最新の観てきた!クチコミ一覧

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往転―オウテン

往転―オウテン

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2011/11/06 (日) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

千秋楽
高田さんは新感線でいつも観てますが、違う演出、作品で雰囲気が全く違う演技なのがいいですね。峯村さんウケル!!

LABO×EXPO season2

LABO×EXPO season2

熱帯

森下スタジオ(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かった!
なかなか日本の古典を観る機会がないので貴重な経験だった。
しかもキャリア10年以上の俳優が試行錯誤して創り上げた作品が面白くないわけがない。
特に『売春捜査官』は圧巻。野口かおるさん熱演だった。

劇団千年王國 『狼王ロボ』

劇団千年王國 『狼王ロボ』

劇団千年王國

サンピアザ劇場(北海道)

2011/11/17 (木) ~ 2011/11/21 (月)公演終了

満足度★★★★

100年前のアメリカへタイムスリップ
お芝居だけでなく、民俗音楽とダンスも楽しめる今作。
会場中が100年前のアメリカになった80分でした。
子どもも大人も関係なく同じ心で楽しめて感動できるはずなので
ぜひ親子で見てほしい作品。
ある演出で自分にも出番がまわってきます。
それは行ってからのお楽しみ。

リライト【終了】

リライト【終了】

東京アシンメトリー舘【閉舘】

NAVAJO COYOTE(新宿)(東京都)

2011/11/11 (金) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

寓話
クローバー、スイッチに続いて3作目、これで閉館とは残念。

新宿御苑の前の静かな劇場。しかし中に入ると、熱気が伝わってくる。
童話作家の描く想出鳥という作品を、劇中劇として演じられる。不思議な世界に迷い込んだ感じだ。

3作品とも観たが、どれもみな個性的で、実験的な芝居を演ずる姿には敬意を表したい。

五反田の夜

五反田の夜

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2011/11/17 (木) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白すぎ!!
終始笑いっぱなし。
西田麻耶さん演じるおばさん、こんな人いる、そして腹立つわぁ(笑)
気軽に観れるが飽きさせない脚本、演出さすが。

ソウル市民五部作連続上演

ソウル市民五部作連続上演

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

上品で
全てにおいてクオリティの高い作品。
さすが青年団。
特に何が起こるわけではないのに引き込まれる。
とても有意義な時間を過ごした。

49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

なるほど
良い意味で裏切られた。
なるほど、そういう物語か。
よく出来た脚本にこだわりの壁画が世界観を表す。
面白かった。

太陽

太陽

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2011/11/10 (木) ~ 2011/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

考えさせられた
相変わらず抜群の面白さイキウメ。
役者も見せ方も上手い。
テーマが重くて考えさせられた。
自分は「散歩する侵略者」の方が好み。

ソウル市民五部作連続上演

ソウル市民五部作連続上演

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ソウル市民観ました
土砂振りの中、靴もズボンもびしょぬれで、劇場に着きました。

日本の統治下にあるソウルでの、市井の日本人の日常が静かに描かれていました。世の中が大きなうねりリはじめている社会で、日本人のアイデンティティがどのような変化を受け、また現地の人々との交流を通して、日本人の姿を明らかにされていました。

平田さんの脚本・演出は文句のつけようがありません。また役者さんも力のある方々ばかりで、すばらしい作品でした

LABO×EXPO season2

LABO×EXPO season2

熱帯

森下スタジオ(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

豪華
豪華3本立て、という感じ。

それぞれ趣が違って楽しめる。

屋上庭園は、時代背景含めしっとり。
楽屋は、純粋に面白い
売春捜査官は、ホンの面白さもあるが、あれだけ気合が入っていれば面白くないはずがない。

いい役者さんのいい芝居が観れて幸せでした

あと、黒川主宰のマロン色のネイルが素敵でした。

ネタバレBOX

屋上庭園は、見た目の問題ですが、
芳賀さんと松尾さんの関係が見えづらかった。
ただ、お二人の感情表現はその時代感が伝わってきた。

女優は、枕がキーでしょうか?
前回のイメージがあったせいか余計奥村さんの"かわいらしい"役柄が楽しかった。

売春捜査官は、圧巻。野口さんの何層かのキャラクターとテンション、それに合わせた松本さん・上松さんのテンション。取っ組み合いのシーンは本気に見えた。けがしないのか逆に心配になるほど。
まあ、この売春捜査官はもう1回というかもう何回も観たい、と思った。

石黒さんの役がとても他の人とコントラストがあって、全体がさらによく見えた。

ガンツさんの役は、設定が少しわかりづらかったというか、とても善人に見えたのだが、実際はどうだったのだろうか?

最後に出てきた松尾さん。実は一番笑いがこらえられなくなったのは、その場面でした・・・。
オモイオモイ

オモイオモイ

FLIPLIP

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2011/11/19 (土) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

初日一発目
初日の最初に見てきました。

タイトルの「オモイ」がちゃんとお話に落ちている。
お話の展開はとても面白い

言葉を大事にしている感が伝わってきました。

お話のリアリティ(含む、役の年齢設定)と初日ということで
こなれていなかったことで星4つ!

ネタバレBOX

お話はとてもいいと思いました。

が故に気になったこと。
暗闇のシーンが少し暗すぎで伝わりづらかった
一番大事な"問題を起こしてしまう"シーンで、あのやかましいキャラは逆に不快

繰り返しになりますが、言葉は、どのシーンについてもとても考えて選ばれているように思いました。

初日で全体的にかたくなっている気がしたのは気のせい???
仮面の剣士 LOVE之介♡

仮面の剣士 LOVE之介♡

劇団 EASTONES

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/24 (木)公演終了

満足度★★★★★

本格的!
最近小劇場系のお芝居を知って、いろいろ観はじめたのですが、この「LOVE之介♡」は、久しぶりに明治座あたりのお芝居を見た気分になりました。
おちゃめなタイトルにも関わらず、本格的なエンターテイメント時代劇でした。
富蔵役の石田武さん、お虎役の堂面一るこさん、種吉役の青木主税さんらの芝居がしっかりしているからだと思います。

そして、驚いたのが役者さん達の動きの素晴らしさ。
殺陣の場面は華麗な刀さばきにうっとりですが、それだけじゃなく、側転、バク転、連続回転、なんでもあり。小春役の吉浜愛梨さんには驚かされました。
役者さん達の動きを観るためだけに、チケット取っても良いと思います。

笑いの場面も計算されていて(でも客席にはそうとわからない)、安心して笑えました。
楽しいお芝居をありがとうございました。

ネタバレBOX

仮面の戦士が、次々に出て来る場面、爆笑でした。
富蔵さんの桃太郎侍風。肩からではのこぎりに手が届かないという、ちょっとした動きとかがツボにハマりました。

客演のお二人の殺陣も素晴らしかったですね。
白木隊長がなかなか死なないところは、歌舞伎を思い出しました。
攘夷隊はイケメン揃いでしたね。LOVE♡です(笑)
49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

ある意味幻想的
ある意味幻想的なお話。

壁の絵がとっても雰囲気を出している。
舞台上の4枚の板もいい"アクセント"になっている。

3人の主人公がそれぞれ"ばらばら"な強い個性を持っている。

國武さんの女子高生がとってもいい感じでした。

ネタバレBOX

ハッピーエンドな感じで、これはこれでいいと思いますが、
恐ろしい感じで終わらせてもメッセージは伝わるかもしれません。

3つの話が繋がっていることに気づくのが、
3話目のの初めでした。2話目では、"見えない存在"の繋がりが分からず、
なおかつ、女優の振るまいに"いらいら"を感じていたので、
全体のことまで気が回らず。

にしても、遠藤さんが、若きしのある声優さんに見えて仕方なかった。
ある馬の物語

ある馬の物語

劇団俳優座

あうるすぽっと(東京都)

2011/11/14 (月) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

すばらしかったです。
人間は「自分がこの世で何をなしえたか」ということよりも、「自分が何をどれだけ持っているか」で、幸せの度合いを計っている。
「私の」という所有格の代名詞を、より多くの名詞に対してつけることのできる人物がより幸福だと、人間は考える。(トルストイ『ホルストメール』より)

トルストイの「ホルストメール」を初めて見たので、この芝居の演劇としての出来の良さはもちろん、もともとのテーマにも深く感動させられました。
立派だった公爵の最後は、死んだ馬ほども役に立たないんだという皮肉。歳を取るなら、堂々とした老年になりたいですね。

オープニング、役者たちがマイムで円形の舞台を回りながら、人間から馬になっていく様は幻想的でした。

小山力也さんのいななきは馬にしか聞こえず、いつしか馬ホルストメールにしか見えなくなりました。
動物に(だけ)は弱いので、やっぱり泣きました。

いいお芝居でした。

ネタバレBOX

最後のシーンで、舞台のまん中がポッカリ空いて、そこから音が聞こえて来るのが、とても不気味でした。
あれは何を意味しているのでしょうか。
観た人のご意見が聞きたいです。

ソワレで早く次のところに移動しないといけなかったので、アフタートークを聞けなかったことが残念です。
あの穴についても、なにかヒントになる話があったのでしょうか。

ソウル市民五部作連続上演

ソウル市民五部作連続上演

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

『ソウル市民』
ソウル市民5部作の1作目。

家族の物語であり、歴史が主人公でもある。
逆に歴史の物語であり、家族を含む日本人の物語でもある。

台詞の重なり方が見事で、エレガントですらある。

この作品は、ずっと後世にも残っていく作品になるであろう。

ネタバレBOX

先に観た『1919』に比べると実験的な印象がある。
『1919』がとてもよくできたコメディな印象もあるので、こちらの台詞の重ね方や間が、そう感じさせるのだろう。

しかし、台詞は重なっていても、聞こえるべき台詞(単語)は、重なっていても観客に届くのが見事だと思う。
声の張りというだけでなく、声音のアンサンブルが見事だということなのだろう。オーケストラの演奏で、ここぞという個所ではある楽器の音がきれいに耳に届くのと似ている。
つまり、演奏者(役者)だけの力でもなく、作曲者&指揮者(戯曲&演出)と演出の設計とコントロールもうまいということだ。

そういう気持ちのいい会話の「音」は、単にストーリーを語る以上の効果を演劇に与えている。
さらに「自然な振る舞い」と感じさせる役者の演技がそれに加わる。
その融合は、「エレガント」と言ってもいいほどだ。

『ソウル市民1919』とは、構造的(組立として)な共通点があり、それを見つけるのも楽しいのだが、あらためて平田オリザさんっていう人は凄いなと思った。

この5部作は、家族ドラマであり、その「外」で流れる時間(歴史)も主人公である。
それは、学校では学ぶ時間すらなかった近代史 - 特に日本と朝鮮(韓国)など、アジアとの関係 - を知るきっかけともなる。
さらに言えば、史実(何が起こったか)を知るという一面だけでなく、「外で流れる時間(歴史)」が主人公であると同時に、「家で流れる時間」- それは、日本人の意識の歴史でもある - も主人公であるという、先程の逆の関係でもあることが重要になってくる。
すなわち、「その時代に人はどう感じていたのだろうか」ということにつながる。それが本当の歴史というものではないだろうか。

つまり、(戦争の)「被害者」「加害者」という白黒ではなく、どう考えて、どう思ってその時代を生きていたのだろうか、ということに思いを馳せることも可能だ、ということ。
過去の誰かを断罪するのではなく、その前に少し考えてみよう、ということが、家庭の物語を通じて見えてくるのではないかと思う。

そのための情報としては、この『ソウル市民』では、日本人と朝鮮人の女中がいるが、朝鮮人の女中は、民族衣装だ。そして、その30年後の『ソウル市民1939・恋愛二重奏』では、彼らは同じ制服を身にまとっている。そういう流れを感じる。
台詞の中でも、この『ソウル市民』では、日韓併合は翌年であり、日本人の家族もおっかなびっくりな様子であるが、30年後の『ソウル市民1939・恋愛二重奏』では、「文化を伝える」のような意識や八紘一宇思想が、日本人の中に根付いている様子がうかがえるのだ。それを信じ込んでいる、あるいは信じ込もうとしている、のかは、とらえ方次第ではあるが。

1909年が舞台ではあるが、会話は現代口語であり、動きも現代人風である。あえてそうしたところが、「昔」の話ではない感覚として観客に伝わるということで、それはうまい。
衣装等については、考えられているようで、特に「二百三高地」の髪型は、時代を感じさせ、また、それが板についていて、とてもよかった。

この作品は、モノの考え方、とらえ方という、ことについて、歴史という面から考えること(学ぶこと)のできる作品であり、後世にも残っていくであろう。
五反田の夜

五反田の夜

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2011/11/17 (木) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

恐れ入りました
なんとか予約がとれて楽日に拝見。

表見的には脱力系のお芝居なのですが
そのコンテンツの広がりがものすごい。

駄弁のような会話から
魔法のように溢れてくる寓意、
それも無段階変速で
ぐいぐい広がっていく。
身体のわずかワンステップ分の動きを
固唾をのんで見つめる・・・。

とても気楽に、気負うことなく・・・、
でも実は、
観る側に力ませる暇すら与えないほどの洗練に満ちた作品、

とても気軽に劇場に足を運んで、
ものすごいものを観た感触が残りました。。

ネタバレBOX

五反田団流の
どこか下世話でとほほっとした感じの始まり。
冒頭の姉弟の空気にしても
そのあとの市民団体(?)での会話にしても
極めて表層的な感覚やうすっぺらさが
鮮やかでわかりやすく、
じわりじわりと可笑しさが膨らんでいく。

でも、その可笑しさ、
観る側にはおくびにもださないのですが
作り手のしたたかな策略に満ちていて
キャラクターたちの雰囲気を強く浮かび上がらせ、
物語を解き放つ力へと変わっていくのです。

たとえばマクドナルドに関する
プチネタのようなエピソードが
しっかりと後半の物語のを支える伏線になっていたりする。
鶴の折り方ひとつにも、素敵なばかばかしさに包まれた
豊かな寓意を感じる。

それらが、後藤さんのカダフィ話で
さらに、鮮やかに色を変えていきます。
物語の展開の軽さに
観る側が受け身をとる暇もなく、
世相や組織、さらには革命の感覚にまで
世界が広がる。
なんだろ、めんどうくさいロジックの説明より
遥かに説得力のある様々なものの本質が
一口噛んだ小籠包のスープのごとく
あふれるようにやってくる感じ。
それらは、脂っこくももたれるもことなく
観る側に流れ込んできてさらに膨らんでいくのです。

加えて、この作品にはもう一皿のメインディッシュがあって。
宮部―前田のお二人による
手をつなぐ刹那の身体表現に
目を奪われる。
留まる時間、指先の動きが場内を笑いで満たす・・、
でも目を瞠るのはそこから。
体の揺らぎ、ひとつの動き、
満ちて踏み出すワンステップ・・・。
互いの想いの重なりと、
ためらいの温度の差異のようなものが
豊かに醸された密度とともに伝わってくる。
それは、滑稽でありながら
ため息が出るほど実直で豊か。
そんなに長い時間ではなかったと思うのですが、
観る側の時間感覚が鮮やかに奪いさられ、
二人の刹那の心情にどっぷりと浸される。

物語自体の収束にも
がっつりの含蓄があり
さらには、身体表現のリプライズの
チープで豊かな広がりにもしっかりとやられて・・・。

カジュアルな雰囲気のレストランで
こそっと3つ星シェフが作ったランチを食べたような驚きというか

作り手と役者、そして作品・・・、
それぞれからこの劇団の底力を凄さを改めて実感したことでした。



49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

広島から来ました
今回の東京は私にとっても意味がありすぎて怖いぐらいだわ
これからの自分の何か鍵になりそうな予感というか胸騒ぎがします▲

では感想を少し▽

ネタバレBOX

『49』この作品で一番に目を惹き付けられたのはフライヤー。darkなんだけどPOPも感じるし、でもROCKなんだよね。ここから入った私は度肝抜かれました。だって内容と演出がバッチリなんだもの。そりゃそうだ、それありきのフライヤーですものね。良くある作品と宣伝のイメージの違いで残念な気分になるものとは違って本当に全てに統一性があって、すぐに吸い込まれていった。

内容は凄くリアル、現実的なんだけど、非現実的…。誰かの身に起こりそう。でも私には関係ない、いや、、、私かもしれない。
自分の事ってなかなか見えてないもの。
見ようとしない事。
そういうの人間は持ってしまっているよなぁ。
そんなソワソワを感じました。
でも最後、凄くスッキリした。

気持ちを吸い込んでいく黒い舞台と役者。魅了されました▲

出逢えて良かった作品です。

私には凄く入ってきた作品でした○●○

後3日、しっかり楽しんでください△▲△

いい女優だよ○國武綾●

49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

おもしろい
構成がおもしろい。役者陣がよい。巧みな照明に照らされた壁画がキレイ。
作り手はとてもセンシティブな人なのでしょう。
ラストシーンの演技、台詞、空間演出が心を鷲掴み。
今回もよいものを見せていただきました。


押し付けがましさを感じないため、作り手の言いたい事が心に届く。
辛口と甘口を使いわけたリアリティのある言葉たちが心に届く。

私は何かを作っている人間ではないので、上から物を言うのは違いますが、作り手の自己満足の小劇場芝居が多い中、ムシラセの芝居はちゃんと観ている側の心を巻き込んでくれます。「考えさせられる◯◯」という言葉が簡単に使われがちですが、ムシラセの芝居は本当にそれで、こちらに考えさせる余白をくれます。すばらしい。

また、構成や台詞、美術において強い「繋がり」を感じました。
恐らくはそれぞれに二重、三重の意味があって、それに気づいた時に一層の感動が得られるようなお芝居だと思います。果たして私はそれに全部気づけたでしょうか。
もう一度くらい見てもいいかも。


ムシラセさんの成長を見守っています。

49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

49
キャラクター一人ひとりが個性的で魅力的でした。自分と重なる部分があったりして、登場人物の台詞にドキッとさせられたところも。。
ストーリーも、予想外の展開が続き最後まで楽しめました。
もう1度見たいと思える作品です。

ネタバレBOX

ムシの衣装、みなさんすごく似合っていてかわいらしかったです。
でも、ムシが自分のところに来たらちょっと怖いかも(笑)
かもめ

かもめ

第七劇場

シアタートラム(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

真っすぐな力
平らな情景から波形が起る様に力が湧いたり引っ込んだりする、それに心地よさと、居心地の悪さを感じた。
もう少しで上手く言葉にできるような気がするのですが、もう少し時間がかかるのかもしれません。

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