最新の観てきた!クチコミ一覧

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クレイジーハニー

クレイジーハニー

パルコ・プロデュース

ももちパレス(福岡県)

2011/09/06 (火) ~ 2011/09/07 (水)公演終了

満足度★★★

すごく楽しかった
・・・けど、それは長澤まさみがこんなひどい役をやるか。ということに
対してかもしれない。彼女は映画でしか見ていないけど、
割といい人の役をやってきた感じだったので、
こんな汚れ(?)役をやってイタイよな~という憐憫さが逆に面白くはあった。


ネタバレBOX

作家のファンたちってのがかなりひどくて、最初はこんなこと言うかな?と
思ったけど、あーそれもわかるよなと思うくらい作家もひどかった。
ファンみんな同じ印象だったので、もっといろんなタイプが混ざっていたら
良かったのでは?
リリーフランキーは良かった。安藤玉恵もそれなりに良かったんだけど、
きっともっといい感じになるんじゃないのかな~と思った。
めろす

めろす

チェリーブロッサムハイスクール

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/09/10 (土) ~ 2011/09/14 (水)公演終了

満足度★★★★

メンバーのみのチェリーブロッサムハイスクールらしくない公演
これははっきり言って好き嫌いに割れる舞台だ。
これまでの全てを疑い、「何だかよくわからないもの」の為に演劇をつくってみようという、云わば実験的公演のようなもの。「正直に言うとやってきたことに少し飽きてきちゃったんです」との言葉通り、コメディとパフォーマンスをミックスしたような舞台だった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


物語の筋は「走れメロス」だ。ここにちょっとばかり猥雑な肉付けをし、秘密クラブ・キャッスルなんて登場させたり、現代の世相を肉付けして劇団員がそれぞれ10役以上のキャラクターをこなす。この怒涛でスピーディーな展開に乗り遅れた観客は、ぽか~ん!!とお口を開けてついでに眠りこけることになる。笑

役者全員がとにかく走る。走る。疾走する。そんなだから王様との約束と親友の命の為に、めろすはそれ以上に走るわけだ。民衆の家を土足で駆け抜け、集合体を蹴散らし、森を駆け抜け、はたまた人間どもを蹴散らして疾走する。ずっと走りっぱなしのめろす(野田)は自身がよれよれになってしまっているものだから、肝心の格闘シーンでは疲れてて、はぁはぁ状態!笑

森の神・オリザは本当にオリザに似てるし、いつか見たオリザ人形にも似ちゃってるから、荒川はもしかしたらオリザの子供ではないかい?みたいな疑いも出てきちゃう。笑
結局薬局、この舞台は役者の体力を消耗させる公演なのだが、このスピードについてゆく観客も案外、疲れるとも思う。
楽しめたもの勝ちな舞台。コメディとしての口語は楽しめると思う。
メシアンピーポー MESSIAHN PEOPLE

メシアンピーポー MESSIAHN PEOPLE

ナックルボーラーズ

劇場MOMO(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

芝居&お笑いの二重奏!!
個人的には、とても良い時間を過ごせた!
芸人xタレントで挑む本格コメディということであったが、
とにかく脚本、演出がうまくできている!!
私が観劇した神保町○月等と比較しても、こちらが数段上!
2500円という価格で、芝居、コメディー(お笑い)の両方を味わえる逸品!
芝居もお笑いも好きな私としては、どちらのファンも取り込める成功例だと
思う。当劇団は今後も注目したい!!

ネタバレBOX

感想は以下のとおり。

<良かった点>
・合コンシーン!これはお笑いとして、とにかく楽しかった!!
・出演者全員に自然とスポットが当たる構成!
見事な脚本&演出だと思う!!
・出演者はほとんどが役者ではないが、エンターテイメント溢れるの芝居と
 しては、十分評価できるレベルであった。
・脚本がお笑い系にとどまらず、真面目なシーンも取り入れていることで、
芝居全体が引き締まり、また平坦な話にならず観劇者を飽きさせない。
中途半端なお笑い芝居だと、お笑いか芝居のどちらかを観た方が
良い気分になるのだが、これはちょうど良い感じであった。  
 
<残念な点>
・最後の決めセリフを噛んだこと。でも劇場爆笑!
私もすごく笑えたのでかえって良かった!?
もんぞもんぞ

もんぞもんぞ

ジャイアント・キリング

Geki地下Liberty(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

民宿
田舎の民宿のもろもろの要素がぎゅっと詰まったセットがステキ。
ダメで冴えない男達に比べ、萌え要素大のカワイく魅力的な「もんぞ」達との視覚的ギャップが面白い。心あたたまる愛すべき作品でした。個人的には、アイドルやキャバ嬢、メイドの「もんぞ」性も再認識しました。

謎の球体X

謎の球体X

水素74%

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/09/02 (金) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

気違いとか、最低とか、
言われてしまう人たちの物語。好き嫌いは分かれるかも。でも芝居のレベルはかなり高い。気に入った。○○○を使うシーンは怖かった。笑わせようとして上手くいっているところと、いまいちのところがある。でも結構笑ったよ。見て良かった。田川啓介は新しい才能だと思う。役者もみんな良い。川隅奈保子は素晴らしい。古屋隆太、菅原直樹もかなり良い。台本3冊購入。

「株式会社893(ハチキューサン)」

「株式会社893(ハチキューサン)」

アヴァンセ プロデュース

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/09/07 (水) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

ザ昭和大衆演芸
帰の道すがら「どうにも止まらない」がどうにも止まらなくなりました。これが狙いだとしたら忍さんはすごい人ですね。ですが平成の一人ロミラスと呼ばれるこの私が、この昭和大衆演芸的芝居に星5つはつけられません。
※ロミ・ラスとはかつてのシネマ通信(今のとは構成が違う)にあった映画の辛口批評コーナーに出ていた米人俳優コンビです。

ぶどう畑に落ちた流れ星

ぶどう畑に落ちた流れ星

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

Aバージョン
今回は《葛藤》をテーマでした。が、さすがメガバさん、ただの《葛藤》ではなく、『信じる事の素晴らしさ』『許す事の大切さ』と、素敵なメッセージが込められてました。メガバさんの公演は、素敵な作品を観劇できた幸せに浸れますので、お勧めです。

ネタバレBOX

やっぱり滝一也さんの作演出は素晴らしく、心に響きます。本の素晴らしさを活かしきる役者さん達の確かな力量や、感じの良い制作の方々、子役さん方のお友達であろうか?子供の観客のマナーの良さ、メガバさんの魅力だと思いました。

ワイナリーに生まれ育った姉妹のシェリー(横井結衣さん)、戦争の悲惨さや現実に立ち向かうからこその痛みや強さ、それ以上の優しさは、妹思いや敵兵への真の思いやりに現れる、素晴らしい演技でした。横井さんは見るたびに力量が上がる役者さんで、とても中学生とは思えない、実力の持ち主です。
シェリーの妹カルーア(黒坂麻結さん)の、無邪気さ純粋さも、とても良かったです。
二人の姉妹にとって、味方兵であるウォッカ(長岡善哉さん)は元々地質学者で、鉱山を見つけたことが、戦争が始まった切っ掛けである苦悩、それを平和に変えたいという夢も学者肌の軍人らしさで、良かったです。

ワイナリーの敵国の任務のために、舞い降りた兵士達も、見事でした。
トゥルー(新行地啓太さん)の、優しさからくる葛藤、その苦しみが爆発する苦悩、そして、新たに歩みだせる希望、とても秀逸でした。
クーザ(野口広之さん)、お調子者ならの純粋さ、子供相手だから、ちょっと見下すような感、良かったです。軍人でありながら、円満に戦争を終わらせる術に、すがりたい感も良かったです。
アキュラ(日比野友樹さん)、冷徹な軍人でありながらも、情の滲む感が良かったです。
ヘイロス(山上広志さん)、軍人ならではの行動、それゆえの苦しみや、割り切れない情、見事でした。

と全てにおいて大満足の作品、今後も期待です。
かもめ

かもめ

第七劇場

シアタートラム(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★

かもめ?
チラシが気になっていたのと、はじめて割1,000円だし、時間ができたので観劇。
開場時から舞台上に数名の役者さんが・・・
舞台の雰囲気はチラシで見たとおり。開演前の役者さんたちの動きが、お話に繋がるのかどうかの判断に迷う。
はじめは抽象的であまり好きじゃないかも・・・と思ったけど、途中から激しくぶちまけられる感情に引き込まれていく。
繰り返される動作は、始めに戻ってやり直したいようにも、ただそこから逃れたくてもがいているようにも見えて苦しくなる。
チェーホフのかもめを期待してみると「?」と感じるけど、これはこれで素敵なお話だったし、美しかった。

ネタバレBOX

平日昼間のシアタートラムは初めてかも。ご年配の方が多いのは時間帯のせいか古典だからなのか?
隣のご婦人(自分より前から着席)は開演前からうとうとしており、開演後もうとうとし続けている。しかも、ご婦人と自分との間に置かれたご婦人の荷物が自分の席に大幅にはみだしてきて邪魔な事この上ない。
観る気がないなら、前方中央の席に座らなければいいのに・・・。
かもめ

かもめ

第七劇場

シアタートラム(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★

芸術的に感じた70分
貴重な第七劇場の公演でありながら、チューホフ特有の恐ろしさと第七劇場特有の精神力がクロスした内容でしたね。舞台美術もなかなかの出来でびっくりしました。

もんぞもんぞ

もんぞもんぞ

ジャイアント・キリング

Geki地下Liberty(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

もんぞもんにお願いして
僕も心に抱え込んだものを一晩でスッキリさせてもらいたいです。

でも、やじかね時にスキマを作らねばならないのは、とても大変な事です。

それだけ、心の余裕というものが大事なわけなんですね!と思いました。

退魔夜行カレン

退魔夜行カレン

IDEALKINGDOM

d-倉庫(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

久々に手応えがある劇団に出会えた
ちと物足りなさを感じつつもホンは面白かったし、殺陣もなかなか迫力があり久々に手応えがある劇団に出会えた。

ただ場転寸前のシーンが間延びしてしまい、一旦スピードが途切れてしまった箇所があったのちと勿体なかった。


かもめ

かもめ

第七劇場

シアタートラム(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

正統的なかもめを知らない人には
たぶん理解不可能。ピカソの描く人物が、もともとの写真を見てからキュビズムで描かれたピカソの人物を見て、ああ、何となく似てるなと感じることが出来るように。美しい美術、深みのある色目の衣装、シンボリックなブランコなど、私はどちらかというとオブジェの中の添え物のような感じでこのお芝居を見ました。何と言うか工芸的な立派な器に盛られた刺身みたいな感じ。声の通らない役者さんが何人かいて、途中でもう聞き覚えのある台詞を拾い上げるのを投げ出した。
こういうのって、観客が既に「かもめ」をよく知っているという前提の下でのみ成り立つお芝居であって、「かもめ」初見の人にはどうなんだろう・・・・。アフタートークでリクリエイトという言葉が何度か出たが、かもめのストーリーの根幹を使ったリメイクというより、好みの枝葉をアレンジしたという感じだ。でもチェホフマニアの人にはたまらないかも??(そんなマニアいるかどうかは不明)

謎の球体X

謎の球体X

水素74%

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/09/02 (金) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

怖いけど面白かった。
どこか心が病んでいる歪んだ感情の持ち主の人たちのお話。
でも、程度はあれ誰にでもある感情で、痛々しく思った。
基本、2人で会話しているときに1人加わり会話、また一人減り会話の繰り返しだが、その時の空気感や関係性の変化が面白くよく出来ていて怖かった。
役者さんの自然な演技が印象的で引き込まれた。

面白すぎて怖すぎて帰りに台本を購入。

はじめてのにんげんがり

はじめてのにんげんがり

劇団桃唄309

テアトルBONBON(東京都)

2011/09/07 (水) ~ 2011/09/13 (火)公演終了

満足度★★★

難しかった・・
あらすじから想像していたよりも ずっと難しかったなぁ。。
難解というのではないんだけど・・・

ストーリー自体そうでもないと思うのだけど、とにかく時間軸が行ったりきたりと めまぐるしく前後します。
後半には全体がわかってきましたが、抑揚が少なく 平坦な展開が2時間続くので 個人的には もうちょっとメリハリが効いていてほしかったかなぁ・・

初見でしたが、実績もある劇団さんなので 次回も期待してみたいと思います。

カフェのイメージをモノトーンで表現していた世界観などは 好きです!!

砂ニ咲ク花

砂ニ咲ク花

ステージタイガー

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2011/09/09 (金) ~ 2011/09/12 (月)公演終了

満足度★★★★

これぞタイガー!
普通シャッフルのWキャストというのは片方は少しレベルが落ちたり、お笑いに走ったりするもの。その二面性が面白かったりする。しかし、タイガーの場合は両A面。Aキャストのレギュラーキャスティングと若手が主役に抜擢されたBキャスト。私はBキャストを観たのだが途中までこれがBキャストということを忘れるくらい見入ってしまった。それくらい、このBキャストが本気芝居で完成度が高かった。
「肉体は嘘をつかない」と言うが男女とも鍛えた身体だからこそ、ライフセーバーという設定も違和感がない。
なにより、八百屋舞台(斜面舞台)は足腰を相当鍛えていないとふらついてしまうが彼らはいとも簡単に舞台に立ち続ける。
「リング・リング・リング」から3ヵ月。つかさんのエッセンスも見事に吸収し、タイガー色に肉付けされている。
さらに、とみずみほ以外すべて劇団員というのもこの劇団の強み。劇団員だからこそのまとまりがこの劇団にはある。
話が少しくどい部分もあったが、この暑苦しさこそ、この劇団ならでは。

かもめ

かもめ

第七劇場

シアタートラム(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

観た後に感想がいっぱいの作品
チェーホフって精神世界だったっけ?音楽と空間芸術、コンテンポラリーダンスのような表現方法、コロス的なセリフ、なんとも不思議な世界を楽しんだ。
ニーナやコースチャが出てくるんだから「かもめ」なのね(笑)ぐらいの認識だとストーリーも受け入れ易いのでは。。。後からチラシをじっくり読むとブランコに象徴される不穏とか黒の衣装で象徴してる支配社会とか、狂気やアイロニーの要因が見えて面白い。劇団初見チケットやリピーターチケットなど、多くの方に安く観て貰いたいという姿勢にも拍手!

ぶどう畑に落ちた流れ星

ぶどう畑に落ちた流れ星

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

Bバージョンを観た
ラッセル共和国とイーオスという二つの小さな国の戦争を背景に兵隊のリーダー・トゥルーという軍人の葛藤を描いた作品。相変わらず滝一也の本が冴え渡る。彼の書く本はファンタジーを含みながらも人間の内面を奥深く描写するので、それに答えて深層心理を表現する役者の技量を観るのが好きだ。滝の本と役者らの絶妙なコンビネーションが優秀な作品を作り上げるのだ。そして今回、シェリー役の吉野成美の演技力に度肝を抜かれる。あまりにも自然で気負いがない。妹を守りながら淡々と孤独に耐えながら生きる少女の孤高さに酔いしれた舞台だった。ひじょうに素晴らしい。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


ある夜、四人の敵兵(イーオス軍)は隠された無線施設(パンドラスボックス)があるワイナリーに舞い降りる。そこにははまだ幼き姉と妹が住んでいたがトゥルーは少女に銃口を向けることが出来なかったやがて、彼は一つの提案をして少女の捕虜となり、この場所で過ごすこととなった姉妹と敵兵。しかし、彼らの任務は23時間後の奇襲開始時にここを破壊することだった。

この間、ラッセル共和国の兵隊ウオッカがワイナリーに訪れ完全に四人の敵兵は捕虜となるも次第に打ち解けてワインを飲み交わす仲となる。こうしてトゥルーは戦争と言う大義名分の下に置かれた自らの身の上と本来の持つ人間らしさの狭間で葛藤し揺れ動くのであった。その心圧で幻聴(アイツ)が聞こえるようになり、それは常に自問自答した囁きとして脳裏に存在するのだった。

一方で少女・シェリーは本当は素直で明るい女の子だったが、戦争と言う過酷な状況に身を置かなければいけなくなった時から人を信じなくなって今は妹を守る為だけに、銃を使いワインを熟成させて勇敢に寡黙に生きていた。

この物語は少女と兵隊達の友情の物語だが、戦争反対をセリフに忍ばせ滝の意思を主張させる。やがてトゥルーは長く深い葛藤の時を乗り超え、自らに課せられた任務を破棄する。こうして彼らはそれぞれの生きるべく道を見出したのだった。

相変わらず、役者の演技力が素晴らしい。特に吉野成美の天才的な演技力に舌を巻く。云わば戦争ものなのだが、悲壮感はなく、むしろ観終わった時に人間らしく生きるという課題を投げかけてくれる舞台だ。素晴らしい芸術作品。
コデ。

コデ。

劇団きらら

ぽんプラザホール(福岡県)

2011/09/03 (土) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

いつもの安心感
小道具のくるくるっていうのはいつも見てて楽しい。
今回は古本屋だから衣装は地味だったけど、
効果的に合唱が加わってとても良かった。
登場人物の悩みの中では店長夫人の病気が
一番つらかったな。。

偽りのない町

偽りのない町

78produce

Fzeraf! (フゼラフ)(福岡県)

2011/09/09 (金) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

カフェ独特の雰囲気が漂う
会場に入ったときから役者さんがあちこちにスタンバイ。
あ、私に笑いかけてくれたの?
時間になってすーっと物語へ入っていってどんどん引き込まれた。
想像力をかなり働かせて(^^)

ネタバレBOX

女性特有のバトルを展開、疑い、ねたみ、嫉妬、うわさ、好奇心・・・
この若さでよくここまで書けると思った。
終演後にお店でみなさんと作品についていろいろ話せて
すごく楽しかった。
はじめてのにんげんがり

はじめてのにんげんがり

劇団桃唄309

テアトルBONBON(東京都)

2011/09/07 (水) ~ 2011/09/13 (火)公演終了

満足度★★★★★

今、この時期だからこそ面白い!
最近立て続けにそれぞれ違うジャンルの4本の芝居を観ましたが、
観た後に余韻の残る一番好きな話でした。
まず劇場に入って、そこに在る舞台美術がセンス良く期待感が高まります。
最初は「どういう話?」と見入ってますが、ひとつのカフェを中心に、やってきては去ってゆく人々のそれぞれの意味に気がつくと、パズルを解いていくような面白さを感じて・・・

ネタバレBOX

そして時間軸が前後するストーリーの中で、音もなくそこに在る薄ら寒い感覚。
3.11以後、私達が感じている「得体の知れないものへの不安」を
うっすら現実として見せてくれたような舞台でした。
時空間にあいた穴?隙間?それはやがて来る現実かもしれません。

ただ、その中にも人の意志と小さな希望によって、未来があるかも・・・と
感じさせられ、ホッとします。

好みは分かれるかも、と思いますが、今、観ていろいろ感じる面白い舞台です。

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