マイルド・セブンティーンズ・スター
椿組
ザ・ポケット(東京都)
2010/12/08 (水) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★
椿組、いい演出家を選びますね-!
感心しました。おもしろい。とてもいいと思う。
月と牛の耳
渡辺源四郎商店
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)
2010/12/03 (金) ~ 2010/12/05 (日)公演終了
満足度★★★★
おもしろかった。
なべげん+東京デスロック、おもしろかった。
春琴(しゅんきん)
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2010/12/02 (木) ~ 2010/12/11 (土)公演終了
満足度★★★★★
すばらしい
昨年に続いて観ました。すばらしい芝居です。
宮部みゆき二本立て 「ばんば憑き」 「お文の影」
メジャーリーグ
兵庫県立芸術文化センター 小ホール(兵庫県)
2011/09/15 (木) ~ 2011/09/15 (木)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!
「おでこ」役が何ともかわいらしかった。観劇後、宮部みゆき作品が読みなくなって本屋に走った。
『庭みたいなもの』
山下残
AI・HALL(兵庫県)
2011/09/09 (金) ~ 2011/09/11 (日)公演終了
満足度★★★
ドキドキ
大掛かりなセットと通り抜け座席に到着。高く組まれたステージ。ダンサーが落っこちやしないかとドキドキ。勝手きままに遊んだ子供の頃を思い出した。
クレイジーハニー
パルコ・プロデュース
森ノ宮ピロティホール(大阪府)
2011/09/09 (金) ~ 2011/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★
良かった
「甘え」以降、本谷作品が柔らかくなった気がする。悲惨なことにかわりはないのだけど、ラスト心がふわっとした。
ぼくはだれ
RISU PRODUCE
シアター711(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
臨場感と緊迫感
取調室の臨場感と緊迫感がありました。
ネタバレBOX
鬼刑事と仏の刑事、そして階級は低いが自分の信念に基づいて行動してくださいと言う刑事たちと仕事を共にした若いキャリア警部補の成長物語でもあります。
鬼刑事のやり方はやはり納得できません。可視化の重要性を認識させられます。最終的には若いキャリアによって告発されたと聞いてほっとしました。
阪神好きの連続殺人犯は両親の敵討、そんなことしちゃあいけないでしょうと思いつつしんみり。いい人は若死にするで、仏の刑事が殉職したと聞いたときはさらにしんみりしました。
鬼刑事が強盗放火殺人事件の被疑者に、被害者の血痕が作業着に付いていた真相を調書に載せないで裁判で主張しろ、その方が母親に早く会えるぞという論理は今一理解できませんでした。恐らく、早く結審してシャバに出られるぞということでしょうが、それよりも起訴前に真犯人を探し出させた方が早いと思うのですが…。弁護士も、本当に早く母親に会えるようにするにはどうすればよいかを考えれば、被疑者を説得出来たと思うのですが、頭をうなだれて退出するだけの姿勢は疑問でした。
all you need is らふ
イッパイアンテナ
Factry kyoto、元立誠小学校、錦湯(京都府)
2011/08/06 (土) ~ 2011/09/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
ラフがいっぱい
とにかく笑えて、おもしろかったです。
テンポよくストーリーがすすみ、時間がすぐ過ぎました。
個性あふれるキャストのみなさんの舞台は必見です。
こぐま座には注意です。(笑)
是非、次回の舞台も観に行こうと思います。
ジャンケンポン
GENKI Produce
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/10/05 (水) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
じんわり
テーマを先に決めたことによる多少の強引さは感じましたが、次第にじわーっと面白くなっていきました。
ネタバレBOX
「ヌレギヌ」、イベントを潰そうとしたそもそもの動機が、好きな人が怪我してしまい代役を立てるのが嫌だったからって。そしてそこからほとんどの人を巻き込んで権謀術策を駆使する、どんでん返しの連続は面白かったですが少々強引かなと思いました。じゃんけん20(?)連発、20(?)連敗はお見事。
「ホットミルク」、ぶりっ子衣装可愛かったです。夫を相方に譲るかどうか、そんな自分の人生をじゃんけんで決める…、じゃんけんというテーマがあってこその話だとは思いますが、優柔不断な夫を前にしたら仕方ないかなと思わせるところが上手かったです。
河合美智子さんの泣きながら歌う演技はさすがでした。
「アマガサ」、野球が雨天中止になったときのための番組をアマガサと言うんですね、初めて知りました。じゃんけんで負けた者が制作する、有りそう。
ビッグになるには目の前の仕事を精一杯頑張ることというおしゃまな子役の台詞が可愛いかったです。歌も可愛かったですよ。
いい番組を作ろうと心を入れ替えたプロデューサーの気持ちがタレントや素人さんにも伝わり、一丸となったところが素敵でした。
『MIMICRY』 revival
anarchy film
新宿アシベ会館B1(東京都)
2011/10/07 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
不思議な世界
anarchy filmは独特な世界観を持っているように思われる。話は説明にあるとおりであるが、ストーリーを追うのではなく、芝居と一体化することが観客にも求めめられているようである。
横長のステージであり、不思議な世界にとっぷりつかった。
「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス
ゴジゲン
駅前劇場(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★
その先が観たい派
初日拝見。ラストのセリフは好きですが、私はその先が観たいです。中間管理職的な吉田亮さんがよかったです。
ネタバレBOX
鎖が切れるハプニング(?)があったけど、堂々とやりきってくださったのが素敵。
「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス
ゴジゲン
駅前劇場(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
ゴジゲンが帰ってきた!
前回はちよっとアレだったけれど、今回は、とても素敵な、あの「キモチ悪いゴジゲン」になって帰ってきたのだ。
でも、本質は、「キモチ悪い」ことではない、というところが、作品の面白さと良さであることは間違いない。
…と思うのだが、どうだろうか。
ネタバレBOX
こういう言い方は、アレかもしれないけど、前回の再演『神社の奥のモンチャン』では、イイ話へ、イイ話へとまとめようとしてたんではないかと勘ぐってしまったのだが、今回、いい感じな、社会不適応な男たちの、ドロ沼話、つまり、「気持ちの悪い」ゴジゲンになって戻ってきたのだ。
本当にジビれる。そして、酷すぎる話だ。
とは言え、「救い」の話でもあるかもしれない。
「であるかもしれない」と言うのは、そんな単純な話ではないからだ。
完全に社会不適合な人たちで、何もしないで、覗き見(ストーカー)だけをしている。
尾崎の兄弟から入るお金だけをあてにして。
それぞれの鬱屈、屈折の仕方がさまざまなところが、肝である。
唯一、大橋(源氏名:ドリアン)という共通項があるだけ。
尾崎が大橋に惹かれたのが、松山から「誘われた」というところが、とてもいい。「誘われた」という「逃げ」が自分の中で効いていて、そういう、彼らの「皮膚感覚」的なモノが、全編に散りばめられているのが、この物語の凄さでもある。
つまり、脚本でのそういう作り込みが素晴らしいということなのだ。
それをどこまで意識的に創作したかはわからないが、こう言っちゃなんだけど、ゴジゲンの公演を、好きで観に来ている人たちには、それぞれの微妙なところで、理解できるところがあるように思えるのだ。
「舞台からの電波を受信した」とか「なぜ自分のことを脚本に書いているのだ」言い張る人がいてもおかしくないぐらいだ。…と思う。
「病んでいる」という言い方は、あまりに広すぎて的を射てないと思うし、何より、「日本から独立した国」に住む彼らとの「境界」は、とても薄いものだからだ。
実際、彼らのやっていることは犯罪であるのだが、突き抜けすぎていて、どこか単なる「遊び」にも見えてくる。安住の地の、彼らの国、アパートの一室で、気の置けない仲間と、ダラダラと過ごすというのは楽しいに違いない。
しかも、毎日やることがあるのだ。ただし、ストーカー行為だけど。
「仲間」や「共感者」を得られるならば、何をしてもいい、と言うか、「目的と手段が入れ替わる」瞬間ということが、真の快楽につながっていくということが、よくわかってらっしゃる、と思うのだ。
そして、「抱きしめられる」という点が、彼らのウイークポイントであるのだが、それがあまにりも哀しい。切なすぎるシーンだ。
彼らの歪んだコミュニティは、居心地がいいのだろう。
「自分を捨てられる」からだ。捨てることが前提となっている、という「逃げ」が用意されているところがポイントである。
「人」であることすら捨てられて「犬」として暮らすことだってできるのだから。
そのコミュニティに「共感」を見出すことは可能だろう。取り立て屋の2人さえも、それぞれの自分のことに振り返り、共感を見せるのだ。
弟分の友枝が涙を見せたりするし、兄貴分の星も、実はそうだったことを、ふと漏らすシーンがいい。彼が最初にこの部屋に入ってきたときから、その萌芽は見てとれたと言っていいだろう。なぜか部屋の住民の話を「聴こう」とするのだ。そして、彼がトイレのドアを閉められないというのも、何かそういうものを感じさせる。
そのコミュニティの崩壊はあっさりとやって来る。しかし、それは悲劇ではなく、誰かが壊しに来るのを待っていたと言ってもいいのではないろうか。
自らが壊すことができない「殻=国」だからだ。
それを壊すのは、大橋しかおらず、星がその導きをする。
実家への想いで、桃の匂いをかいで吐いていた、尾崎が、それを食べられるようになるということは、コミュニティの崩壊を暗示しており、彼がそれを受け入れた瞬間でもある。
仲間とのコミュティは崩壊したが、次に待っているのは、尾崎と大橋の「世界=コミュニティ」だ。彼ら2人が、うまくその世界で生きていけるかどうかは、大いに疑問だが、なんか一応の解決らしき感じにはなっている。
そういう「きな臭い」ような「予感」を孕みつつのラストは秀逸だったと思う。
そして、登場人物全員への優しい眼差しのようなものすら、そこに感じるのだ。その「優しい眼差し」こそは、実は「自分にもしてほしい」ことなのだろう。
つまり、それは自分自身に対しての「眼差し」でもあるのだ。
もっとも、意識していたかどうかは不明だが、ゴジゲンは全員出演しているのだから、確かに「自分たち自身に向けられた眼差し」であるのだ。
そんな心の底からの叫びで、気持ち悪い話が、単なる気持ち悪い、だけで終わらないのだ。…「浄化させる」とまでは言わないけれど。
それにしても、全編気持ち悪すぎ。
祈りに使っていたハンカチとか(その由来がまたいいのだが)、ゴミ場あさりとか、髪の毛食べようとするとか。
覗きに関して言えば、ゴジゲンではもう毎回の印象すらある。自分の姿を相手に見せず、相手をじっと観察するという、そういう深層が、つい筆によって記されてしまうのかもしれない。
役者は、尾崎を演じた辻修さんの、歪んだ気味悪さを内包しているような姿が最高だった。また、取り立て屋の兄貴分・星を演じた野中隆光さんの、ヤクザ的なカッコよさな動きと口調も素晴らしいと思った。プルートを演じた東迎昂史郎さんの卑屈さもたまらない。
当パンの松居さんの「ご挨拶」を読むと、いろいろ気持ちの中であったようだ。
だけど、ゴジゲンは、このまま突っ走ってほしいと思う。
こういうゴジゲンが観たいのだから、うんと足掻いてほしいと思う。
陛下に届け
ポップンマッシュルームチキン野郎
Geki地下Liberty(東京都)
2011/10/07 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
不敬で下品でなかなかなのだが
後半のイイ感じが少々ダルい。
ここにも全編の笑いに負けない緊張感とスピード感がほしかった。
笑いへのアプローチ姿勢はとても好きだ。
ネタバレBOX
冒頭の前説から、テンション高く飛ばしていく。例のアノキャラも意味なく出てくる。
そんな、ドロ臭い感じと、意味なしな何かをぶち込んでくるという作風は面白いと思う。
今回は、さらに不敬で下品でなかなか良いのだ。
のだ、が、後半のイイ話が少々ダルい。
しっとりと見せたいのはわかるし、この2人だけ、キャラを大切にして汚してないから、そのつもりなのはよくわかるのだが、2人の最後の物語にたどり着くまでの緊張感ぐらいはほしい。
全体的に、妙なテンションで盛り上がっているのだから、それに負けないような、別のテンションと緊張感、そしてスピードで、この物語の「軸」をきちんと、そして強く打ち出してほしかったのだ。
夫婦の話として、中心にあるモノがとてもいい感じだっただけにそれが残念。
2人のやり取りが、ワンパターンすぎて、長く感じてしまう。
とは言え、この2人(竹岡常吉さんと小岩崎小恵さん)、あんな舞台の中にあって(笑)、なぜか品(のようなもの)まで感じさせてしまうところが凄いと思った。
まあ、だけどK后の悲劇の部分は取って付けたようで、ストーリー的には面白くはないのだが。ここも、K室という設定が活きてきて、さらに「なるほど」と思わせてくれたのならば、まったく言うことはなかったのだけど。
それにしても、無意味に散りばめられた笑いの数々は、唐突だからこそ、面白いということもある。黒い人とかね。
にしても、公演のサブタイトルも含め、「この物語はフィクション云々」が目につきすぎな感じ。K室に対してもの申すとか、T皇制に切り込むとか、「毒」とかがあるほわけでもないのに、もし何かに怯えているならそんな設定にしなくてもいいし、もちろんギャグ的意味合いで使っているだと思うのだけど、だったら、もっと「実在のものと一切関係ございません」を面白くしてほしいと思うのだ(「公演」とか付けてはいるけど)。
そして、中盤にあった、テレビのバラエティ的な、リアクション芸のようなくだりは、好きではない。と言うか大嫌いだ。
コメディを標榜する劇団でこれをやられると、とたんにガッカリしてしまう。
激辛とか熱湯とか、そんなどこにでもあるようなモノを借りてくるのではなく、もっと、面白い変なこと考えてくれよ、と思うからだ。「どこにでもあるようなもの」であったとしても、見せ方があるのかもしれないけれど。
それと下品な笑いも、実はそれほど好きではない。センスがあると笑えるのだけどね。そうした「片鱗」は見えたので、そこには今後期待したい。
物語の基本構造と笑わせることへのアプローチ姿勢は好きである。無理無理な感じが、逆にちょっと切ない感じもしたりして。
そういう意味において、今井孝祐さんという役者は、全身から、何かやってしまいそうなオーラを漂わせているところが好きである。そういうオーラを漂わせながら、結局は何もしないというのがベストなのだ。
源氏物語の4人もよかった。
客出しのときに(劇中ではなくて)、源氏物語による新国家が流れたりすると、さらに面白かったのではないかと思う。
陛下に届け
ポップンマッシュルームチキン野郎
Geki地下Liberty(東京都)
2011/10/07 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
涙を誘うコメディ。
ドタバタギャグをたっぷり盛り込んだり、皇室を舞台にしたり、やりたい放題やているように見せて、メインストーリーはしっかりとした哀しいラブロマンス。
主役を演じた竹岡常吉の哀愁ある演技にしびれた。
奥様お尻をどうぞ
キューブ
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)
2011/09/01 (木) ~ 2011/09/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
なんて贅沢!
ナンセンス最高!大満足。
小部屋の中の3匹の虫
サワガレ
ライト商會 三条店(京都府)
2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了
満足度★★★★
期待以上
たった三人の舞台。どういう結末を迎えるのか最後まで緊張感を持ってみることができました。
May’s frontview Vol.29「夜にだって月はあるから」
May
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2011/08/24 (水) ~ 2011/08/28 (日)公演終了
満足度★★★★
良かった♪
舞台の演出とかドキドキしました。素直に楽しめました。
ジャンケンポン
GENKI Produce
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/10/05 (水) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
いい雰囲気でした!
3本とも楽しくちょっと切なく、もちろん河合美智子さんの可愛らしさが見どころのひとつですが、どの役者さんもいい感じで、気持ちよく観ることができました。なので、ホットミルクのCD買って、ナツミさんフユミさんと握手して帰りましたぁ。
じゃんけんに関しては、あいこが良いか、とも思いましたが、勝っても負けても目指す道へ一歩前進したことになるのだな、などと真面目に考えつつ・・・。
岸家の夏【全日程終了!次回公演は2012年1月東京・2月大阪にて!】
劇団鹿殺し
ABCホール (大阪府)
2011/08/19 (金) ~ 2011/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
こんな三姉妹あり?
今回もステキでした、鹿殺し。千葉さんはかわいいいし、峯村さんもいい雰囲気。先輩役者にここまで演じさせる鹿殺しおそるべし。
髑髏城の七人
劇団☆新感線
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
2011/08/07 (日) ~ 2011/08/24 (水)公演終了
満足度★★★★
若ドクロもいいじゃないですか
前作より設定に若干変更がありややとまどいましたが若ドクロ楽しめた。面白かった。高田聖子さんがまさかの役で活躍。さすがだね。