め付ける思いがしました。演出の裏表のないの美意識が、作品全体を昇華させていきます。美術のセットの拘りと照明効果、そして生音楽の緻密さは、演劇を総合芸術と改めて認識させられました。若い女優たちが、ベテランの女優たちと拮抗した演技は立派です。

新井純さんと中川安奈さんの中庭での親子の会話は、さすがにお二人は良い芝居をしていました。
文鳥が啼き声がタイミング良く入ってきて、思わず聞き入ってしまいました。

重厚な作品だと思っていましたが、この芝居はモダンでシュールな世界が全編を覆い尽くしていたと思います。

演出の長谷氏がツイッターで呟いていた言葉に、この芝居を観てなるほどと改めて考えさせられます。



この演劇に見事にやられました。

双生児

双生児

東京パフォーマーズ倶楽部

俳優座劇場(東京都)

2011/09/01 (木) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかった!
ストーリーがとても充実していて胸がきゅーっとなりました。
主役演出の蔵さんの力強さが素敵でした。
特にはまってしまったのは、ヒロインを演じていた磯部映見さんです。
感情の変わり方の一つ一つを丁寧に演じられていて、女性の私はすごく共感しました。そして、今まで観劇した和装の舞台の女優さんの中でも、一二を争うぐらいの着物美人さんでした。舞台に美人が一人いるだけで華やかになります。着物の所作も年配のキャストさんよりもずばぬけて綺麗でした。ダンスシーンも最高に圧倒されましたよ。おすすめです!

HELLO!

HELLO!

表参道ベースメントシアター

表参道GROUND(東京都)

2011/09/02 (金) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★

見えにくい
客席は平坦どころか、後ろに行くほど下に傾斜してるような印象(なぜか後ろ2列のみ少し小上がり。苦笑)で、中央ブロックの後方だと舞台の半分くらい見えなかった・・・。芸能事務所と小劇団のコラボというだけあって、所属タレントであるお二人それぞれの力量を作・演出の上野さんがよーく把握した上で人物設定をしているのが見え隠れ。周りを固める役者陣は期待通りの好演をしていたものの、全体としては印象の薄い感じは否定できない・・・。

世捨庵奇譚

世捨庵奇譚

温泉きのこ

「劇」小劇場(東京都)

2011/08/31 (水) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

独特の空気が好印象!
千葉雅子と三枝貴志にひかれて鑑賞。ケチって自由席にしたけど、指定のほうがよかった。お尻が痛くて仕方なかった。

なんだか不思議な空気のある舞台だった。それでいてストーリーとか人物造詣はしっかりとしててなかなか面白かった。そのバランス感覚(演出)がよかったからなのかな。セットも意外と立派に創られていたし。あと、中尾ちひろの衣装がかわいかったと感じた。何気に千葉の衣装も似合っていたような。

工藤さやのキャラとしゃべりが単純に面白かった。
終わってみてチラシのリード文と裏写真が結構魅力的なことに気づいた。今後も注目したい劇団と思った。

ネタバレBOX

依子(中尾)は新婚の夫・淳(佐藤もとむ)と、依子のばあちゃんの住む山奥にある「世捨庵(セイジャアン)」へ向かう。そこには、ばあちゃんはおらず、親族(幼馴染?)だという人達が住んでいた‥。

世捨庵にいた人間はばあちゃんの遺産狙いの人間どもだったという話。警察だとか宇宙人?とか話の真相を知る女(及川)だとかが絡んできて、ストーリーにも動きがあり後半一気に加速していく。そんな終盤のバックでバンド演奏を絡めての演出がなかなかカッコよかった(うるせぇって突っ込まれていたけど)。
依子が久保山田(永松)へ「あなたはいったい誰?」と問うところとか、もう少し怖さみたいなのがあってもよかったかも。

ドタバタしているような落ち着いているような、シリアスなようなバカバカしいような舞台だった。
「ベルナルダ・アルバの家」

「ベルナルダ・アルバの家」

ウンプテンプ・カンパニー

シアターX(東京都)

2011/09/01 (木) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

これからも応援したい気持ちです。
前回に増してパーワーUPした感がありました。

久々に観る本格的な芝居でした。観ていて長さを感じさせない演技が実に見事でした。

新井純さんのベルナルダ役は、怖さと孤独感が出ていて、引き込まれます。ポンシア役の坪井美香さんとのやりとりの丁々発止はベテランの味ですね。

生演奏は効果音として上手く芝居に組み込まれていて、芝居をくっきりと浮かび上がらせて、実に贅沢な演奏ですね。

演技と音楽の緊張間が絶妙で良かった。

細かく計算されて作ったのでしょう。
本物の鳥の鳴き声も芝居に上手く嵌っていてびっくりしました。本当に良い芝居でした。

これからも是非頑張って貰いたい。

「ベルナルダ・アルバの家」

「ベルナルダ・アルバの家」

ウンプテンプ・カンパニー

シアターX(東京都)

2011/09/01 (木) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

今回もウンプテンプの芝居は良いい。
前回の血の婚礼も観ましたが、今回のベルナルダアルバの家は女優さんのアンサンブルが実に生き生きとして作られていて世界にのめり込んでしまいました。思わず目が潤む場面が突然来て、怖く哀しく切ない芝居でした。
どこを切り取っても綺麗にまとまっていたと思います。
パワフルで可愛いアデーラ役の薬師寺尚子さんが、印象に残りました。若い方達もしっかりした芝居は好感が持てます。
ベテランの方達も実に巧みな芝居は全体の話を式締めていたと思います。

血の婚礼も良かったけれど、また違った味わいのロルカを観てせ貰いました。

まるで動く絵画のようでした。

桃の花を飾る

桃の花を飾る

コトリ会議

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2011/09/02 (金) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

犬と猫の話
正直いって、ここで終われば良いのに、と言うところがあって、そこからだれて、あーあ、となったのですが、最後の場に替わってから燃えました。それまではすべて、終章の前フリ。普通の劇団なら『とっても面白い、マジおすすめ!』となるのですが、コトリ会議ですよ。これくらいでは満足しません。『わたしノほしデハ鯨がおよグ』を超えてください。皆さん方なら超えられるはず。

「ベルナルダ・アルバの家」

「ベルナルダ・アルバの家」

ウンプテンプ・カンパニー

シアターX(東京都)

2011/09/01 (木) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

重厚な芝居
その土地の因習・血筋に囚われて破滅していく家族を女優10人とミュージシャン2人によって描いた、まさに「演劇」といった正当派な作品で、多少の古臭さはありましたが、2時間半以上ある上演時間を長く感じさせない熱のある演技が魅力的でした。

父が亡くなり、厳格な母親の下で喪に服す5人姉妹の前に現れる1人の男の存在によって姉妹の間に嫉妬が渦巻き、悲惨な結末を向かえるという暗い物語ですが、同時に女達の強い生命力が感じられました。

新井純さんと坪井美香さんの演技が凄味がありながらも客観的な余裕も感じさせて素晴らしかったです。2人が会話するシーンは内容的には楽しくはないのですが、演技のバトルが楽しかったです。
ウンプテンプカンパニーの若い役者達も海外戯曲独特の言い回しを違和感なくこなしていましたが、ベテラン勢と比べると大仰さに説得力が伴っていなくて只のオーバーな演技になってしまってる場面が所々ありました。

演出は派手なことをしないオーソドックスなもので、本物の飲み物や水瓶を使っていてリアリティがありました。
気の触れた祖母の表現がアングラ的スタイルで、第1幕でポーズを決めるところや、第3幕でのモノローグ的な歌が作品全体のトーンから浮いているように感じられて残念でした。

天井から紗幕が吊り下げられ、ステージの上には大テーブルと椅子のみの舞台美術に対して劇場の元々の木製の壁の存在感が強すぎてビジュアル的な統一感が失われていたので、壁は黒い布で隠した方が良いと思いました。
ビブラフォンを中心にしたパーカッションとピアノの生演奏が主張し過ぎず、だからといって登場人物の感情にべったりな分かりやすい音楽でもない、絶妙なバランスを保っていて効果的でした。
女達の置かれた状況を象徴するような鳥かごの中の小鳥達も、良いタイミングでさえずりを聞かせる名脇役でした。

蒲田行進曲・銀ちゃんが、逝く

蒲田行進曲・銀ちゃんが、逝く

ひげプロ企画

同志社大学新町キャンパス内 新町別館小ホール(京都府)

2011/09/01 (木) ~ 2011/09/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

蒲田行進曲
なのになんで舞台を京都にしてしまったのか?といった演出への突っ込みどころは満載ですが、役者陣の魂の芝居。全公演を乗り切ろう、とかいった力の加減はありません。すべて出っ放しの厚い作品となっています。一日三公演、大丈夫だろうか。学生劇団といってなめたらやけどしますよ。若いだけを売りにしている劇団なんか、もう蜃気楼ですよ。

創作劇シリーズ「楽屋/息子」

創作劇シリーズ「楽屋/息子」

劇団演奏舞台

門仲天井ホール<アート・キッチン>(東京都)

2011/09/02 (金) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

独特な古風の表現
『息子』でのセットや小道具の揃え方、発声、貧乏臭い着物の着方など、小劇場界の長老とも言うべき元主宰が貧しい頃の日本を本当にご存知だからでしょうか、他の劇団とは何となく違います。リアリティ2.5割増しでしょうか。前半の『楽屋』は非リアルを追及したような作風だったので、なおさらそう感じました。

1960年安保を取り上げる次作は、恐らく元主宰の実体験、歴史観、思想を反映した日本の戦後史の総括のような渾身のメッセージの作品になるのでは、と予想しています。

消失マテリアル

消失マテリアル

劇団破戒オー!!!

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/08/31 (水) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★

ワカラナイ
130分。どうも感性が合わなかったみたい。ハナ役の見上寿梨の演技は○。

ネタバレBOX

登場人物の心が掬い取れなかった。
また、未来予言サイト「ハナウラ」の設定が感覚的に理解できなかった。人物の行動にどのように影響したのか。

「ベルナルダ・アルバの家」

「ベルナルダ・アルバの家」

ウンプテンプ・カンパニー

シアターX(東京都)

2011/09/01 (木) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

これぞ演劇!
本格的でありながら古臭さを感じさせず、舞台を薄絹の大幕で区切った演出の妙の美(演出に関してはとても言いきれない)。一瞬たりとも飽きさせない台詞のやりとり。生演奏の音楽。すべてがこれぞ演劇の王道と感じさせるに十分でした。

ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎

ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2011/09/01 (木) ~ 2011/09/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

素晴しいにつきる
もうびっくり! 前回のヘレンケラーの演技に魅了され、今回はそれを一気に飛び越えた舞台に(とくに演出の創造性と衣装の凝り様)素晴しかったの言葉しか重い浮かびません。

PRISON

PRISON

劇団伍季風 ~monsoon~

小劇場 楽園(東京都)

2011/09/02 (金) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

杉原さんが最高でした
ネタバレBOXにて

ネタバレBOX

ずっとしゃべらない・見せ場も無い。

それでも一番客席の爆笑を取っていたのは杉原さんでした。
「ベルナルダ・アルバの家」

「ベルナルダ・アルバの家」

ウンプテンプ・カンパニー

シアターX(東京都)

2011/09/01 (木) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

正当派の芝居!
王道をいく芝居という印象。
奇をてらった演出等はなく、芝居のうまい役者陣が魅せてくれた!
とにかく芝居を堪能できた。
音響は生演奏であったが、これがとても良かった!
役者陣では、とにかく母親役の役者さんが抜群であった。

ネタバレBOX

内容はあまり気分の良いものではない。
舞台はスペイン。
家柄を重んじる一家が結局不幸になる話。
(色恋沙汰で最後には娘が自殺してしまう。)

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